ひびレビ

特撮・アニメの感想や、日々のことを書いてます。
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王様戦隊キングオージャー 第40話「我は王で王子なり」

2023-12-10 10:03:15 | 王様戦隊キングオージャー
王様戦隊キングオージャー 第40話「我は王で王子なり」

 ゴローゲさんが出ると安心するし不安にもなる。でも「危険な」ギラからコガネちゃんたちを遠ざけようとしたのは嫌いじゃない。

 さて前回限界を超えた力を引き出した結果、絶対安静が必要とされるまでの重傷を負った王様戦隊。割と長時間戦っていたように見えたので、思ったより反動軽めなのかなと思いましたが、限界を超えた力をあそこまで長く引き出し続けなければ勝てない相手だったと……前回ヤンマが危惧していたように、このタイミングで五道化に一気に攻め込まれたらそれこそチキューは滅亡するでしょう。だからこそ、ラクレスは自分が五道化になってチキュー滅亡計画を主導することで、王様戦隊の快復までの時間稼ぎを試みたとか……?

 そして、この危機にさも当然のように駆けつけたプリンス。予告されていたとはいえ、コラボキャラがここで登場するとはなぁ。てっきり最終回あたりかと。しかもプレズオーまで出てくるとは思わんやん……もうこのままブンパッキーも連れてきて、バクレツキョウリュウジン出しちゃおうぜ?
 しかし頼れる仲間が駆けつけたかと思えば、今度は何故かシュゴッドたちが操られてシュゴッダムを破壊し始めるという事態に。

 それをキングキョウリュウジンで収めたかと思っていたら、ここからシュゴ仮面改めラクレスとダグデドによりギラの真相が明かされましたが……これ、本当ですかね?シュゴッドを操ったのはオージャカリバーZEROの力なのでは?人間同士を争わせるためにギラを都合よく使っているようにしか見えません。しかしギラについてはギラ自身分かっていないことが多いのと、ダグデドから溢れる万能感、そんでもって声の大きいゴローゲさんの先導も相まって、すっかり敵に仕立て上げられてしまい、ギラの心も折られてしまうことに。サブタイトルの「王で王子」は「何をいまさら」と思いましたが、「王の子」とはまた上手いことを……

 絶体絶命の状況において抵抗したのは……久々の出番がこれかぁ……とガッカリしましたが、良い感じに盛り上げてくれるじゃないですか!誰が抵抗しているのか一番最初に気づいたのが、最初は否定派だったヤンマってのが良いですね!
 そしてギラがクワゴンを始めとしたシュゴッドたち、一人一人のあだ名を呼ぶのも良いですねぇ。2匹のゴッドテントウ、ゴッドクモそれぞれに違ったあだ名をつけているのはポイント高いです。そしてそんな中にあってゴッドホッパーだけ「バッタ」呼びなのが何とも(笑。「ゴッドホッパー」のあだ名としては正しいんでしょうけども、本名呼びっぽくて何か面白く聞こえちゃうんですよね。


 直々に乗り出したにも関わらず、ダグデドの思い通りにはいかず。案外これも「ダグデドに屈辱を味わわせる」というラクレスの策略の一部なのかもしれません。「人類を救う」という言葉も演技ではなく本音だったのではないかと。そろそろ彼の本心も明らかになる頃でしょうか?
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王様戦隊キングオージャー 第39話「ンコソパ頂上決戦」

2023-12-10 07:45:18 | 王様戦隊キングオージャー
王様戦隊キングオージャー 第39話「ンコソパ頂上決戦」

 「語り尽くせぬ紆余曲折を経て、リタはゴッカンを奪還する」……紆余曲折に導いたのはどこの誰なんですかねぇ……(笑。

 さて次なる目的地は一度は奪還に失敗したンコソパ。てっきり荒廃した土地になっているかと思いましたが、割と以前のままだったなと。
 ここでヤンマはンコソパ奪還に際してギラたちの手を借りようとし、その交換条件として「五道化をぶっ倒す力」=オージャカリバーの隠しコマンドの存在を提示すると共に、「俺らが生きてられんのは、あいつらがふざけてるからだ。何かの気まぐれで本気出してきたら、チキューは簡単に滅びる」という分析を口にしていました。実際「耳元で囁けば誰でも洗脳できる」「場所も人格も入れ替え自在」「死者を使役する不死身の存在」などの存在が配下にいるうえに、そのトップに立つダグデドの力は言うに及ばず。本気を出せば1話もかからない間に滅ぶでしょうからね……
 にしても、宇宙に届く力が用意されていたということはなぁ……ラクレスのセリフは単に規模の大きさを示しているものだと思っていましたが、よもや伏線とは。

