美輪明宏音楽会<愛>L’AMOUR

2010-08-22 06:54:45 | ライヴ
全く行く予定ではなかったのに、急に美輪さんに会いたくなってチケット購入。なんか美輪さんの引力に引き寄せられた感じです。私と同じように美輪さんの引力で来られた方も多かったのでは…?

実は初めての美輪さんの音楽会です。

そりゃ泣けるわ!歌う前にその歌の説明やエピソードを聞かされたら泣かない訳にはいかないでしょ。

いろいろな思いが重なって気持ちいい涙が流れました。

美輪さんのトークには、そんなこと言って大丈夫なん!?と心配したくなるような内容が多くて(だからこそ信頼できるわけですが…)、ドキドキしながら聞いていました。とかいいつつ、笑っていましたが…。

私(たち)の経験したことない戦争の話を含め、美輪さんの体験話を聞いていると、今の日本はなんて豊かで平和なんだとつくづく思います。

知らなくてよいこともありますが、知らないといけないこともありますね。

美輪さんのように戦争体験された方の生のお声は、リアルに胸に突き刺さります。

美輪さんのように戦争を体験された方が全くいなくなってしまったら、また戦争が起きてしまうのでは…と不安が過ぎってしまいました。

戦争体験者の方々が生きておられるからこそ、今の日本は豊かで平和なのであって、その方々がいなくなってしまったら、また歴史は繰り返されるような気がしてなりません。

美輪さんにはまだまだ生きてもらわないと困りますね。

この音楽会で、この世に生まれてくるものすべて、人間も生物も含め、意味があるんだと感じました。たとえ、自殺、病気、事故で命を失うことがあっても、彼らの生きてきた年月や月日にも必ず意味があるということも。

生きている意味は何かではなく、生きていること自体に意味があるんです。

私にも意味があると悟りました。私は、私に関わるすべての方に生かされ、出会いと学びの繰り返しで今まで生きてこられたんだと実感できました。

美輪さんには美輪さんにしか出来ないこともありますが、美輪さんにも出来ないこともあります。そして私には出来ないことの方が多々ありますが、私にしか出来ないこともあることを悟りました。

それはこのblogを読まれている皆さんもそうです。

有望な未来が待ち受けている子供達を守るのは我々大人の役目であり、戦争を起こさないように躾る…それはおこがましいですが、少なくとも自分の失敗談や成功談、受けた感謝の気持ちは教えていけるはずです。

自分で気付く学ぶことが1番大事ですが、手遅れになる前に阻止することも大事だと思ってます。

押し付け、強制はせず、相手の心に響くよう伝えることが1番の課題ですが、同じ過ちを二度起こさなければいいので、失敗を恐れず前向きに向き合っていきたいですね。

職場の若い子や自分と関わる人達に少しでも還元できたらと思います。

三時間の音楽会で美輪さんからたくさんのことを学ばせていただきました。

ノイローゼになっている場合じゃないですね(笑)

美輪さん、本当にありがとうございました。

美輪さんが歌われた後、非常に息が上がっていたのでとても気になりました。美輪さんこそ無理をなさらないで下さい。まだまだ生きてもらわないと困りますから。

本当に無理をなさらないで、たくさんのファンの方に美輪さんの心の声と叫びをお伝え下さい。

今日のまとめ:美輪さんは本当に人生の伝導師です。

まだ美輪さんの音楽会に参加されたことのない方は、是非とも参加されることをお勧めします。

美輪さんの引力に逆らわなくて正解でした!

お芝居より音楽会の方が好きかも…。ごめんなさい、美輪さんm(__)m


犠牲と奉仕

2010-08-15 20:38:16 | 
現代日本キリスト教文学全集第7巻

前から読みたかった「宮城野」の戯曲が入っていたので図書館で借りてきました。まだ読み終えてない本が何冊もあるというのに…。

とんちゃんこと毬谷友子さんのお父様、矢代静一氏の戯曲です。

以前映画を拝見して、登場人物の矢太郎は宮城野を本心で裏切ったのか、矢代氏は誰に宮城野を演じさせたかったのか探りたかったので、まさか近くの図書館に置いているとはね。さすが図書館!

