えぬ日和

日々雑記。第二、第四土曜更新を守っているつもり。コラムを書き散らしています。

わぴぃ

2008年10月31日 | 雑記
神保町は悪夢の町ですよ、と。
ちゃんと散在して消化能力のない自分に絶望中です。
そんなことを話していたら、

友人:「ショッピングが好きなんだ」

といわれました。

な:「(ちょっと考える)」
友人:「ケッコウ遊んでるんだねぇ」

考えた末の結論は

な:「ショッピングしてないよ。
   古本買うのはハンティングだから」

うん、いいことをいったかも。
でも失った体力とお金にら・ば・かーむばっ・とぅーみー。

ところで
「Cachito,Cachito, Cachito」は
「とかち、十勝、十勝」
に聞こえませんか。
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前哨戦

2008年10月29日 | 雑記
本はまものです。

第49回 神田古本まつり
2008年10月27日(月)~11月3日(月)

会場に入る前に既にケッコー本を買ってしまっていました。
水道橋駅付近の某書店がわるいんです(逆恨み
諸星大二郎の初版なんて置いてあるからわるいんです(おい
読んでない短編が四本もあってショックだったです(おいおいおい
というか、未収録の短編多すぎます。しくしく。
まだまだ修行が足りません(何の


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全部ゴヤっとお見通しだ!!

2008年10月27日 | コラム
随分前の話ですが書くことにしました。
タイトルツッコミ不可。

『宮廷画家ゴヤは見た』:ミロス・フォアマン監督 2006年

:『宮廷画家ゴヤは見た』は、ステラン・スカルスガルドという初老のスウェーデ
ン俳優演じるゴヤ(これがまたほっぺのぽっちゃり具合が肖像画のゴヤとそっくり
なのだ)と、彼が依頼された二枚の肖像画のモデルが織り成すスペイン模様だ。
とはいえ主役は『ノーカントリー』でアカデミー主演男優賞を獲り、『コレラの時
代の愛』の老成した姿で魅了するハビエル・バルデムで、すべての事件も彼を通し
てゴヤにつながってくるのだ。

 1792年の異端審問の時代と、1807年フランス革命後、スペインに侵入したフラン
ス軍の支配の時代と言う二部構成の中で、ハビエルは今回もまた”変化する男”の
微妙でいて極端な変わり方をやってくれた。オープニングでゴヤの版画集「ロス・
カプリチョス」を擁護する時の冷淡な知性はそのままに、目だけがだんだんと己の
信じるものへの狂信に切り替わる異端審問の場面からもう男が変わっている。

 ハビエル演じる神父ロレンソは、己が信じるものを絶対とみなし、他を認めない
排他的なアタマのいい人間で、それ特有の神経質な傲慢さと本質的な心根の弱さが
時代の流れに適合してゆくさまを、ハビエルは「ロレンソらしく」瞳から指先まで
きれいに動きを使い分けてあらわしていて技巧派を見せてくれる。

 ただ、たった一つハビエルの個性が抜けきらないのが、女性の肩の抱き方で、指
先からふんわりナタリー・ポートマンの細い肩をつつみこむやさしい力加減が、む
しょうにロレンソとそぐわなくて、なぜかほっとした。
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♪そして、あなたはロリィタ~♪

2008年10月24日 | 雑記
Noccoのうたです。なんの唄だったかはわすれました。
いずれにしろ相当古めなのです。
「春雪うさぎ」とかいいですよね。


 春が来て はるしおん
 うわさでは はるゆきうさぎ 
 りんとして 
 恋をして
 
 いえいえわたしは とりわけ自然に
 メイクだましいに んー火をつけた 


なんて。
秋でしょうが今は。
でもすきなのです。

タイトルの歌詞を、ずっと「あたしはロリィタ」と
歌ってると勘違いしてたのですが、
あたしはロリィタ、と、言い張るのはどっか女の子というより
女の方がらしいのかなぁ。
いずれにしろクール系よりも「かわいい」ものが似合うと
照れ交じりで「ロリィタぽい」と自覚するのはむなしいもんですね。