 一方のダグデドは「遊びってのは、真面目にやらなきゃつまらねえんだよ」と敗北続きの五道化に対してご立腹。真面目に遊ぶからこそ面白いって気持ちはよく分かります。遊びだからと手を抜くとダラダラしてしまい、いつしかマンネリになってしまいますからね。如何にして遊ぶか、その遊びをどう面白くするか。それらに真面目に取り組むからこそ、遊びは楽しいのだと思います。まぁ、それでチキューを滅ぼされるのはたまったもんじゃないですが(汗。

 
 で、隠しコマンド解除のために、ペタ城の王の間にウルトラコンピュータを接続するべく、5つのダミーと1つの本物を持ったギラたちは急ぐ……ものの、その前に五道化が立ちはだかることに。これってたまたまこのタイミングで五道化が本気を出してきたために、結果的にバレたような形になったのでしょうか?それとも、この後の描写を見るにカグラギ経由でバレたのかな?
 その作戦の結末は予想通りでしたが、その後のヤンマのセリフから始まるパワーアップの展開は熱かったですね!各国の一人の王たちが集まり、大きな一つの王様戦隊となる。一の積み重ねあってこその今。「王様戦隊キングオージャー」という作品も、1話完結の物語の集合体ではなく、1話1話を積み上げて一つの大きな物語を作ろうとしているように感じますし、一を大事にしているというのは説得力がありますね。

 ギラ&リタが、ゴーマの入れ替えを予想していたかのように回避・連携を決めたのがカッコよかったですが、そこからゴーマの反撃開始。カメジムたち五道化に宿っていたと力を自身に移し替えたような描写がありましたが、もしかして当人たちの戦闘力はダグデドから授けられたものなのでしょうか?
 ゴーマには逃げられたものの、ヒルビルによるンコソパ国民の洗脳は無事解除!からのトドメの一撃!ここで限界突破するかのごとく、武器を操作するの、良いよね……


 しかしここから予想外の展開が待っていました。「ヒルビルの能力の使い道」……は、まぁ色々ありそうですしね……彼が裏で手を引いていたこともダグデドは全てお見通し。ここで彼がダグデドと同じゲームマスターの座に居座ろうとしているのであれば、即座に排除されていたことでしょう。ですが、彼が望んだのはあくまでもダグデドの駒の座。果たしてその座を如何に利用するのか……未だ真意が見えない彼ですが、最終的には味方になってくれると信じたいところで、また次回。
 あ、ロボお久。1カ月ぶりぐらいっすかね?
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王様戦隊キングオージャー 第38話「不動のアイドルデビュー」

2023-11-26 10:05:31 | 王様戦隊キングオージャー
王様戦隊キングオージャー 第38話「不動のアイドルデビュー」

 ゴーマによって悪人が善人となったため、リタはゴッカンを離れて他国で五道化を探り、宇蟲王専属アイドルオーディションに応募していました。なんでさ。その行間は埋まりませんが、とりあえずリタがダンスめっちゃ上手いってのは理解出来ました(笑。この感覚、「仮面ライダー電王」でR良太郎がキレッキレのダンスを披露していたのを思い出しますね……
 本人曰く五道化の能力調査のための潜入捜査であるものの、ジェラミーやヒメノ、しまいにはギラくんまでもが勝手に物語を作っていました。この王様たち、真面目な時はとことん真面目だけど、ボケる時はどこまでもボケるもんなぁ……それもほぼ全員が。この後ギラくんが真相?を突きつけた時にも「分かってた……」みたいな顔で頷きあうのやめろぉ!(笑。

