熟年男の歳時記

趣味のバイク、料理、DIYや旅行記を中心に日々の暮らしと感じた事など気ままに綴って行きます。

無理せず、ここは鉄道移動で

2017-06-08 00:56:56 | 日常の出来事・雑感
今日の目的地はヴュルツブルクから約80キロ東にある、バンベルクという町。
自転車で走れば、休憩を含めても7~8時間の距離ですが、問題は天気。
低温に加え、追い打ちを掛けるように強風で、朝の体感気温は4~5度といったところ。天気予報では、時折雨の予報と芳しくありません。

低温に強風、時折雨と来れば、ここは鉄道を利用するのが賢明ということで、ヴュルツブルク中央駅からバンベルクまで鉄道での移動となりました。
自転車で完走することを目指しているわけではないので、ここは無理せず、楽して旅を続けるに限ります。風でもひいたら、それこそ大変です。

ということで、乗車券21.5ユーロを購入して、RE(地方快速)で約1時間の旅です。


自転車は指定場所に置いて、倒れないようワイヤーロックで固定。
車両によっては、固定ベルトがありますが、この車両はやや古くてベルトは無し。


途中で調達したパン、チーズなどで朝食を済ませ、


テーブルと電源があるのでパソコンで写真の整理。


寒さも雨も気にする必要はなく、鉄道旅も悪くありません。

10時過ぎにバンベルクに到着。キャンプ場まで5~6キロなので、まずはキャンプ場へ。
湖畔に設けられた広大なキャンプ場、自然豊かな環境ですが、余りに広すぎるうえに滞在客も多く、落ち着きません。




バンベルクは、約1000年前に神聖ローマ帝国皇帝ハインリヒ2世が宮廷を置き、その後も司教都市としても栄えた町で、旧市街全体が世界遺産に登録されている綺麗な町です。




「小ヴェネツィア」と呼ばれる地区の眺め。




町を代表する観光スポットの大聖堂。1237年完成でドイツでも指折りの文化遺産の一つとか。


内陣に飾られている「バンベルクの騎士像」


ハインリヒ2世と皇后の墓石。
周囲の彫刻はリーメンシュナイダーの手によるもの。


宮殿のバラ園は丁度見頃で、バンベルクの街並みを一望できます。




バンベルクでも雷雨に見舞われ、雨の後は更に気温が低下し風も冷たく、今晩も寒そう。
明日から回復との予報ですが、果たしてどうなることか。



コメント
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