うっかりインフルエンザで倒れている間に、家に薄型テレビの大きいのが
入る算段がついていたり、「戦国無双3」が購入されて姉弟全員でWiiを酷使して
そろそろWiiに陳情されそうだったり公演のチケットが手に入ったりといろんなことがありました。
手がゲームになれるにつれて、かつてあきらめてしまったソフトをむらむらと引っ張り出したく
なることがあります。CDケースに入ったソフトの数々を眺めているうちに久々に
「クラッシュ・バンディクー」(1996年・プレイステーション)を遊ぶ気になりました。
私と同世代の方はご存知かも知れませんが、逆三角形型の犬かキツネかわからない
茶色の生き物が、握り締めた両手の親指を上にして脇をしめた腕を腰にあてて踊る
CMで一時期はやった生き物です。
日本では2006年の「クラッシュ・バンディクーフェスティバル」を最後に発売されて
いませんが、海外では2008年にも新作が出ています。
タスマニアに住むバンディクーという生き物をモチーフにした主人公「クラッシュ」
を操作して進む、奥スクロールアクションゲームです。
普通、スクロールするアクションゲームと言えば、横に操作して進んでゆく「マリオ」や
縦にスクロールしてゲームが進んでゆくシューティングゲームなどが挙げられますが、
こちらは背中を向けた主人公を奥へ奥へといざなって行くアクションゲームです。
主人公クラッシュは、ジャンプと自分の身体を回転させる「スピンアタック」という
技しか持っておらず、この二つを利用して全32ステージを冒険し、とらわれの彼女を
助け出す、というシナリオのゲームです。
シリーズ2、3になると多彩なアクションが増えて、ステージのクリア方法もぐっと楽になるのですが、
本作はアクションがこれしかないので進み方に気をつけなければあっという間に
ゲームオーバーになってしまいます。
久々に遊んだ手にクラッシュのジャンプ距離はあまりに厳しく、気づくと1時間程度遊んで
30回近く失敗しまくりました。それでやっと最初のボスまでいける、といった具合です。
むずかしいですが「まったくできなくて投げだす」難しさではなくて、
たとえばジャンプのタイミングが少し遅かったり、キーを押すタイミングがわずかに
ずれたりとか、こつを飲み込むまでに練習が必要なむずかしさなので、「次こそ、
次こそ出来る!」と頑張るにはちょうどよい難しさだと思います。
でも彼より微妙なアクションで頑張るヒーローがいました。
この「クラッシュ・バンディクー」が出た三年後に発売された、派手でずうずうしい
奥スクロールアクションゲームが発売されます。タイトルは「ペプシマン」。
あいつです。奴です。銀のフルメタルボディに首のチェーン、半身を青にペプシコーラのロゴを胸に
きめたペプシマンが主人公のゲームです。これが実にくだらなくてものすごくやりたいのですが、
あいにくと手に入らないので動画を眺めて悔しがる日々が続いています。
動画を見る限りでは、ダッシュとジャンプしかアクションはなく、おそらく一時停止も出来ないでしょう。
ひたすら奥へ奥へとつっぱしるペプシマンを左右と前に動かしてゆく、ゲームとしては
わりと正統派にストイックなつくりをしています。ゴールにたどりつくとCMの「シュワー」、
ステージをクリアすると当時の社長がTシャツ+短パンでペプシ片手に名言を吐く
カオスなムービーが流れてサービス満天なのです。
ペプシマンの速度はたぶん「ソニック・ザ・ヘッジホッグ」と同じくらいスピード感溢れる速さで、
ダッシュすると制御のタイミングがつかみづらくなるほどです。
ペプシなので気は抜けてはいないでしょうが、それでも宣伝用と割り切らないで
ちゃんとゲームを作ったところが面白いと思います。
今はどこの空の下でしょうか。誰か行き先ご存知の方教えてください。手紙くらいは出したいと思ってます。
入る算段がついていたり、「戦国無双3」が購入されて姉弟全員でWiiを酷使して
そろそろWiiに陳情されそうだったり公演のチケットが手に入ったりといろんなことがありました。
手がゲームになれるにつれて、かつてあきらめてしまったソフトをむらむらと引っ張り出したく
なることがあります。CDケースに入ったソフトの数々を眺めているうちに久々に
「クラッシュ・バンディクー」(1996年・プレイステーション)を遊ぶ気になりました。
私と同世代の方はご存知かも知れませんが、逆三角形型の犬かキツネかわからない
茶色の生き物が、握り締めた両手の親指を上にして脇をしめた腕を腰にあてて踊る
CMで一時期はやった生き物です。
日本では2006年の「クラッシュ・バンディクーフェスティバル」を最後に発売されて
いませんが、海外では2008年にも新作が出ています。
タスマニアに住むバンディクーという生き物をモチーフにした主人公「クラッシュ」
を操作して進む、奥スクロールアクションゲームです。
普通、スクロールするアクションゲームと言えば、横に操作して進んでゆく「マリオ」や
縦にスクロールしてゲームが進んでゆくシューティングゲームなどが挙げられますが、
こちらは背中を向けた主人公を奥へ奥へといざなって行くアクションゲームです。
主人公クラッシュは、ジャンプと自分の身体を回転させる「スピンアタック」という
技しか持っておらず、この二つを利用して全32ステージを冒険し、とらわれの彼女を
助け出す、というシナリオのゲームです。
シリーズ2、3になると多彩なアクションが増えて、ステージのクリア方法もぐっと楽になるのですが、
本作はアクションがこれしかないので進み方に気をつけなければあっという間に
ゲームオーバーになってしまいます。
久々に遊んだ手にクラッシュのジャンプ距離はあまりに厳しく、気づくと1時間程度遊んで
30回近く失敗しまくりました。それでやっと最初のボスまでいける、といった具合です。
むずかしいですが「まったくできなくて投げだす」難しさではなくて、
たとえばジャンプのタイミングが少し遅かったり、キーを押すタイミングがわずかに
ずれたりとか、こつを飲み込むまでに練習が必要なむずかしさなので、「次こそ、
次こそ出来る!」と頑張るにはちょうどよい難しさだと思います。
でも彼より微妙なアクションで頑張るヒーローがいました。
この「クラッシュ・バンディクー」が出た三年後に発売された、派手でずうずうしい
奥スクロールアクションゲームが発売されます。タイトルは「ペプシマン」。
あいつです。奴です。銀のフルメタルボディに首のチェーン、半身を青にペプシコーラのロゴを胸に
きめたペプシマンが主人公のゲームです。これが実にくだらなくてものすごくやりたいのですが、
あいにくと手に入らないので動画を眺めて悔しがる日々が続いています。
動画を見る限りでは、ダッシュとジャンプしかアクションはなく、おそらく一時停止も出来ないでしょう。
ひたすら奥へ奥へとつっぱしるペプシマンを左右と前に動かしてゆく、ゲームとしては
わりと正統派にストイックなつくりをしています。ゴールにたどりつくとCMの「シュワー」、
ステージをクリアすると当時の社長がTシャツ+短パンでペプシ片手に名言を吐く
カオスなムービーが流れてサービス満天なのです。
ペプシマンの速度はたぶん「ソニック・ザ・ヘッジホッグ」と同じくらいスピード感溢れる速さで、
ダッシュすると制御のタイミングがつかみづらくなるほどです。
ペプシなので気は抜けてはいないでしょうが、それでも宣伝用と割り切らないで
ちゃんとゲームを作ったところが面白いと思います。
今はどこの空の下でしょうか。誰か行き先ご存知の方教えてください。手紙くらいは出したいと思ってます。