ひびレビ

特撮・アニメの感想や、日々のことを書いてます。
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仮面ライダードライブ 最終話(特別編)「ゴーストの事件」

2015-09-27 10:58:45 | 仮面ライダードライブ
仮面ライダードライブ 最終話(特別編)「ゴーストの事件」

 仮面ライダードライブもついに最終回。ゴーストや眼魔、眼魂、ユルセンといった後番組の面々も事件に絡んできましたが、あくまでもドライブの物語として描かれており、良い終わり方だったと思います。ゴーストの奇跡で変身できそうになりましたが、きっちりとベルトさんがいない現実を受けとめ、仲間と共に走り出すのは良かったです。
 ベルトさんがいなくなったことに不安を感じる進ノ介ですが、そんな彼を支えてくれる追田や霧子たちとの繋がりは変わらない。追田も良いアドバイスをしてくれました。そして字幕でサラッと結婚したことが明かされる進ノ介と霧子。MOVIE大戦では結婚式に至るまでの物語をやって欲しいなぁ・・・

 変身できずとも、ベルトさんがいなくても刑事で仮面ライダー。ここでいう仮面ライダーとは変身するものではなく、人間の悪意に絶望せずに立ち向かい続ける精神そのものを指していたのだと思います。ここら辺はダブルを思い出しますね。

 一年間走り続けたドライブの物語。バイクに乗らない仮面ライダーではありましたが、そんなことはほとんど気にせず一年間楽しめました。基本電車に乗るライダーが大好きだったので(笑。

 序盤は女優へのストーカー話、西城とロイミュードの奇妙な友情関係の話などが印象的でした。中盤は進ノ介が父親殺しの犯人探しに躍起になっていた頃、剛が家族がらみで悩んでいたりと見ていてモヤモヤすることも多かったですが、そんな時はチェイスの存在が非常にありがたかったです。強敵を経てからかなり頼もしい味方になってくれました。チェイスがいなかったら物語はどうなっていたことやら・・・
 そして終盤はこれまで戦い続けてきたロイミュードと共闘したり、ロイミュードと友情を築いたりと熱い場面もありました。しかし、何と言っても剛とチェイスのチェイサーマッハが熱かった!あれを見れただけでも、一年間見てきて良かったと思います。

 惜しむらくは、進ノ介とベルトさんとの関係をもっと描いて欲しかったです。劇場版ではそれが描かれていましたが、本編では次第に進ノ介とハートや霧子たちの関係が注目されていったので、どうにもベルトさんの活躍が・・・あとはタイヤ交換をもう少し活用して欲しかったところ。序盤はこれでもかと使っていたタイヤ交換ですが、いつの間にやらとんと使われなくなりましたね。
 ベガスとキャブのコンビなど、シフトカー単体にももう少し目立って欲しかったかなぁと。
 あれこれ思いはありますが、一年間通して楽しめたのも間違いないです。ありがとうございました!

 そしてゴースト!そんでもってユルセン(CV:悠木碧)!これから1年間悠木さんの声がニチアサで聴けると思うと嬉しくてたまりません。見た目はちょっと怖くても、可愛らしいキャラクターになりそうなので活躍が楽しみです。CGかと思ったら最初から人形の模様。まぁキバーラのように途中から人形になるよりは、最初から人形の方が良いのかも?
 ユルセン人形とか出てくれないかなぁ。様々なボイス収録で、眼魂と連動させると眼魂に込められた英雄の説明をしてくれるとか、そんな感じの品を一つ。

 こうしてドライブからゴーストへとバトンタッチ。次回から仮面ライダーゴーストが始まります!
 MOVIE大戦でコラボしますが、ドライブ側は「シフトゴースト」、ゴースト側は「ドライブ魂」もしくは「クリム魂」だと想像。ただシフトゴーストだと霊柩車を連想してしまいますし、霊柩車で戦うとは何事だ!と言われかねないので、別のシフトカーでしょう(汗。クリムやチェイスなど亡くなった人たちは〇〇魂で復活できそうですが、果たして・・・?


