いのしし くん。

政治、経済から音楽全般の評論
ultimate one in the cos-mos

ビートルズの「何だこれは」の社会。 society of ❝what is this❞ of the Beatles

2020-04-23 20:37:57 | 日記
 (1)音楽番組で宇崎竜童さんが惹かれた音楽性のビートルズについて、最初聞いたときコーラスでそれぞれが勝手に進んでまるでメインに合わせようとしないスタイルに、これは一体何だと驚いたと語っている。

 つまりビートルズ音楽の奔放、斬新、自由、独創を象徴するものだ。また普通ある方向性の作品が成功するとその方向、流れに沿った作品で進むのが人気を維持する方法だが、ビートルズは出すアルバムの作品が目新しく、ビートルズはこれだけじゃないぞ、これもあるぞ、あれもあるぞと思わせる驚きがあった趣旨のことを述べている。

 (2)やはりビートルズの奔放、斬新、自由、独創を象徴するもので、宇崎竜童さんのビートルズ論はミュージシャン、作曲家としておもしろい見方をしていたが、本質に迫るものだった。
 ビートルズはそれまでロック、ポピュラー音楽の中心だった規律正しい音楽要素の米国に代わって英国のビートルズが軸足を変えた音楽の歴史的革命だった。その影響力は社会、文化、世代の革命的社会思想に広がった。

 (3)10代アマチュアのポール・マッカートニーがジョン・レノンに会ったころはジョンはコードも知らずに勝手にギターをかき鳴らしていたと書かれてポールがジョンにコードを教えたといわれ、その後ビートルズとして斬新なコード進行がそれまでの音楽にないものとして注目、驚きを集めたことにつながったともいえるものだ。

 (4)ビートルズ後の音楽の世界はマイケル・ジャクソンなどを輩出してはきたが革命的といえるまでにはなく、長期的な低迷期が続いており、ビートルズ後50年を経てビートルズのような民衆、大衆革命思想的な存在が待たれるところだ。

 (5)今日的世界は新型ウイルス感染流行拡大で効果的な有効な治療薬がまだない時代で、ひたすら対策は外出、移動、行動自粛で人との接触を控えて避けることで、人類は自由、奔放、独自に行動、進むことは当分は見送らなければならないが、もちろんいつまでもそうしているわけにはいかないだろう。

 (6)新型ウイルスと人類の戦いはまだ長いが安定収束でおさまりを迎えれば、そこはビートルズのような革命的社会思想、行動論がわきあがる世界であることを期待したい。
 

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