ひびレビ

特撮・アニメの感想や、日々のことを書いてます。
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騎士竜戦隊リュウソウジャー 第48話(最終回)「地球の意思」

2020-03-01 10:14:10 | 騎士竜戦隊リュウソウジャー
騎士竜戦隊リュウソウジャー 第48話(最終回)「地球の意思」

 騎士竜と共に総力戦を挑むリュウソウジャー。コウはすべての騎士竜の力を結集したリュウソウカリバーでエラスとの決着をつけようとするが、リュウソウカリバー自体の力が弱まっていたために、あと一歩のところでリュウソウカリバーが折れてしまう。更に騎士竜の力を使い切ってしまったために変身も出来なくなり・・・

感想
 アスナの「嫌っ!」が迫真過ぎて見てるこっちもびっくりした最終回。

 さて今回はいきなりの巨大戦からスタート。キシリュウオーパキガルーに、ヨクリュウオー+タイガランス+ミルニードル、キシリュウネプチューン+ディメボルケーノ+コスモラプターという新たな合体形態も見られました。本当、こういうのもっと沢山やって欲しかったなぁ・・・色々制約があるんでしょうけども、映画に出たような巨大な剣など、様々な合体を見たかったですね。

 が、エラスには一歩及ばず、更にはコウが生命エネルギーを奪われて戦線離脱。みんなの叫び声が緊迫感ありまくりでしたね・・・その後すぐに復活するかと思っていただけに、コウ抜きでの名乗りには驚かされました。この時、メルトがコウのリュウソウケンを手にして二刀流で戦うのがカッコよすぎますし、「6本の剣」名乗りが素敵です・・・最終決戦を通常フォームで戦い続けるというのも素敵・・・
 そしてエラスとの物理的な決着は6本の剣がつけ、精神的な対話はコウが済ませることに。エラスも自身の使命が終わったことを察したようで・・・エラスはエラスで、地球の未来を考えすぎるがあまりの行動でしたが、コウたち個人を見ずに「リュウソウ族」として捉えてしまったがために、ドルイドンを生み出してしまったのかなと。リュウソウ族も失敗してしまいましたが、エラスもまた失敗したのかなって。

 しかし生き物は失敗しても、その上に立って生きていく存在。コウたちは先祖の失敗の上に立って笑顔と命を未来につなげていくために勝利を、未来を掴むことに。そしてドルイドン側もまた、最早リュウソウ族と争う理由はなく。クレオンとワイズルー、そして生きていたプリシャスはクレオンの星に行くことに。プリシャス生存は意外でしたが、プリシャスもまた、使命も何も関係なしに、やりたいことをやれると良いですね。
 
 戦いは終わり、騎士竜たちは封印されたまま。いつかまた会える日を願って、メルトはオトや尚久と共にまだ見ぬ騎士竜探しに奮闘していました。他のメンバーのその後も描かれましたが、中でもアスナは学校=みんなが帰ってこられる場所を作っていたのが印象的でしたね。終盤にかけて本当に良いポジションだったなぁ、アスナ。そんなアスナに好意を寄せているっぽいカナロですが、アスナ自身に全く自覚が無いために、前途多難そうです。 
 また、これまた久々に出てきた長老はといえば、事業を広げ過ぎて失敗したために戻ってきていました(汗。失敗の上に立つという言葉が、実体験を持って語られることになろうとは・・・

 そして最後には、うい帰国。正直序盤に比べると中盤以降の影の薄さは否めなかったですね・・・家で待っているヒロインポジションはオトが担っていたように思えますし・・・もうちょっと出番があっても良かったような気がしないでもない。
 ラストは何気ない日常で締め。使命から解き放たれ、各々が新たな道に踏み出している姿、平穏な日々を過ごしている姿が描かれたのは良かったと思います。ただ、バンバがどういう道を歩んでいくつもりなのかも描写してほしかったところではありますね。

 そんなこんなでリュウソウジャーも気づけば最終回。第1話のキシリュウオースリーナイツの活躍を見て、慌てておもちゃ屋さんにスリーナイツを買いに走った日が懐かしい・・・かーなーり久々のスーパー戦隊のDXロボ購入でした。
 序盤からマスターの戦死、巨大化した敵に等身大で立ち向かう、マイナソーの産みの親である人間を殺すことでマイナソーを倒そうとする、など衝撃的な出来事も多かったリュウソウジャー。段々と慣れていった部分もありましたが、猪突猛進な雰囲気は最後まで変わることはなく。でも最終回でエラスの光線により荒廃した土地が元に戻らなかったところを見ると、荒廃した土地の上で眠りに陥っていた人たちはそのまま亡くなったってことですかね・・・それ以外の人は生命エネルギーが戻って復活!てな感じなんでしょうけども。

