(東京名店15選のカレーライスの一つ。FindTravel のHPより引用。)
大人もですが子どもはカレーライスが大好きです。私が幼いころ母親がカレーを作ると、カレーの香りが家じゅうに充満してウキウキした覚えがあります。カレールウというのはまだなく、カレー粉と小麦粉を炒めて作りました。
地元の焼き鳥屋でカレーライスを出すので有名な店があります。焼き鳥で酒を呑んでから締めにカレーライスを食べるのです。(客の話では、CoCo壱番屋などと較べて特別においしいわけではないが、すぐに食べられるので便利だということです。)
日本海軍では乗員が日にちの感覚を忘れないようにと毎週金曜日の昼のメニューはカレーライスでした。それにちなんで、軍港横須賀の街ではカレーライス店がたくさんあって、そのカレーは「海軍カレー」と呼ばれます。「海軍カレー」を横須賀から取り寄せて、客に出している日本料理屋も地元にあります。
30年前、激辛ブームというのがあって、カレーの猛烈に辛いのを出す店ができました。(今でもあるのでしょうか?)激辛の最高ランクのをぺろりと食べてしまった友人がいました。その友人は、翌日用を足したら肛門が熱かったと言っていました。(苦笑)
私はいまでもときどき外食でカレーライスを食べますが、母親のそれとはまったく違って、家庭では作れないプロの味になっています。
数年前から、豊橋のうどん屋が申し合わせて、カレーうどんを当地の名物にして、町おこしをしようとしています。ところが凝り過ぎていて、カレーうどんの底にご飯が入っていたりしてボリュームがあり過ぎ、人気は今一つといったところでしょうか。
※今日、気にとまった短歌
地の熱を逃れ出でたる蚯蚓(みみず)らか折れ釘となり路地に乾ける (館山市)藤井昌子