全領域異常解決室

2024-12-28 20:05:07 | ドラマ
全話観たのに存在を忘れてた…汗 

いや~、一歩間違えたらB級オカルトドラマになりかねなかったのに、藤原君とアリスちゃんの真剣な演技でS級に格上げしたよ!

八百万の神々大好き人間には堪らんドラマだった!

謎の神ヒルコによる神々の粛正と不要な人間の撲滅。

いや~、

ラストにこのドラマの重要なメッセージが語られてましたね。

そうだよ、

世の中のSNSとあらゆる情報によって惑わされて、人間不審に陥ったり、逆に傲慢になって他人を陥れたり、と不穏な時代に突入しても、

それでも尚、人間が人間を信じられなくなってどうすんねん?

人間が人間をやめるにはまだ早い!

少しでも希望があるなら、思い遣る気持ち、助け合う気持ちを失わずに生きていこうや!

人間はまだまだ捨てたもんじゃない!  

という強いメッセージ性があるドラマでしたね。早い話が。

八百万の神々は、森羅万象のみにあらず。見えるものだけでなく見えないものにも魂があり、人間も皆神様。

あ、お客様は神様じゃないですよ!

と言いたいとこですが、

お客様だけが神様じゃありませんから!営業マンも、レジのお姉さんも皆神様やからね!

じゃあ、反社や罪人は?と言われそうなので、

世の中の犯罪も、吉田松陰の

罪はことにあり人にあらず、

だと私は思っている。

人間は誰しも、罪人になるために産まれてきたわけではない。

犯罪を行うには、それ相応の過程と理由があるはずなんよね。家庭や社会環境であったり、深層心理であったり。

その人だけに罪があるとは思えない。

だから、人間も神様。反面教師にもなる神様。


と今だけこの表現を変えます。



信じるものは救われる、

じゃなく、

信じる気持ちを失うな!

が正しい表現だと思う。


本当に、藤原君とアリスちゃんが真剣に演じれば演じるほど、

もちろん二人だけでなく、登場人物皆さんの真剣な演技が、

リアルなドラマに昇華させたと思うよ!

やっぱさ、露骨に神々って言ったら胡散臭いやん!?

その胡散臭そうな神々に対抗するかのように存在する、警察というリアル人間組織が対象的に存在するからこそ、全領域異常解決室の面々の存在、また神々の存在にリアリティーが出たと思うんよね。

これが、全領域異常解決室しか登場してなかったら間違いなくB級ドラマのままになっていたと思うんよ!

結末はさておき、ユースケ・サンタマリアさんと成海璃子ちゃん、柿澤勇人君の存在が、神様の存在を信じていない代表として存在することで、B級ドラマになるのを阻止したと言っても過言じゃない。

圧倒的にB級ドラマになるのを阻止したのは、藤原君、アリスちゃん、小日向さん、迫田さん、福本莉子ちゃんの存在が大きかったね。 

前半は、特に莉子ちゃんが良い伏線だった。一見、莉子ちゃんがヒルコなのでは?と思わせる演出が良かった。

藤原君なんて、なんでこのドラマに出ようと思ったの??と不思議でならなかったが、

最終話で、

デスノートの逆バージョンやん!?ってことに気付いた。

藤原君は、デスノートでは新世界の神を演じて、殺戮を繰り返してきた悪魔だったが、

今度は、その殺戮を止める神の側の役だったからね。

藤原君とアリスちゃんが真剣に演じれば演じるほど、

撮影現場は、乗り移ってるとか、超能力?に掛けられてるとか、そういう振りの演技をしないといけないわけやん!?ぶっちゃけ、恥ずかしいよ、演技だからなおさら。エキストラさんも頑張ってた!

藤原君もアリスちゃんも、素に返ったら恥ずかしくなるような演技も真剣に演じてくれたからこそ、回を重ねる毎にリアリティーが出てきたんだと思うよ。

ラストのメッセージも含め、藤原君とアリスちゃんの演技も、本当に胸を打つ素晴らしいメッセージと演技でした!

脚本的には、なんとなく、誰がヒルコ(?)か想像はついたけど、それでも二転三転しようとするチャレンジ精神にも感動した。

ぶっちゃけさ、そんなに神々を粛正したら、神社に神々がおらんくなるやん!?日本の神道がなくなるやん!?御利益なくなるやん!?と思って観てたけど、

ちゃんとラストで、ユースケ・サンタマリアさんと藤原君の会話で解決しました。

はい、見えないだけってことやね。早い話が!藁

それも含めて、

最終回って、時々後味悪くてモヤモヤして終わることが多いけど、これは最後まで魅入ってしまった!

