ひびレビ

特撮・アニメの感想や、日々のことを書いてます。
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爆上戦隊ブンブンジャー 第42話「聖なる夜の届け物(プレゼント)」

2024-12-22 10:23:58 | 爆上戦隊ブンブンジャー
爆上戦隊ブンブンジャー 第42話「聖なる夜の届け物(プレゼント)」

 さてクリスマスにサンタを献上するように指示されたサンシーターは、ゴミバコグルマーにサンタを連れてくるよう命じたものの、ゴミバコグルマーはサンタの衣装を着ていたイターシャを吸い込んでぐちゃぐちゃにした挙句放出するという暴走っぷりを見せていました。
 そんなイターシャたちを見つけ後を追った大也が見たのは……水樹奈々さん劇場……もといイターシャ劇場、堂々開幕です。ちょっと歌うだけかな?と思ったら、普通に劇場展開してて笑ってしまいました。そんなイターシャの心の悲鳴を聞いた大也は、彼女にクリスマスプレゼントとして絵本を渡していました。劇の中で「因果応報」というセリフがありましたが、この時イターシャに優しくしたことが結果的に今回の逆転、更には今後の展開にも繋がっていくのかもしれませんね。
 ……いや、普通に良いシーンなんですけども、ただ一点気になることがありまして……大也とイターシャの心温まるやり取りが展開されたあの場所、ルパパトに出たサーモン・シャケキスタンチンが初登場した場所じゃないっすかね?あいつのスーパー戦隊の歴史における影響力は一体なんなん……大好きです。

 暴走するゴミバコグルマーはイターシャ同様にサンタの格好をした人の衣装をぐちゃぐちゃにしたり、カラスのカァちゃんを飛ばして攻撃してきたりとやりたい放題。そしてイターシャはまたもその被害に……そしてここからイターシャのやりたい放題が始まります(笑。エンブレムだったらなんでもありなんか、それ……てことは、キングオージャーとか次回の戦隊とコラボした際も使えるな?
 最後にはみんなに嬉しいプレゼント。「やっぱクリスマスっつったら鮭だろ!」当時もインパクトのあるセリフではありましたが、まさかここまで定着するとはなぁ……

 そんなこんなで次回はゴーカイオー登場!更にゴーカイガレオンキーも登場ということは……!?
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爆上戦隊ブンブンジャー 第41話「預ける背中」

2024-12-15 10:30:50 | 爆上戦隊ブンブンジャー
爆上戦隊ブンブンジャー 第41話「預ける背中」

 特撮でサッカーといえば、忘れられないのが「仮面ライダー鎧武」の夏映画。まさかサッカーボールになって出番終わりとは思わんて……

 ギャーソリン100万人分と引き換えに、ビッグバンカップを地球に誘致しようとするサッカー協会の会長と副会長。そんな彼らの思惑を止めるべく、今回のブンブンジャーはサッカーで勝負することに。ということで多分サッカー漫画等のパロディがあるんでしょうけども、サッカー作品といえば「少林サッカー」ぐらいしか知りません。久しく見ていませんが、未来が超威力のシュートをいなしたり、復活したブンドリオ&ビュンディーのポーズあたりは少なくとも「少林サッカー」由来だったかな?と。

 今回の勝負でひと際燃えていたのは、かつてビッグバンサッカーの名門チームに所属していた玄蕃と先斗。しかし熱くなり過ぎたあまり、大也に諫められることになるのですが、まさかブンレッド119の久々の出番がこうなるとは思いませんでした(笑。
 その後もフィールドチェンジと称して物凄く聞き覚えのある声の持ち主の近くに行ったり、最近よく見るご兄弟の眩しい笑顔が光るお店に行ったり……極めつけには、まさかのチャンピオンブンバイオレット!変身アイテム的には対応せずとも、こうしてジャケットの貸し借りでお手軽パワーアップが可能なのは良いですね……これ、やろうと思えばチャンピオンクワガタオージャーとかも出来るんですかね?