 終盤はそれまでたびたび語られていたリュウソウ族同士の争いの歴史が思わぬ形で絡んできたりもしつつ、「失敗しても、逃げずに失敗と向き合い、その上に立って生きていく」というメッセージが伝わってきました。思い返せばナダもまた、使命から逃げ、ガイソーグの鎧の影響もあったとはいえ、コウを攻撃したりと失敗を重ねていました。それでも最後には現実と向き合い、騎士として仲間のために散っていくという勇敢な姿を見せてくれましたから、彼もまた「失敗の上に立ち生きていく」ということを体現している存在だったんだなと。

 そういえばマスターブルー生存フラグっぽいものはどうなったんだろうとか、もっといろんな合体が見たかったとか、正直最後のオチはやや弱めかなーという気がしないでもないところもありつつ、全体的には楽しめました。一年間、ありがとうございました!


 ・・・ところで、CM直後の本編右上に、別番組の宣伝するのやめよう?邪魔でしかないから。
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騎士竜戦隊リュウソウジャー 第47話「幸福と絶望の間で」

2020-02-23 10:03:24 | 騎士竜戦隊リュウソウジャー
騎士竜戦隊リュウソウジャー 第47話「幸福と絶望の間で」

 平和な世界での一時を過ごすコウたち。だがそこには仲間の姿は無かった。それもそのはず、そこはエラスに見せられていた幻の世界だった。コウのみならず、エラスの光を浴びた人々は一様に眠り、幸せな夢を見続けていたのだ。
 その間巨大化したエラスはキングキシリュウオーが相手をしていたが、エラスは光線でキングキシリュウオーもろとも街は一瞬にして吹き飛ばしてしまう。そして星の栄養とすべく、アスナとメルト、そしてクレオンがエラスに吸収されてしまい・・・
 
感想
 街で眠る人々、逆光のエラス、エラスに囚われ星の栄養となる人々・・・なかなかに怖い光景でしたね・・・

 さて今回は巨大化したエラスが登場。エラスは生物のエネルギーを使い、星を創りなおすのが目的。これまで連戦連勝だったキングキシリュウオーもリュウソウジャーのリュウソウル抜きでは歯が立たない様子。ワイズルーも観客ゼロの世界は受け入れられず、目的は違えども「こんな世界は嫌だ」という気持ちは一緒。ですがカナロは幸せな夢を見ていたことが忘れられないようで、目に涙を浮かべていたように見えます。
 その想いはエラスとの戦いを前に爆発。カナロの「これ以上戦う意味があるのかと言っているんだ!」という彼の絶叫が響き渡ります。人々が目を覚ましても、目の前に広がっているのは荒廃した世界。ならば失敗も絶望もない世界で夢を見続けていた方が、幸せなのではないか・・・人々の幸せを願えばこその発言なんでしょうね・・・優しさ故に、戦う意味を見失ってしまいかけていたと・・・

 コウすらも黙ってしまう中、エラスに対する想いをぶちまけたのは何とアスナでした。「それはあんたの都合でしょ・・・こっちにはこっちの都合があるんだよ!」「いくら夢の中でおいしもん食べたって、全然お腹は膨れないっつうの!」色んなところに行って、仲間と一緒に新しいところに行きたい、何より夢の中には仲間がいない。手のぬくもりすら、夢の中では感じられない・・・と。
 ここで口火を切るのはコウだと思っていただけに、アスナというのは予想外でした。ですが、夢の中でナダと遊んだり、結婚や修行、旅、読書は出来ても、お腹が膨れることだけは決してない。故のアスナだったのかなと。まさか大食いというのがこんなところで生きてくるとは・・・
 過ちや失敗に向き合わないのが一番の罪。争いの歴史と向き合い、その歴史の上に立ち、生きていくことが使命。そして膝をついていたカナロを立ち上がらせるのが「一緒にオトちゃんの笑顔、見よう」という一言なのがまた良い・・・!
 