余談
 ゴーストの「奇跡」の発音に一瞬違和感を覚えましたが、声優さんのラジオで聴いた話だと「奇跡」と「軌跡」の発音は本来同じだとのことなので、問題ないはずです。最初の「き」を高くした方が「奇跡」と伝わりやすいとも思いますが、正しさと分かりやすさのどちらを取るかは難しい・・・
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仮面ライダードライブ 第47話「友よ、君はだれに未来を託すのか」

2015-09-20 09:35:28 | 仮面ライダードライブ
仮面ライダードライブ 第47話「友よ、君はだれに未来を託すのか」

 仮面ライダードライブも一応の決着を迎えることとなりました。冒頭で思いのほかあっさりシグマサーキュラーを倒し、ハートとも決着をつけ、ベルトさんに別れを告げた後はそれぞれの道へ。仮のピットでチェイスのことを思い出した際、シグナルチェイサーが喋りだすんじゃないかとちょっぴり期待しました(苦笑。剛がチェイスのコアを復活させることを目指して旅に出るシーンでは、映司とアンクの関係を思い出しました。ということは、冬の劇場版では未来から来たチェイスと剛が共闘するんですね、分かります。

 ハートが散り際、進ノ介と友達になって消えていくというのは良いシーンでした。自身を含めて108より多くは増えないと思っていた友達が、最後の最後に1人増えた。友達がみんな消えていった中で、最後に友達が出来たというのはよほど嬉しかったのでしょう。最後まで良いキャラクターでした。ありがとうハート。
 このシーンでFate/EXTRAのユリウスを思い出したのは私だけでいい。アーチャーとキャスタールートはいつやるのでしょうか(汗。

 はてさて、ベルトさんたちに未来を託され、未来へと走り出した進ノ介たち。こちらも良いシーンだとは思いますが、どこか物足りなく感じてしまうのは何故だろう。もっと進ノ介とベルトさんの繋がりを深く描いて欲しかったからかもしれません。あと、正直先週のチェイサーマッハでテンションが最高潮だったので、ドライブパートにあまり身が入らなかったといいますか(汗。

 
 てっきり次回からの登場かと思いきや、進ノ介の夢?という形で出演を果たした仮面ライダーゴースト。本編にカラムのではなく、三途の川的なイメージで出してきたのは上手いと思いました。どんな風に活躍するのだろうと思っていたところ、「ユルセン(声):悠木碧」という情報が・・・勝ったな!
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仮面ライダードライブ 第46話「彼らはなぜ戦わなければならなかったのか」

2015-09-14 00:13:14 | 仮面ライダードライブ
仮面ライダードライブ 第46話「彼らはなぜ戦わなければならなかったのか」

 剛&チェイスによるチェイサーマッハの戦いが凄く熱くて、ゴルドドライブを撃破した時には凄く嬉しくなって、そしてドライブ側の話が始まって「そういえばシグマとの戦いもあったっけ」と思ってしまいました(苦笑。
 これまで苦戦続きだったマッハが、ここにきてゴルドドライブの撃破という快挙を成し遂げてくれたことがとても嬉しかったです。そこに至るまでの剛の一連の流れも素晴らしかった!ダチだと思ってはいたけど、意地を張り続けて素直になれなかったバカ野郎・・・ベタではありますが、だからこそ燃えるものもあります。「一緒に戦ってくれ!」や「俺たちの武器だ!」といったセリフはもちろん、しばらく姿を見せていなかったチェイサーバイラルコアたちも駆けつけてくれたのがまた泣かせてくれます。彼らも立派なシフトカーの一員ですね。
 剛の叫びや霧子の泣きもまた良くて、とにかくこのマッハ&チェイサーVSゴルドドライブの戦いは悲しくも心に残るものでもありました。どことなく、オーズのタジャドル(アンク版)を彷彿とさせてくれます。そのうち魔進チェイサーのフィギュア買ってこよう。

