院長のへんちき論(豊橋の心療内科より)

毎日、話題が跳びます。テーマは哲学から女性アイドルまで拡散します。たまにはキツいことを言うかもしれません。

焼き鳥はタレか塩か

2017-12-13 12:10:42 | 食べ物

(ウィキペディアより引用。)
 
 屋台の焼き鳥屋があったのは私が学生時代のことだ。屋台の焼き鳥屋はいまは見かけない。

 当時はコップ酒だった。ツマはキャベツだけ。それをウースターソースに浸けて食べる。焼き鳥に浸けるのはタレだけ。塩にするかどうかは聞かれたことがなかった。それが今はタレか塩か聞かれる。

 鳥を焼いて食べるようになったのは平安時代くらいかららしい。塩で食べた。タレはまだなかった。鎌倉時代に醤油が発明されて江戸初期まで改良され、それが加工されてタレができた。だから、鳥肉をタレで食べる文化は新しいのだ。

 そこで塩にするか?と問われても困る。焼き鳥はタレに決まっているからだ。塩の文化はずっと過去のものである。

 「タレか塩か」尋ねるのはひとつの流行に過ぎないと私は思っている。

(てんぷら屋もツユか塩か尋ねるようになった。てんぷらのツユはてんぷらを冷ます意味がある。てんツユの機能は味だけではないのだ。これについては、すでに述べた。2012-11-25

 ※今日の俳句(冬)
   初雪やササラ電車の出動す
   ひとし(豊橋市)