春日野八千代先生

2012-08-31 01:48:58 | 日記
追悼の意を込めて、大劇場柿落とし公演「宝寿こう(公頁)」か、ヤンさんお披露目の「白扇花集」を観ようとビデオを探したんですが見つからない(汗)どこにいったのかも分からない…(涙)

代わりに、その柿落とし公演の特番を録画したのがあって、麻実れいさんと先生のミニ対談を見つけたのでそれ見ました。

口元を扇で隠しながらターコさんと話してる姿がなんとも言えない上品さがある。会話の中で、先生は実はおっちょこちょいだと言って笑っていたけど、スターはやはり素と舞台ではギャップがある方が魅力的だよね~と思った。

誰もが書かれているようにあと2年で100周年の舞台に立てたかもしれないのにと思うと本当に残念でなりません。宝塚の歴史と共に生きてこられたと言っても過言でないだけに本当に残念です。

実は私は先生の生の舞台を拝見したことがなく、映像でしか観たことないのですが、映像で拝見するたびになんとも言えない貫禄に歴史の重みを感じてました。

こんなこと書いた大変失礼ですが、生きる歴史のような方だったので、100周年を見届けて貰えなかったのが本当残念です。きっとご本人が一番残念に思われていると思います。

恐らく追悼公演があるものと期待しますが、その時は「メナムに赤い花が散る」が観たいですね。確かマリコさんがTCAスペシャルでちょこっと演じてた覚えがある。今まで再演されていなく(多分)有名な作品らしいので一度は観てみたい。

先生の作品ならどれも思い入れがあるはずなのでどの作品でもいいですが、是非とも追悼公演していただきたいですね。

天国で、宝塚100周年を、またその未来を見守って下さい。是非とも、生まれ変わってまたタカラジェンヌとして舞台に立ってください!

先生のご冥福心よりお祈り申し上げます。

今日のまとめ:録画したビデオ、何処に行ったんだろう…?(涙)

先生とは関係ないですが、その特番で、舞台本番中、奈落にいるターコさんを見つけたいっちゃんのあまりのお子ちゃまぶりにめちゃ癒されました(笑)まるでお母さんを見つけた幼稚園児みたいだったm(__)m


「ヘルタースケルター」

2012-08-29 01:12:12 | 映画
全然ええやん!やっぱ沢尻エリカ、才能あるわ!

予告を見た時はめちゃ興味があったんですが、ご覧になられた方のレビューを読んで興味が失せてしまい…、でも、今月はあまりにも娯楽の少ない生活をしていたため、ちょっとした劇場中毒になり、広島に行くまでは節約しようと思っていたのですが、あまりにも強く劇場に行きたい衝動に駆られたため、他に観たい作品がなかったのでとりあえずこれを観てきました。

結果は、百聞は一見にしかず、でした。

ぶっちゃけ、監督の蜷川実花さんの「さくらん」をテレビで見たんですが、あまりのつまらなさに最後まで観れませんでしたm(__)m感想レビューもそれに似たことが書いてあったので、一度は見るのやめたんですが、これも運命の導きか、これは観て正解でした、私はね。

確かに沢尻エリカありきの部分は多いにある。これまで世間を賑わせてきた彼女の言動やゴシップの数々は、まさにこの作品のための宣伝か!?と思わせるくらい、沢尻エリカ=リリコだった。本当に全身整形美人にしか見えなかった。沢尻さんなしではこの作品は成立しないと言っても過言ではない。

と同時に、沢尻さんの才能を再確認させてくれる演技でもあったのも確か。彼女と同年代で彼女を越える女優さんはいないんじゃないかな…。ってくらいただの美人なだけの女優ではない。沢尻さんにとって女優は天職だと思った。

だからこそ、自尊心や身勝手さで、女優生命を自らの手でぶち壊すのは非常にもったいないと思った。

めちゃくちゃ女優の仕事が好きなのが伝わってきたし、この仕事にプライドを持ってるのも伝わったので、天職を全うして欲しいから、世間との関わりを大事にして欲しいと思う。ホントもったいない。人間性を磨いたらもっと良い作品に出会うと思う。

