Go!プリンセスプリキュア 第50話(最終回)「はるかなる夢へ!Go!プリンセスプリキュア!」
・・・よもや「たのしい幼稚園」のCMで名乗りのネタバレを喰らうとはw
ともあれ、遂に迎えた最終回。OPは久々に1番!しかもラストシーンはOP冒頭と同じく、はるかが丘を駆けるシーン!
前回の予告で見えた黒い影はクローズでした。ディスピアと融合して終わりかと思えば、最後の相手となって復活するとは思いもしませんでした。その力は圧倒的だったものの、フローラが選んだのは絶望との対話というものでした。何度倒しても絶望は消えない。ならば絶望とは何なのか。これまで、クローズのように強大な敵としてではなく、身近なところでも辛いことは沢山あった。しかしその時の挫折と、立ち直ることが出来たからこそ、今のはるかがいる。
クローズが作った夢の世界のように、何でも思い通りに、都合よく進む夢なんて無い。はるかのように未熟だった子はもちろん、みなみやきらら、トワだって絶望や困難に立ち向かってきました。夢と絶望、嬉しいことと悲しいこと、背中合わせのそれらが揃ってこその夢。
絶望を受け入れ、それでも前に進むと決めたはるかには、さすがのクローズも戦うことをやめました。誰よりもディスピアに忠実で、誰よりもフローラと戦ってきたからこそ、夢の強さも絶望の強さも知っているはずです。絶望が強まれば、それを乗り越えようと夢の力もまた強くなる。何度やっても折れないはるかを前に、クローズは消えていきました。この時の「またな」に「ごきげんよう」と返すやり取りが素敵すぎる!
前回のディスピア戦が思いのほか呆気なく終わったと思ったら、ラストの敵にクローズをもってくるというのが素晴らしかったです。爆発のエフェクトとか、とても女の子向けアニメとは思えませんでした(汗。個人的に好きなのはフローラが杖を回転させて防壁をいくつも貼るシーンです。
平和な世界が戻った中で、両親との再会を喜ぶトワ。そんな中で、カナタが涙を流しているシーンがとても印象に残りました。
そして訪れた別れの時。修了式の日はとても静かに、いつも通りの時間が流れていました。そこからの別れのシーンと誓いのシーン、それぞれが未来に向かって歩む姿が最高にグッときましたね・・・夢をかなえた後の姿ではなく、夢に向かって進んでいる姿なのが、何ともGo!プリンセスプリキュアらしいと感じます。
シャットのみならずロックも無事で何よりでした。これからは白金さん共々、あの庭園の管理人となっていくのかもしれません。
最後ははるかとカナタの別れのシーンで締め。涙に別れを告げて走り出すはるかの姿は、OPと同じ光景でした。ここでOPを連想させるというのもまた、心憎い演出です。
これで終わりか・・・と思っていたら、ED後にまさかの大人はるか登場!顔は見えませんでしたが、その声から大人になったということがしっかりと伝わってきました。振り返ったはるかの視線の先にいるのが、大人になったカナタだったらいいなぁと思いながら見ていました。本当に、本当にいいラストだった・・・
さて全50話が終了したGo!プリンセスプリキュアですが、文句無しに最高の作品でした。当初は「キュアトゥインクルが出るまで様子見かなー」なんてことを思ってましたが、気づけば好きなキャラクターがどんどん増えていきました。第1話のフローラの戦闘シーンに魅せられ、マーメイド=みなみの笑顔が段々増えていく様が微笑ましく、遂に3人のプリキュアが集結してはるかとみなみが名前を呼び合うシーン、きららが照れながらもプリキュアをやる決意をするシーンを見てからは、きららのみならず、3人全員が好きになっていきました。
