「安蘭けい箱舟2010」

2010-06-22 13:36:58 | うらけん
遅ればせながら報告させていただきます。

あまりにも書きたいことがあってまとまらなくなったので、端的に言います。

面白かった!めちゃくちゃ笑った!とうこ&浦井君コンビ最高!

とうこさん、舞台生活20周年おめでとうございます。とうこさんの初舞台から存じているので、20年も経ったなんて…時の流れって本当に早いですね。

とうこさんを拝見して思ったことが、とうこさんのエリザベートが観たい!

だけではなくて、トート閣下も東宝ミュージカル「エリザベート」で観たい!と思いました。トート閣下は男性でなくてもいいですよね?女性版として少しアレンジしたら面白いかも…。

浦井君、笑いのセンスありますね。とうこさんとの掛け合いが私のツボにはまってしまいました。

「蜘蛛キス」のあの粗野なヴァレンティンの面影が全く感じない!本当にこの方が演じてたんだろうか?と思うくらい別人だったので驚きです。ていうか、「箱舟」ではめちゃ素で出てたしょ!第一部なんて特に!緊張感が感じられなかったんですが…。

まあ、役によって、衣装で、化ける役者さんなんだと分かりました。トート閣下より、まずは「レ・ミゼ」のマリウスが観たい!です。オーディション受けて下さい!(笑)

とうこさんの「ひとかけらの勇気」、小さい声で一緒に歌ってしまいました。とうこさんの波瀾万丈な宝塚生活があったればこそ生まれたこの曲。あなたの20年が走馬灯のように蘇ってきました。

本当、宝塚生活よく我慢されましたね。これからはエル・アルコンとなって大空を、世界を羽ばたく女性アーティストとなって下さい!

今日のまとめ:本当はこの「箱舟」、当日は空席にしようかと思うくらい、ブルーだったのですが、やっぱり行って正解でした。気分転換になりました。

とうこさん、浦井君、その他のキャストの皆さん、あとチケットの神様ありがとうございました!

本当大笑いしました(爆笑)これってコンサートでしたよね…?

レベッカ

2010-06-17 23:37:07 | ミュージカル
ちょうど一週間前にシルビアさんのランヴァース夫人で観てきました。

全体的に第一部はイマイチでしたが、第二部は良かった!第一部で帰ろうかと思いましたが、帰らなくて良かった!

第一部は何が気に入らなかったかは言いませんが、第二部はテンポもいいし、「わたし」の成長ぶりの変化にめり張りがあったし、オチが良かった!前以て予習で映画を見なくてよかった。

第一部、二部問わず、シルビアさんが素晴らしい!怖すぎ!そこがたまらなくイイ!涼風さんのランヴァース夫人も見てみたかったな!

あと、石川禅さん、懐かし~い!個人的に禅さんが見れて嬉しかった!笑顔の時のあの垂れ目加減がたまらんね(笑)

山口さん…、劇団四季時代でも歌う山口さんしか見たことなかったから、喋る山口さんは私的に受け入れ難いものがありましたね(涙)役作りは…あれじゃね…。個人的に宝塚を観すぎってこともありますが…。

どなたかblogで書かれてましたが、宙組でして欲しかったな。きっと納得できる役作りをしてくれると思うな。

そういえば、宙組の次回大劇場公演、「誰がために鐘が鳴る」と発表されましたね!絶対観に行きますよ!ヘミングウェイ原作は「また陽は昇る」しか読んだことないから、「赤と黒」読み終えたら読んでみようと思います。いつ読み始められるでしょうかね…(涙)

そうそう、「トラファルガー」、もう一度観れると思ってたのに急用が出来てしまい、観る機会を逃してしまいました…残念(涙)ルノワール展も見に行けなくなってしまった(涙)

今日のまとめ:いいことがあると、同じだけ悪いこともあります。この半年かなり運を使ったかもしれません(涙)本当、美輪さんが言われる「正負の法則」は存在します。皆さんもいいことがあっても浮かれないように気をつけて下さいね!

