閃光のハサウェイ

2022-02-24 22:31:15 | 映画
やっと見終えた!

映画館で観ることが出来なかったので、配信で観ようと何度もチャレンジしていましたが、直ぐに集中力が切れて最後まで観れず仕舞いでした。

ぶっちゃけ書くと、声優さんの顔がちらついてハサウェイの声として聞けないんよね。声優さんの顔が悪いわけではなく、声優さんのインパクトが役を食っちゃった感じ。

「愛すべき夫婦の秘密」を観たあとだったし、時間が経ったので、声優さんの顔を忘れちゃったからm(__)m

何の障害もなく観ることができました。

3部作の第1作目。サブタイトルがないということは、2作目からは、閃光のハサウェイⅡになるのかな?それだとつまんないね。サブタイトルが欲しいね。

は、いいとして。

シャアとアムロがこの世から消えた「逆襲のシャア」からの14年後の物語。

逆襲のシャアでは生意気な少年だったハサウェイが立派な青年になって、まさに、Zガンダムのエゥーゴに似た反地球連邦組織のリーダーになっている。父親のブライト・ノアの意志を継いだと言っていいのかは分からないけれど、やろうとしていることは、エゥーゴと同じだと言えるだろう。ということは、めちゃくちゃかっこいいかつてのクワトロ・バジーナの意志を継いだことになる。

「逆襲のシャア」の時のシャアは、全然魅力的でない!藁

は、いいとして、

1作目は、まだ序章なので、登場人物の紹介。謎な存在のギギ。これから更に進展するであろうハサウェイとギギとケネスの三角関係。モビルスーツのチラ見せ。続編に期待をもたる展開でした。

映像が綺麗!私はゲームをしないのでプレイステーションとかなんのことかさっぱり分かりませんがが、YouTubeのゲーム実況で見たことある見せ方だったので、

間違いなくロールプレイングゲームを意識した映像作りでしたよね???違いますかね?

は、いいとして、

最近のガンダムの登場人物のヴィジュアルがあまりにもリアルさがなくて、というか幼く見えて、若者向けが苦手でしたが、閃光のハサウェイの登場人物のヴィジュアルは、皆大人なキャラ設定なので普通に見れました。

Zガンダムは大人なキャライメージだったのが、ZZガンダムでは子供キャラだったので未だに観てない。

それもいいとして、

ヴィジュアルだけでなく音楽がいい!オシャレでセンスがいい!

ネット配信だけでサントラCDないですよね?

アムロもシャアも出てこないけど、全然問題なく観れました。

アムロは声だけ登場でしたね。古谷徹さん、まだまだ若い!

6月には、まさかのテレビアニメ版にしか登場しないククルス・ドアンの島が映画化される!

あの回だけガンダムの世界観とかけ離れた異色回だったけど、平和と愛をテーマにしたメッセージ色の強い内容なので楽しみです。

というか、何故にスレッガー中尉が登場するのかが謎過ぎる??早すぎないかい?まさかククルス・ドアンと兄弟とか同じ軍隊に所属していたとかやめてや(笑)大いにありうるが、それも含め楽しみ!

あ、脱線したm(__)m

閃光のハサウェイ、まだ序章なのでこれからの展開が楽しみです。









ゆうひさんからの手紙

2022-02-22 02:22:00 | 日記
あ、私への手紙じゃないですよ!(汗)

釣ってるわけでもないですよ!藁

さっき、YouTubeで、すみ花が出演していたアプレジェンヌを拝見しました。

まるで、「誰がために鐘は鳴る」を観るのが必然だったかのように、すみ花がアプレジェンヌに出演で驚いた。

今回で3人目の元タカラジェンヌがゲストのアプレジェンヌですが、1回目が星組のレジェンドのチエちゃん。2回目が卒業したばかりの愛ちゃん。

そして、今月は、すみ花でした。

「誰がために鐘は鳴る」のエピソードもさることながら、

ゆうひさんからすみ花への手紙に感動して泣けて泣けて仕方なかった!