なんて思いながら沢尻さんの演技を見てました(笑)

ぶっちゃけ書いて本当に申し訳ないですが、「さくらん」は本当に最後まで見れなかったけど、これは退屈することなく最後まで楽しめた。五点満点なら五点あげてもいい。 だからと言ってめちゃくちゃ良いと言ってる訳でないので悪しからず。

作品的には、メリルの「永遠に美しく」、ニコールの「誘う女」、そして最近観た「私が、生きる肌」がフラッシュバックされた。なんともいえないリアリティーがあった。映像美は大好きな中島監督に通じるものがあった。

ホント、沢尻さんが整形美人にしか見えなかったね。キャラもイメージのままだし。ヌードやセックスシーンなど体当たりなシーンがあったけど、どちらからというと、そのシーンより女優さんとして、また個人的に言いたく台詞や誤解を招くであろうシーンがあって内心躊躇したかもしれないけど、全く臆することなく本気で演じていたので、私なら日本アカデミー賞主演女優ノミネートさせますね。ま、屋上で泣くシーンだけ違和感を感じましたが、それ以外は完璧リリコ。

その沢尻さんの本気の演技、S気たっぷりの演技に対して、ガチでドMキャラで受け止めたマネージャー役の寺島しのぶさんも助演女優賞ノミネートもんでしたね。徹底したM気ぶりに本当に感心しました。リリコがガチで寺島さんを殴るシーンがあるんですが、あまりのリアルさに、寺島さん本人も相当役作りの上で苦労したのが窺える。

桃井かおりさんもピッタリ。ほんとリアルなやり手社長やった。桃井さんもノミネートもん。

リリコにとって目の上のたんこぶの存在である新人役の水原希子さんは、ぶっちゃけリリコが嫉妬するに値するほどではなかったけど、それなりに良かった。どちらかというと、その時の沢尻さんの妬みぶりは見応えあり。マジ上手い。

沢尻さんメインで感想を書いていますが、作品のメッセージもリアルだった。確かに若さには美しさがある。瑞々しさがある。でも本当の美しさは若さではない。外見の美しさに捉われすぎてる若者に対するメッセージでもあると思うけど、果たしてどこまで通じているのやら…?ちょっとしたことで手の平を返す世の中も風刺していて私は好きな脚本でした。

最後のリリコの決断。そこまでして名を残したいか!?と思ったけど、美人になりたい心理は分からなくもないけど、名を残すならもっと別な方法があったろうにと思った。映画としては全然OKなんですが。

外見の美しさは必ず衰える。でも、心の美しさは永遠に衰えない。なんか、これもぶっちゃけ、蜷川さんの沢尻さんへのエールにも感じた。ホント、心をもっと磨けば、たとえ肌が衰えても女優生命は維持出来ると私は思う。

あ、リリコの恋人役の窪塚君。台詞回しが「シンベリン」のヤーキーモと同じやったからちと笑えた(笑)確か「ヒミズ」は普通(?)やったはず。これは意識してか…?

っていうか、タイガーリリーって何?最後まで分からなかったんやけど…。風俗の時の源氏名?だったらめちゃ皮肉たったぷりに形容詞として使われてたね(笑)

ぶっちゃけ、リアルな話、美容整形したらメンテナンスが大変そうやん。化粧もそうだけど、美しくなるって大変やね。なんでそんな面倒くさいことに拘るのか…?だったらついでに性格も拘って欲しい…人もいる(汗)あ、私も含め男女問わずです(大汗)

今日のまとめ:やっぱり私は世間と感覚がずれていると改めて再確認した。

映画を観るかぎり、女優同士のやりにくさみたいなものは感じなかった。逆に本気でガチで演技バトルしていて、演劇好きには堪らなかった(笑)

今日は(も)、レイトショーで観たんですが、女性が多かった。って以上に人が多かった。中には若い男の子たちも。ちょっと会話を立ち聞きしたら、やっぱそれが目当てか…というような内容だった(笑)ぶっちゃけ、私もその一人ですが…(笑)こんなこと書くのもなんですが、沢尻さんのヌードは綺麗やった。演劇の神様と結婚しないなら、その裸は封印した方がいいね。沢尻さんの場合、同性の監督とタッグ組む方がいいと思う。<




