ひびレビ

特撮・アニメの感想や、日々のことを書いてます。
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仮面ライダーガヴ 第16話「ノエルのおくりもの」

2024-12-22 09:42:17 | 仮面ライダーガヴ
仮面ライダーガヴ 第16話「ノエルのおくりもの」

 さて、闇菓子を断ち切ると信じたかった相手に裏切られてしまったショウマ。絆斗は連れ去られ、喧嘩してしまったことも悔いていましたが……
 「みんな喧嘩ぐらいするっしょ」
 「悪いなって思ったら謝ったらいいんだよ。「ごめんね」って」
 「まあ許すかどうかは相手が決めることだしね。でも、届いてないって思ったら何回でも言うんだよ」
 幸果さんマジで人が出来ていて頼りになりすぎる……心の支えといっても過言ではないかもしれない。

 一方、新しいアルバイト・ラーゲ9の毒は一時的に幸福度を極限まで引き上げる作用があるとのこと。言われてみれば「裁判所」という、幸福な人間=高品質なヒトプレスが大勢いるとは思い難い場所にいたのは違和感を覚えるべきでした。ただ、そんな毒が含まれたヒトプレスをスパイスにして大丈夫なんですかね?スパイスにする過程で毒を除去したりするんでしょうか?
 ただ、ランゴの「やり過ぎて目立つな」という忠告がどう影響するか。街角で一人二人ならまだしも、裁判所から人が消えた、映画館に入った人が消えたとなってはそれなりの騒ぎになるでしょう。SNSでの噂レベルに収まらなくなるはず。もしや人間界にも闇菓子の虜がいて、その人によって情報統制がされている可能性も……?

 敢えてグラニュート・ロジョーに捕まることで絆斗と再会したショウマ。一時はグラニュートに対する意見の相違があった二人でしたが、実は絆斗がグラニュートの正体を掴もうとしていたのは……最早絆斗にとってグラニュートとの戦いは母親を奪われたことへの復讐に限らないと。ただ、絆斗に優しくされればされるほど、その心遣いが嬉しければ嬉しいほど、自身がグラニュートであることを隠していることに対する罪悪感が増してしまいそうです。絆斗もグラニュートの世界に行くことを嫌がるショウマの様子がおかしいことにも気づいてしまっていましたし。
 それも、次回ラーゲ9と戦うことを考えると、ショウマが望まぬ形でストマック家のものであること、グラニュートであることがラーゲ9の口から明かされる可能性もありそうですね。
 
 グラニュート・ロジョーとは決着がつきましたが、次回はラーゲ9、そして新たな仮面ライダー登場!
 サブタイトルからすると「カラメ」ですかね?ガヴとは異なり何とも機械的なドライバーが、ヴァレンのように人為的に作られた存在感マシマシで良いなぁ。ただ、てっきりゴチゾウ?をドライバーの中にセットするのかと思いきや、どうやら上部にセットして押すのが変身動作の模様。ヴァレンの技術も使われているとなると、「食べて変身」ではなく、お菓子のエキスを抽出して変身・強化するライダーなのでしょうか?
 ……と思っていたら、公式HPによると名前は「ヴラム」で、ドライバーの中央にはでかいプリンが見えます。てことは、ゴチゾウ?から元となったお菓子を生成して、エネルギーに変えているとか?

 更には新たなキービジュアルには、何だか闇落ちしてそうなヴァレンと、ヤベー感じのする「SPARKIN GUMMY」なるゴチゾウ、もう一人のガヴの姿もありました。あのヤベー感じのゴチゾウ、暴走フォームかなぁ。暴走フォームだと良いなぁ!(笑。

 ヴラムは既存のゴチゾウは使えるのか、ラーゲ9も単なるバイトでは無さそうですから共闘の可能性もあるのかなどなど、色々気になるところですが、次回放送は1月5日!
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仮面ライダーガヴ 第15話「脱走グラニュート!」