ゆうひさんとすみ花のトップコンビはめちゃくちゃ好きだったし、大劇場千秋楽の抽選に当たり立ち見で拝見しました。

2人が醸し出す雰囲気と宙組の力に毎公演圧倒されてました。

当時の公演の記憶が走馬灯のように駆け巡ってくるような内容だったので、本当に感動して泣いてました。

もちろん、舞台以外での稽古場やそれ以外の場所でのゆうひさんとすみ花のやり取りは、お二人にしか分からないことだけども、

舞台から伝わってくる、リアルガラスの仮面の姫川亜弓のゆうひさんと北島マヤのすみ花の競演は、ミュージカルファン以前に演劇ファンとしても目を見張るものがありました。お芝居の完成度が高い!

スカイステージで観てゆうひさんファンになった「銀ちゃんの恋」の宙組全国ツアー。まさか生で大空銀ちゃんと小夏すみ花を観れたこと最高に幸せでした。

そして、中日公演の「仮面のロマネスク」の初日。ゆうひさんのヴァルモンとすみ花のメルトゥイユ、最高のビジュアルと役作り。大興奮の「アパッショナードⅡ」!柴田先生と握手した初日でもあったので大興奮モンでした!

もちろん、もりえちゃんがいた月組も好きでしたが、宙組は別格でした。

こんなこと書いたら本当に失礼で申し訳ないですが、当時は、大劇場の客席が真っ赤だった、特に2階席は。

あの時代のゆひすみの宙組に出会えたことは、本当に私にとっても宝物のような思い出です。

何度助けられたことか!

今の宝塚もどの組も素晴らしいけど、やはり、ゆひすみ、キリマリ、チエネネ、ゆうあやねに続くマユラン、キムみみに続くそうあゆの当時の5組の頑張りがあったからこその今の宝塚だと思えるので、いい時代だったと素直に思える。

そんな記憶が蘇ってくる素晴らしいゆうひさんの手紙でした。

当時は本当に天然さんだったすみ花が、今では立派な一児のお母さんになり、発言もしっかりしていて、すみ花の成長にも驚きました。

私の希望は、女優としてのゆうひさんとすみ花の演技バトルを観ること。

誰か企画して下さい!

「奇跡の人」はもう叶わないと思うが、「メアリースチュアート」はいける!

ガチのバトルが観たい!




愛すべき夫婦の秘密

2022-02-16 02:41:50 | ニコール・キッドマン
2回続けて観ましたが、1回目と2回目で視点が変わったので、感じ方も見事に変わった!

これは、絶対2回観るべき作品!特に男性は!藁

ということで、早速アマゾンprimeで視聴しました。

てっきり、映画館で上映されると思ったらネット配信でしたね。

2回続けて観れるのは、ネット配信の有り難み。ではありますが、ネット配信だと映画を観てる感覚じゃないな。ちと微妙…。

は、いいとして。

いやー、まじで1回目と2回目で感想が変わった!

上手く出来てる!

1回目は普通にハビエル・バルデム演じる夫のデジ目線で観たから、ラストのニコール演じるルシールの決断も含め、ルシールのありとあらゆる言動にイライラしてしまった。

せっかく、ルシールのために社会主義者のレッテルを、無実を証明しようとしてくれたのに、デジの想いを踏みにじって、なんであんなこと言ったのか、腹が立った。

あまりにも、ルシールの自分が演じる役に対して公私混同しすぎている様にイライラしていたので、デジがルシールの名誉挽回を果たそうとしたシーンで感動の涙を流していたのに、まさかのルシールの決断に、

女って怖っ!って思ったよ。

ぶっちゃけ、邦題でも原題でも、「地球は女で回ってるPart2」にしたらええのに!と思ったくらい。

ニコールがこの役でオスカーノミネートなら、よく似た作風だった「王妃の切り札」のグレース・ケリー役でノミネートして欲しかった!と思ってしまったほど。

イライラさせるということは、それだけ感情移入したことになるので、ニコールの演技に対して不満はないが、役がね…と思った1回目の感想。

ラストのルシールの決断に納得いかなかったから、もう一度最初から見直したら、

ニコールのノミネートは、当然!だと思ってしまった。

2回目は完全にルシール目線で観た。

ルシール目線で観たら、ラストの決断に至る伏線が、ありとあらゆるところに散りばめられていることに気付いた。

何故、ニコールがこの役のオファーを受けたのかまで見えてきた。

それくらい、180度感じ方が変わった。

むしろ今度は、デジ、最低やな!と思ってしまった。

ラストの名誉挽回シーンがめちゃくちゃ胡散臭く見えてしまった。1回目のピュアな涙を返せ!と思ってしまったほど。

ルシールの、公私混同しすぎな役への執着は、実はデジへの愛情であると同時に、二人の夫婦関係を守るための執着であったことに気づく。

この物語は、1週間後に控えた本番の撮影に向けて、ルシールとデジの夫婦関係だけでなく、出演者とスタッフ、そして関係者の人間模様や業界の裏側を描きつつ、

2つスキャンダル、ルシールの社会主義者疑惑とデジの浮気報道が、物語のキーエピソードとなっている。

ルシール目線で観たら、デジの馬鹿さ加減にイライラしてくる。

まるで、自分の浮気スキャンダルを揉み消すため、いや、むしろルシールの社会主義者疑惑をマスコミに売って、ルシールに借りを作ろうとしたのではないかと疑ってしまう。

ルシールに感情移入してしまうくらい、ルシールの孤独、役や作品へのこだわり、デジへの愛が伝わってきた。ただのワガママな発言ではなかった。

2回目にしてニコールがなぜこの役を引き受けたのかは、一目瞭然だった。

1人の女性としての決断と自立。昨今のMeToo運動に似た、誰かに屈することなく、自分の人権と意思を尊重し、生き方に誇りを持って社会で生きていく。

そんな女性のアイコニックとしてルシールを演じたかったんだと思いました。

これは、ノミネートは当然だと反省しました。

映画の作りも、1週間に起きた夫婦関の問題や撮影の裏側を描きつつ、これまでの2人の馴れ初めや、大ヒットドラマ「アイ・ラブ・ルーシー」の誕生秘話を織り交ぜながら描いている。

ルシールがこの「アイ・ラブ・ルーシー」に込めた想い、どれだけこの作品が大切だったのか、と同じくらい、ルシールの最後の決断にルシールがどんな思いを込めたのか、それを沢山の人にも感じてほしいと思いました。

私のお気に入りシーンは、ラスト、ドラマ撮影シーンで台詞が出て来なかった時の無言の間が最高だった。1回目はなんにも思わなかったが、2回目は、役のルーシーではなく、ルシールの言葉が聞こえてくる感じだった。

ニコール、本当にノミネートおめでとう!

この作品、2回観てほしい!

追記:邦題の「愛すべき夫婦の秘密」は安ぽいなー。原題の「リカルド夫婦でいること」の方がしっくりくる。

ドラマの中だけの幸せな夫婦関係。



Into the woods

2022-02-14 00:11:13 | ミュージカル
いやいやいやいやいや、めちゃ哲学ミュージカルやん!?

まじ泣けるストーリーや!?

前評判を読んでいたので、全く期待せず、ただただ、

とんちゃんが大阪に来る!

兵芸よりも大きい梅芸に来る!!

ただただ、とんちゃんさえ拝めれば、それだけで充分!と思っていたら、

前評判を覆すくらい良かったよ!私はね。

ソンドハイムの作曲やねんから歌が難しくて当たり前やん!?

今でこそ、ピアフが乗り移ったかのように歌えるしのぶさんも、宮本亜門版スウィニー・トッドの初演の時は酷かったよ。武田真治君もね。城田君も厳しかった。ソニンちゃんは、めちゃ裏声を駆使していたね。市村さんは地声で歌ってた。

そもそも、日本語と欧米言語は言葉の作りがちゃうやん。

日本語は1音に必ず母音があるから、一音符に一文字しかあてられないねん。

欧米言語は音やから、一音符に一単語入れることができるねん。

ソンドハイムみたいな音階がゴチャゴチャしてるような楽曲だと、日本語の母音が邪魔して滑らかに歌えない。ちゃんと母音を発音しないと意味が伝わらない言語だから。

欧米言語は、音とリズムだからアクセントが重要になってくる。一音符にアクセントがある一単語で表現していく楽曲。
欧米言語でも難しい楽曲だと思うよ。

翻訳した日本語を楽曲に合わせようと奮闘するより、一層のこと新しい歌詞を作る方がよっぽど楽なんだよ。

日本語訳詞さん、マジ大変な作業。全体の意味を伝えないといけないからね。。

歌が上手い下手に関係なく、ソンドハイムの曲は難しいの!

少しは大目に見てあげて!と言いたい。


そもそも、ダイモンみたいに歌える人ばっかりだったら、ただのミュージカルやん!

本来の物語が持つメッセージ性。森を深層心理や無意識の世界、心の闇の象徴として描き、その住民たちが自分達の過ちに気付き、どう前向きに生きていくか?学びと成長を描いた作品やん。

私が演出家なら、歌える人間より、ちゃんと脚本を解釈できる人を選ぶわ!

ということで、熊林さんの初ミュージカルにして大作作品を観てきました。

メリル・ストリープの映画版も宮本亜門さんの舞台版も観たことないので、完全なる初見での感想になりますが、間違いなく問題発言連発致しますので、ご了承下さいませ。

パンフレットを買っていないので、熊林さんの意図や狙いは正直分かりませんが、

私には、精神疾患ミュージカルだと解釈しました。

スウィニー・トッドにも通じるものがありますが、というか、スウィニー・トッドでも描かれていましたが、

人間って、この時世は特に、誰もが心に闇を抱えた精神疾患者だと思うんですよ。もちろん、私も含め。

コロナ禍で益々人生の歯車が狂って、予期せぬ出来事に対処出来なくて、他人の芝が益々キレイに澄み切った青色に見えてくることがあると思うんですよ。

昨今のニュースを読んでいると、

なんで私ばかりこんなに不幸なの!?
こんなに頑張ってのに報われないの!?

と思うことが多くなってると思うんですよ。

このミュージカルに関して言えば、子供が授からない、大切な仲間(牛)を手放さなくてはならない、大好きなお婆ちゃんが死んだ、奥さんが死んだ、お母さんが殺された、旦那が殺された、男に騙された、娘に振り向いてもらえない、浮気をされた…、

ありとあらゆる不幸の雨が降り注ぐ中で、

気付きと学びを得て前進していく作品だと解釈してます。

森という心の闇で、1つの目的を達成するために、知らず知らずのうちに誰かを不幸にしていく。

おとぎ話の主人公は、確かにハッピーエンディングを迎えるが、そのハッピーへと導くために誰が何が犠牲なったかは読者は関心ない。

このミュージカルでは、1幕では、おとぎ話の主人公たちは、努力の末、自ら望んだハッピーな人生を手に入れて幕。

そして、2幕では、ハッピーな人生を迎えた主人公たちに、予期せぬ出来事が訪れて不幸の底へと堕ちていく。

その不幸の底で露わになる、心の深い深い深層心理の闇。

自分自身の闇と向き合わざるを得ない現実。いっそのこと消えてしまった方が楽になると思いたくなるのも無理もない現実を突きつけられる。

今の不幸は、家を破壊した巨人の妻や天災のせいにしたところで、ハッピーになる訳ではない。

元はと言えば、巨人を殺したジャックが悪かったりするわけですが、

ジャックの大切な牛を豆と引き換えに騙し取ったパン屋夫婦が悪くもあり、

パン屋夫婦に子供ができないように魔法をかけた魔女が悪かったり、

魔女を騙したパン屋の夫の父親が悪かったり、

負の連鎖が止まらない。誰かのせいでもあったり、誰のせいでもなかったりする。

結果的には、大切な身内を亡くしたおとぎ話の主人公達が、同じ闇を抱えた者達が、協力して、知恵を振り絞って、

私の好きな英単語の“alternative”、別の方法で前進する術を見つけて生きていくことが大事だということをこのミュージカルは教えてくれていると解釈しました。

ま、自分に都合がいいように解釈しているに過ぎませんが…。

実際問題、今ある地位や財産、幸せは、誰かの犠牲の上で成り立っていると思うんですよ。

私には、地位も財産もありませんが、幸せはある。

人は1人では生きていけないから、誰かの助けを借りなくてはならない。その助けに感謝することが、幸せの第一歩だと思うんですよ。

今ある幸せは当たり前にあるんじゃない。

千秋楽まで舞台に立てるのは自分1人だけの努力だけではない。

当たり前じゃない幸せを素直に幸せだと思える気持ち。誰かの協力や犠牲の上で成り立っていることの感謝の気持ちを忘れないこと。

そして、人間誰しも過ちを侵す。間違いだと気づいたら間違いじゃないようにしていけばいい。

過ちを侵した者だけが悪いわけではない。その過ちへと導いた因果もある。原因を追求しても切りがない。全てが連鎖の結果なのだから。

だからこそ、知恵を振り絞って負の連鎖を今こそ断ち切るしかない。

誰のせいなのか原因追求も大事だけど、同じくらい、いや、それ以上に、良くしていく方法を見つけることも大事。

過去にはもう戻れないのだから。

いやー、めっちゃ語らせるミュージカルやったわ!

