昨日は奈良の坂本さん宅にリハーサルに行ってきました。本当はこのリハーサルはもっと前に行っていたはずですが、台風で延期になりました。今回も台風が近づいてきていましたので、少し心配でしたが、域の途中で少し真っ黒な雨雲に突っ込んだ以外は大した雨は降りませんでした。
一昨日は六華苑でバロック・リュート、今回は通奏低音なのでアーチ・リュートと、曲も楽器も異なるので大変です。こういうふうにならないように注意はしているんですが、なんかの弾みでというか、今回は台風のせいですね。(笑)
アーチ・リュートは合成樹脂弦、しかも低音弦は金属巻き線なので、ギンギンになります。でもアンサンブルだと音がなってナンボ(だけではないんですが・・・)の世界ですので、オール・ガットという選択はなかなか難しいです。それにアーチ・リュートはシングル弦とはいえ14コースですから、ガット弦が狂いまくりというのもみなさんに迷惑をかける、というか嫌われます。
ガット弦は湿度、温度が低く安定している場所で演奏するには何も問題はないんですが、いろんな場所で演奏する必要がある現代の演奏家にとっては、運用していくのがとても大変です。温度や湿度がコントロールされているコンサートホールにおいてでも、もし外が雨だったりするとお客さんの衣服についている湿気のため一気に湿度が上がります。
今月の15日には作曲家ジェイソン・テイラーの作品展コンサートです。会場はコンサートホールなので、先日の六華苑みたいに湿度たっぷり+高温ということはないとは思いますが、会場の天井が低く、お客さんの状態の影響を受けやすいので、今回は合成樹脂弦で演奏することにしました。六華苑の場合は自分たちがメインになるコンサートなので、調弦している間をトークでつなぐということも可能でしたが、テイラーのコンサートではそういう技を使えません。ということで今日の午後は弦の取り替え作業にあてました。
一昨日は六華苑でバロック・リュート、今回は通奏低音なのでアーチ・リュートと、曲も楽器も異なるので大変です。こういうふうにならないように注意はしているんですが、なんかの弾みでというか、今回は台風のせいですね。(笑)
アーチ・リュートは合成樹脂弦、しかも低音弦は金属巻き線なので、ギンギンになります。でもアンサンブルだと音がなってナンボ(だけではないんですが・・・)の世界ですので、オール・ガットという選択はなかなか難しいです。それにアーチ・リュートはシングル弦とはいえ14コースですから、ガット弦が狂いまくりというのもみなさんに迷惑をかける、というか嫌われます。
ガット弦は湿度、温度が低く安定している場所で演奏するには何も問題はないんですが、いろんな場所で演奏する必要がある現代の演奏家にとっては、運用していくのがとても大変です。温度や湿度がコントロールされているコンサートホールにおいてでも、もし外が雨だったりするとお客さんの衣服についている湿気のため一気に湿度が上がります。
今月の15日には作曲家ジェイソン・テイラーの作品展コンサートです。会場はコンサートホールなので、先日の六華苑みたいに湿度たっぷり+高温ということはないとは思いますが、会場の天井が低く、お客さんの状態の影響を受けやすいので、今回は合成樹脂弦で演奏することにしました。六華苑の場合は自分たちがメインになるコンサートなので、調弦している間をトークでつなぐということも可能でしたが、テイラーのコンサートではそういう技を使えません。ということで今日の午後は弦の取り替え作業にあてました。