そうだよ、きっと第二、第三のヒルコが現れるよ!的オーラスも良かった。

本当に面白かった!









アメノウズメが猿田彦ではなく、天岩戸別神(アマノイワトワケノカミ)に恋する設定、あ、逆か…、も斬新設定で良かった。

っていうか、天岩戸別神という神様なんて知らん!(笑)

神様と妖怪がミックスされた内容のドラマでしたが、

知ってる神々が登場するだけで激萌え!(笑)

残念なことに、国常立尊様は致し方ないとして、スサノオもツクヨミも登場したのに、姉のアマテラス様が登場しなかったのはなんでだ?見そびれたか??





















光る君へ

2024-12-26 00:11:00 | ドラマ
人生で初めて最初から最後まで観させて頂いた大河ドラマでした。高畑充希ちゃん演じる定子が亡くなる回だけ見逃しましたが、それ以外は全て観させて頂きました。

戦国時代と違って戦争や殺戮がない時代作品だったので、人間ドラマという点においても、貴族社会のドロドロさ、決して殺戮がないわけではなかったですが、前半は呪詛がキーワードになるくらい安倍晴明の神通力を借りて呪い殺すなど摩訶不思議感も含め、興味深く観させて頂きました。

ぶっちゃけ書くと、朝ドラ「虎に翼」も、それこそ太賀君演じる優三さんが戦死した知らせを虎子パパが黙っていた回くらいまでは観てましたが、

朝ドラあるあるの、一旦終わった方々が次々に再登場するという後腐れしまくる切れ味の悪い展開が私は苦手なので、途中で観るのをやめましたが、

その点、「光る君へ」は当たり前ですが、失くなった方は再登場しない、再登場は松下洸平君と伊藤健太郎君くらいで、今思えば二人とも刀伊の入寇の伏線的役わりを担っていたことを思うと、脚本の妙を感じざるを得なかった。

正直、二人とも違和感がある存在感だったので、刀伊の入寇で再登場した時はここに繋がっていたのか!?と逆に感動した。

って言っても、日本史オンチなので刀伊の入寇なんて全然知りませんでしたが…。

正直、私が光る君へをほぼ全話観ることができたのは、YouTubeのかしまし歴史チャンネルのお陰です。

ドラマでは一切説明がない階級制度の仕組や、歴史好きにしか分からない裏情報を詳しく楽しく面白く解説して下さったお陰で、ドラマを10倍楽しく観させてもらいました。

いかに大石静さんの脚本が素晴らしいか、いかに時代考察・考証と再現が素晴らしいかを痛感させてもらいました。

ただ映像だけ見たら見流しているシーンも実は深い意味があり、分かる人にしか分からないという隠しネタが至るところに点在していたことを放送直後に知ると、勉強になるだけでなく、説明過多じゃないからこその脚本の妙に取り憑かれました。

大河ならではの登場人物の入れ替わり立ち替わりの激しさも、かしまし歴史チャンネルのお陰で短いシーンにしか登場しない人物も詳しく説明して下さるので、新しい人物が登場してくる度に逆に楽しみで仕方なかった。

っていうか、きりゅうさん(かしまし歴史チャンネルのメイン解説者さん)の知識の豊富さにひれ伏すばかり。なんてたってめちゃくちゃ分かりやすい!

めちゃくちゃオススメ!

かしまし歴史チャンネルYouTubeあってこその「光る君へ」でしたが、

物語の面白さだけでく、キャスト陣がめちゃくちゃ素晴らしかった!

ぶっちゃけ、紫式部役の吉高由里子ちゃんが、最初から最後までキャラクター造形が変わらなかったことに驚きましたが、年齢の変化はあったのはずなのに、見た目も言葉遣いもほとんど変わらない。若干落ち着きはありましたが…。

でも、吉高さんの素晴らしさは、圧倒的に目の表現。微妙な気持ちの揺れを目の奥の瞳で表現していたのが本当に素晴らしかった!

年を重ねるにつれ、立場上もあり、感情を抑えないといけないシーンでの無言の感情表現が絶妙だった!