 しかし、今回一番喜怒哀楽が激しかったのは、会長と副会長だったかもしれません。良いキャラしてんなぁ、あの二人。

 次回はクリスマス回ということでシャケを食え!最早予告にすらシャケっぽい魚の姿がありましたね(笑。アイツの爪痕深すぎるだろ……


 そして、次なるスーパー戦隊の情報もチラッと……ゴレンジャーを1とするのではなく50とし、次なる戦隊を1とするのは面白い表現ですね。「50年目にして№1の戦隊」とされた彼らは一体何者なのか。明らかに何かの力を宿しそうな胸の球体は何なのか。色々気になりますが、続報待ちです。
 ところで、ゴーオンジャーまではブラウン管のテレビに収まっているっぽい演出でしたが、あれはシンケンジャー放送のタイミングで映像技術の革新が起きたとか、そういうのを意味しているのでしょうか?
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爆上戦隊ブンブンジャー 第40話「はかれない男」

2024-12-08 10:16:03 | 爆上戦隊ブンブンジャー
爆上戦隊ブンブンジャー 第40話「はかれない男」

 ミラが運転免許の試験に落ちた回数は6回ですが、私は1回です。

 さて今回はクールなブンブルーに弟子入り希望の少年・広瀬イツキが登場。しかし射士郎と、同じくクールな玄蕃はいなくなり、結局ブンブラック=錠に弟子入りすることに。しかし錠がこなすのは全部お巡りさんの仕事であり、ヒーローの仕事ではない、ヒーローは間違えちゃいけないというイツキには辛い過去があり……
 この後の錠の言葉も理解は出来ますが、それでもヒーローには間違えて欲しくないという想いが殊更強いですね……色んな意味で。

 一方のサンシーターはスピンドーに気に入られるべく、人に知られたくない恥ずかしい数字を暴露するタイジュウケイグルマーが誕生。人々の恥ずかしい数字を次々に暴露される中、錠はどんな数字を計られても止まらずに進んでいきました。トイレグルマーの時もでしたが、こういう精神攻撃系への耐性が強いよなぁ、錠。
 ここから錠が犯した間違いや、そこから学んだことが語られるのですが……錠の父親、「何が危ないかなんて、親が教えてやんねえとわかんねえよな」「これからもその優しさ、無くすんじゃねぇぞ」「錠、間違うことを恐れるな。怖がって何もできなくなっちゃ、人生もったいねぇだろ」と、一言一句全てがカッコいいうえに、笑顔がめっちゃ素敵なの、最高じゃない?イツキにとっての先輩ヒーローがブンブラックならば、錠にとっての色んな意味での先輩ヒーローは父親だったんでしょうね。
 
 ここからの錠もまた熱さ爆上げ!初変身時の熱さも素晴らしかったですが今回の「100点満点の正しいヒーローなんていない!自分の心が向いた方に100%のアクセルを踏む!」「君は、君のなりたいヒーローになるんだ!」「間違いから学べばそれは間違いじゃない!つまり、お前は何もはかれていない!」といった心に響く言葉の数々に、タイジュウケイグルマーを倒した拳の一撃と、どこを取っても最高にカッコよかったです。やっぱ良いよね、錠……

 巨大戦では「重量2000t以上の車両は進入禁止」と、割と面倒な妨害をされましたが、それを屁理屈という名のイマジネーションで突破する先斗&ビュンディー。まさか彼らもこういう形で使われるとは思わなかったでしょう(笑。


 何やらキラーロボに新兵器が搭載され、EDの交通安全コーナーで妙にテンション高めの射士郎が登場したところで、次回は……何故にサッカー?
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爆上戦隊ブンブンジャー 第39話「悲鳴の星」

2024-12-01 10:21:26 | 爆上戦隊ブンブンジャー
爆上戦隊ブンブンジャー 第39話「悲鳴の星」

 プリキュア:泡で身動きを封じるカニ
 ライダー :カニ
 戦隊   :泡で滑らせるスポンジ(両手がハサミっぽい)
 今日のニチアサの敵は妙な繋がりがありますね……?

 さて、今回遂に地球にハシリヤンの走大将ワルイド・スピンドーが登場。到着早々「ギャーソリン臭え」と言っていたことに対し、これからスピンドーたちが地球をギャーソリンまみれにするのでは?と思いましたが、なるほど、何もハシリヤンによる悲鳴だけとは限らないと……地球を悲鳴まみれにする必要なんて無く、既に「悲鳴の星」……なかなかに痛いところを突いてくるなと。
 更にBBGの勝ち負けすらも今となってはスピンドーの手の内。「お前らの夢、何もかも、あたしが買ったよ!」奪ったのであれば取り戻そうという気持ちが湧くかもしれませんが、「買った」と言われてしまうと、自分たちの努力は金次第でどうにでもなってしまうものなのだと突き付けられているようで辛いですね……

 グランツによってブンブンチェンジャーを破壊され、仲間はスポンジグルマーに吸収されてしまい、ブンドリオやビュンディーが出ていくのも危険すぎる。この絶体絶命の窮地に駆け付けてくれた仲間は……いました、まだブンブンジャーには頼りになりすぎる仲間がいました!リスクを厭わず駆けつけたうえに、あの言葉!あんなん泣くわ……そんな無茶をした頼れる仲間を抱きかかえる先斗も絵になっていていいねぇ……
 更にブンブンジャーロボチャンピオン・レオレスキューカスタム!中間強化と最終強化の合体とか、もうこんなの究極フォームっすよ……出番こそ短かったですが、カッコよかったですね。

 にしても、今回登場した人間を吸収するスポンジグルマー。あの明るい感じで次々とブンブンジャーのスーツを残して吸収していく様は正直結構怖かったです(苦笑。仲間がどんどん消されるこの感じ、ゴーオンジャーを思い出しますね……
 また、てっきりいつまで経ってもギャーソリンを集められないことを非難されるかと思いきや、グランツから「スピンドーが好きな生き様」だと称賛されたサンシーター。このままグランツのもとで働き続けるのか、それとも別の道を歩むのか、彼らの行く末も気になります。

 そんなこんなで次回は恥ずかしい数字が明かされる模様。
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爆上戦隊ブンブンジャー 第38話「三下の誓い」

2024-11-24 10:13:12 | 爆上戦隊ブンブンジャー
爆上戦隊ブンブンジャー 第38話「三下の誓い」

 つまらないものを運ばされた。デコトラをレッカーされた。スリなのに全財産すられた。そんな落ちこぼれ3人が偶然集まり、3人一緒に突っ走ると絆を結んだのがサンシーター。ハシリヤンの下っ端だからサンシーターではなく、ハシリヤンとは関係なしに絆を結んでいたのか、この3人……
 そんな絆で結ばれた3人の前現れたのは、ヤイヤイ・ヤルカーを出世街道に迎えに来たというウェイウェイ・ヤルカー。どうやらヤイヤイはヤルカー界隈で著名人……著名車?とのこと。そんなウェイウェイ・ヤルカーはエリートの本気を見せると、爆走兄弟ならぬ爆奏兄弟のジョン&ボヴィを生み出し、瞬く間にギャーソリンを回収……あれ、回収スピードだけならこれまでの隊長レベルに有能なのでは?(汗。

 ですが、負け戦と判断するや否や、瞬く間に撤退するのもエリート。優秀ではあるものの、以前、マッドレックスへの想いで懸命にブンブンジャーロボに食い下がったサンシーターのような根性は持ち合わせていないようで。ここら辺、何となく「さようならドラえもん」で、のび太がジャイアンに食い下がる様を思い出します。にしても、敵側だっていうのに、今回は妙にブンブンキラーロボを応援したくなってしまいますね(苦笑。
 でも、ビュンビュンマッハーロボ・ゴーオンカスタムが出たのでこちらを応援です(笑。すげぇサラッと合体したうえに、ゴーオンジャーのBGM流してるよ……エンジンオーは両腕の交換がメインだったので、下半身がガラッと変わるのは新鮮でしたね。走輔はいませんが、「もらったぜ!最終コーナー!」をスピードルが言ってくれたの嬉しい……