ゼツボーグの被害者だったゆいも、いつしか非常に頼れる仲間へとなっていきました。いやほんと、ここまで頼れるとは思いもしませんでした。最後のあたりは、ゆいが何か喋りだすだけでグッときていましたし。それだけに、唯一録画を失敗したのがゆい回だったのが心苦しい・・・BS11での再放送、首を長くして待ってます。何年先になるのやら(汗。
トワイライトからトワ、そしてスカーレットへ。自分の侵した罪と向き合いつつも前に進むことを選んだトワは、シャットにもその手を差し伸べ、彼が変わるきっかけとなりました。
レッスン担当だと思っていたシャムールもシャットとの絡みでいい味を出しており、カナタも頼れる王子として活躍していたのに、記憶を無くし、彼の言葉がはるかを絶望に叩き込んでしまうという展開には驚かされました。それでも非常に頼れる仲間というのには変わりなく、最後に彼が両親とトワの再会に涙するシーンでは、思わずこちらまで泣けてきました。あのシーンでカナタがグッと好きになりました。
この1年間、夢を絶望から守り、夢を希望へと導くばかりか、絶望すらも夢の一部と考えて歩き出したプリンセスたちの物語を心から楽しませてもらいました。
夢を持つことの大切さ、夢を叶えるために生まれるエネルギーの強さ、夢の素晴らしさを説く一方で、時には夢を叶えることの難しさも描かれていました。夢を否定された時に立ち直れるか、夢が変わる時に応援してくれていた人にどう伝えるか、叶えたい夢がいくつもある時、どうしたらいいのか・・・そうした悩みを持つこともまた、夢を叶えるうえでは大切なことだったとまとめられていました。
絶望を完全に消すことはできない。だから絶望を受け入れ、成長の糧とする。成功だけじゃなく、失敗もまた人を成長させる大事な栄養です。晴れの日もあれば、雨の日もある。様々な困難を経ることで、夢という花は強く・優しく・美しく咲き誇るのでしょう。
ラスト、はるかはプリンセスになれたのか・・・なんて考えるのは野暮ですね。はるかなら必ずその夢をかなえ、そのために走り続けているに違いありません。
この一年間、本当に楽しかったです。心の底からありがとうございました!
・・・それにしても、メインメンバーが揃った「ごきげんよう!」の一枚絵。良いなーと思ってみていたら、ちゃっかりきららの横に移りこむらんこ先輩wwシャットがトワの後ろにいるのは嬉しいですが、らんこ先輩に関しては笑ってしまいます。本当、最後まで楽しませてくれる作品でした。
・・・よもや「たのしい幼稚園」のCMで名乗りのネタバレを喰らうとはw
ともあれ、遂に迎えた最終回。OPは久々に1番!しかもラストシーンはOP冒頭と同じく、はるかが丘を駆けるシーン!
前回の予告で見えた黒い影はクローズでした。ディスピアと融合して終わりかと思えば、最後の相手となって復活するとは思いもしませんでした。その力は圧倒的だったものの、フローラが選んだのは絶望との対話というものでした。何度倒しても絶望は消えない。ならば絶望とは何なのか。これまで、クローズのように強大な敵としてではなく、身近なところでも辛いことは沢山あった。しかしその時の挫折と、立ち直ることが出来たからこそ、今のはるかがいる。
クローズが作った夢の世界のように、何でも思い通りに、都合よく進む夢なんて無い。はるかのように未熟だった子はもちろん、みなみやきらら、トワだって絶望や困難に立ち向かってきました。夢と絶望、嬉しいことと悲しいこと、背中合わせのそれらが揃ってこその夢。
絶望を受け入れ、それでも前に進むと決めたはるかには、さすがのクローズも戦うことをやめました。誰よりもディスピアに忠実で、誰よりもフローラと戦ってきたからこそ、夢の強さも絶望の強さも知っているはずです。絶望が強まれば、それを乗り越えようと夢の力もまた強くなる。何度やっても折れないはるかを前に、クローズは消えていきました。この時の「またな」に「ごきげんよう」と返すやり取りが素敵すぎる!
