ダイモンが観に来てた!一緒に観に来てた方は雪組生なのかな…?とツイッターで検索したら、なんと一花ちゃんにミツル君にマリンさんでした!私の席からはダイモンしか分からなかった…。
ということで、みりかの大劇場お披露目を観て来ました。
本当はもっと早くに観る予定でチケットも取っていたのに、その日はどうしても仕事が休めない日だったことをウッカリ忘れていて、泣く泣く友達に譲りました(涙)今日は遠くの席から、本来座るはずだった席を眺めながら、悔しさを募らせながら観てました。めちゃくちゃ良い席だったのに!!!(:大粒涙;)
私のどうでもいい話はさておき、
大石先生による歌劇団への書き下ろし第二作目は…、
祐飛さんの「美しき生涯」に続き、素晴らしい脚本でした!私は大好き!
今回も石田先生が演出だったのですが…、
どうしたの、石田先生??????
と言いたいくらい、ほとんど石田ポイズンのない正統派な演出でビックリしました!
アリシアの台詞の中に石田先生好みな台詞が混じっていたからちと気になりましたが、あれは大石先生の発想だと信じよう!(笑)
鑑賞後、この作品の舞台となるカリスタ島をネットで検索しましたが、宝塚関係以外ではWikipediaでも見つからなかったので、きっと架空の島なのでしょう。
を前提で作品を思い返すと、たとえ架空の島で架空の登場人物で架空の出来事であっても、大石先生の世界平和を望む脚本に感動してます。
リアルに中東問題とリンクする内容でもあったので、大石先生が伝えたい平和へのメッセージに感動しました。
私もBlogでも書いてますが、血で血を洗う争いは良くない。復讐からは新た復讐を生むだけ。
友達に言わせると、当たり前の台詞で、先が読める展開ではあるかもしれないけど、私は、当たり前の言葉でもちゃんと言葉にしないと伝わらないと思っているので、私はこの脚本は好き。
こんなこと書いたら自意識過剰だと思われそうですが、私が思っている気持ちがそのまま台詞になっていて、あの人の台詞にもあの人の台詞にもイチイチ納得しながら聞いてました。
人生、諦めることで前進出来ることもあるし、諦めない気持ちも大事だし、愛より友情を大事にしたい気持ちも分かるし、友情より自分の未来を大事にしたい気持ちも分かるし、名声にこだわりたい気持ちも分かるし、名声より傍で支えてくれる人がいればいいやん!ていう気持ちも分かるし…、
フランス革命下で、カリスタ島のフランス統治から独立を望む若者達の想いを軸に、各々が抱える問題というか、人物描写が明確で、その一人一人の考え方に納得しながら観てましたが、一見同じようでてんでバラバラな考え方が、最後統一されてハッピーエンドで締めくくる辺りは、大石先生の脚本力だと思います。
ぶっちゃけ書くと、最初の美穂姐さんの説明台詞で、なんとなくガラスの仮面の劇中劇がフラッシュバックされて、いかにもマンガ的な展開で“THE・宝塚っ!”の王道的な雰囲気はありましたが、それでも、この作品の良さは、大石先生の平和へのメッセージだと思っているので、ミリオ演じるカルロが眩しくて仕方なかった!←結局、そこかいっ!?(笑)
ホンマ、絵に描いたような理想の男役像で、「事件」の宏とは大違いや!と言いたくなった。本来座る席で観てたら気持ち悪いくらいキュンキュンしながらミリオカルロを見てたと思う(笑)
かのちゃん演じるアリシアの能動的な人物像にも大いに共感できる部分もあったし、芹香君演じるロベルトの気持ちも良く分かるし。
大石先生が描く登場人物の人物描写はどれも明確で説得力があったと思います。
石田先生が正統派な演出をされていたので、本当に素晴らしい作品に昇華してたと思う。
個人的には、御織先生による炎のダンサーやオリーブの精の振り付けが、故アキコ・カンダ先生を思い出させてくれる素晴らしいダンスシーンになっていてめちゃくちゃ大好き!
あと、美穂姐さんの雰囲気が、ガラスの仮面の「二人の王女」に出てくる月影先生そのものだったので、眼帯を付けただけでなくアニータが醸し出す雰囲気に萌えまくりでした(笑)歌も演技もめちゃくちゃ良かった!
