「PIC AVR 工作室」サイトの日記的なブログです。
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2009年05月23日
色々見直しをしてみたら、ようやく動きました。
ディスクリートでカラーコンポジットビデオを
表示しちゃおうっていう作戦。
ようやく動きましたよ。考え方は間違ってなかった
んだなぁ…( ̄ー ̄)
シンクロ信号の後ろに変な突起が生えていた理由とか、
発色が変になっていた理由とか、その辺りの理由が
ようやく判ったんですよ。
一つは、以前考えていた回路構成とは処理内容が
変更になったことにあわせてプログラムの直さないと
いけないところがあったのに、修正が要らないと
思い込んでいたこと。バースト信号周りの処理が
ずいぶん違うんだったな…
あと、ブレッドボードの配線が間違ってたのが
もう1点。
さらにもう1点。以前書いた
カラーコンポーネント
ビデオのページ
の書き間違えのこと。以前ブログ
の日記でも書いていた通り、Cb、Crの対応と
U、Vの対応を書き間違えているところがあるんだ
けど、まだ修正していないのにそれを参照して
配線間違えたのもあった… お間抜けです…
(あとで直しておきます)
で、NJM2114DDでもNJM072Dでも表示自体はできました。
まずはNJM2114DDで生成した信号を直接テレビに繋いで、
デジカメで撮ってみたのがこれ。
紫が青っぽく見えちゃいますが、これはデジカメのせい。
ちゃんともう少し赤みが載ってます。
ちょっと地味な発色に見えるなぁ…抵抗計算に少々
誤差があるのかな?とか思ったんだけど、オペアンプを
NJM072Dに替えてみたらこんなかんじ。
写真だとちょっとわかりにくいかも知れないんだけど、
コッテリと色が載った、いわゆる8ビットデジタルカラー
といった感じの発色でイイカンジ。
キャプチャーで取り込むとこんな感じ。
はい。よくできました!
CXA1645もCPLDもFPGAも使ってません。どこでも売ってる
汎用ICだけを使って、抵抗も合わせて500円くらいで
仕上げてみました!
それにしても、想像以上にしっかりした映像だなぁ。
コンポーネントでもRGBでもなく、コンポジット信号
ですよ。念のため。
プログラム上は一応1ライン910ドットクロック(@14.3Mhz)
できっちり表示しているので、映像のエッヂあたりだけは
ちゃんとできてるのかも。
今回はTINY2313のメモリ量がしょぼいので、カラーバー的
な静止画しか出してないんだけど、R+G+B全3ビットの
映像信号であればコンポジット信号に変換できるので、
もちろん動画だってバリバリ表示できます。
って言うわけで、ゆくゆくは
スプライト表示器
や
背景表示器
をカラー化して、カラーでバリバリ
動かしたいところ。
あと、RGB各2ビット(2×3=6ビット…64色カラー)
程度には対応したいな。オペアンプの抵抗計算次第
なんだけどね…。
オシロであたってみると物凄いノイズが載っちゃってる
のに、なんだかノイズの影響が無いかの如く、ちゃんとした
映像が出てるところが不思議だなぁ…。
(ただ、DVDデッキに入力すると、最初の1~2秒は
色が出ないところを見ると、あまり品質のいい映像
信号とはいえないのかな…)
まぁ、カラクリとしてはOKなのはよく判ったので、
つぎは部品を削っていくっていう話ですな。
まずは、負電源+7905で-5Vを作り出しているのを、
例によってチャージポンプ使って+5Vから負電圧を
作り出したいわけです。
そうすれば5Vの単電源でオペアンプやロジックICを
動かせるし、チャージポンプを駆動するパルス自体も
マイコンの余ったPWMで適当に作り出しちゃえば、
それを例のトランジスタバッファでドライブするだけで
特別な部品不要!
そこまでできちゃえばとりあえず完了だな。
もうちょっと進めたらページにまとめてアップします。
こうご期待。
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