 ベルトになってもしぶとく生き残っていた蛮野博士ではありましたが、こちらも剛によりとどめが刺されることとなりました。まさかシンゴウアックスの音声がああいう場面で使われるとは。 

 そしてメディックも散ることに。ロイミュードの女神は、ロイミュードであるハートではなく人間である進ノ介を治療して消えていきました。しかもハートのみならず進ノ介の勝利をも願い、消えていったメディック。真にハートを愛するからこそ、その人が生き延びるためにも進ノ介の治療が不可欠だと悟ったのでしょう。何度も戦ってきたからこそ、その強さは十二分に理解しているはず。愛する人が生き延びるためにも、最も信頼できる強さを持つ者に後を託して散ったメディック・・・いつもはホッとする彼女の「ごきげんよう」に寂しさを感じる日がくるとはなぁ・・・

 霧子に託されたデッドヒートがどう生かされるのか、ハートとの決着は、特状課の行方は。残すところあと2話!と思ったら次回がドライブ決着編、その次がゴーストの事件編とのこと。もう2話かけてじっくりやって欲しい気もするし、ゴルドドライブ撃破で何だか一区切りついてしまったようにも感じるので、残り1話がいいところなのかなぁとも思ったり。ともあれ、最後まで見届けていきたいです。
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仮面ライダードライブ 第45話「ロイミュードの最後の夢とはなにか」

2015-09-06 09:31:25 | 仮面ライダードライブ
仮面ライダードライブ 第45話「ロイミュードの最後の夢とはなにか」

 ブレンに続き、チェイスまで散ってしまいました。久々の魔進チェイサーが披露されたものの、仮面ライダーの武器であるシンゴウアックスで深手を負わされるという何ともいえないことに・・・
 初めは強敵として目の前に現れ、次第にプロトドライブ=№000だということが判明し、進ノ介や霧子の活躍で遂に正義の心を取り戻して仮面ライダーへ。その後は「人間を守るのが仮面ライダーの使命ではないのか!」などなど、様々な場面で頼れる仲間として活躍してくれました。特に剛が精神攻撃を受けていたり、進ノ介が父親の件で動揺していたころは、出てくるだけで非常に安心感があったものです。
 その表情からは感情が読み取りにくいものの、仁良をだました際に見せたガッツポーズやら、免許証で特典をもらったときのスキップなどなど、面白い一面もありました。最期は愛する者を守るために、機械の体を爆発させてゴルドドライブに一矢報いたチェイス。さぁ、剛もここまでチェイスが頑張ってくれたのだから、シグナルチェイサーを用いて見事ゴルドドライブに一撃見舞ってくれ!

 そして、今回確か初めてOPのでかい牙が出てきました。当初は「チェイスが使うんだろう」とか思ってましたが、結局出番の無いまま一年近くが過ぎていき、最終回間近になってようやく登場。本当はもっと他の場面で使う予定だったのが、出しそびれて今になった、とかじゃないですよね?(汗。

 ハート、メディックも加わっての5人変身も暑かったですし、ハートやメディックとの共闘もこれまたいい感じ。3人のライダーと3台のマシンによるトリプルライダーキックも披露されて満足です。
 残るはシグマサーキュラーとゴルドドライブ。そして最後は進ノ介とハートの決着で締めるのかな?何だかんだで、あっという間に一年が経つんだなぁ・・・と思いつつ、また次回。
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仮面ライダードライブ 第44話「だれが一番ハートを愛していたか」