 みんなで紡ぎあって繋いでいく未来を創るために戦う。それがコウたちの騎士道。いやはや、カッコいいですねぇ・・・・エラスを前にリュウソウジャー、そして騎士竜大集合!からの名乗りが超カッコいい!ただ、サラッと水のフィールド作って浮いてるモサレックスに笑ってしまいましたが(苦笑。
 

 いやー、盛り上がりそうな最終回、楽しみです!見たところキシリュウネプチューンにコスモラプター?とディメボルケーノ、ヨクリュウオーにタイガランスが合体しているようで。これは最終回の大盤振る舞いということで、色んな騎士竜合体が見られそうですね!
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騎士竜戦隊リュウソウジャー 第46話「気高き騎士竜たち」

2020-02-19 08:07:12 | 騎士竜戦隊リュウソウジャー
騎士竜戦隊リュウソウジャー 第46話「気高き騎士竜たち」

 突如ドルイドンもリュウソウ族も敵とみなして暴れ始めたヤバソード。その様子を見ていたティラミーゴやぴーたんは、大好きなコウたちのためにエラスと共に再び封印される覚悟を固めていた。
 全騎士竜とリュウソウカリバーの力で再びエラスを封印するべく、再び洞窟へと接近するリュウソウジャー。だが洞窟の入り口にはリュウソウルに反応する結界が仕掛けてあった。やむなくリュウソウル無しで突入するコウとアスナだが、プリシャスには苦戦を強いられる。そこに駆け付けてきたのは何と・・・

感想
 「最初は勢いだけのバカなやつだと思ってた」・・・今回も勢いだけでリュウソウル無しで洞窟に突っ込んでいった気がしないでもない。

 さて今回はリュウソウブラウン登場!プリシャスとの決戦!そして驚愕の真実が明らかに!な、お話でした。

 全騎士竜とリュウソウカリバーの力をもって、エラスを再び封印する。封印を嫌がっていたぴーたんもまた、好きになったみんなのためならばと自ら封印されることを望んでいました。ここら辺、みんなを代表してティラミーゴやぴーたんが喋ってるんでしょうけども、出来ることならモサレックスやディメボルケーノ、パキガルーといった喋れる騎士竜の声も欲しかったですし、何ならトリケーンたちも喋らせてあげても良かったのではと、今更ながらに感じてしまいました。

 ともあれ、エラスがいる洞窟へとリュウソウル無しで突入したコウとアスナ。アスナはリュウソウル無しでも持ち前の怪力で岩壁を引きはがして盾にしたり、後々リュウソウブラウンとして戦うセトーに良いツッコミを入れたり、この前のシーンではマスターブラックの言葉に対して口をもごもごさせながら返答したりと、美味しい役回りでしたね(笑。

 そして2人の元に駆け付けたセトーは、地中に埋めていたリュウソウブラウンの鎧を纏って参戦!見た目は騎士、中身はオッサン・・・見た目は仮面ライダー、中身はオッサン・・・仮面ライダー純のあんまりにもあんまりな活躍を思い出して不安になってしまいましたが、ふざけているように見えてプリシャスを取り押さえたり、その後の総力戦ではリュウソウルを使って戦いをサポートしてくれたりと、良い感じに立ち振る舞ってくれて何よりでした。
 プリシャスとの決戦では、再生するプリシャスを相手に、再生する間もないくらい容赦なく連続攻撃を叩き込む様がカッコよかったです。

 で、これで終わりかと思いきや、ここでエラスの意志を受け取ったプリシャス、そしてクレオンの口からリュウソウ族とドルイドンに関する真実が明らかに。
 何とエラスが最初に産んだのはリュウソウ族であり、星を守るために生み出したリュウソウ族が愚かな争いを始めたためにドルイドンを生成。そのドルイドンが今度は地球を滅ぼそうとしているからドルイドンも倒そうと試みたと・・・まさかリュウソウ族同士の争いが、こんなところに繋がっていたとは思いもしませんでした。
 これまで幾度となく「使命」を口にしてきたリュウソウジャーでしたが、ドルイドンにもドルイドンなりの使命があったわけですね。既に消えてしまったので聞くことは出来ませんが、セトーはこのことを知っていたのでしょうか・・・
 ともあれ、リュウソウ族の敵は過去の自分たちの過ちであり、そして自分たちの産みの親でもあるとのこと。しかもその母親はプリシャスと一体化し、星のリセットを望むようになってしまいました。

 そんな驚愕の過去が明かされる中、サラッと復活ワイズルー!散々煮え湯を飲まされてきたプリシャスに手を差し伸べる様はカッコよかったですが、その手が取られることはなく・・・クレオンもプリシャスに同情したのか、彼をかばおうとしていたというのに・・・
 何だかんだで生存しそうなクレオンとワイズルーですが、この後控えている最終決戦にどういう形で関わってくるのかも楽しみですね。リュウソウ族が互いに争わず、星を滅ぼそうともしないのであれば、ドルイドン側にとっても戦う理由は無いわけですし。

 予想外のラストが待っていそうなところで、また次回。
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騎士竜戦隊リュウソウジャー 第45話「心臓を取り戻せ!」