 また、内藤はキラーロボの勝手な出撃に最初は渋い顔をしていたものの、「いいデモンストレーションになる」と判断。これは誰に対するデモンストレーションなのでしょう。一番考えられるのはハシリヤンですが、地球人の可能性も捨てきれないと思います。内藤はキラーロボを対ハシリヤン用の戦力として地球人に売りつけ、ハシリヤンはある程度ギャーソリンを回収したら、キラーロボにやられたフリをして撤退する……そんな関係性を作ろうとしているのかもしれません。

 一方爆奏兄弟と対峙していた大也たちですが、そこへ大番頭グランツ・リスクが登場し、兄弟を瞬く間に消滅させたうえに、チャンピオンブンブンジャーを撤退時の攻撃で吹き飛ばすという強者感を見せていました。
 グランツを演じるのは磯部勉さん。磯部さんでニチアサといえば、私が初めて見た「魔法戦隊マジレンジャー」のとある回で、その場から動かずに敵幹部の一人を撃破していたウルザード(ファイヤー)を演じられていたのが印象的です。あれは衝撃だった……

 
 そんなこんなで次回はスピンドー襲来。
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爆上戦隊ブンブンジャー 第37話「二人のスパイ」

2024-11-17 10:18:13 | 爆上戦隊ブンブンジャー
爆上戦隊ブンブンジャー 第37話「二人のスパイ」

 「NO MORE ヒーロー泥棒だねぇ」タイヤ人間のブンブンジャーだからこそ、パトランプ男の言葉?がよく似合う。

 さてISAの常槍はブンドリオをスピンドーの交渉材料に使おうとしているばかりか、対スピンドーの体制づくりの一環として、内藤にも接触していることが射士郎から大也に告げられました。内藤を案じて彼に接触した大也でしたが、そこで大也の過去、「悲鳴を聞きながら何もできなかったあの時の自分」の一部が断片的に描写されることになったのですが……大人でも辛いのに、子供心にあれは辛いって……
 以前「千二くん、大人っていうのはね、子供の笑顔が大好きなんだ。君にもいつか、分かる時がくるよ」と語っていた大也。この言葉は、子供の笑顔を守れる大人でありたい、という大也の決意でもあったのかもしれないと、今更ながらに思わされました。そして、改めて大也にとってマヒロ先生の存在感の大きさを知ることにもなりました。

 一方その頃、射士郎はかつての同業者・ステアと再会。そこへカメラグルマーが現れるのですが、不意打ちを食らった射士郎はカメラグルマーによってフェイクを作られてしまい、フェイク射士郎は基地に潜入。この時、未来と錠は作業中ということもあってか目線はすぐにブンブンカーに戻っていましたが、大也と玄蕃は射士郎のフェイクを見続けていました。大也が気づいた理由は目でしたが、玄蕃も同様でしょうか?

 そんな大也とフェイク射士郎の生身の戦い、めっちゃカッコいいですね!「君は喋りすぎだ」とはまさにその通り。情報屋が「ロジックボムを仕込んだ!」なんて手の内を明かすこと、しないでしょうしね。ブンブンハンドルの隙間を生かした戦い方、素晴らしかったです。
 一方で射士郎もステアとの接近戦や銃撃をかいくぐっての生身の戦闘を披露。弾数を数えていたからこそ、銃を持った相手のリロードの隙を突く、という芸当も出来たのでしょう。両者共に緊迫感のある戦い、そして大也と射士郎それぞれへの厚い信頼が感じられた戦闘でした。カメラグルマーとの戦いに駆け付けるなり一発お見舞いするの、カッコ良すぎない?