ミリオは言わずもがな正統派な男役像が格好良かったですが、芹香君が…、
どうしたん?????
と言いたくなるくらい、男役に磨きがかかっていて、ミリオの中性的な男役像に比べたら、そりゃもう完全に男だったね、あのロベルトは。自己アピールも冴えていて迫力満点でビックリしました。これはもう二番手確定文句なしの存在感でした。
かのちゃんのアリシアは、最初、髪の色がちょっとオバサンちっくで違和感を感じました。アッシュ(?)じゃなくポスターのように茶色がいいと思ってましたが、何回も見ると慣れました。あの髪の色はどうなんだろう…?
アリシアは、自分に正直でサバサバしていて、裏表のない素直な人間でもあるのが見ていて気持ち良かった。ヨシ子と大違い!(笑)かのちゃんは的確に演じられていたと思ってます。
ナポレオンの柚香君は、時々台詞が裏返りそうでヒヤヒヤもんでした。この役は少し石田ポイズンを感じる役作りではありましたが、その不必要に威勢があったのが、出番が少ない分逆に存在感をアピール出来ていたと思います。
アキラ君がここにきて演技力を見せつける素晴らしい役作りで、嫌みたっぷりで良かったです。アキラ君で頭中将が見たいと思った。これは芹香君の可能性を感じるが…。惟光は柚香君のイメージやねんな…。ミリオが光の君様ならそれ以外の配役は劇団に任せます。
後、印象的だったのがユキちゃんのイザベラですね。かなり振り幅の広い役柄を自然に演じられていたことにビックリ。前回の新公のゾフィが嘘みたい。ユキちゃんもかなり化けもの要素があるね!←これ、最上級の誉め言葉ですからね!
このお芝居、たくさん詰め込んでいるのに、上演時間が1時間半なんよね。もっと長い印象だった。音楽というか、みりかののデュエットSONGはいかにも「ガイズ&ドールズ」を意識した曲調で、そこまでアピールせんでも…と思った(笑)個人的には手島先生の作曲センスは好き。
で、ショーは…、
ぶっちゃけ書いて申し訳ないですが、お芝居の時間を延ばして、ショーの時間を10分ばかり削った方がいいと思った。
なんか、「Mr.Swing」を観てるようで…。決して悪くはないけど…、こればかりは好みの問題やね。
でも、BOY先生の大階段の振り付けからは目が釘付けでした。あの黒燕尾のフォーメーションは素晴らしい!あんな小走りで大階段を降りて怪我しないか心配したけど、観た印象はテンポが良い振り付けで圧巻でした。鳥の大群が宙を舞ってるイメージやな。見応えがありました。
ミリオは、腕力を付けることが今後の課題やな。腕力に関しては、「アルジェの男」からの課題ではあったとは思うけど、良く頑張ってリフトしてたと思う。最近はリフトを見ないことの方が多いから、ミリオの頑張りには感嘆してます!片手でリフト出来るよう頑張れ、ミリオ!
その点、似たような体型の柚香君は腕力あるよね~。柚香君の課題は歌やな。トートの時に比べたらそりゃもう音域が広がって良くなってきている。
ショーでも、芹香君のアピール度は凄い!歌も表現力も貫禄があって頼もしい限りや。
かのちゃんは、大階段がエレガントさがあって良かった。「アーネスト~」の時から、かのちゃんはしっかりした表現力を身につけていると思う。意外と大人びた演技を普通に出来るよね~。次のマリー・アントワネットは声のトーンに工夫があれば貫禄が出て問題ないと思う。
お芝居もショーも友達が大変気に入っていて、私はまだ観てなかったのに、衣裳やら靴やら振り付けやら感動して大いに語ってて、私には全くもって意味不明でしたm(__)m久しぶりの宝塚だったらしく、かなり衝撃的だったそうです。オリジナルの作品&ショーの中では、初宝塚の方でも満足出来ると思います。
今日のまとめ:来月最低一回は観に行きます!