2015-08-30 09:28:18 | 仮面ライダードライブ
仮面ライダードライブ 第44話「だれが一番ハートを愛していたか」

 ブレン散る。ドライブ当初から長々と暗躍を続け、途中で退場するかと思えばそうではなく、あちこち居所を変えつつも生き残り、最後は身を挺して愛する人の笑顔を取り戻そうとしたブレン。毒を仕掛けたりと非道なこともやってきてはいましたが、その慌てっぷりなどにはいつも笑わさせてもらいました。にくめない敵キャラクター・ブレンが遂に退場となると、本当に最終回が近いんだなと感じます。やりきった、という笑顔が何とも言えません。
 そんな友の敵を討つべく立ち上がるハートとメディック!あのメディックですらもブレンの思いに応えるかのように立ち上がるという熱い展開になってまいりました!・・・というところで、この番組の主人公がドライブだということを思い出しました(汗。

 ドライブ陣営は相変わらず恋愛模様を漂わせていました。チェイスのド直球な言い方に戸惑う霧子は、まさしく進ノ介のバディらしい慌てっぷりでした。失恋したものの、その胸の痛みを誇らしく思い、同時に愛する人の愛を守るために戦おうとする男チェイス。相変わらず非常にカッコいいのですが、次回チェイサー死す?・・・
 004への怒りを燃やすベルトさんや、ブレン退場の一連の流れにはさすがの剛でも頭にきていました。おのおのの怒りをぶつけ、ゴルドドライブは1対5という不利な状況に陥ったものの、そこから更に逆転。どこまでもしぶとい奴ですね。しかし、シグマサーキュラーを作ったのが「クリムの」頭脳をもつ004、悪のドライブドライバーの元となったのもクリムのベルト、ロイミュードもクリムの協力が無ければ作れなかった、ということを考えると、世界を自分のものにしようとしている割に、他人に依存しているところが大きい気がします。本人もそれなりに優秀なんでしょうけども、やはりクリムに及ばないという印象を受けます。

 次回、剛とチェイスの関係もどうなることやら・・・
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仮面ライダードライブ 第43話「第二のグローバルフリーズはいつ起きるのか」

2015-08-23 09:31:33 | 仮面ライダードライブ
仮面ライダードライブ 第43話「第二のグローバルフリーズはいつ起きるのか」

 ダブルの翔太郎といい、ウィザードの木崎といい、仮面ライダーに出演する人は飲み物を上手く噴出せなければならないという条件でもあるのでしょうかw進ノ介の慌てっぷりも面白かったですが、剛の見事な噴きっぷりにも笑ってしまいました。良い子は真似しないように!・・・といっても、なかなか真似できるものでもないでしょうけどw

 さて今回はチェイスの恋愛相談や、進ノ介の恋愛相談が描かれていました。次回が「だれがハートを一番愛していたのか」ですし、前回はメディックのハートへの愛情がカギとなっていました。ここ数話は人間やロイミュードの愛情に関する話が中心となっているように思えます。ここまではっきりとヒロインへの恋愛感情を明らかにしたライダーの主人公も珍しいような。

 そして遂に明かされた偽クリムの正体。それは何と、死の間際のクリムをコピーしていた004でした!・・・予想通り過ぎて驚きようがないです(汗。劇場版の感想で「クリムが実は生きている」説を唱えてみましたが、あれはあれで外道過ぎる妄想でしたし、ロイミュードのコピーだったというのが一番分かりやすくてスッキリするのでしょう。

 ロイミュードの感情は所詮コピーの産物だと語る偽クリム。しかし例えコピーの産物であろうとも、ブレンのハートを思う気持ちに嘘偽りはないでしょうし、本人もそれを良しと思っているようにしか見えません。それに、ハートだけでなく、これまで散々いじられてきたメディックを元に戻そうとする心は、コピーしただけでは生まれない、ブレンだけの感情だと思います。同じハートを愛する者だからこそ、メディックに同情する部分があるのでしょう。

 次回はブレン、最後の決断。いよいよ退場か・・・?
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「劇場版仮面ライダードライブ サプライズ・フューチャー」を見て

2015-08-21 07:20:12 | 仮面ライダードライブ
「劇場版仮面ライダードライブ サプライズ・フューチャー」を見てきました。パンフレットは売り切れ。ネタバレを含みます。