2020-02-09 09:59:54 | 騎士竜戦隊リュウソウジャー
騎士竜戦隊リュウソウジャー 第45話「心臓を取り戻せ!」

 マスターブラックはかつてプリシャスをマスターグリーンと共にプリシャスを迎え撃った際にエラスの存在を知った。エラスはリュウソウカリバーにより封印されていたが、プリシャスが宇宙に散ったドルイドンに地球を襲わせることでリュウソウカリバーを抜かせようとしていることを知り、プリシャスに付き従っていたサデンになりすまし、彼の動向を見張っていたという。
 騎士竜たちもリュウソウカリバーの力を復活させるために封印されていたが、時が経ちまた封印が弱まっていた。そしてエラスは地球のエネルギーを吸収しているため、倒してもまた復活するという。この事実を知ったアスナは、根元からごそっと抜けば良いのではと提案し・・・

感想
「(尚久に)危険が迫ればいいのかも!メラメラソウル!」
「(ダメだと言われて)ヒエヒエソウルは?」
 相変わらずの脳筋っぷりで安心しました(笑。

 さて今回はマスターブラックの回想からスタート。マスターグリーンはガイソーグとなり、マスターブラックと共にプリシャスを迎え撃っていたようですが、まさか単身でプリシャスを追い払うほどの強さを有していたとは・・・さすがマスター。
 マスターブラックも心臓が戻った後は、多少動きが鈍かったものの、プリシャスと多少は渡り合える力を持っているあたり、さすがですね。 

 で、エラスやプリシャスの思惑を知ったマスターブラックは、サデンになりすまして動向を伺っていたと。ただ現在はプリシャスに心臓を奪われてしまっているために、自由の身ではない。そんなわけでエラス引っこ抜き作戦と並行して心臓奪還作戦が始まったわけですが、心臓奪還においては何とコウがサデンに変身してプリシャスの油断を誘い、腕ごと心臓のカードの奪取に成功!・・・冒頭で尚久にメラメラソウルを使おうとしていた人間と同じとは思えませんでした(笑。 

 仲間が裏切らないように心臓を握ったり、裏切らない仲間をエラスに産んでもらっていたプリシャス。しかしコウたちは仲間に裏切られるとは微塵も思っていない。同じ「仲間」でも、仲間に対する信頼感の差は歴然。このままガンジョージとヤバソードを倒して、残るはプリシャスとエラスだけ!・・・という流れになるかと思いきや、ここで突如エラスの胎動に呼応したヤバソードが暴走。
 リュウソウ族のみならず、ドルイドンすらも倒すと言い出し、プリシャス相手でもお構いなしに攻撃を開始・・・あー、これリュウソウカリバーに宿っていた「ドルイドンを倒す」という想いと、元々のドルイドンの母としての「リュウソウ族を倒す」という想いが入り混じって、カオスなことになっている感じですかね。
 で、次回予告でクレオンが口にしていた「この星を創りなおす」という想いに至ったとか?


 そんなこんなでまた次回。果たしてワイズルーの出番はあるのか。そして謎のリュウソウジャー、というか茶色と銀のガイソーグらしき戦士の正体は、マスターブラックなんでしょうか・・・?
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騎士竜戦隊リュウソウジャー 第44話「試されたキズナ」

2020-02-02 10:03:21 | 騎士竜戦隊リュウソウジャー
騎士竜戦隊リュウソウジャー 第44話「試されたキズナ」

 エラスのいる洞窟に向かうリュウソウジャーの前に、オトを人質にとったサデンたちが現れたが、メルトの策によりオトを救出し、一行は更に先へと進む。だが街に戻ったオトは、プリシャスがガンジョージ、そして新たなドルイドンであるヤバソードを暴れさせているのを目撃。
 急遽街に戻りヤバソードたちと交戦するコウとアスナだが、遂には変身解除に追い込まれ・・・

感想
 名乗りながらの必殺技、良いですねぇ・・・

 さて今回はエラスのいる地への突入。オトと引き換えにリュウソウカリバーを渡すよう迫られたコウたちでしたが、メルトとコウは言葉なしで意思を交わし、ドッシンソウルで見事オトの救出に成功。カナロもようやく、とうとうメルトを「義弟(おとうと)」として認めることに。まさかオトちゃんの出番がここまで多いとは思いませんでしたし、メルトとここまで良い関係になるとは思いもしませんでしたね・・・良いキャラなので素直に嬉しいです。
 しかも今回、ヤバソードとの巨大戦においては何とプテラードンに乗ったオトちゃんも参戦!てっきりプテラードンの上に乗って攻撃するぐらいかなーと思ったら、まさかヨクリュウオーのコクピットにまで乗るとは・・・まぁ何だかんだ一番プテラードン(ピーたん)と仲良かったのってオトちゃんでしょうしね。そりゃソウルも結ばれてるってものです。でも追加戦士でもないのにロボに乗って戦うって、相当なレアケースでは・・・

 一方エラスの守りに就くサデンとガンジョージⅡですが、サデンがバンバとトワの成長を喜んでいたことから、トワは彼の言動を訝しみ、その正体がマスターブラックであることが発覚。本物のサデンもいたけれども、いつからかサデンに化けていたようで。元々はエラスに対抗するためだったようですが、今のリュウソウカリバーではそれも敵わず。

 巨大戦ではキシリュウオーディメボルケーノが久々に登板。仲間たちが別で戦っているため、コウとティラミーゴ、ディメボルケーノだけで完結できる合体ということでの選出でしょう。しかもヤバソードの二刀流にも対抗できると。ヨクリュウオーとの氷炎タッグ、カッコよかったです。


 クレオンが離れたため、マイナソーは生み出せないもののエラスがドルイドンを生み出してくれる。プリシャスはガンジョージたちを自分の「チーム」だと言っていましたが、自爆させようとしていたあたり、都合の良い駒でしかないのでしょう。本当の意味での「仲間」はいない。次回プリシャスも追い詰められるっぽいですが、まだマスターブラックも信用しきれたわけではないっぽい発言も次回予告で流れていましたし・・・マスターブラックがセトーの存在を知って焦っていたのとも何か関係があるのかな?


 ・・・とまぁ、そろそろ最終回なんですけども、例年よりちょっと時期がずれているためか、微妙に最終回間近感が無いような気がしないでもなく(汗。ともあれ、楽しみです。
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騎士竜戦隊リュウソウジャー 第44話「ドルイドンの母」

2020-01-26 10:00:04 | 騎士竜戦隊リュウソウジャー
騎士竜戦隊リュウソウジャー 第44話「ドルイドンの母」

 ワイズルーの消失に嘆くクレオンだったが、偶然ワイズルーの心臓が写し取られたカードを発見。更にその後「ドルイドンの母」であるエラスが新たなドルイドン・ガンジョージを生み出す場面を目撃する。
 早速プリシャスがガンジョージに街を襲撃させていると、そこへコウたちが駆けつけてきた。一旦は優勢に立つリュウソウジャーだが、プリシャスの介入で形勢は逆転更に巨大化したガンジョージにキシリュウオージェットで対抗していると、プテラードンは自身を封印したプリシャスを見て動揺。合体が解除されてしまい、その間にプリシャスたちは姿をくらましてしまい・・・

 そしてドルイドンの母・エラスの名前をマスターブラックが知っていたことが、バンバの口から明らかになる。

感想
 ガンジョージ、見た目も能力も若干タンクジョウっぽいのですが、ガンジョージって名前は「頑丈」とタンクジョウの中の人から取ってます・・・?

 さて今回はエラス様によりガンジョージが誕生。戦力的にはまだまだのようで、このままいけば倒せそうな流れでしたがプリシャス登場で全てが狂うことに

 その「エラス」の名前を何故か知っていたバンバは、自身にコタエソウルを使わせることで、幼い・・・幼いんですかね、あのバンバ・・・リュウソウ族って見た目と年齢が一致しませんから・・・ともあれ、今よりも幼いバンバとマスターブラックの過去が描かれることに。
 そこでリュウソウブラックを継承した際、トワにグリーンリュウソウルを授けること、トワにはバンバにもマスターブラックにも無い光があることが語られていました。今後トワがドルイドンとの決戦の際に鍵となる伏線ですかね?あるいは、バンバよりも早くコウたちに馴染んだことが、バンバやマスターブラックに無いトワだけの「光」だったのかな。

 何故マスターブラックがエラスを知っていたのかは分からないまま。同じくエラスを知るセトーによれば、リュウソウカリバーでエラスを封印したが、その剣を抜けと言ったのもセトー。何とエラスは封印の要となっているリュウソウカリバーのエネルギーを吸収し始めたとのこと。抜けば封印が解け、抜かなければリュウソウカリバーのエネルギーは消失。どちらを取るかと言われたら前者ですかね・・・とんでもないボスが復活しそうになっているわけですね。

 エラスはリュウソウカリバーのあった神殿の下にいる。そのため早くもエラス撃破に動き始めることに。ここら辺の展開早くて驚きましたが、リュウソウカリバーで封印されていた=リュウソウカリバーのあった神殿の下にいる、というのが分かっているわけですし、攻めていかない理由もなく。
 オトは戦いを避けて遠くに逃げても・・・と提案していましたが、その提案をコウたちは戦いを終わらせて旅をすると捉え、旅の楽しみを語っていました。「戦わない」という選択肢が最初から頭にない、平和になったあとの世界を思い描いているのはカッコよかったです。
 それでもオトは「メルトくんは?私のこと大事じゃないんですか?」とメルトに抱き着き、彼の身を案じていました。あんなかわいい子が大事じゃないわけないだろ!?(笑。