嗚呼、早くミリオの光の君様が観たい!その前にフェルゼンやけど…、これは観れないやろな…。 芹香アンドレは完璧やと思う。柚香オスカルも見応えあると思う。
ということで、みりかの大劇場お披露目を観て来ました。
本当はもっと早くに観る予定でチケットも取っていたのに、その日はどうしても仕事が休めない日だったことをウッカリ忘れていて、泣く泣く友達に譲りました(涙)今日は遠くの席から、本来座るはずだった席を眺めながら、悔しさを募らせながら観てました。めちゃくちゃ良い席だったのに!!!(:大粒涙;)
私のどうでもいい話はさておき、
大石先生による歌劇団への書き下ろし第二作目は…、
祐飛さんの「美しき生涯」に続き、素晴らしい脚本でした!私は大好き!
今回も石田先生が演出だったのですが…、
どうしたの、石田先生??????
と言いたいくらい、ほとんど石田ポイズンのない正統派な演出でビックリしました!
アリシアの台詞の中に石田先生好みな台詞が混じっていたからちと気になりましたが、あれは大石先生の発想だと信じよう!(笑)
鑑賞後、この作品の舞台となるカリスタ島をネットで検索しましたが、宝塚関係以外ではWikipediaでも見つからなかったので、きっと架空の島なのでしょう。
を前提で作品を思い返すと、たとえ架空の島で架空の登場人物で架空の出来事であっても、大石先生の世界平和を望む脚本に感動してます。
リアルに中東問題とリンクする内容でもあったので、大石先生が伝えたい平和へのメッセージに感動しました。
私もBlogでも書いてますが、血で血を洗う争いは良くない。復讐からは新た復讐を生むだけ。
友達に言わせると、当たり前の台詞で、先が読める展開ではあるかもしれないけど、私は、当たり前の言葉でもちゃんと言葉にしないと伝わらないと思っているので、私はこの脚本は好き。
こんなこと書いたら自意識過剰だと思われそうですが、私が思っている気持ちがそのまま台詞になっていて、あの人の台詞にもあの人の台詞にもイチイチ納得しながら聞いてました。
人生、諦めることで前進出来ることもあるし、諦めない気持ちも大事だし、愛より友情を大事にしたい気持ちも分かるし、友情より自分の未来を大事にしたい気持ちも分かるし、名声にこだわりたい気持ちも分かるし、名声より傍で支えてくれる人がいればいいやん!ていう気持ちも分かるし…、
フランス革命下で、カリスタ島のフランス統治から独立を望む若者達の想いを軸に、各々が抱える問題というか、人物描写が明確で、その一人一人の考え方に納得しながら観てましたが、一見同じようでてんでバラバラな考え方が、最後統一されてハッピーエンドで締めくくる辺りは、大石先生の脚本力だと思います。
ぶっちゃけ書くと、最初の美穂姐さんの説明台詞で、なんとなくガラスの仮面の劇中劇がフラッシュバックされて、いかにもマンガ的な展開で“THE・宝塚っ!”の王道的な雰囲気はありましたが、それでも、この作品の良さは、大石先生の平和へのメッセージだと思っているので、ミリオ演じるカルロが眩しくて仕方なかった!←結局、そこかいっ!?(笑)
ホンマ、絵に描いたような理想の男役像で、「事件」の宏とは大違いや!と言いたくなった。本来座る席で観てたら気持ち悪いくらいキュンキュンしながらミリオカルロを見てたと思う(笑)
かのちゃん演じるアリシアの能動的な人物像にも大いに共感できる部分もあったし、芹香君演じるロベルトの気持ちも良く分かるし。
大石先生が描く登場人物の人物描写はどれも明確で説得力があったと思います。
石田先生が正統派な演出をされていたので、本当に素晴らしい作品に昇華してたと思う。
個人的には、御織先生による炎のダンサーやオリーブの精の振り付けが、故アキコ・カンダ先生を思い出させてくれる素晴らしいダンスシーンになっていてめちゃくちゃ大好き!
あと、美穂姐さんの雰囲気が、ガラスの仮面の「二人の王女」に出てくる月影先生そのものだったので、眼帯を付けただけでなくアニータが醸し出す雰囲気に萌えまくりでした(笑)歌も演技もめちゃくちゃ良かった!
