「ものすごくうるさくてありえないくらい近い」

2012-02-27 01:11:29 | 映画
ちょうどスティーブン・ダルドリー監督作品を観たので、ちょっとここで言い訳を…、

去年、ニコールの「ラビット・ホール」を観て以来、ニコールがオスカーを獲った同監督の「めぐりあう時間たち」についてレビューを書きたいと思って、その前に「ダロウェイ夫人」を読んでからにしようと読み始めていたんですが、一向に読み終えられず…。だって、訳分からんねんもん!

もちろん私の読書力と読解力のなさが原因なのは分かっていますが、全く絵が浮かばないんですよ。ただ文字を追うだけ。私にとって絵が浮かばない小説は苦痛なだけなので、今完全に頓挫しております。

本の登場人物は、映画と同じ名前なのと、また近い設定なので読めるだろうと思っていたんですが、無理でした。なので本を読んでからのレビューは諦めてもいいですよね…?

ということで、「めぐりあう時間たち」…、ニコールがこれでオスカー獲得は嬉しいことは嬉しいんですが、正直、今でもいささか疑問ではあるんです。これってニコールが主役なん…?(個人的には「ドッグヴィル」で獲得して欲しかった…。ノミネートされてなかったけど…)

でも、脚本・映像・編集は素晴らしいです。同性愛映画だと勘違いされそうですが、私はその手の映画だとは思ってません。どちらかというと、コンプレックスも含めた人間愛だと解釈してます。好きになった相手やパートナーが、たまたま同性、姉妹であっただけだと思ってます。そして、テーマは己の進むべき道(生き方)と自己の解放だと思ってます。

同性愛色を外しても脚本・映像・編集ついでに音楽も、は本当に素晴らしいので興味ある方はご覧下さい。観れば観るほど深みがでる。もし監督やキャストのコメンタリーも聴けるのであればそれも聴いて欲しいですね。ニコールの変身ぶりと演技力は見応えあります。いつかちゃんとレビューを書くので、しばしお待ちを!←誰も待ってない。って…十分レビューになってるからもういいか…。

では、本題の「ものすごくうるさくてありえないほど近い」…、

いかにも私が好きなタイトルではあるんですが、内容的にはちょっと違ったかな…?

いずれにせよ、映画的にはよく出来てるけど、リアリティーという面ではイマイチ。とか言いつつ、泣いてましたが…(笑)


映画的によく出来ているのは伏線の敷き方が上手い!ヒューマン系の話なのに、伏線を敷くというある種謎解きのような見せ方をしたという点ではイマイチでした。

最初の導入部分からイライラモード全開で見ていて、第六区って何やねん!?また親の心子知らず、子の心親知らずの話か…、亡き父の遺品の鍵の鍵穴探しの旅の流れが取って付けた感丸出しの展開の上に、主人公の少年がまたイライラさせるんですよ!やはり子供が主役の作品は私には合わない…と、ついつい大人目線で見てしまい、彼の行動にツッコミを入れながら観ていたら、実はそれら全てが伏線だったという展開で、まんまと監督(?)の意図にハマってしまったという訳ですよ。謎が解明すると同時に、途中から泣きっぱなしでしたね(笑)

少年の気持ちが痛いほど分かって、自分と重なる部分もたくさんあって、最後は逆に羨ましいと思って見てました。私も同じ気持ちだよと思いながら…。私の場合は母親の死因と重なるかな。何が本当なのか、今となっては知りたいと思っても死人に口無し。親父に関してもそうだけど、分からないことだらけ。その知りたい気持ちを抑えてでも生きていかなくてはならない現実もありますよね。個人的にとてもタイムリーな内容でもありました。

ぶっちゃけタイトルで想像する展開ですよ。でも、いい意味で必ず騙されると思います。

ひょっとしたらこれからご覧になる方もいらっしゃるかもしれないので、これ以上書きませんが、直感で観たいと思われたらご覧下さい。きっと親子関係でどこか貴方と重なる部分があるかもしれませんよ。ちなみに私以外でも泣いてるお客さん結構いました。

今日のまとめ:音楽が「めぐりあう時間たち」と似ていて、フィリップ・グラス作曲かと思ったら別の方でした。めちゃ曲のニュアンスが似ていてサントラCD買おうか悩む~。もちろん「めぐりあう~」のサントラは持ってます。今聴きながら書いてます。

謎の解明はパンフレットにも詳しく書いてます。見終えた後にお読み下さい。いちびって書いちゃいますが、この作品のキーワードは私は“会話”だと思ってます。あと、YES・NOの方のストーリーが好きです。←なんのこっちゃ!?