 いつものようにロイミュードを撃破しようとした仮面ライダードライブ。すると突如謎の青年が現れ、ドライブTFに攻撃を止めるように求めてきた。そのタイミングで突如ベルトさんが暴走。周辺に被害を加えないようにエネルギーを絞るはずが、膨大なエネルギーの放出で被害を拡大させてしまった。
 青年は一刻も早くこの場から進ノ介を引き離そうとするも、進ノ介は自分を「父さん」と呼ぶ青年を不審がる。そこへ青年のいう「ダークドライブ」とネクストライドロンが出現した。ドライブTSはダークドライブの襲撃を受けるも、下手に戦うとまたも暴走の危険があるとのことで防戦一方になってしまう。かろうじて青年の助けで逃げ切ることができたが、青年はトライドロンの車中で自らを2035年の未来から来た進ノ介の息子「泊エイジ」だと名乗る・・・


 といった感じで始まる劇場版ドライブ。「サプライズ」というだけあって、驚かされる点がいくつもありました。
 まずは進ノ介の息子を名乗るエイジについて。進ノ介に一目会いたかったと涙を流したり、彼が好きなのと同じミルクキャンディを買うといった場面もありましたが、その正体は何と未来から来たロイミュード108!
 現代の108は制御不能なため封印されており、未来で復活した108はエイジを倒して彼をコピー。更にドライブドライバーとネクストライドロンを奪取し、タイムホールを伝って現代に到着。ベルトさんが暴走する日を狙って人間と仮面ライダーの絆を破壊し、更に後に起こる最大級の落雷を利用して現代の自分を復活させて融合を果たし、単身でグローバルフリーズを起こすことが目的・・・という、とんでもないことを企んでいました。この映画を一言で表すならば「過去と未来の108がひとつに・・・!」でしょうw

 1分間ストーリーではダークドライブに追われていたエイジですが、あれも恐らく108だと思います。変身者がおらずとも遠隔操作が可能なため、視聴者は4週に渡って「ダークドライブに追われるエイジ(108)」という1人芝居(茶番)を見せられていた可能性が・・・しかも最近のCMでは「霧子とエイジがだぶっているシーン」や「進ノ介とエイジが並んで変身ポーズをとるシーン」が用いられているために、ますます「エイジ=味方」であるという印象を強めているように思えます。
 ぶっちゃけ感想サイト様でたまたまこのことを知ってしまったので、大した驚きはありませんでしたが、それでもここまで視聴者を騙し続けた108はさすがというか、制作陣も凄いというか・・・ちなみに夏の映画で一番驚いたのはハイパーシンケンレッドです。キョウリュウシンケンオーだけかと思ってました。

 そんな108や未来からやってきたロイミュードと交戦する進ノ介たち。ドライブはタイプスピード、フォーミュラ、トライドロンのみならず、新たに超デッドヒートドライブとタイプスペシャルを披露することとなりました。
 超DHドライブは、チェイスから託されたマッハドライバー炎と、戦闘データが記録されたトライドロンキーを用いて進ノ介が変身したライダーです。シグナルチェイサーが使えなかったために、試しにトライドロンキーを使ってみたら成功した、といった具合です。この時放り投げられるシグナルチェイサーを見て、電王のライダーパスを思い出しましたw
 さてこの超DHドライブ、さぞ活躍するのだろう・・・と思ったら、未来のロイミュードに苦戦を強いられる有様。一応1体は倒しましたが、いくら急ごしらえとはいえ、見た目進化態でもないロイミュードに負けるのはちょっと・・・まぁ、マッハドライバーを使う進ノ介という、珍しい光景が見れたから良しとします。