 何はともあれ、リタはチキューに欠かせない人物。国際裁判長がいないということは、誰にも怒られないということ。コガネちゃんも「真面目な私が馬鹿みたいじゃん」とあわや心が折れかけていました。彼女はまだ踏みとどまっていましたが、染まってしまう可能性だって十二分にあり得ましたからね……
 ただ、周囲が勝手に物語を作り過ぎてしまった結果、最終的に何が言いたかったのかよく分からず、取っ散らかった話になった印象があります。本編同様、やはり一定の規律は必要では?と感じさせられてしまいました。ダグデドが言うように「楽しみたかった」だけっちゃだけなのかもしれませんが。最後にリタとモルフォーニャさんのやり取りがあったのは良かったものの、出来ればそこら辺をもっと深く見てみたかったので残念です。

 「秘匿」の言葉通り、体内に何かを隠すミノンガン。案外ダグデドの本体があっちにいたりします?
 次回はオージャカリバーの隠しコマンド発動!あ、OPでシュゴッドの力を纏ってたのって、もしかして隠しコマンド?
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王様戦隊キングオージャー 第37話「イロキの乱」

2023-11-19 10:10:04 | 王様戦隊キングオージャー
王様戦隊キングオージャー 第37話「イロキの乱」

 トウフではグローディの力によって前王殿・イロキが復活。夏映画にも登場した彼女ですが、出会った当初は全く異なる性格をしていた様子。一方のカグラギは一農家だったようで、彼女からの賞賛の言葉を素直に喜ぶほどの馬鹿正直っぷり。声色からも一切の演技が感じられず、素直さが感じられましたね。

 ですが「神の怒り」の際にイロキは米を独占。今回はその真相が明らかとなりましたが、ヒメノ、リタで留まるかと思いきや、まーた因縁のある国増やしてんなアイツ……五道化の中だとカメジムに次いで働き者なのでは?一番手っ取り早く、綺麗な死体を作る方法としては打ってつけだったことでしょう。流れ的にはまずヒメノの両親を殺す=解析しようとする者を断ってから、こちらの所業に及んだんですかね?
 そしてイロキの真意を「少しずつ、心を黒く染め」、17年という年月をかけて察したカグラギ。民のためなら命を懸け、そして手を汚すことも厭わない。「手が汚れる」という言葉を、土いじりと外道に堕ちたことを表す意の両方に使う様が印象的です。
 馬鹿正直だった一農家・カグラギはもういない。スズメによって意を汲まれ、人々の手により王殿様となったカグラギもいない。ここにいるのは自らの意思で手を汚す決意をした豊穣の王殿様カグラギ・ディボウスキ。馬鹿正直だった彼がここに至るまでどれほど辛い思いをしたかは……想像もできませんね。


 さて、一方のギラ、ヤンマ、ヒメノは空腹故にグローディからの食事の誘いにも乗ってしまうほどでしたが、案の定罠でした。と、ここでグローディは初の怪人態を披露!「触れたものを一時的に腐らせる鎌」とか、グローディ、設定も能力もてんこ盛り過ぎてヤベェよ……ただでさえ倒せないのに、こっちは疲労+腐敗で追い詰められるとか、やってられませんね。リタによる封印以外打倒の術はあるんでしょうか?
 ……で、当のリタはどこへ行ったかと思っていたら、次回謎のアイドル回。みんなが好き勝手やるから、自分も好き勝手やってやる!ってことだけではなさそうですが……とりあえずモルフォーニャさんも一緒にユニットデビューしません?(笑。
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王様戦隊キングオージャー 第36話「ヒメノのお見合い大作戦」

2023-11-12 10:09:58 | 王様戦隊キングオージャー
王様戦隊キングオージャー 第36話「ヒメノのお見合い大作戦」

 初期ヤンマは明らかにヒメノを意識していたように思えます。その後何だかんだで有耶無耶になっていたかと思いましたが、まさかここで引っ張り出してこようとは……

 前回イシャバーナを取り戻したと語っていたヒメノは「後継を産むのも王の務め」と語り、お見合い候補の選定を開始。そんな彼女の元に訪れたのは、ロマーネ・ディアーボーン。過去ヒメノと面識があったとはいえ、まーたカメジムあたりの変装かなと思いましたが、どうやら本物の様子……ってお前がかい!?「そんなこと言わない」と違和感バリバリならともかく、割と本物っぽい言動だからこそ面倒ですね……
 で、お見合い候補から「子供の色恋に興味はない」と真っ先に降りるジェラミー、イケメンで良き……かと思いきや、あの所業。あの二人の悪友感、本当に良いですよね。ジェラミーも最初から邪魔しようとしていたわけじゃなく、なかなか踏ん切りがつかないヤンマにしびれを切らして手を出した感も良いなと。

