熟年男の歳時記

趣味のバイク、料理、DIYや旅行記を中心に日々の暮らしと感じた事など気ままに綴って行きます。

勾配18%に15%、バイロイトへの道は険し

2017-06-10 01:18:21 | 海外自転車旅
今朝は殆ど風もなく気温もやや高め、天気予報も一日晴れ、暫くぶりのサイクリング日和ということでバンベルクから東に60キロの町、バイロイトを目指します。

バンベルクのキャンプ場で出発前の腹ごしらえをしていると、可愛い訪問者。
食い気が勝ったのか、警戒する様子は無し。


寒くも暑くもなく、快適に進みます。


ところが途中待ち受けていたのは、今回初めての急勾配18%、距離1.6キロ。
荷物満載では漕いで登ることは到底無理、押して上ること約25分で漸く登り切りました。
(来た方向を写しているので、表示は下り勾配)


上り詰めた先には小さな礼拝堂と、


村の教会。


これから向かうバイロイト方面を一望


上った後、暫く下ると高台に城が見えてきました。「Schloss Greifenstein」


そして18%の勾配をクリアした後は15%の勾配、1.5キロ。


約1キロ何とか漕いで上ったものの、そこまでが限界。
この後も同じような勾配が続き、バイロイトに着いてみると今日の平均時速は12キロ。
いつも14~15キロですが、流石押し歩きが影響したようです。

バイロイトはワーグナーゆかりの地としてクラシックファンには知られた町のようですが、もう一つ町を有名にしているのは、世界遺産に登録されている「辺境伯歌劇場」


来年6月まで改修工事中で見学できませんでしたが、内部はバロック様式の見事な装飾が施されているようです。


ワーグナーが1874年以降住んでいたハウス・ヴァーンフリート。
結構大きな建物に住んでいたんですね。


1753年に建てられた新宮殿


ツーリストインフォーメイション前に置かれていたワーグナーの銅像


このところ、中世の街並みばかり見てきたので、バイロイトの町が近代的に感じられます。


夏の音楽祭には、町はかなり混むようですが、今は辺境伯歌劇場も見られないとあってか、町は閑散としていました。

周辺にはキャンプ場がないので、今晩は市内のホテルに宿泊。朝食付き49ユーロ。



コメント
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