 タイプスペシャルは108が融合したパラドックス・ロイミュードとの決戦時に使用。タイプスピードのライダーキックを彷彿とさせる技も披露してくれました。
 その他にもドライブがゼンリンシューターやシンゴウアックスを用いるという珍しい戦法も披露。それぞれの持ち主がどうだったかというと・・・まぁ、いつも通りの活躍だったかと(汗。


 映画では本編以上に進ノ介とベルトさんの絆が強調されていました。ベルトさんを信じる進ノ介に対し、次々に突き付けられる過酷な未来。それでもベルトさんと、息子を信じて戦ったものの、ベルトさんの暴走を止めることができませんでした。悩みに悩んだ末、未来の悪を倒せるのは今の正義しかないというベルトさんの言葉を胸に、やむを得ずシンゴウアックスで破壊。すると今度はエイジがロイミュード108だったことが発覚・・・と、進ノ介はなかなか辛い思いをさせられます。
 108への反撃を誓う進ノ介は、ベルトさんから受け取った手紙の封を解くことに。事前にベルトさんから「約束の日まで手紙を開けてはならない」と釘を刺されていましたが、それを破り、手紙に記されていた場所に向かうと、そこは無数の車が並ぶ初代ドライブピットでした。
 ここでピットに鳴り響くのが、ベルトさんの声。進ノ介が約束を破ったことをたしなめながらも、どこか嬉しそうな声がまた溜まりません。後で分かることですが、ベルトさんは霧子に「進ノ介は必ず手紙を開ける」と告げていたとのこと。自分の考えが当たって嬉しかったのでしょうね。1年間とはいえ、相棒の行動が読めるくらい2人の絆は深まっていました。

 そしてパラドックスがエイジから奪ったドライブドライバーを捨てたことが逆転の鍵になりました。膨大な電力とトライドロンキーを用いてベルトさん復活!変身時の「スタート・アワー・エンジン!」や、戦闘後の「ナイスドライブ!」を2人で声を重ねるあたりがたまりません。
 ・・・この映画、パラドックスが未来のドライバーも壊しておけば成功してたんじゃね・・・?


 特状課の仲間たちの活躍は控えめですが、霧子は結構ヒロインをしていたと思います。初代ドライブピットで進ノ介の無事を喜び彼の胸に抱きついたり、古葉参事官に「何故同じ警察官を信用できないのか」といった旨の発言をしたりと、ベルトさん同様、進ノ介のバディとして頑張っていました。


 なかなかに面白い映画ではありましたが、いくつか気になる点は残ったまま。

 エイジに化けた108は、全部嘘だとボロが出るので、8割の真実に2割の嘘を混ぜたといっています。うち2割とは「クリムが悪の本性を現した」「自分がエイジ本人である」ことでしょう。となると本編に登場したクリムは何者なのか。43話でその謎が明かされるそうですが、私は「クリム本人がまだ生きている」と予想してみました。以下は妄想です。

 グローバルフリーズの際に殺されたクリムは、実はロイミュード004が模倣した偽物。004はコアの形でさまよっていたが、蛮野により復活させられ、手足として働くことになった。
 一方でドライブドライバーにあるクリムの意識や記憶などは、クリムが都合のいいように作り上げたもの。記憶の一部などは本物だが、都合の悪い部分は改ざんして移し替えている。
 クリムが蛮野のもとを離れたのは、実験台であるロイミュードの扱いがぞんざいであるため。ロイミュードを数多く作るのではなく、たった1人でも彼ら全員を相手にできる最強の戦士を作り上げるべく誕生したのが仮面ライダードライブ。つまりドライブとロイミュードの戦いは、2人の科学者のうち、どちらが作り出した存在が優れているかを決めるための実験台に過ぎない。
 本編にチラッと姿を見せたクリムらしき人物が身に着けていたのは、スペアのドライブドライバー。いずれドライブが全てのロイミュードを撃破した際に、その戦闘データを移し替え、自ら仮面ライダードライブを名乗るのが目的。人々を武力で支配下に置くのではなく、「人類の救済者には逆らえない」と思わせ、精神的に支配するのが目的。
 真実を知りショックを受ける進ノ介だが、協力するのは「ベルトさん」であって「クリム・スタインベルト」ではない!と宣言し、2人の科学者の野望を砕くことを決意。

