猫とおかちゃと月光仮面    のんびりふんわり自然農

~田舎でのんびり自給生活…のはずが
    無農薬、無化学肥料の自然農。猫の手借りたい時もある~

迷子タグ

2016年01月03日 | 猫たち
ずっと前から気になってた。
スピカや「いち」が迷子になってしもたらどうしよ。

この辺、土砂災害の危険地域。
一気に何もかも土砂に飲み込まれてもたら、それはもうしょうがない。
けど、スピカや「いち」が家から飛び出して私とはぐれてしもたら…。

この村、動物好きの人は少ない。
犬や猫の話になったら、眉間にしわよせてきつい口調になる人が多い。
畑や庭を荒らす動物を捕まえるために、あちこちに罠やケージが仕掛けられてる。
その罠にかかったが最後、猫やとわかってて平気で川に沈める人もおる。

去年、うちに遊びに来るようになってた野良猫が、ある日パッタリ顔見せんようになった。
もうちょっと慣れたら捕まえて獣医さんに診てもらおかな、うちの子になってくれるかな、と思てた。
屋根の隙間からムリムリムリッていわせて天井裏に入ってきてたから、勝手に「ムリムリ」ゆう名前までつけてた。

どうも、この村のおっさんの一人が仕掛けたケージにかかったらしい。
そのおっさんが、かかった動物を、ケージごと川に沈めたんやと何日かたってから聞いた。
「何の動物か知らんけどな」なんでもないことみたいに、世間話みたいに、婆さんの一人がサラッと言うた。

そやから、こんな広々した田舎やのに、スピカも「いち」も絶対外には出せへん。
本人らは嫌らしいけど、首輪もつけてもろてる。
あと、電話番号入りの迷子札もつけてたら、なんぼなんでも無下に川に沈められたりはせんやろ。

けど、スピカも「いち」も、タグとか鈴とか、ごっつ嫌がる。
で、ついつい延ばし延ばしになってた迷子札。

こないだあるブログで、小さい小さい迷子札作ってくれるとこがあるって知った。
早速頼んでみましたがな。

注文したのが年末やったのに、すぐに彫って、すぐに送ってきてくれはった。
ち、ちっちゃ!
そんで、か、軽っ!

スピカ、スピカ、こっち見て。


「んあ?」


「いち」さん、「いち」さんもほら、こっち、こっち。


「あいよ」


これなら二匹とも、すぐに慣れてくれそうです。

ちなみにこのタグ作ってくれたのは、「yasuitag」さん。
今回頼んだのは一番小さいサイズで、直径14ミリ、厚さ0.6ミリ、重さなんと1グラムの超小型。
ボランティアでやってはるからか、値段もめちゃくちゃ安い。
普通郵便代込みで1枚500円。

HP見たら、迷子になってもちゃんと飼い主さんの元に帰れるようにというやさしさが伝わってきます。
犬猫嫌いの村人に囲まれてる日々の中で、こんな動物好きの人たちのHPやブログに出会うとほんま、涙出てくる。
是非いっぺん覗いてみたげてください。
http://www.yasuitagu.com
左欄の「ブックマーク」にある <「安いタグ」動物迷子名札> を左クリックしていただくと、「安いタグ」さんのページに移動します。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする