月組「今夜、ロマンス劇場で」「FULL SWING!」

2022-01-14 01:16:58 | TAKARAZUKA
まさか、ショーで涙がでるなんて!

お芝居もショーも地味に良かった!

はい、まさか生で観れるとは思ってなかった月組公演を観てきました!

これで、月組連続観劇記録が途切れずに済んだ!

チケットの神様に感謝感謝です!m(_ _)m

お芝居もショーも泣かされた!

お芝居は、滅多に泣かないヅカメイトさんが泣いたくらいだから間違いとは思ってましたが、

ワタクシも泣かされました!

ちなつ様がレイコ君に諭す台詞で涙。

ラストの温もりに、涙涙

エピローグの大団円で、涙涙涙

映画原作ならではの素敵なハッピーエンディングでした!

綾瀬はるかちゃんと坂口健太郎君の映画版を観てないので、てっきり、ユリちゃんの「老後の資金がありません!」みたいなコテコテのコメディでラスト泣かせる演出になっているんだと思ったら、

全然地味だった。逆にそれが昭和の古き良きキネマの世界観のように感じた。

映画版を観てなくても、モチーフが明らかにウディの「カイロの紫のバラ」なのは一目瞭然。ケラさんも「キネマと恋人」を創っていました。

ウディは、超皮肉なエンディング。

ケラさんは、2人姉妹だったので切なさも皮肉さも二分されて良かった。

そして、宝塚版は、切なさはあるけどそれ以上にハッピーエンディング!

実は、綾瀬さんの映画版も観ていたヅカメイトさんから映画のラストシーンも聞いてました。

その上で観劇させてもらいましたが、元々の映画ならではのエンディングと舞台ならではの演出が見事にマッチングしていて、小柳先生のセンスが素晴らしかった!

映像は「雨に唄えば」を彷彿させる見せ方だったので、見応えありました。

しかも、映像のシーンが幕が上がるとそのまま舞台シーンになっていて、さすがミュージカル・キネマと題しただけありました。

正直、ツッコミどころ満載のシチュエーションではありますが、

台詞を大事にしているのが伝わってきて、さすが芝居の月組だけあるわ!と思いました。

本来なら、コメディ要素を強調できる人物やシーンがあるので、コテコテのコメディにすることも出来たとは思いますが、

あえてほのぼのした雰囲気や人間ドラマを大事にすることで、なんとも言えない月組の芝居愛を感じることが出来ました。

特に、るうさんとレイコ君の2人のやり取りの間がとても良かった。

そうそう、もうさ、レイコ君の演技で「Shall weダンス?」の新公の演技がフラッシュバックされた!

これも小柳先生の作品だったもんね。

正直、初々しい挨拶しか覚えてなかったのに、レイコ君の当時の演技、真面目にお芝居をしている姿が蘇ってきた。

もうあの頃の初々しい時代には戻れないけど、純粋に役に向き合う姿があの頃と同じだった。

純粋に映画が好きで、純粋に美雪が好きな健司と、純粋にお芝居が好きなレイコ君と被るし、なにより新公初主演のあの頃とハートは何も変わってなかったのが嬉しかった!

ま、トークや挨拶は上手くなったけどね(笑)

健司役がまさかのレイコ君にとって原点回帰的な役柄になるなんて、そこも踏まえて小柳先生の選択も素晴らしかった!

お転婆な王女様のウミちゃんも丁寧に芝居をしてたね。

レイコ君のお芝居に合わせたと言った方が正解だとは思うけどね。

もし、ウミちゃんがもっと派手に動き回ったらレイコ君のお芝居も変わるとは思うけど、そんな必要はない。

私はこの、組の雰囲気を大事にしたいその想いを大事にして欲しいと思った。

だから派手にしないでね。

そして、ちなつ様がもう!銀ちゃんにしか見えなかった!

銀ちゃんやって欲しい!!やりましょうよ!!!

間違いなくチケ難だけど…。

遊び心満載な役なのに、美味しい台詞!

健司と美雪の関係は、まさに私と宝塚の関係と同じで、宝塚のお陰で私は今も生きている、生かされている。

決して、下心はなく純粋に好きな気持ちだけで今も生きている。

私だけでなく、多くの方がそうであると思う。

それを諭すちなつ様の台詞に涙涙。

これは小柳先生のオリジナルの台詞だと思ってます。わざわざ映画を観て確認しませんが。

雪組から組替えになったみちるちゃんが、マジ上手すぎ!

「シティ・ハンター」で大人の色気を振りまいていた冴子役と違って、めちゃくちゃ乙女!めちゃくちゃピュア!裏がない!

同じ人物が演じているとは思えない役作りに感心しまくりでした。

っていうか、ついこの間まで雪組にいたのに全く違和感なく月組に溶け込んでいて驚き。

ありちゃんが面白い役。なのにこれが月組最後の役になるなんて!

いやいやいやいや、ありちゃんとちなつ様でニックとトムを交互で観たかったのに…。

オダチンも安定した演技力。レイコ君と学年差を感じない役作り。ま、レイコ君の若作りが功を奏しているとも言えますが…。

お芝居は、本当に芝居の月組をより印象付ける見せ方になってましたね。

そうそう、晴音アキちゃんが演じたディアナって小柳先生のオリジナルキャストやんね??思わず、ターン∀ガンダムか!?と心の中で突っ込んでもうた(笑)


ショーは、お芝居以上に地味でした。私にとってはね。

ですが、まさかの♪マイ・ウエイ♪で涙が出てしまった。

弱り目に祟り目じゃないですが、メロディと歌詞が今の私の精神状態にめちゃくちゃ響いてきた。

黒木華ちゃんの「Seminar」をもう一度観たくなったくらい。再演してくれないかな??

ショーは、いつものことながら感想が書き辛いですが、決して悪くはなかったですよ!

オミクロン様が猛威を振ってますが、花組公演休止。咲ちゃんの雪組公演中止。

大劇場もどうなるか分かりませんが、公演が中止になったことで、コロナに罹った方を責めないようにだけお願いします。

私の正直な想い。もうインフルエンザ扱いにしませんか?

マスク着用でインフルエンザ減ってるんでしょ?観客はマスク着用必須で良くないですか?













ニコール、おめでとう!Congratulations!!

2022-01-11 12:20:59 | ニコール・キッドマン
ネットでは、「ドライブ・マイ・カー」がゴールデングローブ賞で外国語映画賞非英語映画賞を獲ったことが注目されていたので、

心から、おめでとうございます!という気持ちでそのまま他の受賞をスルーしていたら!!

ニコールが、「Being the Ricardos」で映画のドラマ部門の主演女優賞を獲得してました!

めちゃくちゃ嬉しいです!!

本当におめでとうございます!!!

最近は、TVで活躍していたので、去年は全く映画館で拝見してません。

もう映画では…、と思っていただけに本当に嬉しいです。

ゴールデングローブ賞ではよくノミネートされてますが、受賞は、それこそ、オスカーを獲得した「めぐりあう時間たち」以来です。(2003年受賞)

TV部門では「Big little lies」で受賞(2017年)しています。

ひょっとしたら、オスカーも夢でもないかも!!

期待が高まります。

オスカーにノミネートされますように!!m(_ _)m

今年は、ラースファミリーが集まる「The Northman」の公開が控えてます。アメリカでは4月ですね。

日本はいつかは分かりませんが、1番の楽しみです!

なんてたって、ビョークがでる!

ウィレム・デフォーもアレクサンダー・スカルスガルドも!

絡みがあるかは分からないけど、同じ映画に一堂に会するだけで充分!同じフレーム内に収まっていたら最高やけど。

もちろん、「Being the Ricardos」も間違いなく映画館で上映してくれると思うので本当に待ち遠しい!