「今期(3月終了アニメ)を評価してみないか?4」のその2です。
アキカン!
ストーリー:2点
「アキカン・エレクト」というアルミ缶とスチール缶の命運をかけたバトル・・・というのはあって無いようなもの。殆どラブコメ中心で、どことなく全体に薄さを感じました。けれどもこのアニメに限っては、具体的なストーリーは不要だったのではないでしょうか。「楽しければ良い」そんな気持ちで見れれば楽しめることでしょう。
キャラクター性:5点
キャラの変態率が多かったですね。主人公からして変態ですし。登場人物は少ないものの、全員がとにかく濃く、そして生き生きしてました。甘字だけは例外ですが(苦笑。
画:2点
作画が乱れない回の方が珍しかったような。その崩れ方すら楽しんでたので、あまり気にはなりませんでした。ただ最終回1つ前の話の作画の良さは異常。何故あそこで本気を出して、最終回で本気を出さなかったのだろう。
演出:3点
とにかく主役の福山さんが、とても楽しんで演技してらっしゃったと思います。常にハイテンションでしたが、締めるときはきっちり締めていたので良かった。ぶど子の子供の演技はやり過ぎなくらい、子供っぽかったです。
ただ小さな子供も見るかもしれないアニメで、セリーグとパリーグの略を流すのは如何なものかと。
音楽:3点
2種類あるOP。最初の内はどちらも好きになれませんでしたが、聴いているうちに妙に耳に残ってしまう。EDは毎回変わるという新しい試み。時折良い感じの歌もあったり、最後は初音ミクが歌ったりと、音楽への力の入れ具合はかなりのものでした。気になったBGMが無かったので3点。
総合的な評価:3点
個人的には理屈抜きで楽しめる、純粋に笑える良いアニメだとは思うのですが、作画の不安定さ、ちょっと過度な変態キャラたちがいるため、是非おススメ!とは言いがたいです。
機動戦士ガンダム00 セカンドシーズン
ストーリー:3点
与えられた平和を享受するか、人々を変革させて本当の平和を手に入れるか。結局求めるものは同じだったのですが、色々な感情や人が入り混じって複雑に見えましたね。
流れとしては悪くなかったけど、意外性が足りませんでした。しかも結末は劇場版へと続く。
キャラクター性:3点
主人公らしく成長した刹那、感情豊かになったティエリア、しっかりした姉さんらしくなったフェルト、苦しみを乗り越えた沙慈。この4人に関しては文句無く高評価だったのですが、ヒロインであるはずのマリナの扱いが悪すぎた。1期からのキャラであるグラハム、留美、ネーナ、サーシェスの扱いも同様。イノベイターたちを優遇しすぎたのではないでしょうか。
刹那やティエリアに比べ、ライルに魅力を殆ど感じられませんでした。アニューとの関係以外に目立った所が見られません。カタロンのスパイや、ロックオンの弟と言うことが殆ど生かせておらず、勿体無いキャラです。
またアレルヤは・・・マリーを救って以来は電池でしたねぇ・・・活躍もハレルヤに取って代わられて。最後は幸せそうなので何よりですが。
画:5点
戦闘シーンの描き方が丁寧で迫力があり、魅力満載でした。人の作画も悪くなかったと思います。ただ顔の長いリボンズは酷かったな。
演出:3点
2週連続の銃撃END、メメントモリ2号機は許せる範囲でしたがトランザムの乱用が許せない。ここぞと言う時の為のトランザムなのに、とにかくトランザム。機体性能だけではなく、もう少し捻りを効かせた戦闘が見たかった。
音楽:4点
OP、EDは映像と共に良かったですし、BGMも好きなのがありました。ただマリナの歌がなぁ・・・歌自体は悪くないのですが、使いどころが悪かった。刹那がサーシェスにとどめを刺すシーンで使ったのはまだ良いとして、最終回のあのシーンでの歌は幾らなんでも酷い。
総合的な評価:4点
ストーリーそっちのけで、ガンダムや各機体の戦闘を見るだけなら素晴らしいものだったと思います。ただやはりストーリーや、キャラの多さによる消化不良が残念。世界はこれから変わっていく。「これから」であって、このテレビシリーズの中では結果があまり見えませんでした。劇場版は嬉しいのですが、ここで決着を着けて欲しかったというのが正直な気持ちです。見終わった後の余韻が殆どありませんでしたし。
ただ毎週楽しみにしていたこともあり、評価は4点です。
みなみけ おかえり
ストーリー:4点
2期とは打って変わって毎回明るい「みなみけ」が見れましたね。楽しくもあり、最終回では姉妹愛を感じました。無理せず、特に考えずほのぼのとしていました。
キャラクター性:5点
どこにでもいそうな人々なのに面白い人たち。冬馬、内田、藤岡、保坂が好きなキャラでした。特に良かったのは、出番がやけに多かった冬馬。いつ出るかがとても楽しみでした。
画:3点
決して毎回良いとは言い切れません。それでも以前のシリーズよりは安定していたと思います。
演出:4点
OPとEDが中途半端な箇所に入っていたのは何故。ED後も楽しめるというのも良いですが、長すぎではないでしょうか?