花組 二回目

2012-08-21 23:42:50 | TAKARAZUKA
いや~、泣いた、泣いた(涙)

あ、泣いてたのは私だけでなく、今日はヅカ友さんと観劇だったのですが、私と同じとこで泣いてたし、私の後ろの席の方も隣の方も泣いてましたね。

やっぱ、いいよ、このお芝居。かなり私好みに仕上がっている(笑)

前回は、ダイモンの告白のシーンで涙しましたが、今日はサン=テックスが星の王子さまとしてコンスエロに語るシーンで涙が…。

前回の感想は感じたままを書きましたが、今日は断言して書きます。

谷先生、上手いっ!!!

本当に見事に「星の王子さま」のストーリーと、サン=テックスとコンスエロの関係をリンクさせている。

私はこの脚本、賛です!

この作品よく分からなかった方のために書きますが、「星の王子さま」の本はサン=テックスとコンスエロの愛の物語だと解釈してください。

本を読んでから作品を観て頂けると尚一層メッセージやストーリーが見えてくると思います。事実なのか、谷先生の想像なのかは分かりませんが、本当に良く出来た脚本。

マジな話、本を読んでからこのお芝居を観て頂きたい!

何故、壮さん演じるギョメがキツネで、ダイモンがヘビ役なのかも分かるはず。

サン=テックスもコンスエロも星の王子さまだったのかも分かると思う。

この作品のキーワードは“似た者同士”だということも納得できると思う。

そう、サン=テックスもコンスエロも似た者同士。サン=テックスもかなり情熱的だった、コンスエロ以上にね。マユさん、かなりサン=テックスのイメージを膨らませてきてたので、ラスト二人の見えない絆がより強く感じられた。

この夏休みの時期にこの作品を上演する意味は多いにあると思ったよ。

決して、子供心を忘れるな、童心にかえることがテーマではなく、子供の気持ちや立場に立って世の中を見据え、子供たちの未来を考えることがテーマであり、それが大人の務めでもあるということ。そして、同時に未来の大人たちやその子供たちへ受け継いで欲しい願いとメッセージも含まれた作品だと思ってます。

明らかに、この作品の裏メッセージは反戦です。「星の王子さま」を通して、サン=テックスとコンスエロの愛の絆を描きつつも、戦争で本当に星の王子さまとなってしまったサン=テックスの平和への願いを谷先生は上手くストーリーにはめ込んでいたと思ってます。

本当、私はこの作品、大絶賛に近いくらい評価しますよ!

個人的意見ですが、固定概念や偏見を捨てれば見えてくるものがたくさんあると思うんだよね…。訳が分からないなら致し方ないとして、もし、この作品を否と評価される方には、今一度、固定概念や習慣、思い癖に捕われすぎて、頑固になりすぎてないか考えて欲しいなと願います。

と書いて、私自身を過大評価してる訳じゃないので、そこは自分でも分かっているつもりです。ま、この作品に関しては、谷先生批判があれば、私が擁護して反論しますよ!くらいの対抗心はありますがね(笑)実際に喧嘩口調で対抗してしまったら、それはそれで精神的に問題がありますけどね…。

本当、この作品、めちゃ勧めたいです!


話は変わって、ショーですが…、

実は、今日はヅカ友さんのご縁にあやかってタダでS席で観させて頂きました。結構前の方だったんですが、前回の興奮があったのでめちゃ嬉しかったのですが、残念ながら今日は大興奮とまでは行きませんでしたね。なんか、前回よりも全体的にパワーダウンしたかな…?

