仮面ライダーエグゼイド 第45話(最終回)「終わりなきGAME」
・・・終わった、終わってしまった・・・
遂に訪れたエグゼイド最終回。「立体的にスケッチ」と後輩に指導していた飛彩、大我の開業、小星の社長就任、大我のもとで働くニコなど、トゥルー・エンディングに続く要素が盛り込まれていましたね。今回のが通常エンディング、劇場版が真エンディングと。
「劇場版を見なければ結末が分からない!」というのではなく、テレビ本編だけでも物語は一応の完結を迎えていたと思います。ただ、トゥルー・エンディングを見れば、もっとエグゼイドの世界が楽しめるとは思いますけどね。特にエンディングにおける、第1話からの成長を感じさせるあの締めはまさしくトゥルー。
まずはクロノスとの決着!非常にしぶとい男・檀正宗でしたが、命を軽んじる彼に怒りを爆発させた永夢は止まった時の中で動き出し、一気に逆転!パラドの活躍もあって、全員レベル2でもクロノスと戦えるLv2までウイルスが抑制されていました。OPの再現だけでも燃えるというのに、あれに主題歌まで加わったらもっと燃えるじゃないですかー!
そして正宗とマスターガシャットが消滅したことにより、消滅した人々の命を取り戻す方法は分からないままに・・・以前もマスターガシャットを破壊したことはありましたが、あの時は「破壊」だから治せば消滅者の命を復元する手段も見つかったのでしょう。が、今回は消滅。故に消滅者の命を取り戻す方法を失ったと・・・改心もせず、悪びれもせず、最後まで自分こそが命の管理者であると言い張っていた正宗・・・徹頭徹尾、見事なまでの悪役でした。正直、ここまでしぶといとは思いもしませんでしたが。
しかし、そこで諦めないのがドクター・宝生永夢。人々はゲーム病で「亡くなった」のではなく「亡くなったように見えるゲーム病」にかかっているのではと推測。この発想は面白かったですね。
今すぐに治療できなくても、5年後10年後には治療法が見つかっているかもしれない。決して諦めず、ドクターとして患者と共に闘い続ける。それがドクターであり、仮面ライダーである宝生永夢の信念。この一年間でとてもたくましくなったなぁと感じたシーンでした。
また、永夢が患者1人1人の名前を読み上げるシーンはグッとくるものがありました。しかもその中に貴利矢や黎斗、更には正宗の名前まで入れるとは思ってもみませんでした。貴利矢や黎斗も、一見生きているように見えて、実は一度は消滅してバグスターとして復活した存在ですからね。そして悪人である正宗もまた、ゲーム病の患者には変わりない。患者であれば必ず救う。そして罪を償ってもらう。そうした信念があるのかもしれません。
登場人物たちのその後が描かれる中、穏やかな表情と口調で患者に接する大我がとても印象に残りました。そして小姫の写真に語りかける飛彩はずるい。あんなん泣くに決まってるじゃないですか(涙。正宗は小姫のデータを削除していましたが、リセットによってそれも無くなったのでしょう。
全ての患者の命を取り戻してハッピーエンド!というのも良いですが、そう簡単にはいかないのもまた事実。今は出来なくとも、諦めずに行動していくという意志を示してのエンディングはとても良かったです。
そして神の才能によってポッピー復活!黎斗の体内で培養されての復活とのことでしたが、つまりポッピーは黎斗の母親でもあり、黎斗の娘でもあると・・・ややこしい(汗。
更にパラドも復活!パラド復活の際の台詞は、以前黎斗が永夢を消そうとしていた際の台詞のセルフオマージュでしょうか。