サンドラ・ブロックめちゃいい女優さんになっていて驚いた。少年も迫真に迫ったいい演技してた。スティーブンはホンマ子役を活かすのが上手いね!

追記:予告で見た「アーティスト」めちゃ観たい!作品賞獲ると予想。「マーガレット・サッチャー」でメリルの超久々オスカーの予感も…。あと観たい映画は「大人のけんか」←なぜこのタイトルにしたんやろ…?

この三作品は必ず観ます!
「ものすごく~」は脚色賞なら獲れるかも…。ノミネートされてたかな…?←されてなかった。

アカデミー賞まもなく発表です!

追記2:またニコール、ラジー賞にノミネートされてるし…(涙)

追記:「リトル・ダンサー」観ました。実は一度も観たことなかったので…。率直な感想…、実話なら90点!実話でないので60点。でも結構泣けました。

月組 四回目

2012-02-24 23:19:41 | TAKARAZUKA
SS席はもはや神の領域やね!

「ジプシー男爵」の時は真ん中のS席でそれなりに良かったけど、SS席は別格やね。間近で見れる。そして贔屓の組でしかも贔屓の生徒がいるというだけでもうなんでもOK!なんでも感動!ですわ(笑)

しかも上手側の席だったので、もりえちゃんが目の前に立っているではありませんかっ!?目が合ったらどうしよう~状態でした(笑)

あの席はもう堪りましぇんっ!!!(涙&笑)

銀橋マジックに勘違い席に…私みたいな普段B席野郎がS席、しかもSS席で観たらいかんね。目が合ったと勘違いしてしまうし、銀橋にスターさんが渡る度に、もう釘付け。もうストーリーに集中出来ない。っていうか、ストーリーなんてもうどうでもいい!って思ってしまうくらいスターオーラに完全ノックアウトでした(笑)

オペラ無しで、もりえちゃんに、キリヤンに、まりもちゃんに、みりおに、マサオに…肉眼で見れるねんで!マジ超ミーハーになるっちゅうねん!マジ人格変わるわ(笑)

宝塚以外でも、前方の席で観たことあるけど、宝塚は別格やな~。あの銀橋はマジやばい。もう幸せ過ぎと恥ずかし過ぎで堪りましぇん!!!

これまたご縁でSS席のチケットを定価で頂いたんですが、幸運の女神様に感謝感謝です!

もりえちゃんの卒業公演であんな幸運な席で観劇なんて本当に見えない力に感謝です!

今日のまとめ:いかに作品に集中してないかが分かるでしょ?(笑)

楽しい時間はあっという間やね。つい数時間前の出来事がもう宙の彼方や。

次はまたB席で観ます。B席とか…、とにかくステージから遠くからの観劇の方が自分の性格に合ってるかも。SSは心臓に悪い(笑)


今だから言えること:むかし付き合いで、もりえちゃんが組配属になった時の公演「LUNA」もまあまあ前の方のS席で観た時のことを思い出しました。当時は宝塚離れが進んでいたし、贔屓の組でも贔屓がいたわけじゃなく、本当に付き合いで観たんですが、ごめんなさい、この公演、お芝居もショーも微かな記憶しかありません。SでもSSでも宝塚に興味なかったらホント観る楽しみや価値はないと思った。やっぱ宝塚は贔屓がいてこそなんぼの世界だと思います。

今また1日現実に戻って冷静に思うことは、もりえちゃんのファンで良かった!って改めて思えました。もりえちゃんの存在は、鮎ちゃんのファンだった頃の昔の自分を思い出させてくれたし、シメさんに燃えてた頃(“萌え”ではない)も思い出させてもらいました。ホンマこの歳で青春時代に戻れるって幸せやなと思います。もりえちゃん、そしてキリヤンを筆頭に月組の皆さん本当にありがとう!