2024-12-15 09:57:28 | 仮面ライダーガヴ
仮面ライダーガヴ 第15話「脱走グラニュート!」

 前回はニエルブが酢賀の元にやってきて終わりましたが、初対面と再会、どちらかと思いきや……再会でした。
 酢賀はニエルブからグラニュートの研究材料を提供され、ニエルブは人間のお菓子を元に何やら実験を始めようとしている模様。次回予告では青色の何かが映っていましたから、もしかするとゴチゾウやプルプルしているプリンを元に、疑似的なゴチゾウと青ガヴドライバー的なのを作り出して、クラゲっぽいラーゲ9の強化を図ろうとしているのかもしれません。
 そもそも二人はどうやって知り合い、情報交換する間柄になったのでしょう。今でこそ酢賀は赤ガヴやヴァレンシステムの情報などを提供できますが、以前の酢賀が提供できたものは何か。人間界のお菓子であれば酢賀に頼らずとも入手できるでしょうし、知識にしても同様。なのに酢賀にグラニュートの研究資材を与えていたのは、その価値が彼にはあるからと見込んだからでしょう。一体酢賀は何を隠しているのやら。

 そして、ラーゲ9自身も、これまでのどこか弱気な雰囲気とは裏腹に、「やっと近づいたと思ったのに」と何か思惑がある様子を見せていました。実績を挙げてストマック社に戻って、ストマック社の乗っ取りでも計画しているのでしょうか?ストマック社と敵対する企業があるのかもしれませんね。

 一方逃げ続けているストマック社のバイト歴20年の可児=グラニュート・ロジョー。これまでは人通りの少ないところで襲撃していましたが、敢えて人目につくところで演奏してショウマたちに発見され、その後ショウマの「どうする?二度と闇菓子に関わらないか、それとも俺に倒されるか」という決め台詞に対して、初めて「関わらない」を選んだグラニュートとなりました。
 ストマック社を抜けたい、罪を償いたい。そう懇願する可児を完全には信用できないが、切り捨てることが出来ないショウマ。親の仇であるグラニュートの言うことなど信じられない絆斗。果たして真相は……「残念だよ」からの無慈悲なケーキングフォーム変身からの、デコレーションしたホイップ兵召喚。普段は穏やかな青年ですが、ここぞという時の容赦のなさも光りますね、ショウマ。

 また、ランゴとグロッタ姉さんはシータの死に動揺こそ見せていましたが、ランゴは「早まったな、バカめ」と悲しむどころかその早計さを責めていました。ショウマに対してのみならず、家族に対する情が薄すぎます。利害関係だけで結びついてそうですよね、グラニュート……


 今回で可児と決着をつけるかと思いきや、まさかの次回に続く。ケーキそろい踏みはクリスマス直前になるようで。
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仮面ライダーガヴ 第14話「奇跡の覚醒!ケーキング」

2024-12-08 09:37:18 | 仮面ライダーガヴ
仮面ライダーガヴ 第14話「奇跡の覚醒!ケーキング」

 ショウマが崖から落ちて生きているのは、人間とグラニュートのハーフだからということでまだ納得できますが、普通の人間でありながら崖落ちに加えて水落ちを経験して生存している貴虎は一体何者だったんだろうか……

 さて、シータとジープの猛攻により崖から転落したショウマ。一命を取りとめたショウマは幸果との約束を果たすべく、絆斗の手を借りてどうにか生還。そこで味わった手作りケーキはお腹を満たすだけではなく、ショウマの心にも新たな感動を生んでいました。料理をすることの凄さ、一緒に喜んでもらえることの凄さ……食事は味だけじゃなく、そのシチュエーションと合わせて覚えていることも多いですから、ショウマの気持ちも理解できます。
 ただ、ここで食べた瞬間にケーキのゴチゾウが誕生するのではなく、時間差で生まれたのは何故でしょう。眷属を生み出すよりも、回復を優先した結果でしょうか?