 
 そしていざエラスのいる洞窟へ・・・攻め込んでいくリュウソウジャーの面々が悪っぽく見えてしまったのは気のせいでしょうか(汗。
 しかしオトがサデンに捕まってしまい、ガンジョージⅡも産まれてしまい、状況は悪化することに。しかしサデンを信頼していると言いつつ、ちゃっかり心臓を握っているプリシャスの抜け目の無さはさすがというか・・・この感じだと、サデンの心臓が彼との交渉材料になる感じですかね。ウデンが撃破されたことも何か関係していそう。
 あとはクレオンがどう動くか、心臓のカードが残っているというかはワイズルーは生きているのではないか・・・逆転の手立てはいくつかありそうですが、マスターブラックがどのような動きを見せてくれるのかも気になるところで、また次回。
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騎士竜戦隊リュウソウジャー 第42話「決戦のステージ」

2020-01-19 10:01:52 | 騎士竜戦隊リュウソウジャー
騎士竜戦隊リュウソウジャー 第42話「決戦のステージ」

 バンバとトワの連絡を受け、ドルイドンのアジトに乗り込もうとしたコウたち。だがその直前、ファントムマイナソーが「開幕」という文字を宙に描いたかと思えば、コウ、アスナ、バンバ、カナロはいつの間にかワイズルーのステージの観客と化しており、メルトとトワはステージ上で踊らされていた。
 ステージ上はワイズルーの独壇場。彼のシナリオどおりに物語が進んでいく。「ロミオとジュリエット」の物語どおりにアスナとカナロが毒で死んでしまう前に、コウとバンバはファントムマイナソーを探すが・・・

感想
 改めて緑川光さんってイケボだなぁと感じた第42話。

 さて今回はワイズルートのラストショーーーーータイム!ファントムマイナソーの力も借りて、思い通りに舞台を進めるワイズルー。しかも第2幕では「ロミオとジュリエット」を題材にすることで、アスナとカナロを毒殺!・・・に成功するはずもなく。まぁ冒頭でコウがぶっ倒れるぐらい激辛のドリンクもらってましたし、分かりやすい伏線でしたね・・・ところで「ロミオとジュリエット」がカナロのバイブルだそうですが、ラスト報われずに毒殺されるけど、それが婚活男子のバイブルで良いんです・・・?

 「毒」のト書き部分もクレオンが破ってしまっていたため、アスナとカナロは生存。続く巨大戦・・・の一方で、ワイズルーはコウとの一騎打ちを所望。この時、コウがマイナソーの相手をメルトに託すのが何となく良かったです。
 運命に抗い、未来を諦めないコウVS生涯全てがショータイムだと語るワイズルーとの最終決戦。孤高・至高・怒涛のグレイテストエンターテイナーがラストに夢見たのは、万雷の喝さいを浴びている場面でした・・・

 そんなワイズルーを「僕の居場所なんだ!」と言って必死に守ろうとするクレオンが何とも健気でした。一人称が「俺」ではなく「僕」なあたり、心からの気持ちなんだろうなって・・・コウもクレオンの気持ちを汲んでか、彼を手にかけることなく撤退。
 その後ワイズルーは一時的に復活していましたが、一番のエンターティナーはコウだったと認め、消滅・・・あれは消えたのか、はたまたプリシャスから心臓を取り返すべくクレオンをもだましたフリをしているのか・・・プリシャスの手元にあるワイズルーの心臓のカードがどうなっているのか、気になりますね・・・

 ともあれ姿を消したワイズルー。タンクジョウの撤退が早かったので、ワイズルーも20話ぐらいでいなくなるのかなーと思っていたら、ここまで生存するとは思いもせず。やっていることは外道でしたが、タンクジョウと比べると比較的マシというか、クレオン共々笑いを提供してくれる場面もあったので、憎らしいけど憎めない敵キャラでした。

 一方の巨大戦ではファイブナイツブラックとでも呼ぶべき合体形態が初登場!キシリュウネプチューンと共に超カッコいい合体技を見せてくれました。もっとこういうのをバンバン出して欲しいですね・・・

 ワイズルーが消えた一方で、遂にマスターブラックが登場。彼もまた心臓を奪われ、エラスを守らざるを得ない状況に陥っているのでしょうか。ところで今回、ういは動画が認められたとかでアメリカに旅立っていましたが、あれは何の伏線で・・・?
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騎士竜戦隊リュウソウジャー 第41話「消えた聖剣」