ミリオは言わずもがな正統派な男役像が格好良かったですが、芹香君が…、
どうしたん?????
と言いたくなるくらい、男役に磨きがかかっていて、ミリオの中性的な男役像に比べたら、そりゃもう完全に男だったね、あのロベルトは。自己アピールも冴えていて迫力満点でビックリしました。これはもう二番手確定文句なしの存在感でした。
かのちゃんのアリシアは、最初、髪の色がちょっとオバサンちっくで違和感を感じました。アッシュ(?)じゃなくポスターのように茶色がいいと思ってましたが、何回も見ると慣れました。あの髪の色はどうなんだろう…?
アリシアは、自分に正直でサバサバしていて、裏表のない素直な人間でもあるのが見ていて気持ち良かった。ヨシ子と大違い!(笑)かのちゃんは的確に演じられていたと思ってます。
ナポレオンの柚香君は、時々台詞が裏返りそうでヒヤヒヤもんでした。この役は少し石田ポイズンを感じる役作りではありましたが、その不必要に威勢があったのが、出番が少ない分逆に存在感をアピール出来ていたと思います。
アキラ君がここにきて演技力を見せつける素晴らしい役作りで、嫌みたっぷりで良かったです。アキラ君で頭中将が見たいと思った。これは芹香君の可能性を感じるが…。惟光は柚香君のイメージやねんな…。ミリオが光の君様ならそれ以外の配役は劇団に任せます。
後、印象的だったのがユキちゃんのイザベラですね。かなり振り幅の広い役柄を自然に演じられていたことにビックリ。前回の新公のゾフィが嘘みたい。ユキちゃんもかなり化けもの要素があるね!←これ、最上級の誉め言葉ですからね!
このお芝居、たくさん詰め込んでいるのに、上演時間が1時間半なんよね。もっと長い印象だった。音楽というか、みりかののデュエットSONGはいかにも「ガイズ&ドールズ」を意識した曲調で、そこまでアピールせんでも…と思った(笑)個人的には手島先生の作曲センスは好き。
で、ショーは…、
ぶっちゃけ書いて申し訳ないですが、お芝居の時間を延ばして、ショーの時間を10分ばかり削った方がいいと思った。
なんか、「Mr.Swing」を観てるようで…。決して悪くはないけど…、こればかりは好みの問題やね。
でも、BOY先生の大階段の振り付けからは目が釘付けでした。あの黒燕尾のフォーメーションは素晴らしい!あんな小走りで大階段を降りて怪我しないか心配したけど、観た印象はテンポが良い振り付けで圧巻でした。鳥の大群が宙を舞ってるイメージやな。見応えがありました。
ミリオは、腕力を付けることが今後の課題やな。腕力に関しては、「アルジェの男」からの課題ではあったとは思うけど、良く頑張ってリフトしてたと思う。最近はリフトを見ないことの方が多いから、ミリオの頑張りには感嘆してます!片手でリフト出来るよう頑張れ、ミリオ!
その点、似たような体型の柚香君は腕力あるよね~。柚香君の課題は歌やな。トートの時に比べたらそりゃもう音域が広がって良くなってきている。
ショーでも、芹香君のアピール度は凄い!歌も表現力も貫禄があって頼もしい限りや。
かのちゃんは、大階段がエレガントさがあって良かった。「アーネスト~」の時から、かのちゃんはしっかりした表現力を身につけていると思う。意外と大人びた演技を普通に出来るよね~。次のマリー・アントワネットは声のトーンに工夫があれば貫禄が出て問題ないと思う。
お芝居もショーも友達が大変気に入っていて、私はまだ観てなかったのに、衣裳やら靴やら振り付けやら感動して大いに語ってて、私には全くもって意味不明でしたm(__)m久しぶりの宝塚だったらしく、かなり衝撃的だったそうです。オリジナルの作品&ショーの中では、初宝塚の方でも満足出来ると思います。
今日のまとめ:来月最低一回は観に行きます!
嗚呼、早くミリオの光の君様が観たい!その前にフェルゼンやけど…、これは観れないやろな…。 芹香アンドレは完璧やと思う。柚香オスカルも見応えあると思う。