世界はキラキラおもちゃ箱・2

わたしはてんこ。少々自閉傾向のある詩人です。わたしの仕事は、神様が世界中に隠した、キラキラおもちゃを探すこと。

ポーラースター・システム・46

2017-08-20 04:13:02 | ポーラースター・システム

言っておくが、人は自分の話したつまらない言葉についてもすべて、裁きの日には責任を問われる。あなたは、自分の言葉によって義とされ、また、自分の言葉によって罪あるものとされる。

マタイによる福音書


  ☆


イエスの言葉である。この言葉が、実に2000年の後に現実となって現れてくると思ったものはいないであろう。まさにこの、究極の時代、人は自分の言った何気ない言葉によって裁かれている。

不用意に美人の悪口を言った言葉が、そのまま自分に返り、永遠の身分を付されることになった。もはや気付いても遅いが、イエスはそうなることを大幅に防ぐために来ていたのである。

また先の米国の大統領選挙でも、トランプに票を入れた人民に対し、逆風が吹いている。馬鹿な大統領を選んだことで、国に痛難を呼んだことの責任を問われたのだ。法則というのは実に厳しく、正確だ。

なぜ彼らはトランプに票を入れたのか。トランプに騙されたわけではない。彼の馬鹿さ加減はとっくにわかっていた。あんなものが大統領になどなればどんなことになるかわからないことは、わかっていたはずだ。それなのに票を入れたのは、実に対立候補であるヒラリー・クリントンへの嫉妬が理由なのである。

彼らはヒラリー・クリントンという女性をいいものにしたくなかったのである。彼女がかわいらしくとても魅力的な女性だったからだ。ただそれだけの低級な理由で、国を憂い国を運営していく力量をもつ政治家を落としてしまったのである。

おかげでアメリカに滅亡の風が吹いた。みなが何とかしているが、このことは後のアメリカに大きな影を落とすだろう。人民は、ただ、かわいい女性への嫉妬だけを理由に、国を誤ったのである。

ゆえに法則の復讐を受けねばならないのだ。

民主主義に奢り、権力を得て自分のエゴを実行できると錯覚した人民の失敗である。

このように、馬鹿というものは、美しい女性に激しく嫉妬する傾向がある。なぜそうなのかということは、別の項にゆずり、ここではそういう現実があるということを覚えていただこう。彼らは美しい女性が憎くてたまらないのだ。美しいがゆえにいやなことをしたくてたまらないのだ。

韓国での朴槿恵の失墜も、テリーザ・メイが指導する先の英国の選挙での与党の敗退も、実にこれを原因として起こったのである。

民主主義では、この馬鹿の嫉妬の影響を完全に絶ち切ることはできない。こういう低級な理由で国を過たないために、この馬鹿の嫉妬の暴力を頑丈に防ぐ体制が必要である。




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