 「ちゃんと帰ってくること」「やられんじゃねぇぞ」二人との約束を胸に向かうと、そこにいたのは相も変わらずショウマへの憎しみを燃やすシータ&ジープ。何故幼いショウマにあそこまで憎しみを募らせるのかと思っていたら、なるほど父親はショウマの改造にご執心で、兄や姉は仕事でいなくなり、ショウマは人間とはいえいつも母親と一緒……二人は二人なりにショウマとはまた違った寂しさを抱えていたと……だからといって、引き離される腹いせに何もかもを奪って良いわけではない。そもそもこれまで奪い続けてきたのはストマック家の方。それを棚に上げて一方的にショウマに責任を押し付けるのは身勝手にもほどがありますね。

 「ここでやられて悲しみで返すわけにはいかない!これからもっと、笑顔でお返ししていくんだ!」そんなショウマの決意と共に、生まれたのはケーキのゴチゾウ。そして誕生ケーキングフォーム!いやーめっちゃ良いデザインですよね、ケーキングフォーム!生クリームを絞ったかのような王冠に、イチゴを模した複眼、肩にはケーキの断面図。王様要素は「母親が一番好きだった(王冠マークをつけていた)」からと、何とも素敵なデザインです。
 武器はガヴホイッピア。近距離のみならず、ホイップを放つことで遠距離も対応可能で、更にはホイップ兵たちを召喚可能なため多人数にも対応できる!更にホイップ兵たちはやられてもホイップが飛び散って目くらましになる!あと、自分で槍を回転させたのに、それで目が回って気持ち悪くなってしまう!……と、表情こそ無いもののゴチゾウたちと同じく個性的で面白い仲間になってくれそうですね。
 欲を言わせてもらえれば、おもちゃのガヴホイッピアもホイップチャージで光って欲しかったなぁ……と。あ、これを機にベルトとガヴホイッピア買いました。ゴチゾウ、人気すぎでは?

 一緒にケーキを食べられたら、仲良くなれていたかもしれない。そんな悲痛な思いで放たれた一撃が仕留めたのは……図らずもショウマは奪う側に、相手に自分と同じような想いをさせてしまうこととなりました。ああなった敵は何をしでかすか分かりませんから、末恐ろしいですね。あの状態のまま長いこと放置するとは思えませんから、近々再戦しそうではありますが、果たして。


 一方でニエルブが酢賀の事務所を訪れていましたが、あれが初対面かはたまた旧知の間柄か……気になるところで、また次回。
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仮面ライダーガヴ 第13話「約束の手作りケーキ」

2024-12-01 09:40:24 | 仮面ライダーガヴ
仮面ライダーガヴ 第13話「約束の手作りケーキ」

 デンテの推測では「絆斗を改造したのはグラニュート」。確かに色々知り過ぎている酢賀がグラニュートである可能性は否定できませんし、デンテの理論をグラニュートの誰かが利用したのでしょう。だとしても、何故グラニュートを倒す力を人間に与えたのでしょうか。スパイスの供給が断たれかねない行為に手を出すメリットは……単に興味本位とか?

 そんな話がされているとも知らず、改造された絆斗は人気のない場所でライブをするグラニュート・ロジョーと交戦。プリキュアに続き、ライダーもカニの怪人が続くことになろうとは。何故かカップルみたいな良い感じの雰囲気にもなったので面白キャラかと思えば、今度は「昔はヒトプレスにする必要は無く、さらうだけでよかった」という情報が明かされるという……この短時間で妙に印象に残るグラニュートとなりました。

 一方ケーキ作りに挑戦中のショウマは、ブッシュドノエルの力で生み出されたブシュエルゴチゾウの力で、新たなフォームに変身。武器が斧なのは、ブッシュドノエルが丸太みたいな形をしているからでしょうか。
 そちらはサクッと終わりましたが、続く怒りに燃えるシータ&ジープとの戦いは激闘となりました。基本的にシータが遠距離、ジープが近距離を担当しつつ、ザクザクチップスフォーム相手には懐に入って剣を降らせず、チョコダンフォームは手から銃を弾くといった具合に、シータ&ジープが感情をむき出しにしながらも的確にガヴの各フォームを攻略していく様は、敵ながらめちゃくちゃカッコよかったですね。
 ショウマも負けじと、奥の手感があったパンチングミ&キッキングミアシストの同時発動を披露しましたが、それすらも攻略して見せるとは……しかも、回避直後は自分たちを振動で宙に浮かせた足の強化解除を先に狙っており、冷静に怒り狂うのが如何に恐ろしいことかを感じさせられます。