戦いが一段落しても、ゲーム病との戦いは終わらない。永夢が緊急通報を受けての締めは素晴らしかった・・・
思えばエグゼイドLv1に衝撃を受けてから早一年。「主題歌落ち着いた感じだなー」「ガシャット出すぎじゃね?」「このヒットエフェクト、毎回出るの?」などと思ったものですが、今となっては「主題歌超燃える」「ガシャット一杯で楽しい!」「ヒットエフェクト、カッコいい!」と、見事なまでに手のひらが回転しました(笑。
互いのガシャットを奪い合い、同じライダーでありながらもライバル関係が強かった序盤。黎斗が本性を表わしたことにより、加速していく戦い。「仮面ライダークロニクル」の開始と明かされるパラドの正体、回収される伏線。最強に厄介な敵・クロノス=正宗の登場と、最高にカッコいいムテキゲーマーの登場、そしてエンディング・・・と一年通して毎度毎度ハラハラさせられる展開の連続で、とても楽しむことが出来ました。
普段は穏やかでも、いざという時の度胸と怖さに光るものがある永夢。愛する人への未練を断ち切り成長した飛彩。闇かと思ったらどんどん光り輝いていく大我。早すぎる死と最高のタイミングでの復活が嬉しかった貴利矢。最初の真面目な雰囲気はどこへやら、どんどん面白くなっていく黎斗・・・登場人物たちも毎回魅力に溢れていました。
仮面ライダーも最初はLv1のインパクトが大きかったですが、暴走を乗り越えてのチーム医療を見せてくれたドラゴナイトハンターZ、Lv3の中では一番好きなギリギリチャンバラ、序盤の登場から終盤に至るまで終始活躍し続けたデンジャラスゾンビ、似合いすぎなバンバンシミュレーションズ、背中で語るタドルレガシー、ムテキのかっこよさを誇るハイパームテキと、カッコいいライダーたちが続々登場してくれたのでとても楽しかったです。
そして仮面ライダーパラドクス!いやー、何回見てもマッスル化×3でゾンビゲーマーを吹っ飛ばすシーンはカッコいいですね・・・パーフェクトノックアウトは全盛期こそ短かったように思えますが、初登場時の圧倒的な強さ、ハイパームテキとのコンビネーションなど見所もあったので嬉しかったです。
最後にはまさかのVシネマ3作制作決定のお知らせと、新たなガシャットの存在が明らかとなりました。ゲンム版のマキシマムマイティXなんでしょうけども・・・あのガシャット、絶対うるさい(笑。
前半は仮面ライダーとして、後半はドクターとしての物語に一区切りを迎えた仮面ライダーエグゼイド。命と向き合い、戦い続けたドクターたちの物語は本当に楽しかったです。ひとまず一年間、本当にありがとうございました!
・・・終わった、終わってしまった・・・
遂に訪れたエグゼイド最終回。「立体的にスケッチ」と後輩に指導していた飛彩、大我の開業、小星の社長就任、大我のもとで働くニコなど、トゥルー・エンディングに続く要素が盛り込まれていましたね。今回のが通常エンディング、劇場版が真エンディングと。
「劇場版を見なければ結末が分からない!」というのではなく、テレビ本編だけでも物語は一応の完結を迎えていたと思います。ただ、トゥルー・エンディングを見れば、もっとエグゼイドの世界が楽しめるとは思いますけどね。特にエンディングにおける、第1話からの成長を感じさせるあの締めはまさしくトゥルー。
まずはクロノスとの決着!非常にしぶとい男・檀正宗でしたが、命を軽んじる彼に怒りを爆発させた永夢は止まった時の中で動き出し、一気に逆転!パラドの活躍もあって、全員レベル2でもクロノスと戦えるLv2までウイルスが抑制されていました。OPの再現だけでも燃えるというのに、あれに主題歌まで加わったらもっと燃えるじゃないですかー!
