さすが祐飛さん、和モノは超ピカイチ!!!やはり、こういった型のある役は祐飛さんにピッタリ!「大江山花伝」「美しき生涯」「唐版 滝の白糸」「天守物語」と和モノの経験がめちゃくちゃ活かされた役柄で、大変素晴らしく、そして大変お美しゅうございました!祐飛さんは、和モノの化粧がよく似合う!
ということで、今回は祐飛さんver.の「安倍晴明」を観てきました。以前、カリンチョさんと玄祥さんがされた「安倍晴明」とはガラリと変わった内容で、祐飛さんの役は、安倍晴明のお父さんの、所謂元カノ(笑)である榊の前という役で、もう死んでいるんですが、晴明のライバルである蘆屋道満が霊術で榊の前の霊魂を呼び覚まし、晴明の産みの母である葛の葉に化けて晴明の前に現れるという役柄です。多分ね(笑)なんせパンフレットが売っておらず、粗筋も解説も分からず観たもので…。自己解釈でありんす(笑)
ざっとストーリーは、帝の御前で、晴明と道満が霊術合戦をし、道満が負けて、その腹いせに榊の前を使って晴明を陥れようと企むが失敗するといった感じの内容。多分ね(笑)
ぶっちゃけ書くと、ワタクシ、野村萬斎さんの主演映画「陰陽師」観たことありません。ストーリー全く知りません。ですが、萬斎さんの安倍晴明、めちゃくちゃ良かった!色気が半端ない!やらしい意味の色気ではなく、とっても説得力がある存在感でした。「藪原検校」の時はイマイチでしたがm(_ _)m今回はハマり過ぎやろ!?と言いたくなるくらい安倍晴明そのものでした。めちゃくちゃ説得力がありました!
祐飛さん演じるニセ母・葛の葉にたぶらかされそうになるんですが、道満の霊術を見破り、榊の前を成仏させるという役柄なんですが、マジ、男の色気というか、晴明の色気というか、ぶっちゃけ、光源氏みたいでした(笑)
祐飛さんの役柄が、どう見ても六条御息所にしか見えない生霊度というか妖怪度だったから、ミリオの「新源氏物語」の物足りなさが、この作品で補完されたと言っても過言でないくらい見応えがある、ケレン味溢れた演技演出でした。
祐飛さんは、最初は般若?の面を被って登場というか現れるんですが、祐飛さんなのか、狂言師さんなのか分からないくらいケレン味がある動きと声だったので、お面を外した時に祐飛さんだと分かるんですが、本当に素晴らしい動きでした。広い空間に負けない、見劣りしない動きにマジ、さすが祐飛さん!!!って思ってしまいました(笑)私の大好きな蜘蛛の糸を放つ演出もあって、祐飛さんがされるんですが、それはそれは素晴らしい弧を描いてました!
それから、茨木役で経験した袴の裾を踏んで歩く様(忠臣蔵で浅野内匠頭が殿中のシーンで着ている印象的な衣装)が超自然で、宝塚の経験がめちゃくちゃ活かされていて、祐飛ファンには堪らん最高な演出でした!(笑)
玄祥さんは、晴明のライバル役の道満役で、今回はお面を被られずの登場で、やはり、玄祥さんの声は素晴らしい!人間国宝の声やわ!と改めて思いました。
で、幕が開くまで知らなかったんですが、語り部と帝役がなんと、桂南光さんでした!めちゃエエ声!めちゃエエ存在感!ちょこっとだけの登場なのに、アピール度が凄い!これぞチョイ役のお手本です!と言いたい。チョイ役をチョイ役で終わらせたらアカン。チョイ役を美味しい役に昇華させてホンマの役者やと思う。南光さんのセンスは本当に素晴らしかった!
あと、ちょっとしたイリュージョンがあって、蛇のように布が動く演出があって、明らかに糸で動かしているのは分かるんですが、単純に糸で操るには謎な動き方をしていて、それはそれは見事なプチ・イリュージョンでした。
カリンチョさんver.と違う「現代能 安倍晴明」、大変満足です!毎年、祐飛さん×玄祥さんで和モノが観たい!これ、シリーズ化して下さい!それこそ、祐飛さんで「現代能 道成寺」が観たい!絶対可能!
