熟年男の歳時記

趣味のバイク、料理、DIYや旅行記を中心に日々の暮らしと感じた事など気ままに綴って行きます。

京都紅葉巡りの旅(4)~南禅寺と高台寺ライトアップ

2014-11-28 21:33:21 | 国内旅行
京都滞在3日目、まずは南禅寺を訪れました。
紅葉スポットとしても有名なお寺ですが、ここの大方丈は、豊臣秀吉が建造寄進した御所の清涼殿を約400年前に移築したもので、小方丈とともに国宝に指定されています。
中に入ると枯山水庭園や狩野探幽、狩野元信筆の襖絵など貴重な作品を目にすることができます。

三門に至る参道沿いの紅葉は落葉が始まっていました。




小堀遠州の作庭といわれる方丈庭園。代表的な禅院式枯山水の借景庭園だそうで、俗に「虎の児渡し」と呼ばれ、大小の石が虎の親子を、前面の白砂は川を現しているそうです。




欄間には左甚五郎作といわれる虎の透かし彫


不識庵、窮心亭周辺の真っ赤な紅葉がひときわ目を引きます。






方丈拝観の次は、南禅寺の開山第一禅師を祀る寺院、天授庵を訪れました。


紅葉の中に苔と後ろの竹林の緑が映えます。


水面に浮かぶ散り紅葉




天授庵の次は永観堂を予定していましたが、余りの混雑でこの日は断念、哲学の道を散策することに。




午後から京都国立博物館を見学、夜間に高台寺のライトアップに出かけました。
高台寺は北政所(ねね)が豊臣秀吉を弔うために開創した寺として有名なところです。






方丈から望む開山堂と臥龍池方面のライトアップ


ここの見所は、何と言っても臥龍池に映り込むライトアップされた紅葉。訪れた時は無風状態で、映込む様はまるで鏡を眺めているのかと錯覚を覚えるような光景でした。






毎年テーマを変えて夜間ライトアップが演出されているようで、今年は方丈前庭や竹林に傘を配した光景が目を楽しませてくれました。


特に、ライトアップされた竹林は幻想的でした。




高台寺のライトアップは人気上位にランクされるだけあって、いつまでも眺めていて飽きない見事な光景でした。






コメント
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