 ・・・とまぁ、妄想をつらつらと書いてみましたが、途中から「これだと初代ドライブピットも嘘っぱちになるよなぁ」とか思いながら書いていました(苦笑。これだとあんまりにもクリムが外道過ぎますね。

 そんなこんなでドライブ夏の映画でした。そういえばちょっとだけですがゴーストも基本フォームとニュートン魂が登場しました。
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仮面ライダードライブ 第42話「女神の真実はどこにあるのか」

2015-08-17 07:19:01 | 仮面ライダードライブ
仮面ライダードライブ 第42話「女神の真実はどこにあるのか」

 戦いを中断した進ノ介は、メディックに対しこの事件の裏にある真実を問いかける。メディックが美鈴を病院に置き去りにしたのは、彼女の目を覚まさせるためであり、人々を意識不明に追いやったのはメディックもまた予想外だったのではないかと進ノ介は推測する。

 グローバルフリーズが起こったあの日、まだ人間体を持たなかったメディックは、傷ついた美鈴の姿を目撃し、その強い意識に共鳴し彼女をコピーした。その時、メディックは美鈴の傷つきながらも自分以外の身を案じる感情を知り、もっとその感情を調べねばと決意した。

感想
 メディックも遂に超進化!美鈴の誰かを思う強い心に共鳴して治癒能力を得て、ショウのただひたすら主人を信じ尽くそうとうする愛が感情ベースの中心でした。全てはハートのためではあったものの、ロイミュードたちのどす黒い感情を吸収してしまったことにより、その感情は汚れ、主人のためならば他の犠牲をいとわないという性格になってしまったと。誰かへの愛情は美しいものでもある一方で、一歩間違えれば誰かを傷つけ、犠牲にしてしまう恐ろしいものだと感じました。

 結果、メディックはハートへの愛情を蛮野により利用されてしまい、彼の操り人形と化してしまうことに。愛情を否定し、愛情を利用する蛮野。つくづく卑劣な男です。
 うつろな目で「全てはハート様のために」とだけ呟くメディックに、さすがのブレンも哀れみを感じた模様。今後はブレンがキーパーソンになっていきそうなので、どうなっていくか楽しみです。また、心が消えてしまったメディックですが、ハートを治療したことにより彼の感情がメディックに流れ込むのではないでしょうか。それをきっかけに元に戻ってくれれば・・・と、何だかいつの間にか私もロイミュード側を応援しています(苦笑。今まで非道なことをやってきたブレンやメディックではありますが、何だかんだで長い付き合いですし、決着は戦いの中で、正々堂々とつけてもらいたいという思いが私にもあるのかもしれません。

 次回はチェイスの告白。進ノ介や剛はどう出るのやら。チェイスと霧子が結婚したら、剛は「チェイス兄さん」と呼ばなければならないのでしょうかw
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仮面ライダードライブ 第41話「黄金のドライブはどうやって生まれたのか」

2015-08-09 09:52:42 | 仮面ライダードライブ
仮面ライダードライブ 第41話「黄金のドライブはどうやって生まれたのか」

 
 「まさか・・・これが・・・」チェイス、それ胸キュン音じゃなくて変身音・・・

 さて今回は・・・006、呆気な!?人間の姿でもマッハと渡り合うくらいだから、さぞかし強敵なんだろうと思っていたらこれだよ!まさか進化態を見せる前に散ってしまうとは・・・でもこんな敵キャラ、以前どこかで見たことがあるような・・・?パワーアップした姿を見せようとしたらやられた敵・・・うーん、誰だったか。
 そんな006の体を乗っ取って誕生したゴルドドライブ。ウィザードのソーサラー、鎧武のマルス(ゴールデンアームズ)、ドライブのゴルドドライブと、ここ最近の金色ライダーには面倒なやつらが多いですね。しかもゴルドドライブは金色でありながら、なにやら禍々しい雰囲気を感じさせる金色です。
 ゼンリンシューターをシグナルバイクごと奪うという芸当を披露した蛮野。次回予告ではシフトトライドロンも奪っていました。クリムの研究成果を盗み出した彼らしい能力です。

