電網郊外散歩道

本と音楽を片手に、電網郊外を散歩する風情で身辺の出来事を記録。退職後は果樹園農業と野菜作りにも取り組んでいます。

ようやく金曜日

2005年08月26日 20時27分54秒 | Weblog
千葉県付近に上陸した台風もようやく太平洋に去った糢様。当初、紀伊半島に上陸の見通しだったが、夏台風の通例で、予想以上に東に進路を変えたようだ。四国の早明浦ダムなどの水がめは、多少なりとも貯水できたのだろうか。
さて、ようやく金曜日。通勤の音楽は、「19世紀ギター・デビュー!」と題した福田進一(Guit.)のCDを聞いている。1994年11月、埼玉県秩父ミューズパーク、音楽堂におけるデジタル録音で、DENON COCO-70452だ。ソルの「魔笛の主題による変奏曲」などは親しみがあるものの、ナポレオン・コストやディオニシオ・アグアドなどの作曲家は、ギター音楽等に造詣の深い方しかわからないのかもしれない。第8曲、アグアドの「華麗なロンド」の出だしなどは、まるで古賀政男のイメージだ。しかし、繰り返しリピート再生を聞いているうちに、しだいに曲の良さがわかって来る。
福田進一氏のギターは、大向うをうならせるような大げさな身振りは極力抑えられているが、きれいな音色ときれのよいリズムで、ギター音楽の魅力を伝えてくれる。
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