2020-01-12 10:02:57 | 騎士竜戦隊リュウソウジャー
騎士竜戦隊リュウソウジャー 第41話「消えた聖剣」

 プリシャスの配下として新たにサデンが来訪。サデンはリュウソウカリバー奪取を目的に動き始めるが、当のリュウソウカリバーは龍居家から消失。それは今、オトの手から同じ海のリュウソウ族であり、今では映画撮影のスタッフをしているミヤの手に渡っていた。
 ミヤ曰く、リュウソウカリバーは監督のイメージにそっくりな剣。ミヤが映画監督になれるチャンスだと聞いたコウたちはリュウソウカリバーを一時的に貸すことを了承し、更にトワとバンバも加わって撮影に参加することに。

 そこへリュウソウカリバーを奪ってプリシャスに取り入ろうとするクレオンも暗躍を始めて・・・

感想
 「リュウソウケンとは色が違うから偽物かな」偽物扱いされるリュウソウカリバーさん・・・
 
 さて今回は海のリュウソウ族であり、今は映画撮影に携わっているミヤが登場。かつてはカナロとも婚約していたようですが、細かすぎるところに疲れて婚約破棄したそうで。
 ミヤはそもそも何で一族のために生きなければならないのか・・・という疑問を抱いていました。自分のために生きることに問題はないと思いますが、使命を果たすことに命をかけているカナロに対して言って良い言葉ではないですね。
 戦い終わった後は、使命を果たす者と夢を叶える者として、互いにエールを送りあって良い雰囲気になっていたので何よりです。

 この撮影が終われば監督になれる・・・と聞いていたミヤですが、実際はミヤを雑用係としてこき使い続けるための嘘であることが判明。なかなかにひどい事実に憤るアスナと、そんな彼女を抑えるメルト・・・で描写が終わるかと思いきや、オトも聞いており、我慢できずに彼らの頭上から水をぶちまけていました。これで終わりではなく、最後にはきっちりと謝っていたのは好印象でした。悪いのは嘘をついてこき使う監督たちだとしても、オトにも非があるのも事実ですからね。

 そんな時に現れた新たな強敵・サデンはマックスリュウソウレッドの脅威を知っているために、マックスチェンジをさせまいとしていました。この強敵を前に助けてくれたのは何とクレオン!元々リュウソウカリバーを盗んでプリシャスに献上することで、彼から認められるのが目的でしたが、そうせずにリュウソウカリバーをコウに渡すことこそ、クレオンが本当にしたかったことなんでしょうね。誰かの下について、自分の感情を抑え込んで生き永らえ続けるのではなく、自分の本当にしたいことをする。
 そんなクレオンに「ありがとう」と告げるコウ。助けてもらったから感謝する。ただ当たり前のことですが、クレオンにとってはとても嬉しかったことのようで。

 そこで何とワイズルーの心臓を取り戻すために、リュウソウジャーとの共闘を提案。何だかんだでワイズルーとも長く付き合っていますし、彼に邪険にされたこともありつつ、何だかんだ楽しくやってますからね。プリシャスの下につくよりは、楽しく満足できることでしょう。
 
 そして次回はラストショーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーータイム!緑川さんすげぇ・・・と改めて感じた瞬間でした。全くぶれないショーーーーーーーーーーーーーーーーーータイムは見事でしたね。共闘を提案したはずなのに何故戦うことになっているのか。戦いに乗じて心臓を取り戻すつもりなのか。どんな結末を迎えるんでしょうね?
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騎士竜戦隊リュウソウジャー 第40話「霧の中の悪夢」

2020-01-05 09:58:57 | 騎士竜戦隊リュウソウジャー
騎士竜戦隊リュウソウジャー 第40話「霧の中の悪夢」

 プリシャスはリュウソウジャーにリュウソウカリバーを抜かせることで「エラス様」を蘇らせようと企んでいたが、クレオンには「エラス様」が何なのか分からず、誰も教えてくれないことに苛立ち、自分が死ぬ姿を映すという呪いの鏡からサタンマイナソーを生み出した。
 恐怖を実体化するサタンマイナソーが発する霧により、トワは速さを奪われ、アスナは急に服がきつくなり、戦いにおいてはリュウソウルによる技が全て通用しないという状況が現実のものとなる。そしてその見た目は、かつてメルトが悪夢で見た最強のマイナソーそのものだった。
 メルトは恐怖を克服するべく、リュウソウカリバーを手に立ち向かうが・・・ 

感想
 先日たまたまオトちゃん役の田牧さんが別番組に出ているのを見かけたのですが、リュウソウジャーに出ている時よりずいぶん幼く見えまして。気になって調べてみたら、13歳だったんですね・・・そりゃ若いわ・・・

