いつかはあの頂に

還暦過ぎて少し焦っている老クライマーです。いつかは昔のようにアルパインクライミングへの復帰ができたらいいねえ。

木里ー濾沽湖の旅(1/26)

2012-02-05 | 旅行 四川
1月26日

西昌発9時の濾沽湖鎮行に乗るも、一本前の8時40分発が出発が遅れていたため、間違えてそれに乗り込んでしまった。

出発間際の車掌の検札で「あんた間違ってるぞ、これは40分発だ」と怒られてあわてて降りる。

どうせ空いてんじゃねえか、と思うもしかたなく正規の9時発に再度乗り込みました。(だいたいアナウンスも改札がないからいかんのだよ。)


バスは塩源を経由して濾沽湖鎮に行くので、塩源の町を通過するのはすでに3回目となってしまう。

これも仕方ないことだが、木里からあのまま歩いていれば、本日はまだ濾沽湖鎮にたぶん到着していないだろう。


昼過ぎに塩源を通過するが、その先の道がひどかった。

しばらくラフロードをバスは走りますが、まったく舌を噛みそうな揺れ方です。

まあ春節が終わればまた道路工事も再開されるのでしょうけど。


濾沽湖は木里と違って観光地ですから、木里行の道とは違い一般の車両も結構走って行きます。

そして狭い山道で無理な追い越しをするから事故るんですよ。

案の定途中でSUVとセダンが派手な衝突をして、1時間半ほど停滞となりました。

停滞風景です。

中国の田舎道は必ずって言っていいほどいつも事故渋滞に見舞われます。もう慣れましたけど。


牧歌的な風景が続きます。

濾沽湖鎮に入る手前にゲートがあります。


濾沽湖鎮には環境保全のための入場料がすべての人に掛かります。

バスの乗客もいったんゲート前で降車してチケットを買います。80RMBです。

これは四川側だけでなく雲南からこの濾沽湖に来ても入場料はかかります。(山越えでもない限り)


濾沽湖鎮に到着したのは5時半でした。

ターミナルもなにもなく広場の横にバスは到着しました。


とりあえずは今日も宿探しですが、広場横にコテージのような雰囲気の良い旅館があったのでそこにします。


おばさんに「一人一晩単間ありますか?」と聞くと3階の狭い通路の一番奥の部屋に案内されました。

部屋にはベッドだけの鍵も掛けれない完全単間でした。(日本のパスポート見せてるのに、やはり金なさそうに見えるんだろうか?)

一晩80元だから文句言いません。


明日は洛水でもう少しいいとこ泊まろう。



濾沽湖そのものは四川と雲南の省境にありますが、濾沽湖鎮は四川省に位置します。

濾沽湖鎮からほぼ対岸にあたる雲南省の洛水のほうが観光化されており、街も湖のすぐそばにあるためボートの発着所もあります。

明日は洛水へ移動です。麗江行きのバスターミナルがあるのも洛水ですから。

今日も荷を軽くするためバックパックに残った最後の食料を夕食にします。外に小さなレストランが数軒ありましたが、おいしそうなお店が一軒もなかったですから。
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