院長のへんちき論(豊橋の心療内科より)

毎日、話題が跳びます。テーマは哲学から女性アイドルまで拡散します。たまにはキツいことを言うかもしれません。

年末のイルミネーション

2006-11-20 08:34:55 | Weblog
 年末が近づくにつれて、繁華街にイルミネーションが飾られるようになった。大きなデパートのイルミネーションは、規模も大きい。

 だが、私はこれらのイルミネーションに何の感動も覚えない。学芸会の花飾りのようで、電気の無駄遣いのような気がする。

 なぜ美しくないかというと、イルミネーションは人工産物だからである。人工産物でも美しいものはある。いつぞや言ったように、SLやジェット機は美しい。それは、そういう形である機能的な必然性があるからである。イルミネーションには、それがない。

 元来、夜は暗いものである。それが自然である。そこにイルミネーションをきらきらと点けて、どこが面白いのだろうか?

 神戸にルミナリエというのがある。点灯されると大変な人出になるという。

 神戸ルミナリエは美しくない。子供だましのようなものである。そこに人出があるというのが理解できない。世の中、もっと美しいものがいくらでもある。

 私が変わっているのだろうか?それとも、ルミナリエに繰り出す人たちが変わっているのだろうか?