里見八犬伝

2010-06-09 00:42:01 | TAKARAZUKA
お金掛けてるね~。

薬師丸ひろ子さん主演の映画と同じじゃん!とツッコミながら、最後まで見てしまいました。最後涙が…。

水さん、当時宙組だったんだね。全く宙組のイメージがない。とかいいつつ、宙組公演「ベルばら2001」で水さんのオスカル観たのにね。そう言えば、私の人生に多大なるメッセージを頂いた「望郷は海を越えて」にも水さん出てたね…反省。

正直言って、私こういう主演の扱い方好き!

一幕目は半分しか出てないよね。作品として必要がないシーンには出なくていいのよ。ファンサービスで無意味に主演男役を出し過ぎる演出好きじゃないの。

必要な時にビシッとキメてくれたらそれでいいのよ。登場時間が短くても充分存在感をアピール出来きれば、作品に重さが出るのよ。

この作品は本当良い例です。

水さんの存在感とかっこ良さが、他のキャストのおかげでより引き立てられているのよね。

主役がいないシーンでも、他のキャストにちゃんとお芝居が出来る環境があってこそ良い作品が生まれると思うのよね。

どの役の方も存在感があって素晴らしかった!

本当映画のまんまと思わすくらい、バウの箱にはめ込めてましたね。演出が素晴らしい!演出家誰だったんだろう…?

まさかこんなに良い作品だとは思ってなかったので、再放送はちゃんと録画して保存しなきゃ!

今日のまとめ:悠未ひろさん、この頃から悪役してたんですね!めちゃめちゃ存在感があった!
こんなに悪役が似合う方いないよ。オフは女性的なのにね。身長だけでなくギャップも大きいわ(笑)スカイステージに加入してなかったら、絶対オフも怖い人だと誤解してたかもしれない…。

水さんも退団しちゃうのね(涙)スカイステージに加入してなかったら、顔の印象だけで嫌いなままだったと思う。

いつも水さんの舞台挨拶に感動させて頂いてます(涙)この時期にスカイステージに加入して本当良かったと思ってます。

ちなみに、真飛聖さんも実は良いイメージがなかったんですよ。いつかその辺りの話も書きますね。というか書きたいの!水さんのことも書きたいの!

スカイステージのお蔭で、今はどの組のトップさんも好きなれたので、毎公演一回は観させて頂きますね。

そう言えば、星組さんはまだ観てないな…。「ロミ&ジュリ」観るからいいか…。

告白

2010-06-08 01:17:40 | 映画
観てきました。

正直な感想は…

原作を読んですぐ観るべきじゃなかった…(涙)

中島監督がどうあの原作と松たか子さんを料理するかが気になってしまい、映画の世界(中島ワールド)に浸れなかった(涙)

原作に95%忠実です。
役者さんは私的には全く問題ありませんでした。松さんも、木村さんも、岡田君も、子役さん達も、私が想像していた人物像とほぼ同じでした。見ていて違和感はありませんでしたね。

ただ演出構成が…原作の方がリアル感というか衝撃度がありましたね。結末を知っているから衝撃がないというのではなく、映画としての衝撃度がなかった。

内容を忘れた頃にもう一度観ないことには、ちゃんとした感想が書けないって思いました。

今日のまとめ:大概、日本の映画で原作がある場合、大きく脚色してつまらくなる可能性が高いですが、これはそういった裏切りがないので原作を読まれてない方は是非ご覧下さい。

私的には、原作を読まれてからご覧になられた方の感想が読みたいです。

それから、松さんが黒板に「命」という文字をチョークで書いたときのあの嫌な音、「命」の文字を見るたびにあの音が蘇ってきて、いい意味でも悪い意味でも後を引きます。これは間違いなく中島監督の作戦でしょうね。