もうボロボロ…。
ボロ泣きですわ!
休憩中も涙が止まらなかった作品なんてなかったよ!久々に眼真っ赤っか!!
ということで、今年初東京、人生で2回目の日生劇場でございます!
千秋楽に行ってまいりました!
いや〜、マジでヤバイ!地味に良すぎる!
オッサンの目にも大粒涙でございまする!
本当はね、今日の公演、観れなかったかもしれなかったんですよ。いつもの如く以上に色々なことがあり…。追い討ちをかけるように、東京に行けないかも…、いや、行ってはいけないやろ…的な出来事がありまして、ぶっちゃけ大失態です(大粒汗)
Blogも閉鎖しようと思ったくらい心が完全に折れてしまうくらいの大失態でございまして…。沢山の方に迷惑をかけてしまい、生きる希望を無くした的な…。試練の度に常々神様の声?と向き合って乗り越えてきましたが、今回ばかりはもうダメでしたね…。
具体的な大失態内容は、今年のまとめに書けたら書きます。閉鎖していたらゴメンなさい。
追記:この大失態に限らず、去年からの試練の数々は、ひと昔なら、呪われる!厄払いに行かなきゃ!占いにはまって宗教団体に入信するか、くらいの出来事なんです、私にとっては。
でも今は、本当に神様からの試練だと思ってる。今現在置かれてる立場的にも、ひと昔なら経験出来ない出来事だったりするので、良くも悪くも良い経験や教訓を与えて貰ってると思うようにしている。こんなこと書いたら傲慢ですが、旧約聖書の「ヨブ記」のヨブだと思ってる。自分は神様に試されてるんだと。良い経験をさせて貰ってる。
いじ読で、もう生きる希望を無くした時に、最低限のことはしておかないと…と思って、ご迷惑をお掛けした方々にお詫びの挨拶をしてたら、皆さん、優しい声を掛けて下さり、その優しさに、家に帰ってから涙が溢れてしまい…。自分の最低限は、罪を償うことじゃなくて(あ、犯罪じゃないですよ…)、自分に与えられた義務をすべて全うすることだと気付いたんですね。
失敗って誰でもあるけど、原因には直接的原因と根本的原因あり、あの時ああしておけばよかった…と後悔することがあると思うんですよ。
と同時に、失敗したからこそ分かる人間の本質も発見出来たりということもあるんですよね…。
大失態に対しては償わなくてはなりませんが、人間の本質を知ることで、自分がありたい人間像が明確になり、急に元気になったんですよ。
自分に嘘をつかず生きて行こう!と思って、やるべきことをやっていたら…、
東京まで来ちゃった!来れちゃった!
やっぱ、観たいやん!?せっかくチケットがあるのに!やっぱ浦井氏の数少ない男ファンだしさ。←だからキモいねん!?
m(_ _)m
不思議なことに、偶然が偶然を呼び、風が吹くままに行動していたら、13時公演に間に合いました!そう、新幹線で来ました!本当は夜行バスで来る予定でしたが、大失態のためキャンセルしたんですよ。
昨日も今朝まで寝ずにやるべきことをやっていたら、スムーズに事が運び、風が吹くままに行動していたら本当に東京に来れちゃいました!
ということで、長い前置きはさておき、
色々あったあとのこの千秋楽公演だったので、余計感極まるものがあり、大泣きでした!
ぶっちゃけ、ユアンの映画版は、周囲の好評と裏腹に、私にはつまらなかった映画だったので、正直ミュージカル版も期待はしてなかったんですよ。
ところが!!!
主人公がお父さんになったことで、
めちゃスピリチュアル作品に大バケしていて本当に涙涙でした!浦井氏が出てなかったら絶対に観てないよ!
ミュージカル版「君の名は。」的な潜在意識に訴えかける作品になっていて、本当に素晴らしかったです!
慈英さん演じるチャーミングなお父さんのピュアなハートに涙涙!
作品のマドンナ的存在の、キリヤン演じる奥さんに対する真実の愛に涙が止まりませんでした。ピュアすぎる!