 ハシリヤン以外にも厄介な相手が動き始める中で、それでもブンブンジャーの絆は揺るがない。といったところで次回は!……なんかエンジンオーっぽいのおるー!!!???しかもスピードルっぽい声が聞こえる!?ビュンビュンマッハーロボが最早コラボ担当ロボットと化している……というか、トッキュウオーの場合は両手足が烈車になっていたので良いとして、今回は頭部がまるっとエンジンオーなのですが、ビュンディーの意識は大丈夫なんです?(汗。
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爆上戦隊ブンブンジャー 第36話「夢へと走る道」

2024-11-10 10:19:07 | 爆上戦隊ブンブンジャー
爆上戦隊ブンブンジャー 第36話「夢へと走る道」
 
 「ブンブンチェンジャーはどうした?」大也の真面目な声色、好き。

 さて今回は未来の旧友である野木秋が登場。なんか3年前にもこの時間帯で見た気がする……なんかヨホホイ言ってる兄貴とSD化した弟たちと一緒にでっかい船に乗っていた気がする……ご丁寧にそれっぽいダンスも踊ってましたね(笑。

 ブンピンクとして活躍する未来の一方で、秋は憧れの舞台に立つという夢を叶えられぬまま、就職することに。そんな折、偶然彼女の手にブンブンチェンジャーが渡ることに。しかし、ブンブンチェンジャーを手にしただけで変われるわけではない。人々の悲鳴や助けを求める声に応えられるのか。危険な現場に身を投じる覚悟はあるのか。あのテレビ中継からは、そう問われているように感じました。そして……秋の主役になりたいという思いは、決意は本物でした。ブンブンチェンジャーがあるとはいえ、一般人であの覚悟は一朝一夕で出来るものではないでしょう。

 今回随所で電車の描写が見られましたが、あれは秋が「親が見つけた仕事」というレールの上を走らされようとしているのを表していたのかなと。車と違って電車は目的地が決まっているものの、何もずっと終点まで乗り続ける必要はありません。いつだってレールから降りて、自分の足で、自分が握ったハンドルで別の目的地に行くことだって出来ます。秋はハンドルを手放したのではなく、ちょっと回り道をしているだけ。いつだってチャレンジできる。そんな思いを電車と車で表していたのかなと。

 一方でハシリヤンのギャーソリン収集理由を知ったISA。悲鳴を取り込めば取り込むほどスピンドーは強くなり、永遠に生きられるとのこと。既に裏で動いているブンブンキラーロボに加えて、今度はギャーソリンを有効活用する方法でも考えているのでしょうか?
 そして当のスピンドーも動き出したわけですが……あ、そういう意味で動き出すの!?あれもきっとブンドリオの「走れないものを走れるようにする」技術が使われているのでしょう。にしても、あんなド派手に移動するとは、大銀河警察とズブズブってレベルじゃないですね(笑。

 そんなこんなでまた次回。今更ですけど、最終回あたりでギャーソリン収集の技術を反転させて、人々の声援を力に変えてパワーアップ!とかやりそうだよなぁ……と。本当に今更ですが。
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爆上戦隊ブンブンジャー 第35話「碧き王者」

2024-10-27 10:14:06 | 爆上戦隊ブンブンジャー
爆上戦隊ブンブンジャー 第35話「碧き王者」

 重大な話をしている後ろで寝ているブンブンレオンくん。

 ブンドリオがハシリヤンに堕ちた理由。全ては負けが続いたブンドリオの心に付け込み、その腕にほれ込んだ「これからの男」ワルイド・スピンドーの仕業でした。ブンドリオの「弱った俺の心にスピンドーの言葉は気持ちよかったんだ」という表現が印象的です。そりゃCV遊佐さんで「これからの男」とか言われたら……という話ではないにせよ、ブンドリオのハンドルを勝手に握るのではなく、ブンドリオ自身にハンドル操作を誤らせるような巧みな言い回しはさすがボスといったところでしょうか。
 苦魔獣のシステムも元はブンドリオの設計。「走れないやつが走れるようになる」。なるほど、それでウェディングドレス然り、トイレ然り、走らないものが走り回っていたのか……改めて苦魔獣を確認しても、自力で走れるものはなっていないことが伺えます。