月組 新人公演

2012-02-21 23:18:00 | TAKARAZUKA
これこそまさに、本来私が想像していた新人公演のレベルでした。可でも不可でもなく普通。いや普通より下やね。

前回の花組のレベルの高さはまさに、生徒たちの日頃の努力の結果であることが分かりました。なので、今回の月組新公メンバーの今後に期待したいと思います。皆、頑張れ!

と優しく言いたいとこですが、次の東宝が正念場だと思って下さい!

めちゃくちゃ課題ありまくり。しかも次はマサオお披露目の「ロミ&ジュリ」。なんだかんだ言っても、この作品は個々の個性が非常に重要になってくるんですよ。ただの赤組と青組のグループじゃないんで、君ら下級生の個性がめちゃくちゃ必要になってくるねん。

今日みたいな役作り、声の出し方…皆と同じじゃアカンで!

本公演でも目立つ役のみらちゃん、ゆめちゃんはそれなりの輝きはあったけど、主役二人含めた皆課題のてんこ盛りや!東宝新公では、大劇場で観たお客さんが全員大劇場の時よりかなり良くなった!と言われるよう努力して下さい!

キリヤン、まりもちゃん、もりえちゃん、がちゃさんも居なくなるんやで。たくさん技術を盗めるんも今しかないねん。観察、研究、実行と努力あるのみ。お客様からお金を頂く意味を考えて下さい。君らだけじゃなく社会人皆そうやけど…。東宝での評価楽しみにしてます。

正直、このままだと「ロミ&ジュリ」が不安。マンネリした「ロミ&ジュリ」は観たくないねん。星組より、雪組より若さと勢いのある「ロミ&ジュリ」を観させてください!そのためには君ら下級生の力が必要やねん。是非とも頑張ってくれ!


今日のまとめ:実は、今日の新公、ご縁でチケット頂いたので観て参りました。

元々予定になかった観劇だったので、今日は仕事で、特に今日は忙しいから遅刻するか観れないかもと覚悟していたのですが、何故かスムーズに事が運び、遅刻せずに観劇することが出来ました。なんでこういう時に限ってスムーズに事が運ぶねん…。

タダで観て偉そうなこと書いてゴメンね。でもこれもマサオのお披露目のためなので悪しからず。

「メランコリア」

2012-02-20 20:32:29 | 映画
やっぱりラース好きです!

この作品を観るご予定のない方、興味ない方はこの先を読まれないことを勧めます。


悲しい結末のはずなのに嬉し涙がこぼれました。見終えた後も不思議な爽快感を味わってます。

そりゃそうだろうね、これはラースの「トリスタンとイゾルデ」であると同時に、ラース版「エリザベート」でもあるから。まさに「エリザベート」の世界観そのものだと思ってます。ちゃんとそれを証明するかのようなキーワードも出てきます。あれはまさにエリザベートとトート閣下の象徴ですわな。←あれって何やねん!?

やはり、前作の「アンチクライスト」同様この作品でも隠れキーワードは“恐怖”だと思います。特に今回は、“見えないもの”“分からないもの”に対する恐怖だと思います。理由や原因が分かれば怖くなくなることってありますよね。まさにシャルロット演じる姉クレアはその象徴だと思います。

それから、主人公のキルステン・ダンスト演じる妹ジャスティンは…エリザベートそのものであり、ラース自身でもあると思いました。

こんなこと書くのもなんですが、お年寄りの認知症も含めたうつ病ってある種の神との交信だと思ってます。確かに脳の病気、精神的な病気ではあるけども、そういった方のブログを読むとやはり特別な能力を持っているんじゃないかと思ってしまいます。

ジャスティンもまさにその一人のように描かれています。

映像的には、「ツリー・オブ・ライフ」のような映像美もあり、そして、ワーグナーの「トリスタンとイゾルデ」も効果的で何故この曲を使用したのかも納得出来ました。

もっと詳しく書きたいけどやめます。「エリザベート」好きな方なら私が言いたいこと分かってもらえると思います。あえて書くとしたら、ジャスティン、クレア、クレアの息子の三人はいわば仲人みたいな存在かな。