 本物に成りすますべく身も心も偽りの人物を演じた「虚飾」のカメジム。それに対し、ある意味では偽りの名と顔を与えられた人物が、心だけは「我がまま」に振舞い、カメジムへのカウンターとして最高の働きをしたのは見事な展開でした。今回はヤンマの件といい「そういえば」的な話題が多かったなと。
 いくらカメジムが相手の見た目や動作を真似しても、心までは「本物」にはなれない。「虚飾」の二つ名は、ハナから自分は偽者ですと言っているようなものであり、今回はその二つ名がどこか皮肉に聞こえましたね。

 ンコソパ奪還はまだ先の話となりましたが、ひとまずイシャバーナは平和に戻った様子。しかしいつまた忍び込んでくるとも限りませんし、何ならヒルビルがやってこないとも限らず……まだまだ安心できません。
 そんな次回はトウフ奪還。公式HPによると、夏映画に登場したイロキがグローディの力で蘇るようで……これは狙ってやってますね?(笑。しかしいつ見ても、橘さんや校長と同じ人には見えんわ……

 ……この流れでいくと、その内モルフォーニャさんとリタ回もあるんですよね?最近ご無沙汰なので久しぶりに会いたいです……
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王様戦隊キングオージャー 第35話「泣くなスカポンタヌキ」

2023-11-05 08:11:13 | 王様戦隊キングオージャー
王様戦隊キングオージャー 第35話「泣くなスカポンタヌキ」

 地獄の番犬めいた声が聞こえる気がしないでもない。

 さて宇蟲王の配下として復活したラクレス曰く、シュゴッダムは宇蟲王に仕える定めとのこと。一見すると敵っぽい態度ではあるものの、シュゴッダム云々は国の定めを述べただけであり、ラクレス本人は魂をダグデドに売ったとも、自身の大義がダグデドに仕えることであるとは言っていません。
 また、ダグデドに対して告げた「存分に滑稽に滅んでもらいましょう」についても「誰に」滅んでもらうかまでは明言していません。やっぱラクレス様、味方だと思うんだよなぁ……

 それはそれとして、今回はヒルビルに支配されたンコソパの奪還作戦。ヒルビルの能力は「耳元でささやくことで洗脳する」ために、ンコソパにおける音楽再生デバイスの普及率が仇となった模様。が、一方でヒルビルにとって「右向けって言われて空飛ぶやつ」ことカグラギとの相性は最悪。ヤンマの例えが秀逸過ぎて笑ってしまいました(笑。「篭絡」の二つ名を持つ故に「絢爛」のヒメノとの対比になるかと思いきや、ヤンマやカグラギ、ジェラミーとも因縁が生まれるなど、現状誰がどの五道化を倒すのか読みづらいのが面白いですね。

 後半は変身一切無し。ヒルビルに洗脳されてなお変わらぬシオカラの覚悟とヤンマの決意が描かれていました。
 普段「ヤンマくん」と親し気に呼ぶシオカラの意外な過去も印象的ですが、個人的にはヤンマの「おう」が好きです。シオカラの覚悟を受け取った際の返答ですが、平然とした顔の裏で必死に彼を救う方法を考えていたのかなって……彼の取った決断に対し「謝るなよ。ヤンマは間違ってない」と告げられるギラくんの頼もしさも光っていました。

 0から1を生み出すのがテクノロジー。ヤンマにとって終わりという概念は無い。0を再び1にするためにはどうするのか……今度はヒルビルに洗脳されないように、ヘッドホン型のデバイスを廃止したりするのでしょうか?
 それにしてもヒルビル役の沢城みゆきさん。最近ルパン三世を見直していたこともあって、峰不二子役の印象が強かったですが「どうすゆ?ヤンマっぴい?」とぶりっ子の演技が素晴らしかったですね。テンションの落差が激しく、狂気的な笑いもあり……改めて声優さんってすげぇなと感じた話でもありました。


 次回はヒメノのお見合い。
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王様戦隊キングオージャー 第34話「シュゴ仮面の逆襲」