 で、現在スピンドーは監獄惑星に捕まっているものの、大銀河警察とズブズブ。だから監獄内でも優雅な暮らしをしていたうえに、通信も自由と……大銀河警察も、立場上ハシリヤンを放置しておくわけにはいかないため、建前としてとりあえず捕まえたってことでしょうね。

 ディスレースたちはビュンディーを人質に取ったものの、彼らが最後まで語る前に駆け付ける大也たちが超カッコよかったです。
 裏切り者の発覚は分裂を招く。しかしブンブンジャーは違う。仲間を信じるとハンドルは決して手放さない。ブンドリオも加えた6人のチャンピオンブンブンジャー!の名乗りから主題歌をバックに戦闘開始!ここ、CM無しで見たかったですねぇ……
 そしてディスレースとの決着をつけるのはもちろん玄蕃!「我が友たる君たち全員の思いをここに!」の件、カッコ良すぎでは?攻撃エフェクトに個々の色が含まれているのも良いっすね……

 更に巨大戦では優勝バクアゲ合体!ブンブンジャーロボチャンピオン!正直見た目的には119と似ているなーと思ってましたが、合体名とその過程、各形態の武装を使うなどの個性が出ていていいですね。碧き見た目も、碧い星で出会った仲間との友情の証っぽくて良かったです。
 マッドレックスを復活させて用心棒として従え、サンシーターを言いくるめ、巨大戦ではネジレッタを次々に召喚してきたディスレース。キャノンボーグも大概サンシーターからの評判は悪かったですが、ディスレースもディスレースで他人を駒のように扱う様が印象に残っています。本当の仲間がいないディスレースが、離脱や衝撃の過去を超えて更に固く強く結びついたブンブンジャーに勝てるわけも無く、といった感じの話だったなと。

 何やら新たな人物も出そうなところで、また次回。
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爆上戦隊ブンブンジャー 第34話「夢を運ぶクルマ」

2024-10-21 08:10:29 | 爆上戦隊ブンブンジャー
爆上戦隊ブンブンジャー 第34話「夢を運ぶクルマ」

 「このチーム、秘密が多い!」秘密というと真っ先に浮かぶのはシンケンジャーの殿や、昨年のキングオージャーのラクレスですが、チーム全体で秘密抱えまくりの戦隊はどこになるんだろうか。正体をひた隠しにしているルパンレンジャーとか?


 さて玄蕃の復帰と共に、BBGのためにブンブンカーを運ぶチャンピオンキャリアーが完成。完成にはトッキュウオーの連結システムが役に立ったとのことですが、やっぱりカーキャリアレッシャーの出番をですね……

 そんなチャンピオンキャリアーの試運転がてら内藤からの依頼をこなそうとしている最中、突如サンシーターとエレキギターグルマーが出現。どう見ても内藤もしくは常槍経由で情報が漏れたようにしか見えませんし、もしやあのトレーラーも内藤から支給されたものなのかな?と。
 ただ、大也が逐一内藤に報告していたとも考えづらいため、調さんからの報告で常槍が進捗状況を把握し、内藤がイベントの日程を合わせた、といったところでしょうか。大也をいつまで経っても「少年」と呼んでいるのも、自分のことをすっかり信じ切り、疑おうともしない子供な大也を嘲笑っての「少年」呼びだったりしません……?

 激しいデッドヒートの末にどうにか退けたものの、今度はディスレースによってブンドリオの秘密が暴かれることとなりました。戦闘力も高いのは玄蕃との戦いで分かっていましたが、それ以上に嫌がらせの力が強すぎますね、ディスレース……
 ブンドリオは元ハシリヤンでボス・スピンドーのお気に入り。仲間の事実を望まぬ形でさらされて真っ先に激高したのは、玄蕃を落ち着かせようとした大也でしたが、ディスレースが去った後に怒りの拳を振るったのは他でもないビュンディーでした。元チームメイトで付き合いも長く、消息不明と聞いて最も彼の安否を気にかけていたのはビュンディーでしょう。地球に来たばかりの頃は、彼の腕前が変わっていないことを見てそれ以上の詮索をしようとはしませんでしたが、敵の中枢にいたとなれば話は別。どうして自分を頼ってくれなかったのか、連絡や相談をしてくれなかったのか、色んな思いがあるでしょう。そんなブンとビュンが如何に再び手を取り合うかも楽しみです。