特に、華ちゃん演じる源倫子との対話シーンね。道長とのシーンもか。本心を圧し殺さないといけないシーンとか、言葉に出さないシーンが、リアルに気持ちが伝わってくる名演技でした。

史実のイメージとは異なる道長役の柄本佑君も、最期まで初めてまひろに出会った頃と変わらないまひろloveさを貫き、時にはその性格の軟弱さや優柔不断さにイラッとさせられましたが、それも感情移入の証なので、本当に素晴らしかった!

最初は、大河のダブル主演的役柄なのに、イケメンじゃないのにな~と思ってしまってましたが、m(__)m

やはり、役が人を作るというとか、道長役は佑君で正解でしたね。あの優柔不断さは佑君だからリアルだったのかもしれない。道長の優柔不断さは、道長の中にある幼い三郎の面影を引きずっている証だもんね。

配役発表の時は、違和感しかなった清少納言役のファーストサマーウィカさんも、めちゃくちゃドはまりしていてビックリ!

鼻持ちならぬ性格だけでなく、定子への熱い忠誠心、意思の強さ、それに字が上手い!本当に素晴らしかった。ちゃんと最後まで登場してくれて嬉しかった。

ロバートの秋山竜次さんの黒光る君こと藤原実質も、最初は違和感しかなかったのに、回を重ねるにつれて男前に見えてきて仕方なかった!最初はこちらも鼻持ちならないキャラクターだったのに、性格的にも段々とカッコ良くなってきて印象がかなり変わった。

登場人物を一人一人語るとキリがなので、

このドラマでの私の中でのMVPを紹介して終わります。

私のMVPは、一条天皇を演じた塩野瑛久君と、彰子役の見上愛ちゃん。

二人ともギャップが半端なかった!

塩野君は、あのドラマ「ブラックファミリア」での、いけすかん息子役の印象が強すぎて、最初一条天皇が塩野君だとは気付かなかった!

どこかで見たことあるな~??と思って調べたら、あの息子だったんよね!

めちゃくちゃギャップありすぎ!めちゃくちゃ上手すぎ!

一条天皇が崩御されてからの、民放ドラマ「無能の鷹」の鶸田役も、一条天皇とのギャップありすぎ!マジ魅入ってしまった。鷹野役の菜々緒さんもドハマリ過ぎ!

いやいやいやいやいやいや、塩野君、天才やろ!?

彰子の愛ちゃんは、最初本当に14
歳の新人女優さんだと思ってた。地味な存在だし、演技出来るの?と思っていたら、

演技経験豊富な24歳と知ってビックリ!

いやいやいやいやいやいや、

14歳にしか見えない!寡黙な役だったから余計演技経験がない新人女優にしか見えない!

からの一条天皇への涙の愛の告白は、こっちまで涙もん!

めちゃくちゃ彰子の心情変化の表現が上手い!!

こちらもギャップ萌え!藁

人見知りの彰子が、唯一心を許していた定子の第一皇子敦康親王に対する姉心と母心の表現が絶妙で、敦康親王にしか見せない笑顔がめちゃくちゃキュート!そこもギャップ萌え!

そこからの、敦康親王が東宮になれないことを知って父道長に感情を顕にするシーンでもギャップ萌え!

そこからの彰子役として愛ちゃんの女優力が光輝いてきた!

彰子の成長と変化の表現は本当にアッパレでございました!

まひろのパパに仕えた、いと役の信川清順さん、まひろに仕えた乙丸役の矢部太郎さんも最後まで癒しキャラだったし、

弟の惟規を演じた高杉真宙君の最後も泣けたし、

散楽師の直秀の鳥辺野での最期、道長とまひろが無言で土を掘るシーンも泣けた。

赤染衛門のかなめさんも良かった!最後でまさかのキャラ変にビックリ!藁

伊周役の三浦翔平君の執念深さも印象深い。

高家役の竜星涼君が、代役だったのに、最後めちゃくちゃ美味しい役に昇華していてビックリ!

花山院の屋敷に矢を放った時は最低な役柄やん!?と思っていたのに、刀伊の入寇では英雄だったし。

あ、もちろん華ちゃんも良かったです!最初の天然さんのイメージから、道長との結婚を機に、娘達を天皇と結婚させて道長を陰で支えていく健気さとしたたかさが素晴らしかった。道長はまひろloveを貫くけど…。

結局、MVP 関係なく書いてしまった…。

m(__)m

平安時代において、まだ貴族社会が権力を握っていた時代。ここから戦の世の武士の時代へと変貌していくまでの平和な時代の人間ドラマ。

紫式部と道長のソウルメイト、とまでは思えなかったけど、最後まで楽しく観させて頂きました。

あと音楽も良かった。またに、クラシックの名曲をアレンジ?イメージ?インスピレーションを受けたようなメロディーが素敵でした。

マーラーのアダージェット、シェヘラザード、G線上のアリアなどがフラッシュバックされるメロディーだった。

ちなみに10月期のドラマは、「無能の鷹」、趣里ちゃんの「モンスター」、岡田将生君の「トラベルナース」、が面白かった!