前回のディスピア戦が思いのほか呆気なく終わったと思ったら、ラストの敵にクローズをもってくるというのが素晴らしかったです。爆発のエフェクトとか、とても女の子向けアニメとは思えませんでした(汗。個人的に好きなのはフローラが杖を回転させて防壁をいくつも貼るシーンです。
平和な世界が戻った中で、両親との再会を喜ぶトワ。そんな中で、カナタが涙を流しているシーンがとても印象に残りました。
そして訪れた別れの時。修了式の日はとても静かに、いつも通りの時間が流れていました。そこからの別れのシーンと誓いのシーン、それぞれが未来に向かって歩む姿が最高にグッときましたね・・・夢をかなえた後の姿ではなく、夢に向かって進んでいる姿なのが、何ともGo!プリンセスプリキュアらしいと感じます。
シャットのみならずロックも無事で何よりでした。これからは白金さん共々、あの庭園の管理人となっていくのかもしれません。
最後ははるかとカナタの別れのシーンで締め。涙に別れを告げて走り出すはるかの姿は、OPと同じ光景でした。ここでOPを連想させるというのもまた、心憎い演出です。
これで終わりか・・・と思っていたら、ED後にまさかの大人はるか登場!顔は見えませんでしたが、その声から大人になったということがしっかりと伝わってきました。振り返ったはるかの視線の先にいるのが、大人になったカナタだったらいいなぁと思いながら見ていました。本当に、本当にいいラストだった・・・
さて全50話が終了したGo!プリンセスプリキュアですが、文句無しに最高の作品でした。当初は「キュアトゥインクルが出るまで様子見かなー」なんてことを思ってましたが、気づけば好きなキャラクターがどんどん増えていきました。第1話のフローラの戦闘シーンに魅せられ、マーメイド=みなみの笑顔が段々増えていく様が微笑ましく、遂に3人のプリキュアが集結してはるかとみなみが名前を呼び合うシーン、きららが照れながらもプリキュアをやる決意をするシーンを見てからは、きららのみならず、3人全員が好きになっていきました。
ゼツボーグの被害者だったゆいも、いつしか非常に頼れる仲間へとなっていきました。いやほんと、ここまで頼れるとは思いもしませんでした。最後のあたりは、ゆいが何か喋りだすだけでグッときていましたし。それだけに、唯一録画を失敗したのがゆい回だったのが心苦しい・・・BS11での再放送、首を長くして待ってます。何年先になるのやら(汗。
トワイライトからトワ、そしてスカーレットへ。自分の侵した罪と向き合いつつも前に進むことを選んだトワは、シャットにもその手を差し伸べ、彼が変わるきっかけとなりました。
レッスン担当だと思っていたシャムールもシャットとの絡みでいい味を出しており、カナタも頼れる王子として活躍していたのに、記憶を無くし、彼の言葉がはるかを絶望に叩き込んでしまうという展開には驚かされました。それでも非常に頼れる仲間というのには変わりなく、最後に彼が両親とトワの再会に涙するシーンでは、思わずこちらまで泣けてきました。あのシーンでカナタがグッと好きになりました。
この1年間、夢を絶望から守り、夢を希望へと導くばかりか、絶望すらも夢の一部と考えて歩き出したプリンセスたちの物語を心から楽しませてもらいました。
夢を持つことの大切さ、夢を叶えるために生まれるエネルギーの強さ、夢の素晴らしさを説く一方で、時には夢を叶えることの難しさも描かれていました。夢を否定された時に立ち直れるか、夢が変わる時に応援してくれていた人にどう伝えるか、叶えたい夢がいくつもある時、どうしたらいいのか・・・そうした悩みを持つこともまた、夢を叶えるうえでは大切なことだったとまとめられていました。
絶望を完全に消すことはできない。だから絶望を受け入れ、成長の糧とする。成功だけじゃなく、失敗もまた人を成長させる大事な栄養です。晴れの日もあれば、雨の日もある。様々な困難を経ることで、夢という花は強く・優しく・美しく咲き誇るのでしょう。
ラスト、はるかはプリンセスになれたのか・・・なんて考えるのは野暮ですね。はるかなら必ずその夢をかなえ、そのために走り続けているに違いありません。
この一年間、本当に楽しかったです。心の底からありがとうございました!
・・・それにしても、メインメンバーが揃った「ごきげんよう!」の一枚絵。良いなーと思ってみていたら、ちゃっかりきららの横に移りこむらんこ先輩wwシャットがトワの後ろにいるのは嬉しいですが、らんこ先輩に関しては笑ってしまいます。本当、最後まで楽しませてくれる作品でした。