最初、うつ病経験の方は観ない方がいいかもと思いましたが、ラストに向かうにつれて経験したことがある方こそ観るべきだと思いました。

ちなみには私は引きこもり経験はありますが、うつ病はありません。近い経験はありますが…。

興味があればご覧下さい。私はDVD買います!だってキーワードならぬ隠れキーアイテムがちりばめられてるねんもん!(笑)

今日のまとめ:いつか「エリザベート」で涙する日がくるのだろうか…?

もし私が役者ならラースに出演希望のファンレターを出したい!ひとコマでもいい、エキストラでいいからラースの作品のほんの一部でいいから映像に残りたいと本気で思ってしまった(笑)やっぱラースの感性堪らんくらい好き!

松浦美奈さんの翻訳大好き!この人の翻訳した映画にハズレなし!

追記:今だからこそ言えます!あの時、宝塚版「エリザベート」初演であのオリジナル曲作った小池先生、マジ恐るべし!

追記2:やはり惑星メランコリアの方が地球より小さい。はず。色で勘違いしそうですが…。でないとジャスティンの存在の意味がない。これは地球滅亡パニックムービーでは決してありません。これは確信して言える。

じゃあ、この作品のメッセージは?ないよ。「エリザベート」にメッセージ性感じます?これはまさにラースが言うとこの“憂鬱は、ある意味恋に落ちるのと同じような甘い痛み”に匹敵します。この感覚分かる人には分かるはず。

追記3:ある方のブログを読んで思ったことを書きます。

私はこの映画1回しか観てません。私ももう1回観たいと思ってましたが、なぜか3月には終わっていたので観れなかったのです。

もし、もう1回映画館で観たら私もその方と同じ意見で、パニック映画として観てしまうと思います。1回目と同じ感情は持たないと思います。ラースの作品はいつもそうです。私は「奇跡の海」以降の作品しか観てませんが、どれも1回目は感情移入しまくりで観てました。二回目以降は客観的に映画作品として観てます。というか、なぜか客観的にしか観れない。特に「ドッグヴィル」ではここでは書けない感情を心の中で叫んでましたからね。DVDで二回目以降鑑賞した時はあの時の感情は芽生えなかった。たとえずっと後の鑑賞でも。

ズバリ、ラースに限らずですが、特にラースの作品の本当の怖いところは、1回目に観た感情がもう一人の本当の私と出会うことなんです。もし自分が同じ状態だったらどうしてたかってことです。凄く見透かされる怖さがある。1回目に観る私を傷だらけの裸の私とするならば、二回目以降に観る私はいわば外に出るために無意識に服を来ている私です。傷を隠すために服を着ているんじゃなくて、外に出るためです。裸で外に出ないでしょ?

ラースの作品は元々ある傷に加えて新しい傷に気付かせてくれるんです。心も同じ。誰にも知られたくない秘密や感情ってなんとかして隠しますよね。でも無意識に出た感情や習慣って隠しようがないですよね?そして、まだ知らない自分に出会うこともありますよね?←訳分からない例えでごめんなさいm(__)m 要は、1回目は感情で、二回目以降は理性で観ているということです。でも1回目の感情は忘れないで欲しい。

ラース作品は要注意ですよ!こころを無意識に丸裸にされるので。だからラースの作品のレビューを読むとその人のこころが見えてくる。

だから本当はブログ書くの怖いんですよね…。あまりにも裸の自分を曝け出しているようで。でも、かつては嘘を演じた自分もいましたが、出来るだけ嘘のない着飾らない自分を出そう思ってます。大小含め嘘を書くなら書かない方がいいし。

いつも読んで下さっているかもしれない方々のために、正直、誰が読んでくれているのかさっぱり分かりませんが、偶然でもその方々になんらかの役に立てるように努めたいと思ってます。