お父さんの、浦井氏演じる息子ウィルへ伝えたいメッセージがマジ泣ける。そのメッセージは、もうとっくに分かってはいるんだけど、ウィルの気付きに至るまでの過程に更に涙涙!
あの大失態があった時、正直書くと、親が生きていたら…と、今まで思わなかったことが頭をよぎっただけに、慈英パパの愛に本当に涙が止まりませんでした。
私には、もう両親がいないので、全ては自己責任。もう、産んでくれ!なんて頼んでないっ!!なんて言える喧嘩出来る親がいない。だから余計、慈英パパと浦井氏ウィルの父子関係が私にはめちゃリアルでした。
私も、親父のルーツが知りたくて筑豊まで行ったし…。
この作品の全てが私とかぶる。私のためのミュージカル作品でした!あ、結婚はしてないです…。子供もいません…。
慈英パパも最高に良かった!!!ほんま泣けたわ〜。アメリカ人にしか見えなかった。私がイメージする慈英さんにピッタリな役だった。慈英さんありきの作品でしたね!カーテンコールの時の慈英さんの人間性にも感動しました!
慈英さんも素晴らしかったけど、キリヤンママも負けずに最高に素晴らしかった!!
ダンサーキリヤンのキレッキレッダンス!少女時代との見事な演じ分け。アルドンサより自然な裏声!素晴らしかった!当たり役やで!藤井さんのアドリブに堪えるキリヤンも最高だった!
浦井氏のウィル。ほぼ素で演じてたやろ!?と言わんばかりの浦井氏のまんまのウィル。今回ばかりは、引き立て役に回ったね。舞台上で俯瞰して見ている時の浦井氏とねねちゃんは、素だったね。
そう、ウィルの奥さん役のねねちゃん。宝塚卒業してから初ねねちゃんですが、せやねん、この男前な感じのねねちゃんが好きやってん!でも、カーテンコールの泣き虫ねねちゃんも健在で安心。そう、てっきり、ねねちゃんは、ドラマや映画の女優さんになると思っていたら、ミュージカル女優として引っ張りだこやね!美人さんやから、めちゃ華がある!エリザベート、やって!!!(笑)
藤井隆さんも、鈴木蘭々さん、ローリー寺西さん、出番は少ないけど個性がめちゃ引き立ってた。蘭々さんもローリーさんもお初だったのでどんな演技をされるのか不安でしたが、上手かった!
まさかの生オーケストラにはビックリしましたが、あの日生劇場の全ての空間がハートウォームフルな空気に包まれていて本当に最高でした!
明日からまた現実と向き合い、大失態に対する償いの日々がはじまりますが、違う意味で人との出会いに感謝して生きていきます!「ビッグ・フィッシュ」で更に勇気を貰いました。皆さんありがとうございました!そして、お疲れ様でした!
今日のまとめ:今日は「ビッグ・フィッシュ」だけで帰らなかったよ(笑)
追記:この日生劇場、実は25年ぶりに来ました。最初は、来日公演の「GUYS & DOLLS」でした。実は、星組公演の時、このネタを書こうと思っていたんですが、書けなくなったんよね…。浦井氏のお蔭でやっとこのネタが書ける!
25年前、マチネで「ミス・サイゴン」を観たとき、東京まで来たのに、当時はあまりにもガッカリな内容だったので、たまたま日生劇場で上演していたG&Dのソワレの観たんですよ。その公演がめちゃくちゃ良かったんですよ!
その時も上階席だったのですが、昔は、二階席までだったはず…。で、劇場の客席の空間が、まるで貝の中、海の中にいるようで印象的だったんですが、改装しても同じ空間だったので安心した!「ビッグ・フィッシュ」にピッタリな劇場でしたね!水の中にいるような感覚がありました。
ひょっしたら、今日が今年の最初で最後の東京かもしれませんが、せめて、来年の「ブロードウェイと銃弾」は観れるように頑張ります!
追記:千秋楽に、チエちゃん来てたんや!三谷さんも来てたらしい!ワタクシ、一階席じゃなかったからお目にかかれず、残念…。