(浜崎あゆみをキャラクターにしたパチスロ。Bisty のHPより引用。)
賭博は恐ろしい、ハマるとえらいことになるという意識がむかしから世間にありますが、本当でしょうか?
一時30兆円産業といわれたパチンコの衰退が激しいとの報道がありました。1,700万人いたパチンコ人口が1,000万人を割りそうだとか、パチンコ店の軒数が3割くらい減ったとかいわれています。
そのようになった裏にはフィーバー台の影響があると報道では分析していましが、納得できます。私もフィーバー台をやったことがありますが、10,000円が10分でなくなってしまう。これではお金を捨てているような感じで、おちおち遊んでいられません。
賭博性が強くなると、私のようにかえって離れてしまう人がたくさんいるのです。ですから、賭博は万人にとって恐いのではなく、賭博好きな一定の層にとってのみ恐いのでしょう。
むかしの賭博狂が「ギャンブル依存症」として病気の仲間に入れられつつあります。最近なんでも病気にしてしまう傾向がありますね。マイノリティーを全部病気にしてしまうのです。「ギャンブル依存症」はまだなんとか受け入れられないでもありませんが、性犯罪累犯者を「性依存症」として病気の部類に入れることに、みなさまには抵抗はありませんか?
※今日、気にとまった短歌
駄菓子屋の脇に街灯あることをぼたん雪降る夜に知りたり 田中愛子『傘に添ふ』