それでもやはり、S席で観る価値はありましたね。マユさんの客席いじり、今日はサービス満点でしたね(笑)間近で見ると面白い。

ついつい、あんな前列で観れる人ってどんな人なんだろう…?と思ってしまいましたね。友の会の抽選で当たるのか、それともコネなのか、色々考えてしまいました(笑)

S席だとオペラが要らない、というか恥ずかしくて使えないので、分かる生徒さんが少なかったですが、銀橋マジックはやはり健在でした(笑)銀橋にスターさんが立ち止まったり、通りすぎるだけで興奮もの!やっぱ、銀橋はエエわ!よく考えたと改めて感心(笑)

歌舞伎では未だ花道近くの一等席で観たことないからなんとも言えないけど、宝塚の銀橋は、マジ、スターロードやね。←あまり面白くないネーミング(笑)

そうそう、今日はちゃんとヤンさんの場面チェックしましたよ。カリブの海賊を模写したシーンでしたね。最後、赤の衣裳を纏った海賊達が一列に並んで駆け寄ってくるとこが斬新で面白い!と思った。

それから、壮さんとみわっちの黒白対決もアドリブが効いて楽しかった。めちゃ遊びまくってるやん(笑)

蘭蘭コンビの蘭のオブジェのシーンは、かなり激しいダンスやね。リフトも難易度高そうやし、やっぱこのシーンが一番好き。

S席で観たせいもあってか、ダンスの揃いの悪さが目立ってましたが、ま、連日のハードなダンスシーンが続いたら仕方ないよね…とちょっと親心で観てました。それくらいダンスシーンが盛りだくさん。心からお疲れ様と言いたい。

東宝でも、このショーは高く評価されると思うので、くれぐれも怪我だけはしないように気を付けて頂きたいです。同じくらい激しいダンスシーンの応酬だった「ノバ・~」の時も休演者が出てたからちと心配。怪我したらせっかくの努力が水の泡になるもんね。揃わなくてもいいから怪我だけは本当に注意してもらいたいと切に願います。明日は休演日なのでゆっくり休んで下さい。

今日のまとめ:宝塚に神様がいると実感できる1日でした(笑)


続き…

2012-08-08 21:33:44 | TAKARAZUKA
あえて書く必要はないけど、あえて書きます。

昨日書き残したこと:

大事なことは、目には見えないんだよ…。

このお芝居のメッセージ性に関しては、ホントそのまま。まだ「星の王子さま」に触れたことない方には、せめて本だけでも1度は触れて欲しいと思う。私自身、ずっと昔に友達からこの本をもらったんですが、当時は全く理解不能だったんですよ(笑)しかも、その本、失くしてしまってるし(汗)って以前に、あの時、友達はすでにこの世界観を理解していたことに驚き。

でも、今なら理解出来る年齢、というか理解出来る経験をしたので偉そうにこうやって書いているわけですが…、その偉くもないのに偉そうにしている私が言うのもなんですが、是非とも原作は1度は読んで欲しい!今は何もピンと来なくても、いつか必ず分かる時が来ると思うし、分かったら間違いなく私と同じように誰かに勧めたくなると思うので、私はイチオシでオススメします。

追記:締めには短いので、関係ないこと書きます。

今日の花ちゃんのブログ、むちゃ泣きそうになった。もし良かったら皆さんも読んでみて下さい。ああいうの、今の若い子には説得力があると思う。やっぱ、花ちゃんええ人やな~(涙)あ、トドちゃんもエエ人です!

何が何でも絶対、花ちゃんのエリザベート観ますからね!めちゃ楽しみ!どうか、邪魔がないように…m(__)m



関係ないこと2:バレーボール女子、銅メダルおめでとうございます!!!念願のメダルやね!オジサンもらい泣きしました(笑)

非国民発言しますが、正直今回のオリンピック全く興味なくて、テレビでも観てなく、職場で情報を仕入れていたんです。

今日は家でたまたまテレビをつけたら、ちょうど女子バレーボールの試合をしてて、すでに二セット先取していたのでまさか銅メダル獲得するんとちゃう???とドキドキしながら、時には怖くてチャンネル替えたりして見てたら、三セットストレート勝ち!

