台風が近付いているようだ。空一面、厚い雲におおわれ、すっきりしない天気だ。
今日は、フォーレの歌曲集を聞く。
最初にフォーレの歌曲に親しんだのは、1970年代のはじめ頃に日本コロムビアからパルナス1000シリーズというのが出て、その中の1枚、「フォーレ歌曲集」というLPだった。カミーユ・モラーヌのバリトン、ピエール・メイヤール=ヴェルジュのピアノで、RE-1519-MUという、MUSIDISC原盤のレコードだった。A面の最初に収録された「夢のあとに」で思わず引き込まれ、「漁夫の歌」「この世で」「ネル」「秋」「ある日の詩」「ゆりかご」「秘密」「イスパハンのばら」、B面は「夜明け」「贈り物」「涙」「墓場にて」「ばら」「消え去らぬ香り」「アルページョ」「牢獄」「夕暮」「いちばんなつかしい道」「九月の森にて」の20曲が収録されている。
その後、FM放送でフォーレの歌曲集をカセットテープにエアチェックした。今も残っているのは、「優しき歌」Op.61ほかをジャック・エルヴィヨン(Bar)が歌い、「蝶と花」Op.1-1他をエリー・アメリンク(Sp)とボールドウィン(Pf)が演奏したもの。これも、古いテープをなかなか捨てられずCDを探しているように、たいへんにすてきな演奏だ。
そして一番新しいのが、ジェラール・スゼーのバリトン、ダルトン・ボールドウィンのピアノで、「月の光」ほかを歌ったEMIのCD、TOCE-13099。1970年、73年、74年の録音を集めたもの。「トスカーナのセレナード」で始まり、「夜曲」「舟歌」「憂鬱」「涙」「墓地で」「シャイロックの唄」「沈黙の贈物」「ネル」「秋」「捨てられた花」「ばら」「夕暮」「夢のあとで」「月の光」「ゆりかご」「リディア」「シルヴィ」「旅人」、そして「幻影」Op.113と「幻想の水平線」Op.118とが収録されている。
静かな夜に、フォーレの歌曲集を聞きながら、過ぎ去った日々を懐かしむのもいいものだ。
今日は、フォーレの歌曲集を聞く。
最初にフォーレの歌曲に親しんだのは、1970年代のはじめ頃に日本コロムビアからパルナス1000シリーズというのが出て、その中の1枚、「フォーレ歌曲集」というLPだった。カミーユ・モラーヌのバリトン、ピエール・メイヤール=ヴェルジュのピアノで、RE-1519-MUという、MUSIDISC原盤のレコードだった。A面の最初に収録された「夢のあとに」で思わず引き込まれ、「漁夫の歌」「この世で」「ネル」「秋」「ある日の詩」「ゆりかご」「秘密」「イスパハンのばら」、B面は「夜明け」「贈り物」「涙」「墓場にて」「ばら」「消え去らぬ香り」「アルページョ」「牢獄」「夕暮」「いちばんなつかしい道」「九月の森にて」の20曲が収録されている。
その後、FM放送でフォーレの歌曲集をカセットテープにエアチェックした。今も残っているのは、「優しき歌」Op.61ほかをジャック・エルヴィヨン(Bar)が歌い、「蝶と花」Op.1-1他をエリー・アメリンク(Sp)とボールドウィン(Pf)が演奏したもの。これも、古いテープをなかなか捨てられずCDを探しているように、たいへんにすてきな演奏だ。
そして一番新しいのが、ジェラール・スゼーのバリトン、ダルトン・ボールドウィンのピアノで、「月の光」ほかを歌ったEMIのCD、TOCE-13099。1970年、73年、74年の録音を集めたもの。「トスカーナのセレナード」で始まり、「夜曲」「舟歌」「憂鬱」「涙」「墓地で」「シャイロックの唄」「沈黙の贈物」「ネル」「秋」「捨てられた花」「ばら」「夕暮」「夢のあとで」「月の光」「ゆりかご」「リディア」「シルヴィ」「旅人」、そして「幻影」Op.113と「幻想の水平線」Op.118とが収録されている。
静かな夜に、フォーレの歌曲集を聞きながら、過ぎ去った日々を懐かしむのもいいものだ。