(1)ソフトバンクグループの孫正義会長兼社長は強い個人的リーダーシップでソフトバンクグループを日本企業としてトヨタに次いで純益1兆円規模以上の大企業に育てあげた。個人的名声で世界の政治指導者ともつながりが広く、米国トランプ大統領とも良好関係を利用して米国に投資するとともに企業戦略を幅広く展開している。
(2)個人的リーダーシップ、名声が強い味方で、その個性、指導力、展開力がソフトバンクグループの企業成長の原動力だが、もちろんひとつ間違えると狭い路線、戦略の修正が容易に効かない不利益もある。
日本企業としてはトヨタと並ぶ純益高企業に成長させたが、2020年3月期損益予想では買収した米国企業が不調で大幅赤字が見込まれ同3月期最終損益予想では7500億円の大幅赤字となる見込みだ。
(3)企業年間純益をほとんどはたいてしまうほどの損益で孫社長は「創業以来最大の赤字」(報道)と認めている。その孫社長が新型ウイルス感染流行拡大を受けて、自治体、医療機関にツイッターでマスク、医療用防護服、ゴーグルなどを提供する申し出をしている。
これに物資不足に悩む自治体のトップから支援を求める書き込みが殺到(報道)しているといわれる。早速、愛知県、大阪府との話がまとまったとの報道もある。
(4)孫氏の世界的な個人的つながり、ネットワークを活用しての物資の調達と説明されて、孫氏の日本の企業人にはあまりみられない国際人感覚の人道的支援表明にみえる。その目的、意図は見えないが、感染症の発生元がどこかは問題ではなく、どこでも起こりうることであると同様に、孫氏の今回の人道的感染支援の目的、意図は問題ではなく、感染者急増で緊急事態宣言で医療崩壊が懸念されている中で医療用物資の支援は一助となるものだけに、ツイッターでは「国より頼りになる」との声が届いているといわれる。
(5)もちろん「本業が傾いているのに」といった批判もあるようで、孫氏も「懸命に朝から夜中まで業績回復に頑張っている」(孫氏ツイッター)と書き込んで投資家には理解を求めているが、企業の浮き沈みはつきもので損益もあれば利益もあるのが経済構造原理であり、国際企業人としては織り込み済みのところだろう。
(2)個人的リーダーシップ、名声が強い味方で、その個性、指導力、展開力がソフトバンクグループの企業成長の原動力だが、もちろんひとつ間違えると狭い路線、戦略の修正が容易に効かない不利益もある。
日本企業としてはトヨタと並ぶ純益高企業に成長させたが、2020年3月期損益予想では買収した米国企業が不調で大幅赤字が見込まれ同3月期最終損益予想では7500億円の大幅赤字となる見込みだ。
(3)企業年間純益をほとんどはたいてしまうほどの損益で孫社長は「創業以来最大の赤字」(報道)と認めている。その孫社長が新型ウイルス感染流行拡大を受けて、自治体、医療機関にツイッターでマスク、医療用防護服、ゴーグルなどを提供する申し出をしている。
これに物資不足に悩む自治体のトップから支援を求める書き込みが殺到(報道)しているといわれる。早速、愛知県、大阪府との話がまとまったとの報道もある。
(4)孫氏の世界的な個人的つながり、ネットワークを活用しての物資の調達と説明されて、孫氏の日本の企業人にはあまりみられない国際人感覚の人道的支援表明にみえる。その目的、意図は見えないが、感染症の発生元がどこかは問題ではなく、どこでも起こりうることであると同様に、孫氏の今回の人道的感染支援の目的、意図は問題ではなく、感染者急増で緊急事態宣言で医療崩壊が懸念されている中で医療用物資の支援は一助となるものだけに、ツイッターでは「国より頼りになる」との声が届いているといわれる。
(5)もちろん「本業が傾いているのに」といった批判もあるようで、孫氏も「懸命に朝から夜中まで業績回復に頑張っている」(孫氏ツイッター)と書き込んで投資家には理解を求めているが、企業の浮き沈みはつきもので損益もあれば利益もあるのが経済構造原理であり、国際企業人としては織り込み済みのところだろう。