あ、岡田君、充希ちゃん、ご結婚おめでとうございます!

「海に眠るダイヤモンド」は見逃し配信でも数話見逃した…。

ラストは、まさかの展開でしたが、最終話で宮本信子さんの演技に感動した!

最初は、宮本さんと花ちゃんが同一人物を演じているとは思えなかった。

撮影現場としては、端島のシーンは花ちゃんが演じていたから余計そう思った。

でも、ラストは、本当に宮本信子さんが若かりしころの花ちゃんとして端島で生活していたよう思えてならなかった。リアルに宮本さんと花ちゃんが同一人物に思えた。









アンメット & 4月期ドラマ &…

2024-07-05 09:46:43 | ドラマ
花ちゃんの映画を観たので、ここではドラマの話を。

今さらですが、ドラマ「アンメット」の花ちゃんと若葉君の演技が素晴らしかった!

編集もわざと2人の間を大事にした長回しがめちゃくちゃ良かった。

若葉君のあのツンのお芝居は新鮮だった。今まで優しい役が多かっただけに。

もちろん、2人だけでなくバーチーも岡本天音君も絵梨花ちゃんもその他のキャスト陣も、ゲストさんも含め皆さん素晴らしかった。

普段癒やしキャラのバーチが、若葉君に対して不貞腐れた演技がめちゃくちゃリアルで良かった。あと、食事シーンでは必ず左手で食べていたのも役作りとして素晴らしい!

絵梨花ちゃんの冷静な嫉妬ぶりもリアルだったし、まさか天音君があんな癒しキャラな役が出来るとは思ってなかった。2人のシーンは結構端折られたのでは?という印象がある。

吉瀬美智子さんの最初の頃の鉄の女キャラもカッコ良かった!

井浦新さんは、吾郎ちゃんにしか見えなかったけどねm(__)m


ゲストの方も含め、キャスト陣のリアルな感情と間が本当にピカ一だった。

ゲストと言えば、YouTubeのCONECOフィルムの赤間麻里子さんが出演された時は、人選ナイス!と思った。

ワンクールという日数も時間も限られている中で、役者陣の間を大事にした編集が本当に素晴らしくて、ドラマじゃなくてドキュメンタリーを観てる感覚だった。それくらい生きた人物を魅せる脚本演出だったと思う。だから、編集しきれないから昨今では珍しく11話まであったのかと推察。

もちろん、演技だけでなくドラマの内容も良かった。

ま、ニコールの「リピーテッド」に似た設定には驚いたけど…。ぶっちゃけ、記憶がなくなってからの日記は、ドラマが始まってからじゃないからとても一冊だけだとは思えないし、出勤前に全て読み切れるとは思えないから、設定上リアルさには欠けるが、そこはストーリー的には大事ではない。

障がい者を特別扱いせず、健常者と対等に尊厳を大事にする姿勢はとてもいい。

最終話の蝋燭のシーンがめちゃくちゃ良かった!前話かその前で触りがあって、正直理解不能だったから最終話でスッキリした!メッセージ性があり見せ方も良かった!

4月期ドラマでは断トツ1位やね。

ちなみに2位はキムタクの「Believe」と「花咲舞が黙ってない」が同率。「花咲舞が〜」は、最終話見逃してしまった…。

っていうか、4月期は、朝ドラと大河以外はこの3つしか観てない。 

「Believe」のキムタク&ユリちゃん夫婦役は超新鮮!ラストが良かった!