もう泣けました(涙)ロサンゼルス以来の28年ぶりのメダル!結構女子バレーは世界選手権でも見てたので、めちゃくちゃ感動しました。まるで、見ろ!と言わんばかりに導かれた感じ(笑)

最近は本当にテレビを見ないので、たまにテレビをつけると、米倉涼子さんのブロードウェイの道(?)や美輪さんとミッチーの対談をやっていたりと…、あと、三田佳子さんのシャンソン(?)も聞いた。まるで美輪さんかと思うくらい歌いながら演じてた。テレビに拍手してもうたわ(笑)三田さんも北島マヤの要素持ってるもんね。しのぶさんより天才かもね…。もう、ホント導かれた感じ。それ以外にも、花ちゃんのブログの件もそうですが、ここ最近偶然による導きが続いて、ホント不思議なことだらけ。何かの暗示なのかと思ったり…(笑)ま、いい方向にいけばいいですけどね(笑)

そうそう、米倉涼子さんのロキシーとの出会いは本当魂の導きだと思う。そう、人生でそう簡単に魂で演じたい役には出会わないと思う。米倉さんの記者会見での涙は魂の涙だと思ってます。実は、私が役者なら演じたい役はあるんですよ(笑)これも運命の出会い(笑)だから米倉さんの気持ちは良く分かる。ま、私の場合は100%叶いませんが(笑)誰か代わりに叶えて!いや、叶えなくていい。誰が演じても満足しないと思うから(笑)

米倉さん、日本凱旋公演頑張って下さい!陰ながら応援してます!

100%読まれてないと思いますが、米倉さんへのアドバイス。英語は下手でも明確に堂々と発音する方がいい。中国語みたいに母音の発音が難しいけどね。あと、ロキシーを演じるなら目線の運び方や、動きの機敏さ、ダンスでいうキレがあれば尚光ると思う。テレビ見て思いました。


追記3:さんまさんと櫻井君の司会の番組を見た。ゲラゲラ笑いながら見た(笑)でも、番組が終わると同時に、オリンピック本当に終わったんや~と少し淋しくもあり…。試合ほとんど見てないのに…。メダルを獲れた選手、惜しくもメダルを逃した選手、皆さん日本の日の丸を背負ってよく戦われたと思います。もちろん自分のためではあるけども、日本のためによく頑張ってくれたと思いました。今日、番組を見て、あ~生で見ておけばよかったと後悔しました。

皆さんの戦いはまだまだ続きますが、次の一歩に向かって頑張って下さい!感動をありがとう!と言いたくても見てないから正直には言えませんが、皆さんのこれからも陰ながら応援してます。


花組「CONGA」&昨日の続き…

2012-08-08 21:02:44 | TAKARAZUKA
昨日の続き…、

谷先生も正塚先生並に怖いイメージがあるけど、実は意外と夢見る夢男君なとこがある。あ、ロマンチストという意味です。決して霞を食べているという意味ではありません…。

私が思う谷先生の脚本の特徴は、ちゃんとメッセージを言葉で伝える点。説明的で、押し付けっぽく感じるかもしれないけど、時には明確な言葉が役に立つことがあったりするので、そういう脚本も時には必要だと思ってます。っていうのも、私自身過去に助けてもらってることがあるので(笑)

ついでに書いてしまうと、谷先生の作品って人情ものの和ものが多いけど、私は谷先生が描く歴史ものが好き。「秋…冬への前奏曲(プレリュード)」「望郷は海を越えて」「プラハの春」が特に好き。もちろん生で観てます。

題材はいいのに、構成(組み立て)が今一つだからめちゃくちゃ大好きな作品にならないんだよね。この「サン=テグジュペリ」も歴史の分野に入ると思うし、決して嫌いな作品ではないので、また歴史ものを題材にした谷先生の作品が観たい。あ、大劇場でね(笑)


ショー「CONGA」…、

ぶっちゃけ書きます、

めちゃくちゃ良い!!!

主題歌が口ずさめたらもう完璧!「CONGA」だけあってグロリア・エステファンの曲使用してた。もろ世代です(笑)

いや~、これは「アパショ2」に次ぐ興奮させるショーやった。藤井先生、ホントにGood Job!

これもぶっちゃけ書きます、藤井先生の「から騒ぎ」を観たとき、何この脚本!?と、めちゃイラッとしたので、それ以降実はあまり藤井先生の作品は好きではなかったんですよ(笑)ここ最近のショーを観てかなり印象が良くなりました。素直に良いと言える。

このショーのプロローグは一瞬「ノバ・ボサノバ」?と思わすような賑やかさと群舞に完全につかみオッケー状態に!