 にしても、何故シータとジープはショウマをここまで毛嫌いしているんでしょうね?現状はショウマが原因で二人が引き裂かれようとしているからだというのは分かりますが、かつての誕生日に歩み寄ろうとしてくれたショウマは遠ざけたのは何故なのか。


 絶体絶命のショウマですが、次回ケーキングフォーム誕生!ということで、崖から落ちるようですが生きてます(笑。ヴァレンがチョコの力で救助するのかな?
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仮面ライダーガヴ 第12話「ドーナツがつなぐ絆」

2024-11-24 09:29:38 | 仮面ライダーガヴ
仮面ライダーガヴ 第12話「ドーナツがつなぐ絆」

 「普通の体じゃなくなったから病院に行きたくない」ってのは辛いところですね……かといって酢賀に頼りっぱなしってのもねぇ。と思ったら、回復が早い様子。副作用がそれ以外にないとは思えないのが怖いところです。

 さて意図しない形で互いの正体を知ることになったショウマと絆斗。
 目の前の絆斗を放って置けなかったショウマと、一日でも早く、一匹でも多くグラニュートを倒すべきだと感情を高ぶらせる絆斗。そんな彼に、生きているから誰かを助けたりグラニュートを倒すことが出来る、生き残ったからできることがあると語るショウマ。絆斗を放置して戦うことは、それこそグラニュートの犠牲者を増やすことに他ならない。普段はお菓子を楽しむ柔らかな雰囲気の好青年ですが、ここぞという時の決意の決まりっぷりはカッコいいですね。冷静になれる絆斗も頼もしいです。
 
 正体を明かした二人は遂に同時変身!ヴァレンのチョコでザクザクチップスの剣の弱点である脆さを補うという、フォームチェンジ以外の強化要素が見られるとは思わなんだ。更にヴァレンは新たにドーマルゴチゾウの力でパワーアップ!ドーナツで相手の動きを封じる、というのは、私の数少ない「ドラゴンボール」知識だと、ゴテンクスのギャラクティカドーナツを思い出します。
 
 そんな二人は互いに大切な人を目の前で奪われた者同士……なのですが、ショウマが絆斗と母親が映った写真を見た瞬間、何やらノイズが走っていたことから、関係性はそれだけに留まらない様子。やはり絆斗の母親とショウマの母親は何らかの関係がありそうですね。同一人物か、はたまた姉妹か親戚か。仮に同一人物だったとすると、絆斗にとって弟は憎むべき存在と同一種族となりますが、果たして。
 また、ショウマは絆斗が元人間だと気づいたものの、絆斗はまだショウマがグラニュートであることを知らない。一旦は絆を結んだ二人ですが、綻びが出そうな部分も少なからず残っています。

 他人同士?が絆を紡ぐ一方で、引き離されそうな絆を保たんとするシータ&ジープ。次回は遂に直接対決で、ブシュエルゴチゾウの力を宿す模様。
 しかし、登場が若干先なのにケーキングフォーム関連アイテムは昨日発売なんですよね。もうちょっと待っても良かったんじゃないかと思わなくもない。
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仮面ライダーガヴ 第11話「あまい言葉にご用心!」

2024-11-17 09:33:24 | 仮面ライダーガヴ
仮面ライダーガヴ 第11話「あまい言葉にご用心!」

 子供を守ろうとして咄嗟にエージェントを蹴りつけるショウマ、カッコ良すぎでは?

