院長のへんちき論(豊橋の心療内科より)

毎日、話題が跳びます。テーマは哲学から女性アイドルまで拡散します。たまにはキツいことを言うかもしれません。

インフルエンザワクチンは効かない

2009-11-30 13:20:41 | Weblog
 またインフルエンザの話題で恐縮である。

 新型インフルエンザではなく、従来型のインフルエンザワクチンも効かないと私は見ている。

 なぜかと言うと、毎年、接取しなければならないワクチンなんて、聞いたことがないからである。ワクチンは種痘を初め、終生免疫を得られるものでなくてはならない。

 ある人は、毎年ウイルスの「型」が違うからと言うだろう。でも、そんなに「変異」する病原体にワクチンの意味があるのか?

 イギリスでの長年の研究では、本物のインフルエンザにかかった人は終生免疫が得られるが、ワクチンによる免疫は弱いと推測されている。5年のスパンで見ると、毎年ワクチン接種群と非接取群とではインフルエンザに罹る率は変わらないという。ならば、なぜ注射という痛いことをして、しかも異物を体内に入れる必要があろうか?

 新型インフルエンザも、効くかどうか臨床試験も少ないワクチンを大慌てで打つよりも、実際に感染して終生免疫を獲得してはどうか?