 メディックが超進化の鍵として考えたのは、コピー元の女性・羽鳥美鈴。恋人に会っても動じない美鈴でしたが、犬に会った時は何かを呟いていました。きっとあの犬の名前が「ショウ」なのだと思います。真実の愛とは一体何なのか・・・?
 そしてメディックに良いように扱われ、犬には噛まれたりおしっこを引っ掛けられたりし、更にゴルドドライブには脅されるという、散々な扱いを受けているブレン。全体的に真面目な話でしたが、犬に対する行動が面白くて、いい清涼剤になってくれていますねwひょっとすると、体が戻らないほうが良かったんじゃないでしょうか。

 次回はゴルドドライブとの交戦と、メディック超進化!
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仮面ライダードライブ 第40話「2人の天才科学者はなぜ衝突したのか」

2015-08-02 09:36:05 | 仮面ライダードライブ
仮面ライダードライブ 第40話「2人の天才科学者はなぜ衝突したのか」

 CMでスキップするチェイスが可愛すぎますw

 さて今回は蛮野博士が本当に悪人だったという話。進ノ介たちを利用し、悪のドライブドライバーを生成したうえに、ベルトさんにも何か仕込んだ模様。これが劇場版の問題の鍵となるのでしょうか。ところで「劇場版の」と打とうとしたら、最初に「劇場蛮野」というのが出てきましたw
 実の父親に道具扱いされていたと知った剛。ですが、彼を支えてくれる家族は他にもいました。頼れる兄貴分の言葉に助けられ、優しい姉に抱きしめられる。そんな家族の光景を見たチェイスは初めて進ノ介を「泊」抜きで呼びました。やっぱり名前の呼び方が変わるのって良いなぁ。

 しかし、自身の復讐心を満たすために、作り上げた機械生命体に憎い相手をコピーさせるって、相当歪んだ感情の持ち主ですね。何だか似たような話をどこかで聞いたか読んだような気が・・・どこだったか。そして、この考えからすると蛮野は研究を離れたクリムのことも恨んでいるでしょう。となれば別のロイミュードにクリムの姿をコピーさせている可能性も考えられます。やはり昨今暗躍しているクリムっぽい人物はロイミュード・・・?

 剛や進ノ介、チェイス、ハート、西城と男性陣がカッコいいところを見せてくれた今回。次回はメディックが奮闘するようですが、果たして超進化が叶うのかどうか。


 そういえば新ライダーのゴーストが発表されましたね。仮面ライダーでゴースト・・・つまりゴーストは、二代目仮面ライダー幽汽スカルフォームということですね!w
 英雄・偉人の力で変身するとのことで、宮本武蔵やニュートン、エジソンの力を借りることが判明しています。
①宮本武蔵:二刀流
②ニュートン:重力操作
③エジソン:即席でメモリガジェットのような便利アイテムを作る。
 といった感じでしょうか。他にも当然出てくるでしょうけどお、子供が見る番組であることを考えると、学校の図書館にあるような学習漫画で取り上げられている人物が中心かな?

 しかし、まさか彼らも未来で仮面ライダーに力を貸すことになるとは思いもしなかったでしょう。まぁ戦国武将が暴れまわり、偉人たちの性別が変わったりする現代ではさほど驚くことでも無いですが(苦笑。
 今から最強・最終フォームを考えるのも、この新ライダーが発表された時の楽しみですね。英雄・偉人のくくりで「最強」か・・・プラトン(「氷室の天地」版)だな!w
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