 そして遂に登場スピンドー!ハシリヤンのボスなだけに暴れまわっているのかと思いきや、走りとは無縁そうな星?隕石?の奥の奥、牢獄みたいな場所で優雅に食事をしていました。あそこは自ら望んで入った場所なのか、それとも投獄されている身なのか。今わかるのは、追跡隊長を一瞬にして分解できる能力の持ち主ということ。気づけば第34話と物語も終盤に差し掛かっています。

 次回はブンブンジャーロボチャンピオン登場!ところで、今後宇宙に行く機会があるならば、夏映画に出て来たあの方の再登場を期待しても……?
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爆上戦隊ブンブンジャー 第33話「調達屋は譲らない」

2024-10-13 10:03:34 | 爆上戦隊ブンブンジャー
爆上戦隊ブンブンジャー 第33話「調達屋は譲らない」

 まさかトッキュウオーの力がまだ使えるうえに、ビュンビュンマッハーロボと合体できるとか思わないじゃん……CMでは「DXROBO UNIVERSE」シリーズとしてエンジンオー、トッキュウオーに続きゴーカイオーが登場するようですが、ゴーカイジャーの客演も控えているのでしょうか?

 さて記憶を取り戻していながらも、記憶が無いフリをするマッドレックス。「可愛い子分たちのためにもな」というマッドレックスの声色の優しいことよ……そんな子分たちが自分の記憶を取り戻そうと必死になっている様を見せられる辛さよ……そして、サンシーターを操るという言葉でマッドレックスを動揺させるディスレースの卑劣なことよ……とっくにマッドレックスの記憶が戻っていることなど察していたでしょうに、気づかないフリをしていたのが何とも嫌らしい。

 マッドレックスとは違い、まだ自分のハンドルを取り戻せると言われた玄蕃……
 ですが、玄蕃の一時離脱から今まで、思ったよりも玄蕃に焦点が当たらなかった印象を受けます。彼が地球に来た経緯や目的は既に語られていましたし、それ以上の掘り下げも難しいとは思いますが、もうひとひねり何か欲しかったなーとも。正直玄蕃不在でも普通に話が進んでいたので、離脱は印象的だったものの気づいたら返ってきた、そんな感じ。玄蕃がいずれハンドルを取り戻すのを信じていたからこそ敢えて触れなかったんでしょうけれども、先週の明とのやり取り以外でももっと玄蕃に注目して欲しかったですね。
 また、ここ最近は地球人の姿をしていたのは、玄蕃の心がブンブンジャーに戻りたがっていることの表れだったのかなと。

 再び5人そろったブンブンジャーはチャンピオンブンブンジャーにパワーアップ。ジャケットのエンブレムをタッチすることで、そのブンブンカーの能力を武器にコピーできるとのこと。これ、変身アイテムよりもジャケット売った方が良いんじゃ……(汗

 そしてマッドレックスは……彼らしい最期を迎えることとなりました。ディスレースの思い通りにならないことを「暴走」とするならば、まさに暴走は彼のものでした。無音の宇宙空間で散る様は少々寂しくもありましたが、部下想いで、ブンレッドたちと熱い戦いを繰り広げたマッドレックスの音はいつまでも心になり続けるでしょう。

 次回は「俺、別にいいやつじゃないんだ。俺だって……」と語っていたブンドリオの真意が明らかになる模様。「ボスのお気に入り」ってことは、元ハシリヤンの可能性が……?
 ところで、次回予告に出て来た目がキラッキラしたやつ。あれがボスなんですかね?最初は「お、次はキラメイジャーとコラボか?」と思ってしまいました(苦笑。マブシーナ、ごめん……
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