そうそう、安倍晴明、宝塚化出来ますよ!ご検討下さいませませm(_ _)m
今日のまとめ:祐飛さんの舞台を観てやっと、宝塚が観たいスイッチが入りました(笑)さあ、「るろうに剣心」いつ観よう…?何時に並べばよいのか…?それが問題だぁ~by 光源氏(笑)
ということで、今回は祐飛さんver.の「安倍晴明」を観てきました。以前、カリンチョさんと玄祥さんがされた「安倍晴明」とはガラリと変わった内容で、祐飛さんの役は、安倍晴明のお父さんの、所謂元カノ(笑)である榊の前という役で、もう死んでいるんですが、晴明のライバルである蘆屋道満が霊術で榊の前の霊魂を呼び覚まし、晴明の産みの母である葛の葉に化けて晴明の前に現れるという役柄です。多分ね(笑)なんせパンフレットが売っておらず、粗筋も解説も分からず観たもので…。自己解釈でありんす(笑)
ざっとストーリーは、帝の御前で、晴明と道満が霊術合戦をし、道満が負けて、その腹いせに榊の前を使って晴明を陥れようと企むが失敗するといった感じの内容。多分ね(笑)
ぶっちゃけ書くと、ワタクシ、野村萬斎さんの主演映画「陰陽師」観たことありません。ストーリー全く知りません。ですが、萬斎さんの安倍晴明、めちゃくちゃ良かった!色気が半端ない!やらしい意味の色気ではなく、とっても説得力がある存在感でした。「藪原検校」の時はイマイチでしたがm(_ _)m今回はハマり過ぎやろ!?と言いたくなるくらい安倍晴明そのものでした。めちゃくちゃ説得力がありました!
祐飛さん演じるニセ母・葛の葉にたぶらかされそうになるんですが、道満の霊術を見破り、榊の前を成仏させるという役柄なんですが、マジ、男の色気というか、晴明の色気というか、ぶっちゃけ、光源氏みたいでした(笑)
祐飛さんの役柄が、どう見ても六条御息所にしか見えない生霊度というか妖怪度だったから、ミリオの「新源氏物語」の物足りなさが、この作品で補完されたと言っても過言でないくらい見応えがある、ケレン味溢れた演技演出でした。
祐飛さんは、最初は般若?の面を被って登場というか現れるんですが、祐飛さんなのか、狂言師さんなのか分からないくらいケレン味がある動きと声だったので、お面を外した時に祐飛さんだと分かるんですが、本当に素晴らしい動きでした。広い空間に負けない、見劣りしない動きにマジ、さすが祐飛さん!!!って思ってしまいました(笑)私の大好きな蜘蛛の糸を放つ演出もあって、祐飛さんがされるんですが、それはそれは素晴らしい弧を描いてました!
それから、茨木役で経験した袴の裾を踏んで歩く様(忠臣蔵で浅野内匠頭が殿中のシーンで着ている印象的な衣装)が超自然で、宝塚の経験がめちゃくちゃ活かされていて、祐飛ファンには堪らん最高な演出でした!(笑)
玄祥さんは、晴明のライバル役の道満役で、今回はお面を被られずの登場で、やはり、玄祥さんの声は素晴らしい!人間国宝の声やわ!と改めて思いました。
で、幕が開くまで知らなかったんですが、語り部と帝役がなんと、桂南光さんでした!めちゃエエ声!めちゃエエ存在感!ちょこっとだけの登場なのに、アピール度が凄い!これぞチョイ役のお手本です!と言いたい。チョイ役をチョイ役で終わらせたらアカン。チョイ役を美味しい役に昇華させてホンマの役者やと思う。南光さんのセンスは本当に素晴らしかった!
あと、ちょっとしたイリュージョンがあって、蛇のように布が動く演出があって、明らかに糸で動かしているのは分かるんですが、単純に糸で操るには謎な動き方をしていて、それはそれは見事なプチ・イリュージョンでした。
カリンチョさんver.と違う「現代能 安倍晴明」、大変満足です!毎年、祐飛さん×玄祥さんで和モノが観たい!これ、シリーズ化して下さい!それこそ、祐飛さんで「現代能 道成寺」が観たい!絶対可能!
そうそう、安倍晴明、宝塚化出来ますよ!ご検討下さいませませm(_ _)m
今日のまとめ:祐飛さんの舞台を観てやっと、宝塚が観たいスイッチが入りました(笑)さあ、「るろうに剣心」いつ観よう…?何時に並べばよいのか…?それが問題だぁ~by 光源氏(笑)