先ずは、ニコール、オスカー獲得ならず。これは仕方ない。
ただ、「愛すべき〜」同様テレビドラマ界の女優さんを題材にした「タミー・フェイの瞳」でジェシカ・チャスティンがオスカーを獲ったことが悔しいね。同じ題材なだけにね。
正直、ウィル・スミスのビンタは偉いと思った。批判している人多いけど。日本人の感性だからかもしれないけど、男前だと思ったよ。
アメリカ文化独特のブラックユーモアは、ほくそ笑んでなんぼでしょ?笑えないジョークは、ブーイングすべきでしょ!?あれは、笑えんジョークや。
「ドライブ〜」は、非英語作品のみでしたが、ま、そうでしょう。「パラサイト」を超えることはないと思った。
ただ、日本アカデミー賞の忖度ぶりに遺憾。作品賞でオスカー獲ると思ったんだろうと推察。正直、露骨な忖度ぶりにがっかりした。
最後に、人の命と死者の魂を弄ばないで欲しい。日本の芸能界、不審だらけ。信頼関係なさすぎやろ!
ということで、「トップハット」2回目を観てきました。
いやー、
レイ君どないしたん???
と言いたくなるくらい、前回とキャラが変わっていてビックリ!
めちゃくちゃ明るくなってるやん!?めちゃ笑顔満載やん!?
って以前に、全体的にめちゃテンポが良くなってる!
前回は、舞台機構の故障による中断までめちゃくちゃ長かった印象でしたが、今日はあっという間に公園のシーンを迎え、あっという間に1幕ラストのタップシーンで幕になった。
めちゃくちゃ良くなってやん!?前回と180度違う作品を観てるようだった。
そう、間違いなく開演アナウンスも録り直しているはず!それくらい前回よりレイ君の迫力がみなぎったアナウンスだった。
しかも、ダンスが更に軽やかになっていて、まどかちゃんとのダンスシーンで泣きそうになったわ。
特に2幕の♪cheek to cheek♪が、もう最高に素晴らしかった!!
ワタクシにとって♪cheek to cheek♪は、私の別格No.1洋画「イングリッシュ・ペイシェント」で使われた曲です。
映画のシーンが蘇ってきて、レイまどのダンスとは全然関係ないのに泣きそうになりました。この曲、本当にキュンキュンする(笑)
それはさておき、レイまどのダンスシーンがマジ芸術的だった。床に足が付かずに宙を舞っているようだった。こんな軽やかで、高度な技術もあって、改めてレイまどコンビの相性の良さを目の当たりにしました。
レイ君演じるジェリーは、前回と違って陽気さが出ていて、まどかちゃん演じるデイルへ惚れようがめちゃあからさまに表現されていて、
レイ君どないしたん??と思ったよ。やはり、前回は、2日落ちだったね。
いやいやいやいや、ニ日落ちにしては変わりすぎだろに!(笑)
しかも、マイティとの絡みがめちゃ楽しそうだった!
まどかちゃんのデイルは、特に2幕目の、真実を知り、帆純アルベルトと結婚してしまった後悔の表現がめちゃくちゃ気持ちが伝わってきた。
コメディ作品のはずなのに、めちゃくちゃリアルに後悔をしている表現をしていて、そのギャップにまどかちゃんの底力を感じた。
シーンは戻りますが、1幕でレイ君が馬車の馭者に扮するシーンから雷が落ちる公園までのシーンでのレイ君が、もうドクトル・ゼーブルガーにしか見えなかった!誰もがそう思ったはず!!
来年こそ「エリザベート」して下さい!
それはさておき、
全体的にテンポアップ、スケールアップしていて、しかもアドリブが楽しかった!
帆純アルベルトの服、前回顔なかったよね??商品化したら絶対売れるよ!アドリブ良かった!
皆、とっても陽気に演じていて、めちゃくちゃ良かった!
改めて、マイティ、くりすちゃん、マユポンの演技のセンスに脱帽!見せ方分かってるわ!
あと、一之瀬航季がめちゃ良い!色んな役を演じていたけど、ダンスも含め、人柄の良さが伝わってきた。場を明るくさせる天性のオーラがあった。
卒業された天真みちるさんもそうでしたが花組って意外と芸達者が揃ってる。花組って、ダンスの組のイメージが強いけど、なんだかんだでお芝居が上手い!前回の感想は置いといて…(汗)
本当に楽しい作品でした!
大阪まで観れない方、ライヴビューイング、オススメします!