 ショウマが寿司屋でたまたま出会った鳥谷姉妹、栄美と葉奈。姉の栄美は何とSNS上で絆斗の写真を使った相手「ニワ」と交流しており、妹の葉奈はロマンス詐欺ではないかと不安に思っていました。ここで歯の浮くような言葉を述べるニワを、絆斗ではない!と決めつけるのではなく、「うちらハンティのこと知らないし……」から本人を呼び出す件、結構好きです。よく知らない相手でもハンティ呼びするほど距離近めの幸果さんですが、だからといって短い付き合いで相手のことを一から十まで知った気にならないってのは大事なことだと思います。

 ニワを逆に取材しようとした絆斗でしたが、待てどもニワも栄美も訪れない。それもそのはず、今回のグラニュートは意外な人物でした。確かに酢賀が「グラニュートは人間が服を着替えるように化けられる」とは言ってましたが、服のサイズ関係なしとかヤベーイ!
 更にランゴは解雇したシータ・シープ姉弟を富裕層に嫁がせる計画を進める一方で、仕入れ業務の統括を引き継いだことから現場へと視察し、ショウマと対峙。大勢の人ごみの中にあって、異様な存在感を放つランゴ。幸果さんがそれを感じたのは何かの伏線でしょうか?案外、父親と同じくランゴも人間の女性に恋をするとか、そういう展開もあるかもしれない……

 今回のガヴとエージェント、グラニュート・アーリーは狭い空間での迫力あるバトルを見せてくれましたね。狭いが故にキャンディの巨体はフリデアは?と思いましたが、面的制圧が活きる活きる。
 一方のヴァレンは逃げたアーリーと対峙。我が身を犠牲にしてでもヒトプレスを、栄美を守らんとする様は頼もしかったですが、その戦いの先に待っていたのは……次回で互いの正体が判明するようですが、だからといって敵対関係に陥るわけではなさそうですね。ヴァレンの新しいフォームも登場!……発売日的にケーキの出番じゃないのか……

 また、シータ・ジープはランゴの決定(富裕層に嫁ぐこと)に不服の様子。となれば、どこかで手柄を上げようと勝手な行動を取るか、もしくはランゴに一泡吹かせようとするか。もしくは赤ガヴと忌み嫌っていたショウマに助けを求めるか。あの二人の今後も気になりますね。
 ……あ、もしかしてケーキのゴチゾウって、二人のウェディングケーキから誕生したりします?
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仮面ライダーガヴ 第10話「特盛り!キャンディ砲」

2024-11-10 09:37:22 | 仮面ライダーガヴ
仮面ライダーガヴ 第10話「特盛り!キャンディ砲」

 影も形もないケーキングフォームのCMを流すのはいつものこととはいえ、本当に良いんか?と思わなくもない。

 さて子供ばかりを狙うケーキ屋のグラニュート・ヤードの話も後編。建物ごと移動するパワーの持ち主だとしても、その建物をどこに隠すんだ?と思ったら、なるほどそういう……ダブルライダーの力でどうにか撃破は出来ましたが、ああいう体内にヒトプレスを隠し持つタイプだと、戦闘中にうっかり壊してしまいそうで怖いですね。ガヴとヴァレン、どちらかだけでもグラニュートは倒せたかもしれませんが、人を救うことは出来なかったかもしれません。ショウマと絆斗、互いに優しいからこその連携プレーでした。
 
 また、相変わらずショウマの勘違いは続いているため、ヴァレンを眷属を出せないグラニュートと勘違いし、チョコのゴチゾウ不足を素直に伝えたヴァレンに「チョコだけで足りる?」と気遣っていたのも印象的です。自分のゴチゾウだからと独占するのではなく、時に分け合うことも大切……と。
 一方酢賀はといえば、何やら怪しげな動きを見せていました。ニエルブと繋がっている可能性が考えられますが、その場合ニエルブに何の得があるのか分かりません。人間の解析がまだ不十分、幸せそうな人間の情報提供とか……?あるいは、ヴァレンの変身自体がニエルブの計画のうちなのかもしれません。

 きらりちゃんの「絆斗お兄ちゃん」呼びが可愛かったところで、また次回。次回はランゴ登場で絆斗の正体バレかな?
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仮面ライダーガヴ 第9話「トリック オア ダンス!」