「花咲舞が黙ってない!」の今田美桜ちゃんも素晴らしい存在感だった。華やかな見た目と裏腹に、感情豊かに力演されてた。

「花咲舞が〜」では、「ブギウギ」の茨田りつ子役でも素晴らしく、ちなみにCD買っちゃったよ!(笑)素晴らしい演技と歌声と表現力だった、

寡黙で頭がキレ、実は情熱家役の菊地凛子さんがめちゃくちゃ良い!最終話を見逃したのが残念でならない。素晴らしい存在感だった。

ちなみに「Believe」は、まさかの逃走劇がメインストーリーだったことにドン引きしたけど、全体を通して、相手を思いやる気持ちの大切さをテーマにした作品だったので、ストーリー展開云々抜きにして良かった。

わざわざ橋を爆破さてた理由は、「朽ちないサクラ」に通じるものがあった。

「花咲舞が黙ってない!」も同じことが言えるが、今回は、メガバンクに限らず、大企業の存在についてめちゃくちゃ考えさせられた。

メガバンクや大企業になるには並大抵の努力では築けない。統合を繰り返して大きくしていく。それだけでなく、酸いも甘いも噛み分けて、苦虫を噛み潰し飲み込まないといけない決断も必要になってくる。

そこに入社したからには従業員も、罪は同罪だと思うんよ。ドラマに反するけど、大企業の長い経歴の中の、ほんの赤ちゃん的存在の人間が、間違った体制を変えるのは、なんか違うような気がしてならなかった。

そんなに体制を変えたいなら辞めて独立して自分が理想とする銀行を作ってメガバンクまで伸し上がってこいよ!東京第一銀行?を食っちゃえよ!って思ってしまったんよね。

ぶっちゃけ、悪事が明るみになっても会社自体が変わらない、または潰れないなら、土台が強いんだと思うよね。零細企業だとすぐに潰れる。銀行からお金が借りれなくなったら、返済出来なかったらそこで終わりやん。

政治家もそうだけど、所詮国民の代表。世の中を動かしているのは、国会議員でも一般国民でもなかったりする。土台には必ず有能な策士や財界人、牛耳る人間がつきもの。株主もそうやん。

出る杭は打たれるんじゃなく、刈られる。都合が悪いものは排除。

総理大臣が日本で一番偉いというなら、戦争を終わらせてみろよってことですよ。今まで戦争(全世界)を終わらせることが出来た総理大臣や大統領がいたか?世界史上、戦争がない時代はない。

当たり前だが、制裁は戦争を終わらせる手段ではない。むしろ助長させるだけ。それが意図としか思えないが。これも「朽ちないサクラ」と同じだよ。

「Believe」もしかり、「花咲舞が〜」もしかり、「朽ちないサクラ」もしかり、

本当に変えないといけないのは、目に見えている部分じゃなくて、見えていない水面下の氷山なんだよ。

都知事選もしかり、首を変えたところで、水面下の土台が変わらないなら同じ。ってついつい思ってしまった。







最高の教師

2023-09-26 22:23:37 | ドラマ
圧倒的に7月期のNo.1ドラマでした。

他のドラマを観てましたが、途中で断念した。

第一話と第二話…を観てきて、同じ制作チームの「3年A組〜」をイッキ見して、もちろん、あり得ないシチュエーションだけども、脚本家や監督、制作陣の想いがビンビン伝わってきた。

「3年A組〜」なんて、生と死をテーマにまさにネット社会の闇にメスを入れる内容だったし、

今作も生と死とイジメをテーマに、若者の心の闇に先生が命がけで向き合うといった今までと違う学園ドラマになっていて、

生徒たちだけでなく先生や教頭も命と向き合う姿、現実と向き合う姿に涙涙でした。

本当にあり得ないシチュエーションだよ!

1年後自分が死ぬと分かって、死ぬ1年前からやり直すなんて、本当にあり得ない設定。

でも、これって占いと同じやん。このまま自堕落な生活をしていたら5年後に死にますよ、って言われてるのと同じやん。病院でも似たような状況もあるけど。

未来の結果が見えていて、今あなたは、そのまま自堕落なまま生活しますか?それとも改善した生活を送りますか?と問われているのと同じことやん。

どちらもも本当の結果は分からない。自堕落な生活を続けて5年も経たずに死んでるかもしれない。逆にもっと長生きしてるかもしれない。

いずれにせよ、大切なのは今この瞬間であり、選択肢でもあるんよ。

常に人生は一分一秒二者択一。気づいていないだけで、無意識に二者択一で選択していきてるんですよ。

寝る食べる排泄する、この三大欲求なんてまさに必然的な選択肢でもあり無意識なる選択肢でもある。するかしないか、したいのか?したくないのか?