音楽:5点
平穏な感じの音楽で、毎回まったりしながら見ることが出来ました。
総合的な評価:4点
1期のような「みなみけ」が帰ってきて、楽しかったのは確かです。しかし逆に言えば1期に似すぎていたのでは。全く違うことをした2期は良くも悪くも「2期らしさ」があったと思います。もっと「3期らしさ」が欲しかったですね。強いて言うなら冬馬の出番ぐらいしか思いつかないのです(汗。
途中で切った作品
「まりあ†ほりっく」
最初は面白かったのですが、かなこの独白が長くてだるかった。意味も無く次回へ繋げたり、謎のおまけがあったりと、残念な箇所もちらほら。茉莉花というキャラやOPやEDが良かっただけに残念。今からでも見ようかな?
後半だけ見てた作品
「天体戦士サンレッド」
13分程度という短い時間ながらも毎回笑わせてもらいました。ニコニコ動画で配信されていたので、コメントありで見るのもまた楽しかったです。
正義の味方らしくない正義の味方、完璧に主夫な悪の将軍と、これまで見てきたどのヒーローとも違って新鮮でした。OPも良い感じ。
こんな感じになりました。改まって書くとなると、中々書けないものです。特に「みなみけ」は難しかった。
ベストキャラクター賞:南冬馬(「みなみけ おかえり」より)
ティエリアか渚か風子か。迷いましたが、やはりこのキャラです。活発でありながら時々女の子らしかったりと可愛らしいキャラだと思う。兄貴のナツキも捨てがたい。
ベストOP賞:時を刻む唄(「CLANNAD ~AFTER STORY~」)
美しく素晴らしい曲でした。
ベストED賞:君に、胸キュン(「まりあ†ほりっく」)
一番気に入ったのがこれ。
ベスト声優賞・男性:中村悠一(岡崎朋也、ミスター・ブシドー、森次玲二など)
渚を思い出すシーンでの演技が最高でした。多くの作品に出演されており、頑張っておられました。
ベスト声優賞・女性:能登麻美子(一ノ瀬ことみ、城崎絵美、姫神愛沙、エールなど)
演技は勿論ですが、2人の変態の相手をさせられたので、頑張ったで賞というか、功労賞というか。能登さん、本当にお疲れ様です。
アキカン!
ストーリー:2点
「アキカン・エレクト」というアルミ缶とスチール缶の命運をかけたバトル・・・というのはあって無いようなもの。殆どラブコメ中心で、どことなく全体に薄さを感じました。けれどもこのアニメに限っては、具体的なストーリーは不要だったのではないでしょうか。「楽しければ良い」そんな気持ちで見れれば楽しめることでしょう。
キャラクター性:5点
キャラの変態率が多かったですね。主人公からして変態ですし。登場人物は少ないものの、全員がとにかく濃く、そして生き生きしてました。甘字だけは例外ですが(苦笑。
画:2点
作画が乱れない回の方が珍しかったような。その崩れ方すら楽しんでたので、あまり気にはなりませんでした。ただ最終回1つ前の話の作画の良さは異常。何故あそこで本気を出して、最終回で本気を出さなかったのだろう。
演出:3点
とにかく主役の福山さんが、とても楽しんで演技してらっしゃったと思います。常にハイテンションでしたが、締めるときはきっちり締めていたので良かった。ぶど子の子供の演技はやり過ぎなくらい、子供っぽかったです。
ただ小さな子供も見るかもしれないアニメで、セリーグとパリーグの略を流すのは如何なものかと。
音楽:3点
2種類あるOP。最初の内はどちらも好きになれませんでしたが、聴いているうちに妙に耳に残ってしまう。EDは毎回変わるという新しい試み。時折良い感じの歌もあったり、最後は初音ミクが歌ったりと、音楽への力の入れ具合はかなりのものでした。気になったBGMが無かったので3点。
総合的な評価:3点
個人的には理屈抜きで楽しめる、純粋に笑える良いアニメだとは思うのですが、作画の不安定さ、ちょっと過度な変態キャラたちがいるため、是非おススメ!とは言いがたいです。
機動戦士ガンダム00 セカンドシーズン
ストーリー:3点
与えられた平和を享受するか、人々を変革させて本当の平和を手に入れるか。結局求めるものは同じだったのですが、色々な感情や人が入り混じって複雑に見えましたね。
流れとしては悪くなかったけど、意外性が足りませんでした。しかも結末は劇場版へと続く。
キャラクター性:3点
主人公らしく成長した刹那、感情豊かになったティエリア、しっかりした姉さんらしくなったフェルト、苦しみを乗り越えた沙慈。この4人に関しては文句無く高評価だったのですが、ヒロインであるはずのマリナの扱いが悪すぎた。1期からのキャラであるグラハム、留美、ネーナ、サーシェスの扱いも同様。イノベイターたちを優遇しすぎたのではないでしょうか。
