リュート奏者ナカガワの「その手はくわなの・・・」

続「スイス音楽留学記バーゼルの風」

Sibelius 5

2007年12月14日 13時00分17秒 | 音楽系
Sibelius 5 の案内まだ来ませんねぇ。12月上旬にバージョンアップの案内が来ると、どっかに書いてあったんですけど、どうも遅れているみたいです。以前はヤマハが日本の代理店だったんですが、そのときは日本語版バージョン3は出なかったんですよね。日本ではフィナーレに押されているのかもしれませんが、ヤマハはあまり熱心に商売している感じはしなかったです。

ヤマハのあと、アビッド テクノロジー株式会社というところが日本語版開発と販売になりました。さっきHPを覗いてみましたら、バージョン5のリリースは2008年1月とありました。遅れてるんですね。

バージョン4で、繰り返しの1番かっこ、2番かっこがうまくできないときがあるので、そのあたりのバグフィックスを期待してます。こういうのって、サポートに電話すると、「ああ、それはそういう仕様です」って平然というところが多いんですが、アビッド テクノロジー株式会社はどうなんでしょ。まだ電話してませんが。(笑)

ヤマハ時代にもあるウインドウがどうしても開かないので、サポートに電話したんですが、解決しませんでした。自分でいろいろやって最終的には解決したんですが、内容的にはソフトウェア側でエラーメッセージを出すなどの対処をしておくべきことでした。ささいなことだったんですが、こういうのってユーザーを惑わせ、多大な時間を消費させるものです。

とはいうものの、Sibeliusは大変使いやすくいい楽譜ソフトです。楽譜出版を手がけるレベルだともうちょっと精度が必要かもしれませんが、非常にミュージシャン側に立った作りがすばらしいです。一応リュートのタブラチュアも対応していますが、これはご愛敬レベル。新バージョンではこのあたりの改良はどうなのでしょうか。古楽関係のいろいろな装飾記号はそうとう充実させたと、宣伝コピーにはありましたが。