7月20日は海の日。このあたりまできますと、夏本番というモード
に入る。今年は、46年ぶりの皆既日食もあり、あつい夏。
夏の山の日は、北海道大雪山系、美瑛岳、トムラウシ山(2141メ
ートル)で10人が遭難死亡する事故。遺族の方の「本人は好きな山で
亡くなって本望」という言葉。そう言うしか言葉もでない。
しかし、それでも、社会は、人命救助のために多くの救助隊をまた危
険な山岳に向かわせる。
「好きな山」だからこそ、事前の研究と準備にも万全の想いで取り組
んで、最善の体制で誰に気兼ねなく楽しんでほしいものです。
冒険家で登山家の植村直己さん。世界各国のテクニカルな支援を受
けながら、長期的な計画、展望、訓練のもとに、段階を踏んで、次々と
未踏の山、地への挑戦を続け、数々の成功をおさめながら、北米最高
峰のマッキンリー(6194メートル)の山深く、今も眠っています。
これほど専門的な研究、準備、支援を受けながらの、一瞬の山(冬季
マッキンリー)の変化に万全に対応することのむづかしさを示す。
マッキンリーの植村直己さんは、その過酷な挑戦のゆえでもあるので
しょう。しかし、救助隊に危険を体験させることもなく、誰の手をわずらわ
させることもなく、今も山のどこかで眠っている。
『好きな山で亡くなって本望』という言葉は、こういう「行動」をした人
のためにこそある「言葉」。
これから山を楽しむ人々。植村直己さんの残した山ヘ挑戦する「カタ
チ」を肝に銘じて、心の「カテ」として、登山を楽しんでほしいものだ。
に入る。今年は、46年ぶりの皆既日食もあり、あつい夏。
夏の山の日は、北海道大雪山系、美瑛岳、トムラウシ山(2141メ
ートル)で10人が遭難死亡する事故。遺族の方の「本人は好きな山で
亡くなって本望」という言葉。そう言うしか言葉もでない。
しかし、それでも、社会は、人命救助のために多くの救助隊をまた危
険な山岳に向かわせる。
「好きな山」だからこそ、事前の研究と準備にも万全の想いで取り組
んで、最善の体制で誰に気兼ねなく楽しんでほしいものです。
冒険家で登山家の植村直己さん。世界各国のテクニカルな支援を受
けながら、長期的な計画、展望、訓練のもとに、段階を踏んで、次々と
未踏の山、地への挑戦を続け、数々の成功をおさめながら、北米最高
峰のマッキンリー(6194メートル)の山深く、今も眠っています。
これほど専門的な研究、準備、支援を受けながらの、一瞬の山(冬季
マッキンリー)の変化に万全に対応することのむづかしさを示す。
マッキンリーの植村直己さんは、その過酷な挑戦のゆえでもあるので
しょう。しかし、救助隊に危険を体験させることもなく、誰の手をわずらわ
させることもなく、今も山のどこかで眠っている。
『好きな山で亡くなって本望』という言葉は、こういう「行動」をした人
のためにこそある「言葉」。
これから山を楽しむ人々。植村直己さんの残した山ヘ挑戦する「カタ
チ」を肝に銘じて、心の「カテ」として、登山を楽しんでほしいものだ。