意味不明なことばかり書いてますが、今の気持ちを書いておかないとすぐに忘れちゃうんでね。

ということで、

熊林さん、とんちゃんを起用してくださってありがとうございます!

しかも、何気に出番が多い!

とんちゃんのドレス姿と裾捌き、カーテンコールの宝塚娘役的お辞儀に、改めて宝塚の杵柄を感じざるを得ませんでした。

とんちゃん演じる継母、本妻、お婆ちゃん、そして、闇の中の声音の中に令嬢ジュリーや弥々がいてそれだけで大満足です。

関西弁を使ったり、廣瀬君をいじって自滅して台詞を間違えたり、めちゃくちゃ楽しませてもらいました!

熊林さん、ありがとうございますと言いたい!

ダイモンありきのこの作品ではありましたが、あまりにも女優さんの演技でビックリしました。歌もさることながら、魔女としてのコメディエンヌぶり、母親に戻ってのラプンツェルとの関係性があまりにも切なすぎて、そのギャップが素晴らしかったです。

もう、羽野晶紀さんが巧すぎる!新感線の舞台を観てるようなキャラ作りに感動しました!

赤ずきんにしては年齢が…と思わせつつ、羽野さんが演じると、大人になりきれない大人トラウマを抱えたまま大人になってしまったアダルトチルドレンにみえてきて、羽野さんの起用も大正解だと思いました。

古川琴音ちゃんの台詞回しに、声は弱いけど、ミュージカルのセンスを感じた。声優さんみたいだった。

ジャックの福士君の知恵遅れぶりな役柄も上手かった。福士君で「二十日鼠と人間」が観たくなった。

その母親役のあめくみちこさんは、確かに歌が厳しかったですが、これはソンドハイムの曲が難し過ぎる!スウィニー・トッドのしのぶさんも辛そうだった。お二人とも演技がピカイチなので、成金になってもジャックを想う母親の気持ちに揺らぎがない様がもう素晴らしかった。あ、あめくさんね。

ラプンツェルの鈴木玲奈さんの、お姫様?とそうでない時の演技のギャップが上手かった!この役は、まさにスウィニー・トッドのソニンちゃんが演じたトッドの娘役と被りますね。

パン屋夫婦の渡辺大知君と瀧内公美さんは、2幕目が良かった。1幕目は地味な存在でしたが、2幕目になると闇が深すぎてその演技とギャップが良かった!

王子様兄弟の廣瀬友裕君と渡辺大輔君は歌が良かった。廣瀬君は、狼役も兼ねていたので、やらしさと怖さを振りまく狼役と天然な王子様とのギャップが上手かった。

ストーリーテーラーの福井貴一さんの声が良すぎる!ただのストーリーテーラーではなかったですが。

執事の花王おさむさんのご主人様第一主義的な役柄がピッタリでした。

そして、継姉のわたるさんとコムちゃんの使われ方が非常にもったいなかった。というか、さすがに大先輩のとんちゃんがお母さん役だと出しゃばり辛かったかな…。

コムちゃん、ご結婚おめでとうございます!末永くお幸せに!

この作品、何気に雪組率が高いね。声だけのターコさん、コムちゃん、ダイモンは雪組のトップスター。とんちゃんは、ターコさんと退団同期。則松亜海ちゃんも雪組出身。

カリンチョさんの雪組で宝塚の沼にハマった者としては感慨深いものがありました。

このコロナ禍、公演中止が多い中、大千秋楽を迎えられて本当に良かった!

私も観劇できて良かったです!

本当に素晴らしい哲学ミュージカルでした!

















ニコール!!

2022-02-08 22:44:42 | ニコール・キッドマン
オスカーノミネートされました!!!

ロンドン映画批評家協会賞にはノミネートされていなかったから、まさか…とは思いましたが、安心しました!

ドライブ・マイ・カーも、非英語だけでなく作品賞にもノミネートされました!監督賞もやん!?

凄い!!

3月28日が楽しみです!

先ずは、

ニコールも濱口監督もドライブ・マイ・カーも、ノミネートおめでとうございます!!!