猫とおかちゃと月光仮面    のんびりふんわり自然農

~田舎でのんびり自給生活…のはずが
    無農薬、無化学肥料の自然農。猫の手借りたい時もある~

お味噌、仕込む

2016年01月30日 | お味噌
寒い間にお味噌仕込んどこ。

去年、三種類のお味噌作ってみた。
秘伝豆のお味噌、白大豆のお味噌、黒豆入りの白大豆味噌。

個人的な好みもあるかもしれんけど、私は秘伝豆のが好き。
枝豆でも、ご飯に入れて炊くのも、それからお味噌にするのも、秘伝豆はなんか味がある。

で、今年は「黒豆入り秘伝味噌」を作ってみることにした。
黒豆は今年収穫量が少なかったから、種用と、ご飯や炒り豆用にちょっと確保したら、お味噌には分量足らん。
足らん分は仕方ない、安もんの黒豆買うてきた。


米こうじは、地元の麹屋さんのもん。


塩は、家に粗塩腐るほどあるけど、せっかくやから奮発して「伯方の塩」買うた。

もっとええ塩使うように書いてるレシピもあるけど、そんなん高こうて買われへん。
第一、この辺のスーパーには置いてない。



*** 1日目 ***

まず、前の晩から豆を水に浸しとく。
秘伝豆と黒豆の分量は、2対1。
それぞれ豆の3倍量の水に漬ける。

こちら、秘伝豆。
写真は実は二日目の朝のもんで、十分に膨らんでる。


黒豆は自家製と購入分を混ぜて。




*** 2日目 ***

翌日昼過ぎから、コトコト煮始める。
うちはでかい鍋が一つしかないんで、中鍋、小鍋総動員して計4個の鍋で煮る。


ガスコンロは2口。
灯油ストーブの上も併用しながら、各鍋4時間くらいの煮込み。


この日は煮るだけで疲れ切って終了。



*** 3日目 ***

いよいよ仕込み。
まず、豆の鍋をもういっぺん火にかけて温め直す。
その間に、麹と塩を十分に混ぜ合わせとく。

温まった豆を、ザルで湯切りする。
この時、煮汁は捨てたらあかん、味噌の固さ調整用に取っとく。

豆を潰す。
私はすり鉢とすりこぎ使こうてる。

潰した黒豆。


こっちは秘伝豆。
てんこ盛り。


潰した秘伝豆と黒豆と麹と塩を、ようよう混ぜる。
十分な大きさの容器がないから、私は材料を二等分して、二回に分けて混ぜ合わせた。

固すぎるようなら、豆の煮汁を足して調整。
黒豆の煮汁を優先的に使こうた。

十分に混ぜ合わせたら、自分の手に入るボールくらいに丸めて、甕の中に投げつけていく。


で、最後は表面を平らにして、空気に触れんようラップ敷いて、中蓋の上から重石して、埃かぶらんように蓋して出来上がり。

結局この甕一つには入りきらんと、別にタッパーにも仕込むことになった。
全部でどれくらいやろ、10キロくらいのお味噌になるんかなあ。

ちなみに今回仕込んだ材料は、以下の通り。


*** 材料 ***

秘伝豆  1.3kg
黒豆   0.7kg
米こうじ 3.2kg
伯方の塩 0.8kg


去年は5キロか6キロ作ったけど、結構おいしいお味噌になった。
一部人にあげたりしたから残り少ない。
で、今年は多めの10キロ。
おまじないしとこ。
「おいしくな~れ、おいしくな~れ」





コメント
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