2023-10-22 10:10:26 | 王様戦隊キングオージャー
王様戦隊キングオージャー 第34話「シュゴ仮面の逆襲」

 久々に声と態度のデカいゴローゲさんを見て「チキューに帰って来たなぁ」と感じます。嫌だなぁ(笑。

 ダグデドの手荒い歓迎を突破して、どうにかチキューに戻ってきたギラくんたち。しかしチキューでは半年の時間が過ぎており、その間ダグデドはチキューの民の人心を掌握済み。他種族を争わせずとも人間同士で争わせればよいと気づいたダグデドにより、人々はギラくんたちは狙われる立場になってしまいました。
 
 コガネちゃんによるとギラくんたちがいなくなってからは平和が訪れ、民は贅沢三昧。ダグデドに対する怒りがある一方で、どこまでも民を想う優しいギラくんは「民に楽をさせてやれなかった」ことを悔やんでいましたが、この平和を良しとしないコガネちゃん。ここ一番の時にギラくんを精神的に支えるコガネちゃん、ヒロインしてていいっすね……
 しかしこの平和と富はシュゴッダムのみのもの。そのシュゴッダムを収めるのはシュゴ仮面とスズメ。シュゴ仮面、一体何クレスなんだ……と思っていたら、今回中に正体を明かしてくれてスッキリしました(笑。これでラクレスじゃなかったらどうしようかと。

 仮面を外した際の口上は
 ・知を尽くし⇒ンコソパ
 ・絢爛を操り⇒イシャバーナ
 ・力でもって支配する⇒シュゴッダム?
 ・地をなめ泥をすすり⇒トウフ?
 ・天の裁きを受けようと⇒ゴッカン
 ・語り継がるるは我が覇道⇒バグナラク
 と、各国に通じるものであり、チキューの王を名乗るのに相応しいものでした。しかし、てっきり本心を明らかにして味方になってくれるものだとばかり思っていたので、まだまだ敵とは恐れ入る。また、基本各国は五道化が治めているにも関わらず、ミノンガンだけ姿が見えず。一体どこで何をしているのやら……
 現状が続けば、平和と富を独占するシュゴッダムと各国が争いを始めかねない。果たしてどうなることやら……


 また、コラボ回は終わってもキングガブリカリバーはギラくん用として引き続き活躍する様子。まぁ有能な武器を一回限りで終わらせるなんてもったいないこと出来ませんしね。加えて今回は戦えないクワゴンに代わり、付いてきていたミニティラ=ガブティラを中心にキングキョウリュウジンに合体!懐かしのシンケンダイゴヨウを彷彿とさせますね。本来のキョウリュウジンでは両腕はステゴッチなどの獣電竜が担当していましたが、キングキョウリュウジンではガブティラの両脚が両腕に変化。この目の付け所は見事ですね。とにかく踊りまくるキングキョウリュウジンはキングオージャーとは異なる戦い方で面白かったです。


 といったところで、次回はンコソパ奪還戦。
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王様戦隊キングオージャー 第33話「シューゴー!キングとキョウリュウ!!」

2023-10-22 07:48:13 | 王様戦隊キングオージャー
王様戦隊キングオージャー 第33話「シューゴー!キングとキョウリュウ!!」

 キョウリュウジャー最終回をチラッと見直していたのですが、デーボスが言ってた「創造主」がダグデドってこと……?

 というわけでキョウリュウジャーとのコラボ回後編なわけですが……単なるコラボ回の枠を超えた、素晴らしい回でしたね。

 地球の服を着たヒメノ様めっちゃ可愛いのはもちろんのこと、「地球とチキュー」の秘密やコーカサスカブト城のシュゴッドモードの有効活用などキングオージャー側の物語も進展する一方で、「異なる種族同士が結ばれる」というキングオージャーとキョウリュウジャー双方に共通する要素を上手いこと絡めていました。振り返れば当時から仲は良かったですが、まさか結婚に至るとはなぁ……
 今回に限らず、正直こういった後日談的な話は嬉しい反面、本編がハッピーエンドに終わったのに後日談でバッドエンドを見せられることもあるので、素直に喜べるものではありません。ですが今回のような楽しい続きなら、もっと見せて欲しいですね。

