先日、路上禁煙地区を少し出た人通りの少ない場所で歩行喫煙をしたら、40歳くらいの男の通行人に「ここは路上禁煙だぞ!早く消せ!バカヤロ!」とヤクザのような口調で怒鳴られた。(男は、路上禁煙地区を出ていることに気づかなかったようだ。)
これには考えさせえられた。(路上禁煙という)マナーを守らせるために、(ののしるという)マナー知らずの仕方で責めるとは!
これは戦時中と似てはいまいか?当時、国防婦人会といったような組織があって「贅沢は敵だ!」と訴えていた。そして、街で長い袖の女性を捕まえて、その袖を西洋ハサミで切って辱しめた。時節柄、国防婦人会にも理があったのだろう。(長い袖の和服は贅沢品だったらしい。)
このたびの「路上禁煙だぞ!」と怒鳴った男は変だ。でも、この男にも一分の理があるような感じに、世界中がなっていることに危機感を覚える。(そのうち喫煙者は死刑になるのではないか?)
※私の俳句(冬)
電飾がここにも冬の北陸路