思った以上に短くて、映画のラスト20分くらいのシーンのみの戯曲でした。

読み終えた感想は、矢太郎はやっぱり宮城野を裏切ってない。初めから裏切るつもりでいるなら、絵は渡さずに去りますよ。

矢太郎は間違いなく矢代氏本人であること。
そして、宮城野は奥様を宛て書きに書かれたものではなかったこと。矢代氏が書く決心をしたのは奥様の存在であり、そして、奥様に演じて欲しかったんだと思いました。

じゃあ、宮城野は誰?

これも間違いなく矢代氏のお母様ですね。矢代氏はマグダラのマリアを描きながら本当は聖母(生母)マリアを描きたかったんだと思います。

矢太郎の台詞から、矢代氏の学生時代または当時の生活が見えてきました。

これも私の勝手な想像ですが、ご両親特にお父様とに反発してたんじゃないですかね。北斎が越えたくて仕方なかったお父様だったんでしょう。

訂正:北斎でなく写楽です。矢代氏といえば北斎のイメージが強かったので無意識に北斎と書いてしまいました。すみませんm(__)m

お母様が矢代氏をいつも陰で見守り支え応援してくれたことも見えました。

若き日の自分を矢太郎を通して、お母様への感謝の気持ちを宮城野に当てて書いたんだと思います。そして書くきっかけを作ったのが奥様だったのでしょう。

なぜお父様が亡くなったすぐ後ではなく、あの時期にとんちゃんが映画を作ろうと決心し実行したのかも想像できました。その理由はさすがに勘違いでは済まされないので書きませんが。

三島由紀夫氏の戯曲もそうですが、あの時代の戯曲ってなぜこうも絵が浮かぶんでしょうね。フィクションと分かっているのにリアルに胸を押し付けられるものがあります。なんとも言えない切ない感じです。

読み終えた後、いろんなことが見えてきて涙がでました。もちろん自分と重ねて見ているところもありますが。

ものが今ほど豊かでない時代、あの時代だから書けるリアルな気持ちや表現に胸を打たれました。

久々にこれぞ戯曲ってものに出会えました。矢代氏の他の戯曲も読んでみたくなりました。

そう、昔、ト書きは説明書きだと思ってましたが、ト書きは作者のこだわりなんですね。絶対このシーンではこう演じてくれ!みたいな作家の希望。

戯曲にはト書きがなく、台詞だけでもイメージが掴めないもの、舞台で上演して初めて分かるようなものもありますが、戯曲はやっぱり、小説と同じようにイメージできなければ文学作品とは言えないのではと思いました。

もうすぐ読書の秋です。三島氏の戯曲も素晴らしいので、まだ読まれてない方は一度お読み下さい。出筆した時代と日本語の美しさが味わえますよ。

この「宮城野」、「あれ」と「チンチンチン…」がキーワードになっています。私も「あれ」に喜びを感じ、「チンチンチン」と鳴ったら立ち止まって冷静になりたいと思います。

やらしい意味じゃないですよ!戯曲を読まれたら分かります。

今日のまとめ:とんちゃん、映画のフィルムは文句なくお土産になりますよ!まさかうちの娘が!!!って驚いていることでしょう。

とんちゃんの二人芝居「宮城野」が早く観たいです!戯曲を読んで思いましたが、脱ぐ必要はないです。紐を解くだけにして下さいね。

それから、矢太郎は誰がいいか、いろんな役者さんに当て嵌めて読んでみましたが、浦井君がいいです。あの時は戸次さんにしましたが、兵芸にゆかりのある方がいいし。なんか稽古場で靴が飛んでいそうですが…(笑)すみませんm(__)m

