いのしし くん。

政治、経済から音楽全般の評論
ultimate one in the cos-mos

トランプ占い。 trump divination

2024-12-17 20:27:14 | 日記
 (1)米トランプ次期大統領が政府高官人事を進めているこの時期に、亡くなった安倍元首相の夫人だった昭恵さんとフロリダの自宅で個人的な夕食会を開いた。日本では石破首相が11月に国際会議出席で南米を訪問した時に帰途に米国でトランプ氏との会談を希望しているとの報道があったが、実現しなかった後だけに待遇の違いが比較されての報道だ。

 (2)トランプ氏が今個別に会っているのは、トランプ支持の友好国首脳か米国との問題、懸案(不法移民問題、ウクライナ戦争問題など)のある国の首脳との会談が報じられており、日本は特にバイデン政権とのかかわりで米国が方針を変えなければならない特殊事情にない国ということもできる。
 トランプ次期政権では日本の駐留米軍基地の経費負担増を要求してくることが考えられ、米国製品、生産物の輸入、米国への日本企業の進出、投資を強く求めてくると考えられる。

 (3)トランプ氏を関税病(tariff)と書いたが、日本政府の米国追随外交からすれば高関税をかけられる前に米国の方針を受け入れ、協調することは考えられる。大統領選で圧勝したトランプ氏としては選挙で敗北して少数与党の石破首相には関心が薄いともいえて、さして気にする人物でもないとして急いで会うこともないと思っているのかもしれない。

 (4)そういうモロモロで親交の厚かった安倍元首相夫人だった昭恵さんを個人的に自宅に招いて安倍元首相を忍ぶ夕食会となったと考えられる。昭恵さんの日本での政治的立場は山口県で安倍政治を継承する政治家を国政選挙で支持、支援する程度でさして高いものではなく、上記モロモロ以外にこの時期にトランプ氏が日本人として最初に昭恵さんを個人的に自宅に招くことははっきりとはわからない。

 (5)トピックスとしては昭恵さん側から安倍元首相と寄りが悪かった石破首相を出し抜くためにトランプ氏側に訪米を働きかけたとも考えられるが、それにしてはトランプ氏の政府高官人事の重要な忙しい時期だけに考えにくい。
 事情は別にして、結果としてトランプ氏との会談を熱望していた石破首相に先んじて昭恵さんが個人的とはいえ会えたことは、亡き安倍元首相の存在感を示したといえる。このトピックスを契機に昭恵さんも政治には興味があるとも伝えられて今後の影響力、出方に関心が集まる。

 (6)と、長々書いてきたが、世界、日本の政治、外交、軍事、経済、社会で問題はくり越されて山積するが、来年最も世界に影響力、力を及ぼすのは何といっても米国トランプ大統領の就任だ。
 トランプ大統領の影響力、力、発言だけで世界は動いているわけではないが、トランプ大統領のまず何が出るかわからない発言、そして経済(高関税)、外交(2国間協議主義)、米国第一主義、保護主義(米国投資、企業進出)がどう強圧的に動くのか、世界は注視し対策を求められている。
 
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