(台湾のマクドナルド店員。Youtube より引用。)
マクドナルドのハンバーガーはおいしいと思う。30年ほど前には小さい子供を抱えていたから、夕飯がマクドナルドということが結構あった。あまりに売れすぎて、肉にミミズが使用されているとの悪意の風評を流されたこともあった。
それでも私はマクドナルドを支持してきた。早くて便利でおいしい。今後も贔屓にしたいと思うが、今回の中国での不潔な不祥事はいけない。でも問題はチキンナゲットだけだったのだ。そこでマクドはチキンナゲットをすぐに販売停止にすべきだった。ここでケチる場合ではなかった。
経営陣はチキンナゲットには根強いファンがいるという大義名分を唱えて、ナゲットの材料を中国産からタイ産に移した。これが大失敗の経営判断だった。日本人は中国産とタイ産の違いが分からない。(マクドナルド経営陣は、多くはないのにファンがいるという口実で、チキンナゲットを売り続け、けっきょくすべての製品の信用を落とした。「小」にこだわって「大」を失ったのだ。)
アメリカ人の女性社長をかかえていては、日本での復活はないかもしれない。彼女の弁明や演説は「なにも分かってないね」という印象を与える。
マクドナルドよ再起せよ。そしてむかし、女の子がマクドの売り子になれれば、花嫁就業、礼儀作法の教育をされ、お嫁の貰い手に不自由はしないと言われたころの実力を復活してほしい!
※今日、勝手に気に入った短歌
冷房が嫌いだなぞと贅沢を言ひし父祖父酷暑に逝きぬ (豊橋市)中里ひとし
本当に毎日暑い日が続きます。先日ゴルフに行って12番ホールで気分が悪くなりギブアップしてしまいました。
ここ数日、ご自分の短歌を載せておられますが、気分の変化でもあったのでしょうか?
ここ1年以上、よその方が詠まれた短歌を載せてきました。
ご承知のように、僕は30年近く前から俳句をやっています。でも、短歌にも魅かれていたのです。
高校のとき、親友が短歌を(少女雑誌に)投稿していました。「こういう趣味もあるのかぁ」とその時から思ってました。その友人は現役で東大に入り、全部落ちて浪人していた僕に、傷つけないよう細心の注意を払った手紙を添えて、自分のガリ版刷りの歌集を贈ってくれたのでした。(その冊子はいまでも持っています。)
よく俳句と短歌は一緒くたに論じられますが、まったく別の文芸です。むろん、ぜんぜんテクニックも違います。
別に心境の変化があったわけではありませんが、俳句が汚いもの苦しいものを詠むことが禁止されているので(これを花鳥諷詠といい、高濱虚子の思想です)、「嘆きの文芸」と呼ばれる短歌にも手を染めてみた次第です。
俳句は長続きしていますが、短歌はどうなるか分かりません。面倒になったら、またよその人の短歌の鑑賞に戻ります。