どないでしょうか、とんちゃん?浦井君?←読んでないちゅうねんm(__)m


追記:この戯曲、コピーして親父の棺桶に入れました。

親父が亡くなるまで親父の耳元でこの戯曲を聞かせてました。何度も読み聞かせている度に、これって私のために書いてくれたんじゃないかと勘違いするくらい、この戯曲に惚れ込んでしまいました。めちゃくちゃ宮城野の気持ちも矢太郎の気持ちも理解出来て、私が矢太郎でも、宮城野でも演じたいくらい、私の戯曲に出会えたって感じでした。

この戯曲を読んでもう一度「宮城野」をレンタルして観ました。とんちゃん、ごめんなさい、ダメっ!と思いました。演技がではなく脚色が。矢代氏が伝えたいことが伝わってない。全然違う!って思ってしまいました。

是非ともとんちゃんの「宮城野」を生の舞台で、矢代氏が伝えたいメッセージを伝えて欲しいと思いました。早くとんちゃんの宮城野が観たいです!

追記2:人を好きになるって、時には辛いこともあるけど、やっぱり幸せなことだと思います。人を好きになることで悩めるって、どんな悩みよりも一番幸せな悩みだと私は思います。

月組「ホフマン物語」

2010-08-10 02:49:07 | TAKARAZUKA
オンタイムで最後まで観てしまいました。

まさに、トート閣下降臨!

もりえちゃん、もうこの時代から表現力が備わっていたとは!驚きの連続です!

主役よりこの悪魔役(?)悪役の方が十分見応えあります!

っていうか、主役の方が影が薄くないですか?みりお君に存在感がないって言ってるんじゃなく、主役の描かれ方がどうも…。ま、もりえちゃんファンの私としては有り難いことなんですが…。

ストーリーそっちのけで、もりえちゃんに魅入ってしまいました。

もりえちゃんのソロがとても新鮮でしたね。

私は観てないですが、新人公演のトート役が想像できます。きっと好評だったことでしょう。怪しさ満開です!

もりえちゃんって、てっきり正統派の男役の方だと思っていましたが、断然個性派ですね!

もっともっと、もりえちゃんを個性派の男役として扱って頂きたいですね。

この作品、「オペラ座の怪人」に似たセットありで、結構セットにお金を掛けてましたね。谷先生の作品としては意外でした。意外とロマンチスト???意外と、は不必要でした。ごめんなさいm(__)m

ねねちゃん、この時の方が落ち着いた演技していましたね。これも驚きです!

マギーさんもなかなかの存在感があって、今観るとかなり贅沢な配役ですね。

そうそう、来年の新春バウ公演はそのかさん筆頭のダンスパフォーマンスに決まったようですね。

もりえちゃんのバウ主演の可能性は当分先になってしまって非常に残念でなりません(涙)

ですが、もりえちゃんのダンスパフォーマンスも観たいし、何よりバウホールの舞台に立つもりえちゃんが1番観たいので、もりえちゃんがバウだといいな!

私は断然バウを希望しますね!

だって、バウならそのかさんの直下または同等に扱ってもらえそうじゃないです???

バウになるかドラマシティになるかは「ジプシー男爵」次第だと思われるので、まずは「ジプシー男爵」で予想してみたいと思います。

今日のまとめ:「ジプシー男爵」も「ホフマン物語」のようにオペレッタとして原曲を使用して上演されるんですかね…?なんか期待と不安が…。

もりえちゃんのホモナイ伯爵、名前負けしないように頑張って下さいね!これって私が間違えた「ギャッピー」より酷くないですか!?これこそ、名前を呼ばれる度に偏見で見てしまうやん(怒)←私だけかな…?

この役名をどう扱うか、谷先生の脚本力、演出力にも注目したいと思います。

もりえちゃんのオーラで偏見を吹き飛ばして下さいね!
コメント (4)

「BIG HERO 6」

2010-08-05 23:36:22 | 映画
み、み、み、みりおが、光の君様ぁ━━━━━!!!

