いのしし くん。

政治、経済から音楽全般の評論
ultimate one in the cos-mos

コメはみんなどこへ行った。 where have all the rice gone , now time

2025-02-03 21:07:21 | 日記
 (1)昨年夏からのコメ不足、価格高騰には海外での日本食ブーム、訪日客が過去最高を更新して、こちらも日本食、スシへの関心も高く国内は回転スシ業者が急増してコメ需要の高まりが考えられるが、24年産米の生産は前年より18万トン増えているとしてコメ行政の農水省でも「誰かが在庫を持っているが、どこにどれだけあるのかがわからない」(報道)というのでは情けない無責任な発言だ。

 (2)介護施設で入居者の食料費の水増し徴収があきらかになり廃業に迫られて入居者を他業者が受け入れることになり、同時期にマーケットではトイレットペーパーが急に品不足になったことがあり関連性があるのかわからないが、しばらくして品不足は解消した。急の入居者の受け入れ介護施設がトイレットペーパー購入を増やしたこと、影響は考えられる。

 (3)トイレットペーパーはかって価格高騰操作のために倉庫に大量に在庫管理して市場では品薄、不足が続いて価格高騰したことがあった。今回のコメ不足、価格の異常高騰は農水省も「誰かが在庫を持っている」としているので、コメの世界的な需要増加で価格高騰操作しているとすれば実態を把握できない政府、行政の責任は大きい。

 (4)農業政策は農協中央金庫が多額の損失金を抱え、農協のコメ農家に支払う仮払金の引き上げで経営のバランスが崩れコメ不足、価格高騰で消費者に大きな負担を与えている。政府は当初は24年産新米が出るころにはコメ問題は解消する(前農相)と楽観的な見方をしていたが、コメの品薄感は若干解消はしたが元に戻らずにコメ価格高騰は収まらずに異常高騰は続く。

 (5)ここに来て思惑違い、見通しの甘い政府は危機感を持って異例の対策として備蓄米の市場への放出を発表した。猛暑による影響との政府の読みの甘さ、思惑違いがコメ不足、価格高騰につながって、世界的なコメ需要増の流通形態、構造を見誤ったところがないか検証が必要だ。
 政府、農水省としては農業行政の責任としてコメ流通構造の実態を調査、点検して「誰かが在庫を持っているが、わからない」ではなく世界的な日本食ブーム、国内のコメ需要増加を見据えた市場の実態解明によりコメ不足、価格高騰対策を示さなければならない。

 (6)政府自らが農産物の海外輸出促進政策を進めて輸出額が当初の目的を早期に上回ってさらに上乗せする喜ばしい事態になっており、国内ではコメ不足、価格高騰では農業政策の見通しの甘さ、不足はあり「誰かが在庫を持っているが、どこにどれだけあるかガわからない」政府の他人事政策では国民の食生活への不安は大きい。
 コメはみんなどこへ行った(where have all the rice gone , now time)。


 


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