現代の統合失調症治療の再検討 (こころの科学叢書) | |
中里均 | |
日本評論社 |
著書(論文も含む)を知り合いに贈ったことが何度かある。返事があるのは、なんと半分以下だ。
むかし、夏彦翁が「読まないうちから礼状を出せ」と言っていた意味がよく分かった。著書を出すのは一種の名誉である。そんなものを贈られても面白くない気持ちはよく分かる。だからこそ、礼状は早いほうがよいのだ。
私は著書を贈られたその日に礼状を書く。読む読まないは当方の勝手である。私は著者も気づいていない部分を好意的に指摘するようにしている。(そういう指摘は読まなければできないけれども・・。)
※今日、気にとまった短歌
一人(いちにん)の老人死ねば図書館のひとつが消ゆるが如しと聞きぬ (愛知県南知多町)杉山智栄