隣に座っていた彼女の、ロックなTシャツと花柄のスカートが
同じモノトーンで統一されているのを見て、
スカートから伸びている足をみてそう思ったのかも知れないです。
あんまりにもおんならしくて、やわらかそうで、ロリィタという
女の子の概念からまっこうからはむかうやわらかさがうりゃやましいのでした。

あ、うりゃやましいのほうが今日のツボかも知れない。
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カラオケにはなさげ

2008年10月22日 | 雑記
『ピタゴラスイッチ』のDVDをじっとりと見てしまいました。
てってれってれー。のアレです。
無機質なのにあったかい。
位置エネルギーってすばらしい。

そんな、ビー玉のこっとんこっとん落ちてゆくだけじゃなくて


「ピタゴラそうち41ばんのうた」
(作詞 佐藤雅彦・内野真澄
作曲 栗原正己
うた 日下好明 )


うたなのです。
テーマソングとかじゃなくて「装置」の「うた」なので
ひたすらビー玉の通るルートをうたってゆくうたなのです。
歌詞の一部を覚えてた分かくと、

「♪おちてくるのは くうきいれ♪」
「♪ちびカップ  こけた♪」

N○Kというか佐藤雅彦さんのセンスが全開です。
うたってるのおっさんなのに声に萌える。

そこだけリピートして見ていたら、
もう少しでバイトに遅刻しかけました。
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ぷりん

2008年10月21日 | 雑記
よんひゃくはちじゅうぐらむ。です。
持って歩くだけでフタのビニールがぷるぷると、
中からふるえるのです。
カラメルはないです。硬派です。
ちっこくて見えないかもですが、

『うれしい!プリン480』

と書いてあります。
こんなものつくって、どうするつもりなのですか
ファミリーm-トさん。

スプーンをずぼっとつっこんだら、
なんでしょう、なんだかいけないことをしてしまった
気分になりそうですね。

まだ食べてないです。これからスプーンつっこむ予定。
うへへ。
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脱走続きで。

2008年10月19日 | 雑記
基本的に更新はPCでする人間です。



(PC開かないと更新しない人間です。)

ここんとこ出続けでなかなかいじれませんでした。
しかもまた『逆回転』観に行くという。
トドメに上野茂都のライブに行くという。
しあわせなじかんをすごしておりました。

「上野茂都って誰やねん」

ぶっちゃけていうと武蔵野美術大学の、共通彫塑科の先生です。
イラストから立体まで幅広く手がけるアーティストです。

で、何のライブかといいますと、三味線のライブなのです。
むかしの浪曲とかじゃなくて、全部この人のオリジナルソング。
YOU TUBEでナマ声がきけます。
普段は高円寺で活動していらっしゃいますが、昨日は加藤千晶さんという
方とコラボして、二人で演奏なさってました。
下北沢の「LETE」というお店なのですが、
最初に来たときに「ココ違うよね」とスルーして、
おおいに道に迷い店の目の前で電話するという醜態をさらしました。

店の中はせまっこかったのですが、
ジンフィズ飲みながら三味線の音も声もよく通って
静かでいい声のライブでした。

「♪ぶっくす、ぶっくす掘り出した~♪」
「♪まっとれ~す Call me~♪」

とかそういう歌詞の乱れうちで悶絶しかけました。
この人は日本語のニュアンスがうますぎる。

ほんと、いい時間いただきました。

公式サイト:http://www.aurora.dti.ne.jp/~ojii/
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何やってるのパパ?

2008年10月15日 | コラム
『僕らのミライに逆回転』:ミシェル=ゴンドリー監督 2008年
(原題:Be Kind Rewind)

:小さいころの父の記憶は、いつも背広を着ていてメガネをかけていて、おなかはぼてっとしていて、声は怒ると高くなる。わたしはいつも、その腹につぶされるように父を見上げていた。どうしてジャック=ブラックを正視できなかったのかとじっと考えていたら、あの太っていたころの父に、理屈っぽいごりおしの説得、肉のついたあごから首の動き、何より、「むっ」と口をつぐんだ時のふてぶてしさがそっくりだったのだった。

