カスパー・ダーヴィト・フリードリヒ、19世紀ドイツ、ロマン主義。
厳しい風景だ。人間は、決して人間を受け入れない世界があるということを、知らなければならない。愛に包まれた地球環境の中では、四季の潤いがあり、たくさんの食べ物があり、人間が住める暖かい大地がある。それらがすべて、当たり前のものだと思ってはならない。すべては、神が与えてくださったのだ。神がその愛をひけば、地球も容易にこういう環境になりうるということを、教えておこう。
豊かなものはすべて、愛が与えてくれたのだ。その愛に、いつまでも甘えているばかりではいけない。