猫とおかちゃと月光仮面    のんびりふんわり自然農

~田舎でのんびり自給生活…のはずが
    無農薬、無化学肥料の自然農。猫の手借りたい時もある~

お手入れ

2017年01月19日 | 田舎暮らし
ここに住んでると、村が廃れていく過程を目の当たりにすることが多い。

例えばこの畑。


去年の夏ころまで、婆ちゃんがトマトやナスを育ててた。

それが、イノシシ除けのトタン板が1枚倒れ、2枚倒れ。
補修できんままに、秋の終わりにはこないなってしもた。


婆ちゃんは一人暮らし。
たまに息子さんらが帰ってきてるみたいやけど、畑の手伝いする時間はないらしい。

婆ちゃんは、村の誰かがトタン張りなおしたりしてくれへんかと思うてるようやけど、皆60、70歳過ぎ。
人のことまでやったげる余力はないんと違う?

町のシルバー人材センターにでも頼んだら、と思うけど、賃金払うゆうことには抵抗あるんかな。

こんなふうに、ついこないだまで田畑やったとこが、次々草むらになっていく。

田畑だけやない。
住む人がおらんようになったまま、しまいに屋根が落ち、床が抜け落ちた家があちこちにある。
家本体の前に、まず納屋が崩れてくる。


建物も畑も、手入れせんとすぐに朽ちてしまうんやねえ。

知ってか知らいでか、日々せっせとお手入れに抜かりないスピカさん。

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