 アメリカの田舎町の一角、日本で言う駄菓子屋みたいなビデオ屋で、うっかり全てのビデオのデータが飛んでしまったのをごまかすため、「リメイク」と称し自分達で失われた物語の構成に奮闘する二人を真顔で遊びながら描く本作は、すべてをすっとばして監督のやり口全開で作られている。監督のミシェル=ゴンドリーは、最低限の役者の動きを渡すだけで、セリフはほとんどアドリブで行わせるという、
大雑把でテキトーなやり方を撮っていた。けれど、そのテキトーさが劇中行われるリメイクの製作時の陳腐さ、手作りの泥臭さとぴったり合っているのだ。特にジャックの、トラブルメーカーのジェリーのもう理屈っぽくて自分が中心じゃないと嫌で、でも親友のマイク(モス=デフ)がいないとだめだめなさびしんぼという役割はどう贔屓目に見ても素が入っているようにしか見えなかった。

 だから、余計にこわかった。べつにどこもこわいところなんてないはずなのだけれど、父そっくりのジャックがぷよぷよしたアゴをぐっと結んで、「オレはヒーローだ」と言い張る場面はまさしく父の戯画でその前に座るわたしは、やっぱり愛想笑いを浮かべる嫌なこどもでしかないのだった。
コメント (2)
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おそすぎる

2008年10月14日 | 雑記
あ、苦手な方スルーしてください。

発売日(10/2)には家にあったんですけどね。
ちょっとごたついていて、手を付け出したのは
つい三日か四日前くらいでしょうか。

うちにはPS3さんがいないので、一年ほど前に発売された
本家さんをプレイする機会はありませんでした。
けれどその時点で本家さんを遊ぶつもりがあったかというと
正直「?」がいっぱい頭の上にあったとおもいます。
シリーズものに対するこだわりとか、
売り手の姿勢とか、
つっこみどころももやもやもいっぱいあったので、
当初は折角の「Special」にやる気がでなかった、のが心情です。

でも手をつけちゃいました。

きっかけは一番下の弟の、

「無双シリーズと思わなければこれは結構おもしろい」

といってコントローラを握ったニートっぷりでした。

「(……おまえ、テストはどうしたよ……)」

言いたいことは脇に置いといてやっと、遊んでどうなったか、とゆー
お話に入ります。

結論からゆくと、アクションゲームとして遊ぶ分には十分楽しめる。
ただし、他のゲームと比べて「とりわけ」面白いということはない、
のがわたしの感想です。
思っていたよりは、おもしろかったかな、と。
でもあんまりやりこみはしないな、と思ったので先の感想にまとめ。

個人的に気に入ったのは、アクションがより立体的になって、
はしごを上ったり、馬でショートカットルートを探したり
出来るところです。ありえない城壁の高さから馬でぴょーんと
飛び降りたりとか、屋根を伝って他の城塞に移動したりとか。
あと馬に固有名詞がついてとっかえひっかえできるとか。
ひき逃げであっさり武将を倒すとか。
ムービーで歩く馬のおしりがぷりぷりして可愛かったりとか。

……馬っていいですね!(何が
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本に漬かりましょう

2008年10月12日 | 雑記
ここしばらくは遊んでばかりでいろんなものが滞っていました。
というわけで(おい)
「月の湯古本祭り」
に行ってきましたというはなしをします。

写真は会場の『月の湯』の中。古時計のかかる、わかりやすい
お風呂屋さんでした。
とはいえもうこんな形で営業している風呂屋はかなり珍しいのですが。
この『月の湯』さんをまるごと借り切って、古本市をしよう、
というまことにステキな企画なのです。

企画者は
「わめぞ」という、「早稲田」「目白」「雑司が谷」の古本屋さん集団。
これ以外にもあちこちで古本に関するイベントを開いているので、
ちょくちょく楽しみにしようかと思います。

それはともかく。
てっきり浴槽でも使って本を並べているのかな、と思いきや、
会場の『月の湯』は思っていたよりこじんまりとしたお風呂屋さんでした。
「古本めあて」に外の人を呼ぶというよりは、街中の古本好きが
集まって、本を楽しむためのイベントでした。
なぜか布ぞうりとか売っていたり、古道具がまざってたりと
ほのぼのな空間で、

6000近く買い物をしちゃうのはどうかとおもいました。

いや、まだまだですが。(何を)
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