いのしし くん。

政治、経済から音楽全般の評論
ultimate one in the cos-mos

「人」という究極の資源

2009-07-25 19:48:45 | 日記
 7月のイタリア(ラクイラ)での日本(正しくは首相)の存在感のなさが
印象的であった(国民の支持を失った首相は、どこもまともに相手にさ
れない)。かっては、日本も世界的な経済力で世界でも一目置かれて
いた時代もあり、しかし、何度かの経済危機でグローバル化に乗り遅
れてしまったようだ。

 もう一国単独での経済力がリードする時代でもなく、規制緩和を推進
して国際的な経済協力基調のグローバリゼーションの中で協調してい
く生きる道が、世界市場での日本のアイディンティティ(存在意義)だ。

 その「流れ」は、もう必然的な動向として捉え、そこで日本が世界に
存在感を示す大きなエレメント(要素)として「人」、人的エレメント
に注目したい。「人」という資源国家。

 世界のホテルマナー・アセスメント(評価)で、「日本人」への信頼、
人望は「高く」、その人的能力は経済力にも大きな効果を及ぼす基本
的なエレメントとなるだろう。

 日本人の資質としての「協調性」、「生産性」を持つ(人的)パーソ
ナリティも高い評価だ。
 また、ノーベル賞にみられるように、単年で複数の受賞者がでるな
ど、専門分野での学術的な能力、研究にも相当な高い評価を受けて
いる。

 この日本人の持つ高い「人」的エレメントを世界への存在(アイディ
ンティティ)を示す基本価値としてトップステージで主張しよう。
 究極は「人」。人という資源。グローバルな人的交流、発信、もっと
画期的な人的エレメントの促進により世界に信頼され、尊敬されるこ
とがすべての分野での国際的な日本の価値を確かなものにしていく。

 国際市場での無機質な経済成長とかに心を奪われて、漂うのは危
機感ばかり、人的エレメントのネイティヴなすばらしさを、忘れてはい
ないか。究極は「人」。

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