 極めつけはヒメノ様のピアノから、キョウリュウジャーの主題歌大合唱ですよ!最終回ではアミィたちの歌声がキングに届いていましたが、今回は人々の歌声がキョウリュウジャーへと届くことに。ブレイブ復活!からのブレイブイン!離れた場所にいても心は一つだと言わんばかりに、同時に変身するのもキョウリュウジャーらしいですね。
 そこからの総力戦、からのキョウリュウジン&キングオージャーのタッグもカッコよかったです。キョウリュウジンが久々なのはもちろんのことですが、素のキングオージャーも久しく見ていなかった気がしますね。

 そしてプリンスの本名は……といったこれまた嬉しい真実が明らかになったところで、キングオージャー一行はチキューに帰還。しかしまだまだダグデドは宇宙に降臨したままであり、気になるのは提供画面の柱にあった「キョウリュウジャーはもどってくる!」の一文。声のみの出演となったキョウリュウレッド、キョウリュウゴールドともいずれ出会う日が来るのでしょうか?
 
 「はじめまして。邪悪の王です」に笑ったところで、次回はシュゴ仮面登場!……ネーミングはスズメによるものでしょうか?これで正体が何クレス様じゃなかったらどうしよう……(汗。
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王様戦隊キングオージャー 第32話「遭遇!キョウリュウ!」

2023-10-08 10:28:22 | 王様戦隊キングオージャー
王様戦隊キングオージャー 第32話「遭遇!キョウリュウ!」

 ダグデドの能力によって別次元の地球に飛ばされてしまったギラたち。そこで出会ったのはキョウリュウグリーン=ソウジと、この星のキングになろうとする男・プリンス!ということで、キョウリュウジャーとのコラボ回です。

 宇蟲王ダグデドの魔の手はギラくんたちのチキューのみならず、ダイゴたちキョウリュウジャーが守った地球にも及んでいました。
 2年前にダグデドが新たなデーボス、かつての蝶絶神とは異なる兜武神デーボスを引き連れて現れ、かつての幹部=戦騎てんこ盛りのデーボ・センキングによってブレイブを奪われたうえに獣電竜も囚われの身ともなればキョウリュウジャーにも変身出来ない……と、かなり危機的な状況に陥っていました。
 加えて、シュゴッドがいないためギラくん以外は変身不能。ダグデドがこちらの地球を「最悪の場所」と称したのは、キョウリュウジャーにもキングオージャーにもなれない故でしょうか。じゃあ何でギラくんは普通に変身出来たのかというと……やっぱレインボージュルリラにシュゴッドソウル混じってたのかな……

 しかし、そんな危機的状況を、変身出来ずとも2年間も耐え忍んでいたのがキョウリュウジャーでした。ダイゴと空蝉丸は声のみの登場ではあったものの、プレズオンと共にダグデド撃破に出発していたことが明らかに……まぁ、一応現存戦力でもブラギガス=ギガントブラギオーがいるっちゃいるけど、対デーボス用のバクレツキョウリュウジンになれないってのは割と不利な状況に思えますが、果たして。
 ソウジを皮切りに、ノッさんやイアン、アミィらキョウリュウジャーはもちろんのこと、かつての敵であり今となっては頼もしい味方であるキャンデリラ&ラッキューロ、更にはアミィの付き人ジェントルやノッさんの姪・理香も登場、更には提供画面にもガブティラたちが出てくるなどキョウリュウジャー成分たっぷりでお届けされているため、キングオージャーを見ているのかキョウリュウジャーを見ているのか、分からなくなりそうなコラボ回でした(笑。

 今回のボスである兜武神デーボス。元よりデーボスには昆虫の成分が入っていたため、今回のデーボスにも昆虫成分があるのは不思議じゃないですね。また、戦騎たちてんこ盛りのセンキングも良いデザイン&演技してますねぇ……雑魚怪人てんこ盛りはたまに見ますが、一戦隊の幹部級てんこ盛りとはまた珍しいものを。
 
 で、こちらの頼みの綱は未来からやってきたという戦士・プリンス。しかし未だソウジから剣を相棒として見ていない点を指摘されるなど未熟な彼を覚醒させるべく、ギラくんはいつもの邪悪の王ムーブで彼を焚きつけていました。相手に本気を出させるための行動……何となーくラクレスっぽい行動に見えました。やっぱあの人、ギラくんを守るために動いていた良い人だったと思うんだよなぁ……
 かつてトリンから技を継いだソウジが今度は指導する側に立っていたり、変わらぬノッさんのオヤジギャグと年長者カグラギとの交流、考古学者のイアンと歴史の語り部ジェラミーとの組み合わせ……後半ではアミィとヒメノのお嬢様&お姫様の絡みが見られることにも期待です。リタは……ラッキューロの可愛らしさにほれ込みそうな気がします。