もりえちゃんで観たかった役ナンバーワンをみりおが引き継いでくれるぅ~(涙)めちゃくちゃ嬉しい!!!めちゃテンションが上がる!!!!!

浦井氏の読売演劇大賞最優秀男優賞もめちゃ嬉しい!!!ま、あのメンバーなら当然だと思ったけどね…(笑)m(__)m

あと、とんちゃんの「障子の国~」の再演も嬉しい!ぶっちゃけ書くと、シリアの人質事件がきっかけで国会議事堂がある東京には二度と行かない!と決めたんだけど、チケットが取れたら行く!

ということで、たまたまこのBlogを読まれている方がいらしたら、日にちが合ってないやん!?なんのこっちゃ???と思うかもしれませんが…、

はい、わたくし只今Blog休止中で、でも書きたいことがあるんだけど、リアルタイムではUpする勇気がないので過去に遡ってUpしてます。ズバリ、今日は5.2.'15です。

これまたぶっちゃけ書くと、あの人質事件以来軽いウツ状態に陥ってしまい、かなり気力低下したんですよ。目の前のやるべきことで精一杯で、雪組ルパンや明菜さん、淡路さんについて書きたいことがあったのに、あの事件が私からすべての言葉を奪った。

今やっと元気が戻ってきたのでこのBlogを書いてます。本当は、アメブロみたいに限定記事にして、胸につかえた怒りをぶちまけたいんだけど、私もまだまだ生きたいので我慢します。

それでも一言書きます。一言ではないですが…。

後藤さんの遺体が戻ってくるまではお悔やみの言葉は述べません。いかなる理由があれ、遺体を取り戻せない日本政府や、後藤さんに対して、自業自得とか在日とか、後藤さんだけでなくご家族に対しても非難の言葉を浴びせる意味不明な輩どもに腹が立って仕方ない。後藤さんがこれまでしてきたことをたった一言で打ち消し全否定する人たちが本当に信じられない。

日本政府も無慈悲な輩どもも私に言わせれば、サバンナの野獣そのものですよ。自分の命を犠牲にしてまでも中東の現状を伝えようとし、そして平和を訴えた後藤さんこそ、誰よりも純粋な魂を持った人間ですよ!今回の事件で、明らかに日本の本当の敵は日本であることを証明しましたね。本当に残念でなりません…。

前置きがめちゃくちゃ長くなりましたが、

他にも観たい映画や舞台があったんですが、休みもたくさんあったんですが、本当に仕事以外に対する気力がなくて、休みはずっと家で引きこもってました。

ようやく外出するくらい元気が出て観た作品がこれなんですが、ぶっちゃけ書きます、

こういう作品を是非とも中東の人にも観て欲しい!と思った。アメリカ政府とアメリカ人は違う、日本政府と日本人も同じでないことを知って欲しい。

それくらいよく出来た内容でした。

報復からは報復しか生まない。血で血を洗わずに済む生き方があることを話し合う機会を作るべきだと思った。考え方は常に1つだけではない。視点を変えるだけで新しい発見もある。

たまたまテレビで観たイスラム建築のモザイク画(デザイン)の芸術性の高さに改めて感動して感じたことなんですが、ムスリムだって芸術が分かる人はたくさんいるはずだから、映画や音楽を通じて宗教枠を超えて会話する機会や時間を共有する機会をもっと持つべきだと思った。

ちなみに、学生時代、アラビア語で書かれたコーランを見させてもらったことがあるんですが、本当に芸術性がある。コーランにもモザイク画が描かれてるんですよ。

は、さておき、今の政治を見たら分かるように、今の政治は一方的で国民との共有を感じない。昔の日本は、NOと言えない受け身の日本だったけど、今はNOを言いたくない攻めの日本になってしまって、いつの間にか傲慢な国になってしまったね。