2024-10-27 09:35:13 | 仮面ライダーガヴ
仮面ライダーガヴ 第9話「トリック オア ダンス!」

 シータ&ジープにチャンスを与える際、二人に期限を設定させるランゴ兄さん、割と良い上司なんじゃないかと思えて来た。

 さて今回はプリキュアに続きライダーもハロウィン。ショウマは配るのみならず自らも「トリックオアトリート!」とお菓子をもらっており、絆斗は怪物の噂をしている女の子に話を聞こうとし、逃げられていました。どちらも事情を知れば当然の行為ですが、知らない人から見ると警戒するのも仕方ないですね。

 絆斗が話を聞いたのは、アイドルを目指してお菓子を断っている高瀬きらり……なのですが、この子、演技上手いな?絆斗に新しいステップを見て欲しいといった後の仕草がとても可愛らしかったですね。第1話の始くんといい、こういうライダーと絆を深める子供たちにもっと出番が欲しい……
 ダンスが上手い子と自分を比べて悩んでいるきらりに対し、周りと比べたところでキリがない、結局は自分がどうなりたいどうしたいかが大切と絆斗。絆斗自身、怪物は憎いし戦闘だって好みではないでしょう。それでも自分がしたいことをしている。有言実行しているからこその説得力が感じられる言葉でした。

 前回は共闘したダブルライダーでしたが、絆斗は行方不明の生徒の情報を追う中でグラニュートと対峙し、ショウマはエージェント、そしてシータ&ジープに狙われていました。絆斗は硬いグラニュートに苦戦し、ショウマはどのフォームに変身しても次々とアーマーを溶かされてしまったため、硬いグルグルキャンディの力で状況を打開。互いに「硬さ」が重要となった戦いでしたが、中でも、ガトリングの銃口の熱をゴチゾウたちがフーフーして冷やすのは可愛らしかったですね。

 ショウマはシータ&ジープの作戦を破り、絆斗もグラニュートの正体を突き止めこそしたものの何やら嫌な展開に。当たり前の話ですが、幸せになるのは何も大人に限った話ではなく。子供も当然幸せだと感じる瞬間があるわけで、そうなればヒトプレスの素材に選ばれてもおかしくはなく……

 そんなこんなでまた次回。
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仮面ライダーガヴ 第8話「デュアル チョコレイト」

2024-10-20 12:16:10 | 仮面ライダーガヴ
仮面ライダーガヴ 第8話「デュアル チョコレイト」

 ショウマと絆斗、幸果。誰も彼も誤魔化しなれていないあたり、根の人の良さが現れていて好き。

 さて前回画廊にて出会ってしまった絆斗とグロッタ。正直ここまでグロッタにはさほど注目していなかったのですが、人間に化けたままでもヴァレンでは全く歯が立たないほどの強さを誇るグロッタ姉さんめっちゃカッコよかったので一気に好きになりました。「歯食いしばれ!」からのアッパー!鎌で壁にたたきつけた後、足で追い打ち!のコンボ、めっちゃ良い……ヴァレンのパンチを顔に食らった時も「よくも私の顔に!」などと焦るそぶりを見せなかったのも、強者感マシマシで最高でしたね。ヴァレンにトドメを刺さなかったのは「歯牙にもかけない」という印象なのでしょう。
 また、酢賀によればグラニュートは人間が服を着替えるように化けられるとのこと。ということは、うっかりあの姿で人間界をうろつけば、シータやジープの「服」の元になった人間の縁者と出会う可能性があるのでしょうか?