と同じことを皆、1日24時間一分一秒選択して生きている。

だから、人生は後々後悔するかしないかしかない。その選択肢しかない。

その選択肢を裏テーマとして、面テーマはイジメの本質と命との向き合い方。

このドラマには学生たちの心の闇を丁寧に描いている。

結局のところ、自分の心の闇は自分自身が向き合わないと良い方向に導かれない。

ぶっちゃけ、私は、イジメの本質は、イジメる人だけでなく親の存在が最も大きく影響してると思ってる。私自身がイジメる側でもありイジメられる側でもあったから。イジメられる原因も分かっているから、イジメっ子だけが悪いとは思ってない。

私の場合は、私自身のせいだけがイジメられる原因だと思ってないから、イジメたい人の゙気持ちも自ずと見えてくるし、イジメっ子をもっと小さい頃から知っているからその子の家庭環境も知ってる。

だから自分なり原因分析していた。だから、私の場合は、イジメた相手や環境よりイジメられる原因となった親父をずっと恨んでた。今はもう親父には感謝しかないが、30歳になっても許せなかったことが、10代で許せるわけがない。

だからこそ、このドラマには、イジメる側、イジメらるる側の本質を描こうとしていたこと、心の闇からの打開策を打ち出してるところ、人間は気持ちがあれば何度でもやり直せる、それらは生きていないとできないことをメッセージとして伝えていたので、もう共感しかない。

後悔したら、次は後悔しない選択をすればいい。人生は、悪いことは長続きしない。同じように良いことも長続きしない。だからこそら、良いことが1日でも長く続くように努力する必要もある。悪いことを引き寄せないために。

私もそうだけど、これをしたら良くない方向に行くと分かっていてしてしまうことがある。結局、案の定の展開になる。

だから、人生がそこで終わるわけではない。反省して同じ過ちを繰り返さなければ好転することも多々ある。私の人生はそれしかない。ま、私の場合は、好転というよりむしろ現状維持みたいになってるけどね。

いずれにせよ、現実はドラマと違って後戻り出来ない。過去にタイムスリップしてやり直すことはできない。出来るのは、今この瞬間も動き出している未来への時間を一分一秒無駄にせす、後悔せずに生きていくしかない。

間違いだと気づいたら、次から間違いだと思わないように選択していけばいい。未来が見えているなら尚のこと。

オッサンの歳になったら分かるけど、小学校や中学校、高校なんて日本の面積のどれくらいの範囲よ?そこだけが社会じゃかい。世界を見たら日本なんてどれだけの面積だって言うんだよ?

小学校、中学校、高校なんてまだまだ視野が狭い社会やねん。

そんな狭い社会の中で命を落とすなんて私にはあり得ない選択。今なら本当にそう思うし、生きていて良かったと思うことも多い。

人生をプラスに考えることは実に簡単。そう思う練習をして癖付けしたら、何事もプラスに考えられるようになれる。

馬鹿みたいなことだと私もひと昔前まで思っいたが、今となったら本当にプラス思考も毎日の歯磨きと同じ習慣でもあり癖と同じ。

マイナス思考は、見えている世界が全てマイナスにしか見えない。それがマイナス思考の闇。

プラス思考は、全ての出来事を別の視点で分析解釈する練習をしていけばどんなこともプラスに考えられる。そうすると、必然的にハッピーにしかなれない。

他人にとって嫌なことでも、私にとっては人生の勉強、有り難い学びだと思えたら、それだけでもうハッピー。

本当に思考ひとつで世界の見え方が変わる。歳をとると頑固になって融通が利かなるが…。←はい、私のことです。自覚あり。藁

昔は、以心伝心が当たり前で、言葉がなくても分かりあえることが当たり前のこととして認識されていたけど(芸能なんて見て覚えろ!の世界)、今はちゃんと言葉で説明しないと、また視覚効果を伴っていないと伝わらない時代だから、そういう意味では、本作や「3年A組〜」は良く出来た作品だと思った。

今までの学園ドラマと違い、登場人物の心の闇をさらに深く踏み込み、必ずしも正解とは言えないが、答えを導いていること、その内容に毎回感動してます。

この脚本家も相当虐められてきたのかな?と邪推してしまったほど…m(__)m

今期一番の作品でした!


10月期は、今作と全く縁遠い内容の「きのう何食べた?」が始まる!

予告?で見たケンジの金髪が気になって仕方ない。映画の延長を意識したのかもしれないが…。←ちと不満。藁




































3年A組-今から皆さんは、人質です-

2023-08-15 14:07:21 | ドラマ
Huluで一気見しました。

何を書いても陳腐な言葉にしかならないから、ヒトコト…

最高に、めちゃくちゃ泣ける!!