「PIC AVR 工作室」サイトの日記的なブログです。
サイトに挙げなかった他愛ないことを日記的に書き残してます。
PIC AVR 工作室 ブログ



123D Designの本、ずっと売り切れてたみたいなんだけど、
第2版の刷り上りが届いた。Amazonも在庫ありになった
みたい。



昨日のM10ネジ、もやもやと考えていた結果、もうちょっと
違うやりかた考えたので試してみた。



いろいろと試行錯誤しながら弄り回していて、こんな感じ
に仕上がった。とても、123D Designで作ったようには
見えない造形。





まず、ネジの中心部分になる円と、ネジ山になる部分の
三角形を描く。



どうやら、ネジのピッチに対して、谷までの深さは、
http://www.iwata-fa.jp/html/technicaldata/tec_other_07.pdf
この資料によると、ピッチ×0.866025ってことらしい
ので、それを適用して、M10ネジでピッチ1.5mmの場合、
中心軸の円は、

 1.5mm × 0.866025 = 1.2990375
 10mm - (1.2990375 * 2) = 7.401925mm

っぽい。

んで、ネジ山になる部分は、とりあえず頂角が60度
なので、正三角形をここに描いて、



90度回転してから、軸の円を基準に15度、30度ずつ
回転したものをコピペ。

んで、ピッチが1.5mmなので、15度あたりでは、

 1.5mm × (15 ÷360) = 0.625mm

ずつ上に上がっていく計算なので、それぞれ上に
シフトしてから、3枚の三角をLOFTで繋いで、



この三角柱みたいな立体を、延々と繋いでいく。





1周分できたら、そいつらを繋いで、さらにコピペ
して1.5mm分上に。



さらに積んで6段に。



中の軸心を伸ばして、



上下にはみ出たところはカット。



必要があれば、filletで丸めれば、こんな感じに。




ちなみに、これらは加工のしやすさを考えて、縮尺
10倍で作業したところ。出来上がってから1/10に。

LOFTで繋いでるってことで、多少の誤差は含んで
いるはずだけど、まぁ、このくらいまでできれば、
3Dプリンタでは実用レベルではあるかな、と。

雄ネジ、雌ネジで、多少定数を弄る必要はあると
思うけど、だいたいこれでどんなネジもいける
のでは?と。



もともと、123D Designに「らせん」の加工機能が
あれば、もっと楽チンなんだろうけどな。



(追記)
 http://brown.ap.teacup.com/nekosan0/2525.html
 3Dプリンタで、M10のボルトとナットを出力して
 みました。




腹減ったな。少しジャンキーなものでも食べたい
気分だな。



(↓こちらを借用)
http://online200.web.fc2.com/fp/f074.html



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ふと思いついて、123D Designでネジをもう少し
きれいに作りたいなと。


この間は、断面をスプラインで適当に描いたのを
使ったせいで、

http://brown.ap.teacup.com/nekosan0/2458.html

こんな風にネジの溝がふにゃふにゃとした感じに
なっちゃったんだけど、SVGで正確な断面図を描いて
使うのも面倒だし、3Dプリンタで使う程度なら、
多少のことには目を瞑り、断面を単なる「円」で
作ってみることに。


一応、M10ネジの寸法を参考に、ネジの外径は10mm、
ピッチは1.5mm、引っ掛かりの高さは0.812mmと仮定。
ただし、操作しにくいので、ネジの形ができるまで
は、縮尺を十倍にして操作。



ピッチ1段1.5mmを24層(=360÷15)に分けたいので、
コピーした円のスケッチを、1.5mmを24で割った分だけ
上に持ち上げて、15度回転。(回転軸は円の中心では
なく、ネジの中心になるように偏心させる)

この2枚の円のスケッチをloftで繋いで1層とする。

そいつを15度ずつ回転しながら24枚重ねていけば、
ネジ1ピッチ分ができる。

6ピッチ分重ねたのがさっきの図。





出来上がったら1/10サイズに戻して、



断面を取ってみたのがこれ。





当然ながら、ネジの溝と山はとんがった形には
ならず、こんな風に正弦波のような形状。


まぁ、3Dプリンタで出力するなら、この程度の
精度で出てれば、まぁ十分ではないかと。


Cureで出力時間を眺めてみても、出力のパスを
眺めてみても、なんとなく問題なさそう。まぁ、
縦に出力しちゃうと、層の継ぎ目でぽっきり
いくはずだから、横倒しにして出力しないと
だめだろうな。

どっちかといえば、ボルトを作るよりも、ネジ溝
を作るための型抜き用につかう治具パーツとして
使うのが吉。



ただ、作ってからよく見てみたら、引っ掛かりの
高さを2倍に設定してしまったような気がする。
片側だけ計算に入れないといけないのに、両側に
計算入れてしまったっぽい。溝が想定よりも
2倍の深さになっちゃってるみたいだな。

あとで作り直ししよう。




ちょっと目を離していたら、

http://www.nicovideo.jp/watch/sm25483589

うめごーるどさんの動画、その45の猿橋が公開
されていた。早い!

猿橋に橋がかけられるにいたった地形的な理由
とか、面白かった。




さらに、目を放している隙に、

http://www.geocities.jp/habane8/z/43r.htm
http://www.geocities.jp/habane8/z/44r.htm

岸波通信 another worldの43と44が公開されて
いた。

両方面白かったんだけど、特に怪しげな核融合
の話が面白かったな。



(追記)

計算間違えて、ネジ溝が深すぎでした。


左側の溝の深さが正解。



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