そうそう、演劇も同じですよ。役者は演出家や脚本家のメッセージを伝えるだけでなく、他人を演じているようで実は自分を演じてるんですからね。それに気付いている役者さんっているのかな…?まあね、だからこそ、精神が強くないと役者は続けられないんですよ。


月組 三回目

2012-02-17 19:27:49 | TAKARAZUKA
プロローグからもりえちゃん探しをしてましたが、下手(しもて)から登場という情報さえ分かればすぐ見つけられる。どのシーンでもそうですが、二階のてっぺんから観てもオペラなくてもすぐ見つけられるくらいもりえちゃんオーラは凄い!最後の最後にもりえアンテナにかなり敏感になった(笑)

今日はビデオ録りだったからか、声の張りがいつもより大きかった。しかも結構、俺っ存在してるぜ!アピールしまくってたからちと笑けた(笑)そんなにアピールせんでも十分存在感ありますちゅうに…(笑)

プロローグにちょこっと演出が変わったくらいで、後は変わりはなかったですが、やはりキリヤンの独唱辺りで涙が出ます。三度目となると多少、あれっ…?脚本的に…って思う箇所が出てきましたが、まっいいか…って思うようにしました(笑)楽しめたらそれでええねん!

ショーもずっともりえちゃんばかりオペラで追いかけてましたが、ホンマ飽きない。めちゃ出番多いし、色んな表情を見せてくれるし、もりえちゃんファンとしてはマジ堪りましぇん!もりえちゃんが出てるシーンはずっとキリヤンほったらかしやったわ(笑)m(__)m

次回はちゃんとキリヤンも追いかけますよ!

今月は最低後一回は観たいですね。次は1階席から観劇せなね。

今日のまとめ:まさお、トップおめでとう!

フランス版の「ロミ&ジュリ」の来日公演があるから、まさおがトップならお披露目は「ロミ&ジュリ」やと確信してたけど、まさかミリオもロミオとは驚いた。ということは…、ミリオでロミオのお披露目はないのか…とその他色々と憶測してしまいましたが、雪組同様この公演だけの役替わりやと思うので普通に二人の役替わりを楽しみたいと思います。ミリオ、夢が叶って良かったね!

もりえちゃんがいたら間違いなくベンヴォーリオやんな…なんて考えましたが、「ロミ&ジュリ」で退団は絶対嫌なので、この公演で退団で良かったと思ってます。だって…、こんなこと言ったらなんですが、すずみん、まっつには申し訳ないですが、宝塚のベンヴォーリオって印象薄い。

みやるりは間違いなくマーキューシオだと思う(と願う)のでめちゃ楽しみ!みやるりは宝塚の山崎育三郎やと思ってるんで、実は密かに期待してるんですよ。この二人めちゃ似てませんか…?それに、ミリオの本当のライバルはマサオではなくミヤルリだと思ってるんで。

実は今回の大幅な人事異動賛成してるとこもあるんですよ。特に星組は正解だと思ってます。マサコさんは意外だったけど…。

もりえちゃん、キリまり、ゆひすみが退団しても、なんだかんだで宝塚観に行くと思います。少なくとも百周年までは。

正直、今の宝塚、だれがトップになっても同じです。ファンの誰もが分かっているように、生徒にはなんの責任もありません。宝塚の歴史もこのまま永遠に続くのか、それともいつか終止符が打たれるのかも分かりません。

でも、今日思ったのは、たとえ終止符が打たれる日が来ようとも、宝塚が好きなら観れるなら観ておこうっと思いました。

歌舞伎界やジャニーズと違って、宝塚は特殊な世界なので伝統を壊していかないと続かないと思ってます。
そして、これから少子化を迎えるにあたってあの大劇場の広さは大きなリスクを背負うのは必然です。いずれは東京のみの公演も致し方ないとも思ってます。

歌舞伎と共通する部分はありますが、宝塚にしかない宝塚だけの世界観があるので、たとえ贔屓がいなくなってもやはり観れるなら観続けたいと今日改めて思いました。

気分を悪くされることを承知で書きます。

本当に自称宝塚ファンと言うなら、温かく見守りましょう!私みたいな貧乏ファンなら特に。とファンの皆さんに言いたいです。

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