 ジェラミーの父にまつわる出来事や、魅力的な生身アクションもあったところで、次回は二大戦隊揃い踏み!ダイゴと空蝉丸の素顔は見られるんでしょうか……というか、このまま行くとコラボ回が終わった後も、ダグデド退治に一役買いそうですね……?
 ……待って。次回のヒメノ、地球のファッションしてるよね?めちゃくちゃ似合ってそうなんですが!?
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王様戦隊キングオージャー 第31話「二千年の愛」

2023-10-01 10:13:28 | 王様戦隊キングオージャー
王様戦隊キングオージャー 第31話「二千年の愛」

 もっふんの声優さんはフォーツカ・フォーチュンとのこと。ずっと大塚芳忠さんだと思ってました!新人さんかな?良い声してますね!(すっとぼけ)

 グローディとの戦いに突如割って入ったジェラミーの母・「切られずの糸」ネフィリ。かつてはダイゴーグを一人で破るほどの実力者であった彼女ですが、ダグデドはそんな彼女を利用してシュゴッダムを襲うと宣言。「ダイゴーグを単身撃破した」話に聞くだけでも恐ろしいのに、実際にキレッキレの足技を見せられたうえに、蹴り飛ばした先で待ち構えているとか怖すぎでは?
 あと、何の前触れもなく、さも当然のように出現するダグデド不気味過ぎでは?

 ダイゴーグ以上の相手となればゴッドキングオージャー以外勝ち目がないものの、ジェラミーがそれを頷くはずもなく。それをきっかけにするとダグデドが予言したとおり、ヤンマとジェラミーは決闘裁判、リタは私情を優先するヒメノを拘束したかと思えば立場逆転、カグラギは「べんとらあ!」と祈祷……とバラバラになってしまうことに。まぁ元々このメンツ、私情を優先しまくりのバラバラの戦隊ですから、この展開もいつも通りだと言われればそうですし、あまり不安はありませんでした(笑。

 ですが、ここからの展開が熱い!全員(ギラくん)以外が「行間」を読み、一切の打ち合わせ無しで、絆と信頼があるからこその、あの行動!胸がスッとしましたね!そしてゴッドキングオージャーVSネフィリ!ゴッドキングオージャー相手に容赦ない足技を浴びせるネフィリさん、良いなぁ……ジェラミーの「ずっと言いたかったこと」を伝えるシーンもグッときました。これで終わりなのがあまりにも勿体ない。


 しかし、ダグデドに一矢報いて一段落などという展開になるはずもなく。ギラくんたちが向かった先は何と……!あー!こういう風に繋げるのね!「確かに同じキングだけど、どうコラボするんだ?」とは思ってましたが、この手があったかと。
 しかもキョウリュウレッド=ダイゴだけかと思いきや、ソウジやイアン、ノッさんやアミィ、キャンデリラやラッキューロといった面々も登場するようで……現在ダイゴは声だけ、空蝉丸は変身後の姿が確認できていますが、果たして素顔の勢揃いとなるか。ジュウオウジャーの時のゴーカイジャー勢ぞろいにも驚かされましたが、今回も負けず劣らずの衝撃でした。特にアミィ役の今野さんは芸能界を引退されたと聞いていたので、出演いただけるのは嬉しい限りです。
 これで「けんいちくんとひろしくん」も出演してくだされば完璧ですね(笑。

 キョウリュウジャーに関しては当時はキョウリュウレッドカーニバル含め、ダイゴ押しが強かったという印象があります。離れていても心も力も一つ。一緒に戦うだけが全てではない……というのは今でこそ理解出来ますが、当時は少々受け入れ難かったですね(苦笑。それでも最終回周辺の敵幹部との決着シーンなどは印象的でしたし、楽しめた戦隊でした。YouTubeの配信もチラホラ見てますし、コラボ回も楽しみです。キョウリュウジンだけじゃなく、プテラゴードンも出しません?マント付きで。




 ……え!?グローディって天野浩成さんだったの!?マジで!?
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