政治と国民は決して同じでないことをこの映画を通じて中東の人にも理解して欲しい。芸術は世界共通のセンスだと思ってるから争いは生まないと信じてる。でも、現実は、心に余裕がなければ芸術はただの絵空事、何も始まらないと思うからそれが残念でならない。

本当に平和を望んでいるなら武器なんて必要ないのに…。何処の国でもそうだと思うけど、一人一人は決して悪い人はいないんだよ。でも、集団になると何故かおかしくなるんよね。これが集団心理の恐ろしさ。

ヒロがベイマックスと仲間を通じて学んだことは、誰にでも共有できることと思うから、いつかいつか、宗教の枠を超えて、肩を並べてこの作品が持つメッセージ性を共有できる日がくることを祈ってます。

この映画、予告を観た時からずっと観たくて、観たい一番の理由は、主題歌がAIさんが歌う♪STORY♪だったから。実は、この歌、もりえちゃんがお茶会で歌ってくれた歌だったんですよ。今も日本語ver.を聴きながら書いてます。

予告を観る度に、自然に涙がこぼれて仕方なかった。

実際に映画を観たら始終ウルウル状態でした(涙)本当に本当に、平和な世の中を創るために必要なメッセージが盛り込まれていて、アメリカ人がこの映画を創れるなら、必ず戦争のない世界平和の実現は可能であると確信した。

だから、だから、この映画に限らず、芸術を共有出来る時間を持とうよ!と訴えたい。

今日のまとめ:結局、映画に関係ないことばかり書いてごめんなさいm(__)m

涙は心のデトックス。笑顔は幸せの架け橋。芸術は本当に素晴らしい!

実は今年の初大笑いは、とんちゃん出演のケラさんのドラマ「怪奇恋愛作戦」でした。とんちゃんの歳食い最高!!!大好き!!!(笑)


宙組「大江山花伝」

2010-08-05 14:08:19 | TAKARAZUKA
まさかこんなに感情移入できる作品だとは思ってなかったです(涙)

茨木の苦悩、藤子の健気さ、綱の優しさ…

後半以降は涙なくしては見れませんでしたね(涙)。

祐飛さんとすみ花さんが宙組のトップとなった最初の作品とは思えないくらい、宙組の団結力に驚きです。もう何年もトップに君臨してますって感じでした。

頭が変わればこんなに組のイメージが変わるのかというくらい、組子皆さんの存在感に本当驚きました!

お互いを引き立て合っている姿が、これぞ宝塚って思ってしまいましたね。

作品の内容が意外と良かったです。社会性があります。

この世の中、生きていくためには、時には鬼にも悪魔にもならないといけないんですよ。嫉み、ひがみ、裏切りなんて世の常。そんな社会はおかしいと思っても、そんな社会で生きていかないといけないのです。矛盾してると分かっていても、自分もその社会に適応しないと食べてはいけないのです。

そんな社会の一員としても、やはり忘れていけないのがあります。

思いやり、優しさといった相手に対す慈悲の心、愛です。

愛をなくしたら人間でなくなりますからね。弱肉強食の動物の社会と同じになってしまいます。

鬼として生まれても、愛することの出来る人間でいたい、そんな茨木の気持ちが痛いほど伝わりました(涙)