 さて今回は恐怖を実体化させるサタンマイナソーが出現。サタンマイナソーを実体化させたメルトが恐怖心を捨てても、他の誰かが仲間を失う恐怖を覚えていれば、サタンマイナソーには敵わない。それを知ったバンバは、誰かを大切に思わなければ、失って傷つくことはないと、かつてのような厳しい表情を見せていました。
 が、みんなが仲間を失う恐怖を感じていることを知ったコウは、互いに互いを大切に思っていることを知って喜んでいました。何ともコウらしい発想でみんなが勇気づけられることに。後に呪いの鏡を前にしても「笑顔を映した方が良い」と笑って見せたコウ。彼の明るさに色々と救われた回でもあったなーと。

 全員が騎士竜を背にした名乗り、というのは何だか久々な気がしましたが、これも恐怖心を無くすため、自分たちを奮い立たせるための行動かと思うと熱いですね。まぁリュウソウカリバーを手にしたメルトの活躍が僅かだったのは寂しいですが・・・
 巨大戦では恐らく初めて6人が同じコクピットに集結。折角なので6人の騎士竜のパーツも入れてほしかったですが、それは最終回あたりですかね・・・

 また、ちらほらバンバたちの前を去ったマスターの話もされていましたが、あれはどういう風に関わってくるんですかね?エラス様を復活させないために動いているのでしょうか。

 次回はリュウソウカリバー争奪戦と撮影参加の話。ところで今回、CMのタイミングがいつもと微妙に違っていたような気がしたのですが、単に休み明けで久々だから、というだけでしょうか。
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騎士竜戦隊リュウソウジャー 第39話「奪われた聖夜」

2019-12-22 09:58:11 | 騎士竜戦隊リュウソウジャー
騎士竜戦隊リュウソウジャー 第39話「奪われた聖夜」

 メルトが街に買い物に出かけると、バンバが児童館の子供たちにと、あかりという女性づてにクリスマスプレゼントを渡している現場を目撃。慌てるバンバの一方で、子供たちはクリスマスが消えたと騒ぎだした。何とウィザードマイナソーの手によって、クリスマスの飾りやケーキが次々に正月の飾りやおもちゃに変えられたいたのだ。
 元凶であるウィザードマイナソーを倒しに向かったリュウソウジャーだが、リュウソウルもコマなどに変化させられてしまい、まともに戦えなくなってしまう。と、そこへ人一倍怒りをあらわにしているバンバも駆けつけて・・・

感想
 サモーン・シャケキスタンチンの衝撃から1年。ゼロワンでシャケネタが拾われるぐらいには、影響を残していましたね・・・

 そんなわけで去年はケーキがシャケになりましたが、今年はケーキが羽子板になりました。何言ってんだ。
 ウィザードマイナソーによってケーキが羽子板に変えられた怒りをぶつけるアスナと、児童館の先生と子供たちのためにと普段の数倍覇気が満ち溢れているバンバがメインの回となりました。アスナは変身するのも忘れて生身で戦うわ、バンバは花束でドルン兵を圧倒するわ、気合の叫びっぷりが尋常じゃないわ、サンタ衣装のあかりに「(サンタ衣装を着ていると狙われるから)脱げ」と言ったりと、やりたい放題でしたね(笑。
 
 ところでバンバ、毎年プレゼントを渡しに行っているそうですが、本編が始まった頃のだいぶ尖ってた時期にも渡しに行ってたってことなんですかね。使命を果たすためには犠牲も厭わない性格だっただけで、平常時はそんなに尖って無かったのかな。
 
 そしてウィザードマイナソーを撃破した後は、ガチレウスとの決戦(2回目)!キシリュウオージェットによる空中からの攻撃や、地上から見たキングキシリュウオーが突進する姿はカッコよかったですが、特に苦戦することも無く一方的に決着をつけるとは思いもしませんでした(汗。一応幹部との決戦・・・ですよね?まぁ既に一度倒していたわけですし・・・

 そして「メルトくんに会いに来ちゃった」と相変わらず可愛いオトちゃん。オトちゃんのサンタ衣装は無いんですか!?・・・と思ったら、最後の最後に見せてくれました。もっと「可愛いよ」とか、イチャイチャしても良いんですよ?なんか最後にオトサンタと子供たちのところに混ざってましたけど、その続きを見せろ・・・

 最後は不穏な空気を漂わせつつ、今はクリスマスを楽しもう!というところで終わり。バンバとあかりが良い雰囲気なのを見て驚愕するカナロが面白かったところで、また次回。てっきりプリシャスがラスボス候補かと思ってましたが「エラス様」なる人物がいるようで。
 次回は全員が1つのコクピットに!これって初めてかな?



 
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