刹那やティエリアに比べ、ライルに魅力を殆ど感じられませんでした。アニューとの関係以外に目立った所が見られません。カタロンのスパイや、ロックオンの弟と言うことが殆ど生かせておらず、勿体無いキャラです。
またアレルヤは・・・マリーを救って以来は電池でしたねぇ・・・活躍もハレルヤに取って代わられて。最後は幸せそうなので何よりですが。
画:5点
戦闘シーンの描き方が丁寧で迫力があり、魅力満載でした。人の作画も悪くなかったと思います。ただ顔の長いリボンズは酷かったな。
演出:3点
2週連続の銃撃END、メメントモリ2号機は許せる範囲でしたがトランザムの乱用が許せない。ここぞと言う時の為のトランザムなのに、とにかくトランザム。機体性能だけではなく、もう少し捻りを効かせた戦闘が見たかった。
音楽:4点
OP、EDは映像と共に良かったですし、BGMも好きなのがありました。ただマリナの歌がなぁ・・・歌自体は悪くないのですが、使いどころが悪かった。刹那がサーシェスにとどめを刺すシーンで使ったのはまだ良いとして、最終回のあのシーンでの歌は幾らなんでも酷い。
総合的な評価:4点
ストーリーそっちのけで、ガンダムや各機体の戦闘を見るだけなら素晴らしいものだったと思います。ただやはりストーリーや、キャラの多さによる消化不良が残念。世界はこれから変わっていく。「これから」であって、このテレビシリーズの中では結果があまり見えませんでした。劇場版は嬉しいのですが、ここで決着を着けて欲しかったというのが正直な気持ちです。見終わった後の余韻が殆どありませんでしたし。
ただ毎週楽しみにしていたこともあり、評価は4点です。
みなみけ おかえり
ストーリー:4点
2期とは打って変わって毎回明るい「みなみけ」が見れましたね。楽しくもあり、最終回では姉妹愛を感じました。無理せず、特に考えずほのぼのとしていました。
キャラクター性:5点
どこにでもいそうな人々なのに面白い人たち。冬馬、内田、藤岡、保坂が好きなキャラでした。特に良かったのは、出番がやけに多かった冬馬。いつ出るかがとても楽しみでした。
画:3点
決して毎回良いとは言い切れません。それでも以前のシリーズよりは安定していたと思います。
演出:4点
OPとEDが中途半端な箇所に入っていたのは何故。ED後も楽しめるというのも良いですが、長すぎではないでしょうか?
音楽:5点
平穏な感じの音楽で、毎回まったりしながら見ることが出来ました。
総合的な評価:4点
1期のような「みなみけ」が帰ってきて、楽しかったのは確かです。しかし逆に言えば1期に似すぎていたのでは。全く違うことをした2期は良くも悪くも「2期らしさ」があったと思います。もっと「3期らしさ」が欲しかったですね。強いて言うなら冬馬の出番ぐらいしか思いつかないのです(汗。
途中で切った作品
「まりあ†ほりっく」
最初は面白かったのですが、かなこの独白が長くてだるかった。意味も無く次回へ繋げたり、謎のおまけがあったりと、残念な箇所もちらほら。茉莉花というキャラやOPやEDが良かっただけに残念。今からでも見ようかな?
後半だけ見てた作品
「天体戦士サンレッド」
13分程度という短い時間ながらも毎回笑わせてもらいました。ニコニコ動画で配信されていたので、コメントありで見るのもまた楽しかったです。
正義の味方らしくない正義の味方、完璧に主夫な悪の将軍と、これまで見てきたどのヒーローとも違って新鮮でした。OPも良い感じ。
こんな感じになりました。改まって書くとなると、中々書けないものです。特に「みなみけ」は難しかった。
ベストキャラクター賞:南冬馬(「みなみけ おかえり」より)
ティエリアか渚か風子か。迷いましたが、やはりこのキャラです。活発でありながら時々女の子らしかったりと可愛らしいキャラだと思う。兄貴のナツキも捨てがたい。
ベストOP賞:時を刻む唄(「CLANNAD ~AFTER STORY~」)
美しく素晴らしい曲でした。
ベストED賞:君に、胸キュン(「まりあ†ほりっく」)
一番気に入ったのがこれ。
ベスト声優賞・男性:中村悠一(岡崎朋也、ミスター・ブシドー、森次玲二など)
渚を思い出すシーンでの演技が最高でした。多くの作品に出演されており、頑張っておられました。
ベスト声優賞・女性:能登麻美子(一ノ瀬ことみ、城崎絵美、姫神愛沙、エールなど)
演技は勿論ですが、2人の変態の相手をさせられたので、頑張ったで賞というか、功労賞というか。能登さん、本当にお疲れ様です。