 一方幸果は雅子の家に住むもう一人の芸術家の卵・末継を傷つけてしまったことを悔やんでいました。どうやら過去にも「幸果にはうちらの気持ちわかんないよ」と言われたことがあり、「多分うち苦労とかあんまりしてないんだよね。だからきっと、うちには人の気持ちとかわかんないんだよ」と幸果。それに対し「ううん。本当に人の気もちが分からない人はそんな顔しないわ。上手くいかないこともあるでしょうけど、人のことを思って真っ直ぐ動ける幸果ちゃんのこと、私は好きよ」という雅子さんの言葉が身に染みます……
 雅子さんの言うとおり、本当に人の気持ちが分からないならばペンキをぶっかけられた時にキレているでしょうし、そもそも励まそうとすら思わない、それ以前に誰かの役に立ちたいと思える仕事を始めたりもしないでしょう。今回の一件を雅子やショウマに言わなかったのも、そのせいで末継が悪く言われるのも、心配をかけてしまうのも嫌だったからではないかと。彼女もまた、笑顔という仮面の下で涙をこらえていたという点では、仮面ライダーだったのかなと感じました。

 そして今度は末継を狙って現れたグラニュートを前に、幸果も奮起!また失敗してしまうかもしれない、傷つけてしまうかもしれない。それでも困っている人を見過ごせない。怯えながらも一歩踏み出し、誰かのために怒れる幸果がカッコよかったですね。
 人を励ますというのは簡単なようでいて難しい。幸福にもすれば、不幸にもしてしまう。そんなことを感じたお話でした。

 敵の攻撃を回転させた剣で防いでいる間にフォームチェンジするガヴがカッコよかったところで、また次回。


 ……え?末継がグラニュートを手引きしたって疑ってた?……何のことだか(汗。
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仮面ライダーガヴ 第7話「仮面の下はどんな味」

2024-10-13 09:34:46 | 仮面ライダーガヴ
仮面ライダーガヴ 第7話「仮面の下はどんな味」

 「チョコといえば銃だ!」……うん、うん?あまり板チョコって食べないしなぁ……

 「悪いがお互い詮索は無しで行こうぜ」予告ではカッコいい感じのセリフだったのに、実際には「アイテムをパクってるとか色々バレたら困るから」という趣旨で使われるとは思わなんだ。
 そんなチョコレートくん(ヴァレン後輩)とアカガヴせんぱい(ガヴ先輩)は、互いに素性を明かすわけにはいかないため、勘違いしている部分もありながらも、「人間の味方」であることを確認しあってその場は別れたものの、幸果の店で鉢合わせ。互いに正体を明かすのはしばらく先になりそうです。

 しかしショウマはともかく、絆斗がショウマを人間だと勘違いしてしまっているのは問題ありかなと。後々ショウマがグラニュートと人間のハーフだと知った時、絆斗はどのように接するのでしょうか。「仮面ライダードライブ」の剛が味方でありながらもロイミュードであるチェイスを友と認められなかったように、絆斗もショウマを拒絶するんですかね?それとも、これまでの彼の行いから味方と判断するか、他のグラニュートからエサを奪っていると考えるか……

 で、ショウマはデンテからはゴチゾウが見たものが映し出される機器が提供されたことにより、一層グラニュート事件への介入がしやすくなった様子。小さいから見つかりづらい、見たものは機器で再生可能、変身にも使える、可愛い……ゴチゾウくん有能すぎでは?
 遠距離攻撃を得意とするグラニュートを前に、ショウマはチョコの力を宿したガヴに変身!溶けたチョコが西部劇のガンマンが羽織っている衣服のように見えるの、カッコいいですね。

 一方絆斗は意図せずグロッタと接触してしまい、グラニュートが人間に化けられることを知ることに。これがきっかけで絆斗が人間不信に陥ったり、会う人会う人の腹の口を確認したりしなければいいのですが……


 今回は雅子の家にいた芸術家二人のうち一人がヒトプレスにされてしまいましたが、アレはもう一人の芸術家・末継の手配ですかね?ショウマのおかげで幸せになった&うるさいという理由で彼女の情報をグラニュートに売ったのかなと。
 また、末継から絵具をぶっかけられた幸果の反応も印象的でした。最初は怒りを露わにしていたものの、すぐに謝っているあたり、自分の言動にも非があったことを理解したのでしょう。あの状況下で冷静になれるの、すげぇカッコいいなぁ……

 
 次回はダブルライダー共闘。
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