テンポは良いわ、ノリは良いわ、迫力あるわ、なんせ組の熱気が熱い熱い!超HOT!TOO HOT!ですわ(笑)

私はいつも通りB席で観させてもらいましたが、これS席だと大興奮間違いなし!ずっと手拍子で手が痛くなってたと思う(笑)

マユさんの客席イジリもあって、今日は前列の男性がターゲットだったんですが、マユさんがその男性に手を差し伸べようとしたので、その男性も握手しようと手を差し出したら、マユさんが手を引っ込めたので、その男性ガッカリしてか、床に転げちゃったんですよ(←吉本新喜劇みたいな関西のノリです。誤解しないでね)。上からそのやりとりを見てて、めちゃ面白かった(笑)ちなみに、マユさん、申し訳ないと思ったのか、直後の客席降りで、その男性の手にキスをされてましたね。そういうアドリブも含めて楽しかった。

ヤンさんの振り付けのシーンは思い出せないんですが、羽山先生の振り付けで、蘭の花のオブジェの中で、トップ二人のポージングからの妖しいデュエダンがめちゃ印象的だった。これ一番の見所。てっきり、これがヤンさんの振り付けだと思ったら羽山先生でした。で、他にもこのシーン良かったと思ったらやはり羽山先生だった。他の組のショーでも言えるんですが、結構羽山先生の振り付け好きかも。

他の組でも、ヤンさんの振り付けはいつも注目してるんですが、今回はプログラムを買ったのが観劇後だったので、どんなシーンだったのか思い出せないくらいどのシーンも熱気があり…分からなくなった…スミマセンm(__)mフォローをするつもりはないんですが、宙組のビリヤードのシーンは良かった。月組のノートルダム・ド・パリのシーンも好きです。←めちゃ取って付けた感見え見え(笑)

あ、ちょっと話が遡りますが、お芝居の振り付けに尚先生復活されてました。観劇後にプログラムを買ったので気付かなかったんですが、尚先生の名前を見つけてビックリ!最近、尚先生の名前を見ないからどうしてるのか気になってました。尚先生の振り付けと言えば、私は断然「~ギャツビー」なので、先にプログラムを買っておけばとホント後悔しました。先生の復活ホント嬉しかったです!

で、話を元に戻して、藤井先生のショーでは必ず誰かが女役をするんですが、今回のターゲットは…、見てのお楽しみ!壮さんだったら気持ちは半減してたかも…。

壮さんも、みわっちも見せ場があって、どちらかというと、みわっちの方が目立ってたかな…?みわっちが銀橋で歌ってるシーンが何回かあって印象に残ってる。藤井先生の愛ですわな。

そうそう、このショーを観て益々ダンスの花組の印象が強くなったんですが、めちゃまとまっていて素晴らしい!

観劇された方のブログで蘭ちゃんの声が…と結構目にしたんですが、問題ないと思います。元に戻ったのでは…?って以前にそんなに歌ってない(笑)お芝居もショーも踊りまくっていたよ!

ショーは無条件で楽しめます。このショーに関しては1階S席での観劇を勧めます!

今日のまとめ:東宝でご覧になる方、篤とお待ちあれ!

みわっちへ:みわっちの声って、シメさんの声に似ていると思いません?私はずっと思っていたので、実は密かにみわっちの声に癒されてました(笑)

みわっちって、ホント麗人みたいな人で、今回のショーは別として、男役独特のやらしさのない上品な男役オーラが好きでした。

みわっちの役で一番好きな役は「虞美人」の韓信です。今思い返すと、あの役が一番みわっちの人間性と重なっていたんじゃないかと思う。あ、ショレも面白かった(笑)ああいう個性的な役も出来るのにホントもったいない。

みわっちの麗人さはみわっちにしかない魅力なので、ずっと大事にしてもらいたいです。東宝の大千秋楽の日まで、とことんみわっちの男役像を追求して下さい。特にショーではギラギラぶりに磨きがかかりそうなので楽しみです!まだご覧でないファンの皆さんも篤と期待あれ!