そして正宗とマスターガシャットが消滅したことにより、消滅した人々の命を取り戻す方法は分からないままに・・・以前もマスターガシャットを破壊したことはありましたが、あの時は「破壊」だから治せば消滅者の命を復元する手段も見つかったのでしょう。が、今回は消滅。故に消滅者の命を取り戻す方法を失ったと・・・改心もせず、悪びれもせず、最後まで自分こそが命の管理者であると言い張っていた正宗・・・徹頭徹尾、見事なまでの悪役でした。正直、ここまでしぶといとは思いもしませんでしたが。
しかし、そこで諦めないのがドクター・宝生永夢。人々はゲーム病で「亡くなった」のではなく「亡くなったように見えるゲーム病」にかかっているのではと推測。この発想は面白かったですね。
今すぐに治療できなくても、5年後10年後には治療法が見つかっているかもしれない。決して諦めず、ドクターとして患者と共に闘い続ける。それがドクターであり、仮面ライダーである宝生永夢の信念。この一年間でとてもたくましくなったなぁと感じたシーンでした。
また、永夢が患者1人1人の名前を読み上げるシーンはグッとくるものがありました。しかもその中に貴利矢や黎斗、更には正宗の名前まで入れるとは思ってもみませんでした。貴利矢や黎斗も、一見生きているように見えて、実は一度は消滅してバグスターとして復活した存在ですからね。そして悪人である正宗もまた、ゲーム病の患者には変わりない。患者であれば必ず救う。そして罪を償ってもらう。そうした信念があるのかもしれません。
登場人物たちのその後が描かれる中、穏やかな表情と口調で患者に接する大我がとても印象に残りました。そして小姫の写真に語りかける飛彩はずるい。あんなん泣くに決まってるじゃないですか(涙。正宗は小姫のデータを削除していましたが、リセットによってそれも無くなったのでしょう。
全ての患者の命を取り戻してハッピーエンド!というのも良いですが、そう簡単にはいかないのもまた事実。今は出来なくとも、諦めずに行動していくという意志を示してのエンディングはとても良かったです。
そして神の才能によってポッピー復活!黎斗の体内で培養されての復活とのことでしたが、つまりポッピーは黎斗の母親でもあり、黎斗の娘でもあると・・・ややこしい(汗。
更にパラドも復活!パラド復活の際の台詞は、以前黎斗が永夢を消そうとしていた際の台詞のセルフオマージュでしょうか。
戦いが一段落しても、ゲーム病との戦いは終わらない。永夢が緊急通報を受けての締めは素晴らしかった・・・
思えばエグゼイドLv1に衝撃を受けてから早一年。「主題歌落ち着いた感じだなー」「ガシャット出すぎじゃね?」「このヒットエフェクト、毎回出るの?」などと思ったものですが、今となっては「主題歌超燃える」「ガシャット一杯で楽しい!」「ヒットエフェクト、カッコいい!」と、見事なまでに手のひらが回転しました(笑。
互いのガシャットを奪い合い、同じライダーでありながらもライバル関係が強かった序盤。黎斗が本性を表わしたことにより、加速していく戦い。「仮面ライダークロニクル」の開始と明かされるパラドの正体、回収される伏線。最強に厄介な敵・クロノス=正宗の登場と、最高にカッコいいムテキゲーマーの登場、そしてエンディング・・・と一年通して毎度毎度ハラハラさせられる展開の連続で、とても楽しむことが出来ました。
普段は穏やかでも、いざという時の度胸と怖さに光るものがある永夢。愛する人への未練を断ち切り成長した飛彩。闇かと思ったらどんどん光り輝いていく大我。早すぎる死と最高のタイミングでの復活が嬉しかった貴利矢。最初の真面目な雰囲気はどこへやら、どんどん面白くなっていく黎斗・・・登場人物たちも毎回魅力に溢れていました。
仮面ライダーも最初はLv1のインパクトが大きかったですが、暴走を乗り越えてのチーム医療を見せてくれたドラゴナイトハンターZ、Lv3の中では一番好きなギリギリチャンバラ、序盤の登場から終盤に至るまで終始活躍し続けたデンジャラスゾンビ、似合いすぎなバンバンシミュレーションズ、背中で語るタドルレガシー、ムテキのかっこよさを誇るハイパームテキと、カッコいいライダーたちが続々登場してくれたのでとても楽しかったです。
そして仮面ライダーパラドクス!いやー、何回見てもマッスル化×3でゾンビゲーマーを吹っ飛ばすシーンはカッコいいですね・・・パーフェクトノックアウトは全盛期こそ短かったように思えますが、初登場時の圧倒的な強さ、ハイパームテキとのコンビネーションなど見所もあったので嬉しかったです。
最後にはまさかのVシネマ3作制作決定のお知らせと、新たなガシャットの存在が明らかとなりました。ゲンム版のマキシマムマイティXなんでしょうけども・・・あのガシャット、絶対うるさい(笑。
前半は仮面ライダーとして、後半はドクターとしての物語に一区切りを迎えた仮面ライダーエグゼイド。命と向き合い、戦い続けたドクターたちの物語は本当に楽しかったです。ひとまず一年間、本当にありがとうございました!