現代社会を風刺していてとても説得力のある作品でした。

主要三役のじれったい三角関係に泣かされてしまいます。どなたかも書かれていましたが、「我が愛は山の彼方に」に似てます。

皆さん、どんな人生であっても愛する気持ちを忘れてはいけませんよ。忘れそうになった時は宝塚を観ましょうね!←お前は宣伝部か!m(__)m

こんなの見せられたら、9月の「銀ちゃんの恋」にますます期待を膨らませてしまいますね。←やっぱり宣伝している。

この「大江山花伝」を見て、祐飛さんに演じて欲しい作品が見つかりました。

上演するにはリスクが大きいので、不可能でしょうが…、

「この恋は雲の涯まで」です。

祐飛さんの初舞台の作品です。この前カリンチョさんの歌を聞いて、「大江山花伝」を観て、祐飛さんで義経が観たい!と思ってしまいました。

一幕ラスト、あの舞台転換のお見事なこと!ペガサスに乗って飛ぶオスカルなんて目ではありません。

ちなみに、どちらも植田紳爾先生の作品です。

第二部の義経と静の再会のシーン。二人のあのじれったさ、溜め具合、こっちの感情がMAXに達した時のあのカタルシス。涙が一気に滝のように流れ出す瞬間をもう一度味わせて欲しいですね!これぞ舞台の醍醐味ですからね。まだ観ぬ方にも観て頂きたいです。

今、源義経とチンギスハンを演じられるのは祐飛さんしかいません!

今は歌舞伎も熱いので、第一部はもっと歌舞伎要素を取り入れて、第二部は「我が愛は…」、市川猿之助さんの「三国志」のように京劇をふんだんに取り入れたら、大スペクタクルな作品になると思うのですが…。

祐飛さん、どうですか???

今日のまとめ:「OGエンタメNEWS」に浦井君が出てましたね。カメラの前では眉間に皺を寄せたらいけないよ。いくら男前でもイメージがよくないです。それだけ真面目に取り組んでいるってことなんでしょうが。

「宝塚BOYS」、宝塚ファンとしてはとても不安材料ではありますが(宝塚を題材にした作品は、観ていて違和感を感じることがあるため)、

男性ばかりなので全く別ものとして観ることが出来ればいいですが…。初演も再演も観ていないのでなんとも言えませんが…。

他の方のblogを読む限りでは泣ける内容らしいので、この客観視の冷めた私を祐飛さんみたいに泣かせたら大したもんです。←何様や!m(__)m

泣く泣かないはよしとして、浦井君に関しては、とうこさんのコンサートを観ていて気になった点が一つがあったので(あえてここでは書きませんが)、そこが改善させれいるかどうか注目して観てみたいと思います。稽古風景を見る限りでは改善されているように見えましたが、さて実際は…。

改善されていたら褒めちぎりたいと思います(笑)

演出家鈴木さんの生の舞台を観るのは、久世星佳さん主演の「OUT」以来です。あの「OUT」は良かった!映画よりもドラマよりも原作に忠実だったので感動しました!本当に忠実にしたら大問題になるシーンもありますが…(笑)

関西にはお芝居で来られることが少ないので今回は楽しみにしています。「宝塚BOYS」って基本お芝居ですよね…?

それに、なんと言っても山路和弘さんが出てますからね。

この前NHKで観た、それこそ鈴木さん演出作「富士見町アパートメント」の売れない漫画家役。圧倒的な存在感に感動しました!

こんなにすぐ生で観るチャンスがあるとは!とか言いつつ、ミュージカル「マリー・アントワネットMA」でも拝見していましたが…、その時はあまり…ごめんなさいm(__)m

一見普通の男の子たちがどうBOYSな変貌するのか、初風さんのオバチャンぶりも楽しみにしたいと思います。

浦井君を追いかけていると、浦井君以外で新しい発見が出来るので、まだまだ追いかける価値はありますね。

来年には三谷さんの作品にも出るようだし、いつか蜷川さん、野田さんの作品にも出て欲しいです。

そしたら、藤原竜也君と演技バトルする日も遠くないでしょう。実現することを切に望みますね。言っておきますが、マリウスもまだまだ諦めてませんからね(笑)

ありゃ、祐飛さんのこと書いていたのに浦井君でまとめてしまった…。

なんだかんだで「宝塚BOYS」も宣伝していたりして…計算です!(笑)

だって、たくさんの方に観てほしいじゃん!←何人や!「なんにん」でなく「なにじん」です。書き言葉って難しい…。